December 30, 2010
深雪嬢誕生日は日本酒で
南蔵商店さんの帰り、知多武豊駅から名鉄で名古屋へ出て新幹線へ。すると雨がざあざあ降ってきた。この夜は比留間深雪嬢の誕生日で某居酒屋を貸し切り企画。
比留間さん=通称ひるちゃん。この店を教えてくれたのはD出版社の柳紀久夫さん「宝もののような店をみつけた!」と、それはもったいぶって(ホントは教えたくてウズウズニヤケ顔状態)に連れてきてもらってから、はや12年。ひるちゃんにとっては実家のような存在。
うん年○歳へのお祝いの言葉をヴァン シュール ヴァンの篠原さんにいただきました。そして本人が新しい歳の豊富を。
お祝いメッセージを言う典子さん、一徳さん。「落語の合間にこっそり飲もうとした比留間さんのお酒がふいて、数席先まで栓が飛んで行って〜」と典子さん。酒にまつわる武勇伝が一杯!
(左)さとみようこさん。(右)松崎晴雄先生。酒人生が長いと思いでもたっぷり。
アシェット婦人画報野々山豊純さん、鳥取県庁の浅見さんは倉吉の美人水を持参「さらに磨きをかけてください」
そしてごちそうは!
レイコさんが手にしたメインディッシュの大皿。一面真っ白と思いきや、ひるちゃん大好物のタコ!お祝いタコしゃぶ!!
「年の数だけ食べてください」一皿で足りる!?
わいのわいのテーブル。富久長・美穂さんの妹さんも〜。
辨天娘の陽子さんも〜! スパイラル親子とおかあさんも〜。平均年齢下がったど。
S親子で挨拶。(右)P・Pのエリザベスさん、JANさんと勇人くん。
合間にいろんなリクエストに答えて燗酒するとおるさん。睡龍登場!
坂戸屋の武笠さんご夫妻。ひるちゃん、おかあさん、とおるさん身長が左から順に右肩上がり。
幹事役・博樹さん。そしてやまよ(ひるちゃんと知り合って22年になりました。っていくつよ)
後半戦スパイラルくんがお酒を選びにやってきました。彼は濃い酒、特に凱陣と神亀が大好き。なにせ子供の名前は凱陣からつけたという。
選んだのは奥播磨雄町六割五分磨き。14BY
白影泉山田錦五割五分磨き。14BY
はなぶさあらばしり生原酒。14BY
お燗酒で。するする。どうぞ〜。
総勢30人。各種一升瓶が楽しく空きましたとさ。お祝い事は日本酒です。やっぱりね! 1回の宴席が日本酒を、いえ、日本の田んぼを救う!(かもしれない)
よく食べ、よく飲み、よく笑い。撮影 by nomyさん
誰もへべれけになっていないのがオソロシイ…。類は友を呼ぶお祝い会でした。
Topics: 日本酒 | 2010/12/30 21:10:21
December 29, 2010
醸造半島・南蔵商店さん
澤田酒造の澤田郁子さんが一押し!の豆味噌が南蔵商店さんの3年もの。この蔵へ連れて行っていただきました。
豆味噌とは麦や米を使わず、大豆と塩だけで仕込む中京圏独特の味噌です。カカオのような香ばしい風味があり、うまみが濃いのが特徴。南蔵商店では木桶で3年間熟成。郁子さんいわく「そのままでお酒にあうんです。煮込む料理に向くので、味噌おでんや大根の抜き菜の味噌炊きなど、なんでもこの味噌なんですよ(笑)」
↑写真説明=豆味噌は、麹と塩水、まき塩を入れて踏み固める作業を繰り返した後、重石をのせる。蒸し暑い夏と乾いた冬の寒さを2回越すことで、うまみと風味が増すという。
豆味噌が熟成中の木桶。
海外の自然食品店へ輸出もしている南蔵商店さん。有機JAS認定の商品もあり。
こちらは、たまりの桶。にじんだ部分がなんともおいしそう〜!
「たまりませんから、たまりかも…」とオジさんギャグを心の中で叫ぶ。
南蔵商店当主、青木弥右ェ門さんです!
