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Archive for June, 2013

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ハーブ研究所スパールのハーブ小枝塩

June 26, 2013

キラキラ輝くクリスタルな結晶塩!
山形県・ハーブ研究所スパールの山澤 清さんが考えたタイムを丸ごと使ったハーブ小枝塩です。

ポロポロくずしながら使いますが、そのたびに香りがフレッシュに広がります!
グリルした白身魚や貝にレモンをしぼり、このハーブの小枝塩を枝からはずして、キラキラかけながら食べる〜ステキです
使うシーンや料理が次々に浮かんでくる塩!こんな発想楽しい。

山澤 清さんの発想はいつもナチュラル! 石鹸も愛用者多し。やさしいのです❤

http://www7a.biglobe.ne.jp/~spur/toppage/toppage.htm

HPのINDEX内=FOOD&SPICE「小枝塩」に詳細があります。
HPより ↓  ↓  ↓
「ハーブ研究所の小枝塩」は堆肥にまでこだわった
完全オーガニック栽培の様々なハーブの小枝に
沖縄の海の塩をクリスタルのような輝きで美しく結晶させました
最良の状態に仕上げるために4日以上の時間がかかります
お客様が自分の好みの量を使えるように
手指で軽く崩せるように作りました
天然塩のまろやかさに ハーブの風味が広がります

最良の状態のものを作るために生産在庫のない受注生産のため
ご注文は発送希望日の6日前までにお願いいたします
1パックからでもお送りいたします
発送は毎週月曜日と木曜日です
到着日は北海道 中国 九州 沖縄地区は翌々日
その他の地域は翌日になります
原則として代引き扱いになりますので到着時間等ご指定下さい
格安でご提供できるようにとコストを押さえ
受注生産態勢をとっておりますのでよろしくお願い申し上げます
価格等 詳細はお問い合わせ下さい
TEL 0234-56-3883
(AM 10:00 ~ PM 10:00)
FAX 0234-51-2048
MAIL spur@mvd.biglobe.ne.jp

新発田の笹団子と笹粽2013

June 25, 2013

今年も高澤大介さんが贈ってくれました! 新潟県新発田市の高田屋さんが作る笹団子と笹粽(ちまき) 箱を開けたとたん清々しい笹の緑の香りがふわ〜っと広がります。

美しい! 高田屋さんでは、笹は村上の山の笹を使用。これは、高澤さんのこだわりで「生葉」を使用した特注品!(普段販売しているのは乾燥葉)

笹粽はこの時季だけの販売。餅米は契約栽培のこがねもちを使用。
到着して3日めの笹粽と笹団子をパチリ。どちらも最後の1個! ゆえに笹がちょっと乾き目です。

新発田では、笹団子と笹粽はもともと節句のお菓子だそうです。

新発田の節句は6月の4~5日で、4日は笹団子、5日は笹粽を食べるのが習わしとか。

2日にわたって、笹にちなんだお菓子2種類を食べるという。そんな町があるなんて…初めて聞いたときは驚きました。
笹粽の笹をむくと、中にはもっちもちの粽が! 香りを嗅ぐだけでもうノックダウン

たっぷりのきな粉をつけていただきます!  餅品種の粟、キビ、玄米バージョンを食べてみたいです〜。いつか

こちらは笹団子さん!

笹団子のラッピングもこれまた素敵です!

惚れ惚れ

紐を取り、はらはらはらりと笹葉をはずせば

ヨモギを練りこんだお団子に笹の繊維が映り込んで、なんとも愛おしい!

香りとともにいただきます!

よくある市販の笹団子は冷凍品が多く、酵素剤やトレハロースなど添加物入りも多いです。

高田屋さんは添加物は不使用ですが、この時期で日持ちは4日間OK。充分です。
今回は生葉を使っていますが、普段は「一番いい時季に採取した山笹を乾燥させて使っています。冷凍品は使いません」とご店主。乾燥葉は自然乾燥でこれまた自信作。というわけで、通常は自然乾燥の乾燥葉に包んだ笹団子です。

日本の伝統菓子は素晴らしい
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
●blog 2012素晴らしき日本のおやつラッピング 笹団子

http://www.yohkoyama.com/archives/44807

秋田から、じゅんさい&じゅんまい酒

June 24, 2013

秋田県・能代の天洋酒店・浅野貞博さんから、じゅんさいがいい時季になったと連絡あり。
送ってもらうと本当に、ぷるぷるぷるるるるん!