以下はaff原稿+αより
南蔵の名は本家の南に蔵を建てたから」と笑うのは南蔵商店当主、青木弥右ェ門さん。最盛期は蔵の数が多く、差別化のために屋号が必要で、それがそのまま店名になったという。
蔵には100年前の木桶が並ぶ。その桶でみそとたまり醤油を仕込むが、どちらも原料は大豆と塩。最近は味の評判に加え、小麦アレルギーの人にもいいと、国内外から注文が増えた。
アメリカから毎年、ユダヤ教のラビが視察にくるという。「この場は生きている!」と喜んで帰るのだとか。おだやか〜な空気。いろんな菌さまたちがウヨウヨ楽しく生きているまさに心地いい空間です。
こちらは新しい桶。最近はいい竹が手に入らず、タガは鉄で締めているそうです。
重石になる石たちがゴロゴロ待機中。安定よく、運びやすく、重ねやすそうです。
買って帰った豆たまり2種。「つれそい」と「なじみ」。その差とは!?
↑なんだそうです。
原材料だけ見ても違いはわかりません〜。
商品説明です。しかとお読みくださいませ。
たまりを使ったおせんべいがとってもおいしかった!ですが、あっというまに食べてしまって写真がありませんべい(←よせっ)
まさに日本の宝!というべき南蔵商店さん。たまりも豆味噌もとってもおいしい。豆味噌は完璧に熟成されているせいかそのままで美味。煮込む料理に向くのも嬉しい。とはいえ、アメリカ人はどうやって食べるのか? 青木さんにたずねると、味噌汁の他、パンに塗って食べるという(見たわけではないという)。ふうむ、今度やってみよう! 練りゴマと混ぜたらいいのかも。
澤田郁子さんが酒の肴にこの豆味噌をあわせてくれたことから、この素晴らしい味噌とたまりに出会うことができました! 発酵から発酵へ素晴らしいつながりに感謝でいっぱい★
南蔵商店(株)
愛知県知多郡武豊町里中58
TEL.0569-73-0046
http://www.minamigura.com/
Topics: shop, ご当地もの | 2010/12/29 22:53:28
醸造半島・澤田酒造さん
蔵元さんとの出会い方はさまざま。白老醸造元・澤田酒造の澤田郁子さんとは『女性蔵人の会』この会は酒に合う一品を蔵元が用意する趣向で、郁子さんは長期熟成した南蔵商店の豆みそを持参。大豆も塩もまともな原料を使った木桶2年熟成もので味わい満点!これにきゃらぶきの佃煮と焼き海苔というシブい組み合わせ!なぜこれを選んだか、聞けば聞くほど頷くことばかり。すっかり郁子さんに惚れて♥しまったというわけです(笑)
発酵を追求する酒蔵は同じ発酵である調味料にこだわる人も多いです。酒だけがよくて醤油や味噌や酢は何でもいいなんてありえないですからね。ですが、そうでもない〜!?蔵関係者がいるのも事実。
酒は酒のみにあらずで、同じ口に入るものは皆な同じと思います。酒がよく、調味料がよく、野菜がよく…。それが揃えば、塩茹でした青菜に醤油たらりで、幸せな晩酌に!
その後日、郁子さんにお話を聞く機会があり、ビックリしたのは「こしきを新調」したこと!
そして梅酒へのこだわりです(この話も大感動★これは後日また!ダイジェストに言うと江戸時代の文献を手がかりにした古式製法で灰が秘密。灰は濾過に使うのではありませんよ。だから低糖にでき、しかも使う糖は北海道産原料という)
さて、その「こしき」、漢字で書くと「甑」
affで取材させてもらいました。以下aff記事より
高温の蒸気にさらされる甑は耐久性が求められ、技術的にも難しく、桶作りとは材料の木から組立方まで異なり値段も高い。甑の注文は減り、跡継ぎは不在。甑職人は絶滅寸前という。
澤田酒造(=通称・北蔵)が甑を8年前に新調した時の職人・石川喜一さんは当時95才。体力仕事は難しい年齢だが、喜一さんは車で40分の道のりを自転車で颯爽と現れ、陣頭指揮を取りテキパキとやりのけたという(残念ながら4年前に他界)。
これがその甑です。蔵主・澤田研一さん。身長が高いです。157cmが入ると大きさがより分かる!?