産地は三種町森岳産。 日本のじゅんさい生産量の90%はこの町内から!全国一のじゅんさい産地です。

さっと茹でて冷水にとり、まずはそのままツルンぷるん

そして、生姜をすって割り醤油でいただきました。

この、ぷるぷるんの冷涼感、クリアーな水のような味と食感を楽しむのは、日本人ならではですね。
6月4日に千秋公園あやめだんごさんでいただきましたが、比べると、確かにはしりでぷるるんならぬ、ぷるっとくらい。若かったです。でも美味しかった〜!http://www.yohkoyama.com/archives/55092

合わせて届いたお酒は爽やか夏向き、白麹の純米酒を中心とした浅野’S セレクト!
特別にとっておいてくれた美郷錦「ゆきの美人」も一緒❤
JUN菜もJUN米酒も、見ているだけでcoolな気分になります!
いろんな秋田の純米酒を飲んでいるのは↓

朝日カルチャーセンターで「純米酒と発酵珍味」講座でお出しするお酒も検討中だからです!


天洋酒店の浅野さんは能代(+近郊含む)名物や旬の食品を代理購入し、お酒と一緒に送ってくれるサービスをしています。地域の食と酒を知ってほしいその思いから!
●天洋酒店 浅野貞博さん

〒016-0824 秋田県能代市住吉町9-22
TEL/FAX0185-52-3722 携帯電話090-3754-9434
mail asano@shirakami.or.jp

ですが、あくまでもお酒屋さんですので、お願いする時はお酒の注文もお忘れなく〜
●blog 2009 ドーマンと天洋酒店さん

鮎のコンフィ

June 24, 2013

鮎の季節です。頭まで丸ごと食べたい!しかもお酒にあうように〜と作ったのが鮎のコンフィ風。ちょっと鮮度が?だったので、洗って水気をふいて、塩をしてから一度グリル。その後、多層構造鍋に入れて、EXVオリーブオイルを頭からたっぷりかけて加熱★ オリーブオイルのグリーンの香りが鮎の香りとピッタリなのです。

頭から尻尾までしっかり火が通り、食べ残すところゼロ!
付け合せの野菜は手前が自家製の「玄米塩麹」あえサラダ。
奥は野菜のグリル

グリルパンを購入してから、楽しくて なんでもグリルしています。野菜から思ったより水分が出るので、その汁も絡めながら、簡単極まりなしの味を楽しんでいます。ほっとけばよいのでお弁当のおかずにも大活躍。

作るのはいっつも簡単なものばかり(笑)素材と調味料さえよければ、シンプルが一番おいしいです。

沼津発 おいしい感動をつくる仕事6

June 21, 2013

「おいしい感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」セミナーのつづき

食べて飲んで試して、「おぉ〜っ」という参加者の皆さん。組み合わせはマスクメロンと純米大吟醸、わさび漬けと純米吟醸でした。ここまではお酒を冷たい状態で提供。
そしていよいよ! 純米酒登場

これに合わせたのは!

3. 純米酒COOL×豆腐と釜揚げシラス+塩
純米酒はCOOLとHOTで飲用温度を変え、その変化も味わってもらいました。
川出さんいわく「豆腐は沼津市大岡の青木豆腐店製。先代からの作り方を忠実に守り、添加物等を使わず手作りしています。沼津市の豆腐専門店はかなり減って5軒だけに。今や貴重な豆腐となってしまいました。
しらすは沼津市千本港町、沼津魚市場周辺の飲食街にある「横屋」さんで購入。地元のしらすの店を知らなかったので、千本浜に在住の方に聞いたところ「横屋」さんを紹介されました。しらすは日によってとれる量が大きく変動するため、店で提供されるほとんどは冷凍もの。もし新鮮なしらすが手に入ったらそれをください!と頼んでおきましたが、運良く手に入りました」

皆さんラッキー★ そして塩も静岡産!

「塩は戸田の塩です。戸田では古くから駿河湾の海水を利用して塩作りが行われていました。約1500年前に天皇に献上されたという言い伝えが残されています。伝統の塩づくりが10年前から、地元主婦の手によって復活しました。
駿河湾沖1㎞の黒潮、本流の水深15mから汲み上げた海水を13時間薪で炊きあげた無添加手作りです」
こう聞いたら、さらにじっくり味わおうという気になりますね。豆の味がしっかりする豆腐に、フレッシュなしらす、しみじみとした粗塩つけて、高嶋酒造の誉富士の純米酒をコクリと飲めば「あ〜〜っ静岡ね〜〜うまいね〜!」と

すでにお楽しみモード全開のやまよ前に、静岡県の茶業農産課・増井裕子さんが持ってきてくれたのは!

4. 純米酒HOT×まるごとくんアジ

再び、川出さん登場「”まるごとくん”は干物をレトルト化したものです。沼津市蓼原町のマルコーフーズで製造しています。この商品は県の水産試験場とマルコーフーズが共同開発し、焼いた干物を頭から尻尾まで残さず食べるようにするため、絶妙な堅さを追及してできた商品です。添加物も薬剤処理も行っていません。常温で1年間保存が可能です。本日は、アジの干物をお出ししましたが、サンマ、カマス、金目鯛もあります。頭から全部食べることに抵抗ある方もいらっしゃると思いますが、無理なく食べられますので、よかったら頭からかぶりついてみてください」
まるごと!

干物を誉富士の純米燗酒と合わせるのが命題でした。会場では直火が使えなかったので、頭をひねった結果「まるごとくんアジ」の採用に。干物といっても色々あります。さすが沼津!バリエーションが豊富。

誉富士の純米酒は冷と燗で。味の違いを酒肴を変えて楽しみました。

今回のお酒は全部純米酒
______________

日本酒の話をちょっとしますと
戦争中、米不足となり、米以外で造られた「醸造用アルコール」を入れるようになりました。
アルコールにアルコール入り!?なのです。
醸造用アルコールはサトウキビから砂糖をとったカスを発酵させたもの。安く作れるため、戦後も引き続き、醸造用アルコールを添加するようになりました。

米余りで減反している今でも、流通している日本酒の約8割は醸造用アルコール入りの酒です。

それって地酒?
醸造用アルコールの多くは地球の反対側からやってきます。

高嶋酒造は地元静岡の酒米「誉富士」を県内一使用して酒を醸造しています。
農と連携する米の酒

(左)高嶋さんは今年4月に「できるだけ多くの米を使う純米酒造りのみの酒蔵となる純米蔵宣言」を。
(右)この会の担当、増井さん。静岡県の特産であるお茶と、吟醸酒王国といわれる静岡の地酒を一人でも多くの人に知ってもらおうと企画。静岡は魚介類が豊富でお米の消費量も日本一という「和食文化先進県」
***

地元の優れたお茶とお酒が、地域の食文化を豊かにし、伝統和食を引き継ぎます。飲み物は単独ではなりたちません。パートナーが必須。それは上質なもの同士が引き合います。

最後に皆さんに伝えたのは「”地元でおいしいをつくる仕事” 若くして起業を決意した沼津の二人の社長さんに拍手!」
そして
「地域は皆さんが「選ぶ食」が支えています」
ということです!

___________________________

●追記
「純米酒BOOK」を書いたときにお伝えしたかったのは「1日1合純米酒!」というシンプルなメッセージです。
[純米酒を20歳以上の国民が毎日、1合飲めば減反が不要になります]

今、お米が余り、減反政策がとられています。ひとりでも多くの人が純米酒を飲めば

米は確実に消費され、減反解消につながります。

計算したところ、20歳以上の国民ひとり、毎日1合の純米酒(純米吟醸、純米大吟醸ならさらに良し!)を飲めば、減反の必要がなくなります。
田んぼは日本の大地に必要不可欠

田んぼ1坪で(畳2帖=3.3m²)純米酒1升瓶が1本できます!
一升瓶を飲みほせば、田んぼ一坪を消費したことになります。

お米の価値を最大化するのは純米の日本酒だと思っています。

田んぼには、貯水効果があり、CO2の削減になり、暑くなりくく、生き物ができる環境が復活します! 生態として強くなる=環境が保たれるということ!