年に1度、蔵開放をしている澤田酒造。来場者に分かりやすいようにと澤田さんが書いた説明文。蔵内の各所にあり。わかりやすい!
研一さん、農大出身。
お邪魔したのは10月30日。蔵人せっせとお掃除中。
蔵のあちこちに木製道具が。待機中の麹蓋。
木の道具を大事にしていますが、木製の手作り道具は、当然お高い。「道具のために働いているみたいで」と苦笑する郁子さん。
とはいえ、使う事、作る事でしかこの技術を残すことはできません。
甑を新調したさいは、たくさんの技術者が勉強にこられたそうです。甑専用のカーブ定規など「甑」製作のためだけに使われる道具もあり「この技術がなくなってしまうのは本当に残念」と澤田夫妻。
「喜一さんの甑は高温で米を蒸しても、ほんのり温かい。断熱性が高く、余分な水分を吸うため外硬内軟の理想の蒸し米ができるのです」と研一さん。
ひんやりした蔵内。
もろみの経過がわかる写真つき説明文も。単独のタンクを見ても素人にはわからないので助かります。
木製の床にビニールを貼った部屋もあり。
ちょっとビビる急階段(汗)
熟成酒が多い澤田酒造。アップリケされたキュートなのぼり!
研一さんいわく「知多半島は醸造半島なんです!」
「中部国際空港セントレアに近い知多半島は、海運の便が良く、江戸時代から醸造業が盛んでした。最盛期には200以上の酒蔵に、酢、たまり醤油、みそ蔵と醸造蔵が勢揃いしたのです。数こそ激減したものの、伝統製法にこだわる蔵が今も残ります」
お庭には常滑焼きを象徴する大きな水かめが。
じつは澤田酒造さん、週に1度だけ食と酒が楽しめる場も設けています。
その名も「常滑屋」。研一さんと郁子さん、六代目の薫さん。
蔵で使っていた木材も多用。常滑焼きに地の魚など。
お刺身醤油はたまり、豆味噌を生かした料理。たまり、豆味噌は南蔵商店製。販売も。
噂の梅酒です。土管の椅子!
セントレア開港記念につくられた「夜間飛行」ぷぷぷなネーミングの純米大吟醸3年古酒。
お酒のメニューと常滑屋のマダム!
「知多半島は伊勢湾から魚介類が上がり、料理を盛る常滑焼きがあり、発酵食品すべてが揃う。まさにおいしい半島なんです!」
__________________
●おまけ。
皮のおいしさに感動!ご当地饅頭
澤田酒造さんで出していただいた酒饅頭です。
ご近所、稲垣屋製菓舗謹製の「酒素(さけもと)饅頭」。ふわ〜んとお酒のいい香り。やわらかもっちりの皮が美味! なんでもどぶろく免許を持った饅頭屋さんなのだそう。だから、生地が違う!
じつは甘いあんこが苦手なので、失礼と思いつつ郁子さんに「皮だけ(もっと)食べたいです(笑)」と言ったら「あら、うちの娘と同じこという(爆)」薫さんも甘いの苦手なんだそう。
それくらい皮がおいしい! さすが醸造半島のお饅頭★
常滑焼きの狸さん。
石川喜一さん95歳。遺作の甑
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2010/12/29 14:59:21
December 28, 2010
民宿北川ふたたび
海の博物館のあと、この日の宿「民宿北川」へ。すると北川さん「近所の知合いが、今日は炭焼きしとるでな。見に行こで」ということに。ゴーッと燃え盛る炎!真っ赤っかに焼かれたウバメガシ!吸い込まれるようです。
大変な熱気。顔が焼けそうなほど熱い!
北川さんが「その棒さわってみ」とニヤニヤ。……。その手にはのりまへんで。
アツアツを灰に埋めて冷まします。
これが焼く前のウバメガシ。炭になると4分の1に縮むそうです。
そしてその炭を使って、民宿北川で炭火焼をしてくれました。
もちろん漁師・北川聡!自慢の魚介類もどどどーんと。
伊勢エビだって
サザエだって、手まり寿司だって。
自作の疑似餌。元は動物の歯だったり!? オトコキタガワ、工夫するのが腕の見せ所!だそうですわ。
牡蠣は焼いたり、フライに!