誉富士の生みの親、宮田先生いわく
「環境に優しい農地、人と自然が共生していける連続性ある農地が、水田なのです」
田んぼの日本の未来を考えるなら、ご飯を食べ、純米酒を飲む!これが一番簡単でおいしく、幸せの連鎖をつないでいくと思うのです。

日本の伝統食は器や道具にも深く関わります。

純米酒は、お米が命
煎茶は、茶葉が命
だからこそ、産地、お米・茶葉の名やつくり手がいえるお酒やお茶を選びたい!

[...]

沼津発 おいしい感動をつくる仕事5

June 20, 2013

ひとつ前のつづき
今回のセミナーテーマは
「美味しい!感動を生む仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」

第二部講演終了後の後半はマッチングtime。お茶を楽しく学んだあとがお酒です。
沼津で唯一の酒蔵、高嶋酒造のお酒と静岡産酒肴とのマッチング!お茶もお酒も相手があってさらにおいしくなるもの。土地のいいもの同士を組み合わせた体験納得型セミナー

今年、純米酒だけを醸す宣言をした高嶋酒造・高嶋一孝さん。柔道家ゆえのナイスバディ、瓶が小さく見えます。(娘さんと100kg体重差があるという )静岡県の酒米「誉富士」を県内で最も多く使用しています。銘柄は「白隠正宗(はくいんまさむね)」

●blog 2010 白隠正宗醸造元・高嶋酒造さん訪問

オリジナルの干物盃↑
高嶋酒造のモットーは「地の食文化(特に干物!)に合う酒」

おすすめの干物やさんのひとつが→マルハチ金龍丸さん。ここの金目鯛の干物は凄いです★ http://www.kinryumaru.jp/

皆さんに静岡県産天竜杉のトレーをお配りしました。お酒の種類を印刷した敷き紙付き

1. 純米大吟醸×名倉プレミアムメロン
まず最初に試してもらったのは純米大吟醸です。最高峰のお酒に合わせるのは、県内最高品質と誉れ高い名倉メロン農場のマスクメロン!
そのメロン(通称=海パンメロン)についてはこちらに詳しく↓

●blog メロンの気持ちがわかるから!名倉メロン農場

高嶋さん「蔵で湧き出る富士山の霊水(軟水)、静岡県産の酒米「誉富士」、静岡酵母を使い、地元のうまい干物にあう酒を目指しています」
風土を生かした最上の味づくり。蔵では酒の仕込み水を無料で開放、水も販売しています。

静岡の大吟醸は上品な高級マスクメロンの香りがほのかにあり。この組み合わせは繊細で品のいい甘さ同士が引き立て合って、それぞれの魅力をアップ! 皆さん、ため息。

さて、次なる組み合わせはあの静岡名物!

2. 純米吟醸×わさび漬け

このわさび漬けを選んだ川出さんいわく
「このわさび漬けは伊豆市筏場のわさび農家、小倉良子さんの作ったわさび漬けです。伊豆市筏場は広大なわさびを有する産地として有名。わさび漬けはわさびの根や茎をみじん切りして塩漬けし、熟成した酒粕を加えて塩、砂糖を混ぜて練り合わせたものです。わさびは、抗菌性に優れており、食中毒を起こす菌にも顕著な効果を表します。血栓予防にも効果があり、健康食品としても知られています。伊豆市には知る人ぞ知る「羅漢」という1日1組だけ料理を振舞う隠れ家的なお店がありますが、この「羅漢」がおいしいわさび漬けがあると紹介してくれたのが、この小倉良子さんのわさび漬けなのです。隠れた名店が教える隠れた逸品です」
すご〜い!

爽やか辛い(ツライじゃなくてカライ)わさびのツンとした風味がお酒をよびます。穏やかな甘さと辛さのバランス抜群の純米吟醸酒を口に含めば、わさび漬けの辛さがぐっとマイルドに。そして、爽やかさが倍増! するすると飲め、目の前を風が通り抜けるよう(笑)酒粕の床ですから、相性がいいのは当たり前★

交互に口に入れるたび、皆さんの感動が増幅!