仲良しの上野さんご夫妻。そして北川さんご夫妻。来年、東京で会えます!
●2011年1月17日から28日まで丸の内ハウスで『まるごと まるみえ まるのうち 美し国、三重』フェアが開催。期間中の25日(火曜日)の19時から『しょっからセミナー』あり! 私が司会で北川さんに郷土の発酵保存食、しょっからの謎を聴くという趣向。奥さんは現役の海女さんですので、そのコスチュームで登場を願う!というのも交渉(笑)企画中。
これに、会える!
Topics: ご当地もの | 2010/12/28 11:40:19
December 27, 2010
三重・海の博物館
斎宮歴史博物館のあと、海の博物館へ
海女さんの手ぬぐいに描かれたこの2つのマークは「セーマンドーマン」という魔除け!
海の博物館、野村氏が受けた取材記事です。
へ〜〜〜〜〜っ! 知りませんでした!
現代、海女さんの中で生きる、魔除けの字。
その他にも現代アートのような展示がいっぱいの広大な博物館。
シュール!
なるほどよくわかります。
鮑を取る↓ライブビデオを見て感動しました。
息ぎりぎりまでがんばって、冷たい海から運ぶ鮑。高くて当たり前です。これからはもっとありがたい気持ちでいただくことを決意。
蛸壺いろいろ。イイダコ用のミニ蛸壺が超かわいい!
ウナギバサミ。ぬるぬるすべりますもんね。
なるほどなコトワザ。ビクを覗けと。ほぉ。
鰹節やさんの模型
煮干しの天日風景
ノシアワビの切り方は3種類。
小学生の見学が多いようですが、大人もモチロン楽しめます。
三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
0599-32-6006
Topics: ご当地もの | 2010/12/27 16:46:15
三重・斎宮歴史博物館
10月27日まだ空が明けきってない早朝、東京を出発。
ビューン。新幹線で名古屋。近鉄に乗り換え
三重に入る頃には太陽がのぼってました。松阪駅から車で30分。
到着しました!ここが斎宮歴史博物館です。こちらの建物じつは!
1本も杭を打ち込まず建築しているという。↑建物下にこんなに遺跡があるという。
斎宮は、天皇の代わりに伊勢神宮に仕えた未婚の皇女「斎王(さいおう)」の宮殿が置かれたところです。三重県多気郡明和町にある斎宮跡がその遺跡で、昭和54年(1979)に約137ヘクタールの範囲が国の史跡に指定されました。
斎宮歴史博物館は、昭和45年(1970)以来継続的に進められている発掘調査や研究の成果に基づき、斎宮の歴史を紹介するため、平成元年 (1989)10月に史跡の一角に開館した県立のテーマ博物館です。建物は、地下の遺跡を傷めないように特別な工法で建てられています。
ご案内は斎宮歴史博物館学芸員の榎村寛之さんです。はるか昔の歴史ですが、現代の事柄に置き換えてわかりやすく説明してくださいました。 榎村さんは『伊勢斎宮の歴史と文化』『伊勢斎宮と斎王―祈りをささげた皇女たち (塙選書)
』など著書も多数。歴史以外、妖怪から何から何まで詳しい!
天皇に代わり、伊勢神宮に仕えた未婚の皇女「斎王」。その宮殿を再現した展示。
各地から貢ぎ物が届いたそうです。
「結構おいしい暮らしをしていたのではと思います(笑)」と榎村さん。
斎宮内では独特の言葉が多かったようです。伊勢神宮へのおつとめの合間、斎王はひらがなを楽しんだりも。
興味深かったのは「食」に関して。韓国の影響が随所にみられます。
銀器に山高く盛りつけるスタイルはまさに。
ここに書かれているように、この頃の食事は味をつけることはせず、酒、酢、ひしお、塩を適度にブレンドして食べていたとか。
鮑です! 展示物いろいろあり。
意味深い記号が入った器!
お宝ザクザク。ぜひ現物を見に斎宮歴史博物館まで! 歴史の結びつきから意外な事実がわかります。
こんなに出土したという器!
↑この時代に青磁のお椀が?
↓こんなに広かったの? という斎宮、再現模型。大きなひとつの町です。
しかもその足下は
現代の空撮がはめ込まれています。ここがこうなって…がよくわかります。
こんにちは。等身大、斎王のお人形さん。
館内には喫茶ルインズあり。
懐かしのナポリタンあり。
またお隣には地元多気郡明和町の名産品を扱う売店も。
手書きPOP、コピーに工夫が。
海藻やらうどんやらを販売。
購入した「きせいちゃん米せんべい」原材料はシンプルに米、塩、黒砂糖のみ。椎茸は入っていないものの、なぜか椎茸くんが作っている風のイラストが。はて
_________________
三重県多気郡明和町竹川503
TEL0596-52-3800(代)
Topics: ご当地もの | 2010/12/27 15:19:17
December 26, 2010
ゆく年くる年酒 今朝しぼり
丸本酒造さんから届いたどっか〜んと明るいニッポンの「ゆく年くる年」が描かれたカラフルパッケージ。クリスマスに負けてませんっね、われらが日本のお正月。
中身は山田錦100%の純米大吟醸。「今朝しぼり」というだけあって、しぼりたてを濾過せず、熱殺菌せず、そのまま素早く瓶詰めし、その日のうちに宅急便にのせるという企画商品。蔵直ならではの新鮮。爽やかティストでした。すでにsold outだそうです。景気よござんすね!
Topics: 未分類 | 2010/12/26 15:54:25
December 23, 2010
鳥取県の豆腐ちくわ
鳥取県が誇るオリジナルちくわ「豆腐ちくわ」を朝日新聞のBON MARCHE 11月号『東京で味わうふるさとの美味』で紹介。豆腐ちくわのバリエーションは今、かなりあり、プレーンのほか、ネギ、生姜、カレーなんてのも!鳥取県東京本部の浅見さんに一部を持ってもらいました。
豆腐ちくわとは豆腐7割、魚肉3割のちくわのこと。江戸時代に殿様が奨励したと言われるヘルシーちくわ。鳥取名物といっても私の出身・境港市ではなく、鳥取市の名物です。
食のみやこ鳥取プラザは小さな店舗ですが、生鮮、日本海の幸、らっきょう、お酒などが勢揃い。この日は西条柿の試食販売も。西条柿は溝が特徴。この溝に沿って上から包丁を縦横に入れ、4等分してから皮をむくといいという。
それを干したあんぽ柿も。
さばの燻製が人気。みりん味にプレーン、片身が350とは安い。そしてバイヤーおすすめが鯖寿司で有名な米吾の燻製鯖!こちらは980円。
らっきょうの棚。はっきりいって種類ありすぎ。甘くないのも作ってほしい(笑)
冷凍ケースには海の幸。イカ、ハタハタ、マグロの唐墨!まで
紅ズワイガにの棒肉。こりゃ便利。でも、パッケージがそそられまへん。
お酒、梅酒、ワインは冷蔵庫と常温棚にいろいろ。
というラインナップ(ってちっともわからない!?)ズームアップ
でもあんまりわからない。ラベルが見えないからかも。数は結構あります。知っているのや知らないのや。興味あるのやないのやら。
そしてお店の2階は鳥取食材を使用したイタリアン トットリーネ!ここがなかなか大人気で夜は予約しないと入れないほど。鳥取のお酒もモチロン! 黒板に手書きの県地図
久しぶり〜だったので浅見さんとランチ!浅見さんとも久しぶり。
というお品書き
鳥取の野菜や大山地鶏。
パスタにスープ。こんなに食べた…じゃなくて、別のものを頼んだので2人分を撮影したという。
いつもテキパキ!お酒もワインも詳しくて頼もしい店長兼ソムリエの山崎尚宏さん。
10月25日はひやおろしが揃っていました。今は新酒でしょうね。ブログUP遅すぎ。
鳥取が生んだ酒米「強力(ゴーリキ)」は定番です!
*山根酒造場の「強力」説明
強力は、そこいらの居酒屋さんより揃ってます。このほか、鳥取県のワインに、モチロン!イタリアワインも。
豆腐ちくわ1本250円。このままでよし、温めてよし。7割豆腐のやさしい味。庶民のちくわですな〜。
東京都港区新橋2-19-4SNTビル
電話 03-5537-0575
Topics: 未分類 | 2010/12/23 18:06:19
新政さん「1日1合 純米酒」
六号酵母発祥蔵の新政酒造さん。『赤ヤマユ』と呼ばれる岡山県産雄町米を使ったお酒、そして85%のお酒。ともに純米酒が10月に発売されました。
今年も『純米酒BOOK』でメッセージした「1日1合 純米酒」推進カードが。本文抜粋なので意味がわからへんという人は本を読んでください。
あわわ、オイラの丸文字まで…。習字をならっているとは口がさけても言えないす。蕗翠先生に「だからあ〜」と言われそう。すでに言われてる。
新政の佐藤祐輔さんはお酒のコンセプトが明快。それを裏ラベルに。こちらは『85%』の2010年バージョン。2009と違います。2年目には2年目のメッセージがあるということ。酒造りは常に進化しているとすれば、毎度、メッセージすべきと私は思います。なにしろ、エンドユーザーまでハッキリ届きますから。
前回のシリーズ+他のことを書いた2009 Augのブログ
85%というと、どっしり重たい…とおもいきや、爽快です! 日本酒の重たさが苦手な人にはぴったんこ。(この重たさとは、ヘタな造りによって生まれる(であろう)ヨーグルトを真夏に常温放置して1ヶ月たったような容器のふちの匂い+いや〜なくどいアミノ酸たっぷりの意)
6号酵母+秋田酒こまちの底力!ライトにするするっと飲めるタイプに仕上げています。しかも安い! 四合瓶で1000円出してお釣りがくるという。あまりに安いので酒屋さん泣かせとも。
天洋酒店さんの『市販酒品評会』(←すごいまっとうな品評会!)でも、評価が高かったという→佐藤祐輔さんblog
そしてこちらは『赤ヤマユ』
こちらは甘さも酸味も厚みがあるジューシィタイプ。でも、重くない。造り手の年代で味の方向が出ますね。
料理通信1月号はジェネレーションで飲み分けるという特集。さすが!と思った切口です。
気に入っているお鍋。具を用意し、つゆを作って、スタンバイ。好きな素材を少しずつ入れては、薬味をつけて、つまみ的に楽しむという。寄せ鍋とはまた違う個性がわかる小鍋仕立て。しかも超スピーディ、超easy(笑)
Topics: 日本酒 | 2010/12/23 10:30:52
December 22, 2010
マカイバリ@plain people
青山のplain peopleでマカイバリ紅茶を販売する石井道子さんの話を聞く会がありました。ナチュラルなスイートも一緒。
マカイバリ紅茶は私が毎朝、一番に飲むお茶です→2009april*blog
マカイバリ紅茶を販売していますが、紅茶は味わってみなくちゃわからない。そこでデザイナーのジャンさんが試飲イベントを開いたのです。石井さん指導のもと、紅茶をいれるスタッフ。
石井さんの話を聞きながら味わいました。ダージリン・マカイバリ茶園は「自然との調和」を理念に30年以上、化学肥料、農薬を一切使わわず茶葉を栽培。もちろんall手摘み。フェアトレードにも力が入ってます。
インドの伝統的な木版プリントの袋に入ったヴィンテージ・マスカテル。
夏摘みの説明が入った裏ラベル。
中身はアルミ袋に。プリント柄は色違いもあります。
お菓子はGAIAよりTANTO矢島さん手作りのオーガニックスイーツ。卵・乳製品・白砂糖不使用。やさしいおいしさ同士。(→彼女は私の出版社時代、編集アルバイトにきてくれたことが。10年以上たって、またこうして近いところにいるのが面白い)
…と、plain peopleがカフェではないかと思った方へ。ファッションブランドです。店長!お写真HPから拝借しました。
すでに春のコレクションが…。
特別紹介。旅立った三郎くん。
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オテル ドゥ ミクニのオーナーシェフ三國清三さんは昔からマカイバリのファン!
●ミクニゴーゴーゴー! で石井さん親子の詳しい紹介あり。
Topics: macrobiotic, shop, うちのロングセラー | 2010/12/22 11:46:17