そして純米酒のお燗の準備がちゃくちゃくと

この人数を適温でスピーディに提供すべくがんばるスタッフ
次回、最終回へとつづきます。

沼津発 おいしい感動をつくる仕事4

June 19, 2013

「沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園3」のつづき。
「日本酒」「日本茶」とひとことでいっても種類は様々。ありすぎるほど!?あります。ですが、どちらもどっこい業界が悲しむほど知られていません。日本酒に”大吟醸から普通酒まで色々ある”ことや、日本茶は季節、形状、仕上げの違いで細かく味も値段も分類されていることなど、知られていません。「新茶」の値段の差はどこにあるのか。業界では当たり前の言葉「みる芽」や、地域で意味が異なる「青柳茶」「番茶」など難解。
今や急須がない家が増え、「お茶は液体で買うもの」「茶葉を見たことがない」子供も(大人も)いっぱい

ぬるま湯でいれ、アミノ酸のうまみたっぷりの上級煎茶、熱めの湯でいれるさっぱりタイプのスタンダードな煎茶。いれる温度も味も(値段も一桁!)異なります。どちらにもそれぞれの良さがあり、場面に合わせて飲み比べたら素敵だと思うのです。

第一部の山二園さん現地でhttp://www.yohkoyama.com/archives/54961 、自然仕立て・手つみによる品評会用の特上煎茶「雲乃関(くものせき)」100グラム 5,250円をいただいたので、第二部ではその次のクラスの上級煎茶「神明(しんめい)」100グラム2,100円を。

うまみが多い出汁のような味の上級煎茶に合うのは上生菓子! 山二園の後藤さん推薦の沼津市・清光堂のお菓子です。

「神明」の説明をする後藤さん

テーブルにお茶と茶器、湯がセットされ、教わりながら全員でトライ

お茶に合わせた地元逸品の説明を静岡県東部農林事務所企画経営課の川出伸明さんからいただきました。
「清光堂は昭和元年創業の老舗。お団子や大福といった庶民的な和菓子からお茶席で供される上生菓子までを製造、販売しています。沼津ではその名を知られた存在で、遠方からもお客さんが訪れるそうです」●清光堂 静岡県沼津市新宿町4-7

芸術的な上生菓子でした。季節でデザインが変わります。
そして次!

後藤さんイチオシの焼き団子!
初めて山二園さんに伺った時、お茶との相性を後藤さんにヒヤリング。その際、この団子のことを教わったのです。話を聞くだけで、なんともおいしそうで(笑)即、帰り道に担当者全員で寄ったのでした

これに合わせたお茶は「堤(つつみ)」100グラム 1050円の煎茶です。

川出さんいわく「堤と一緒にお出しした団子は上生菓子と同じ清光堂です。この団子、一般的には「みたらしだんご」と呼ばれていますが、清光堂では「焼きだんご」。たれの味と焼いた団子の香ばしさが絶妙で「みたらしだんご」や「みつだんご」とは、また一味違う思いがこめられています。清光堂の1番人気商品だそうです」
なるほど!

今は沼津、出身は掛川の川出さんです。チーム静岡は第二部になると全員が酒米「誉富士」Tシャツに着替えてました

*余談。川出さんは災害復興の派遣で岩手県に4ヶ月いたそうですが、このとき出合った南部美人のおいしさに感激したとか。「それにしても、東北の人の酒の強さにはびっくりしました。 静岡県の店では飲み放題は2時間ですが、岩手県は3時間が当たり前なので酒との付き合い方が違うなと思いました」
お〜っ、ところ変われば飲み放時間も変わる!

さて次のお茶は、最も値ごろな100グラム 525円の煎茶。お湯も熱めで注ぎます。これに合わせたのは地元の漬物とあられ!川出さんの肝いりセレクト!

「奥が、水掛菜の漬物です。御殿場市小山町の北駿地域では、水稲が収穫し終わった田んぼで、冬場水掛菜を栽培しています。水掛菜はアブラナ科の一種で菜の花とほぼ同じ。富士山の湧水を流して冬場に育成し、2月下旬ごろから、とうが立ち始めます。これを手摘みし、軽く塩づけしたのがこの漬物。各種ビタミン、ミネラル、カルシウムが含まれ、町の特産品として、その名が知られています」
ほ〜〜〜
やっぱり、熱いお茶には漬物があう。口中さっぱり、爽やか!

「キクイモの味噌漬けは、沼津市井出の農家・成島修恵子さんが漬けたもの。イヌリンと呼ばれる食物繊維を多く含み、糖の吸収を防ぎ、血糖値を下げる効果もあるといわれます。ビタミンやミネラル分も多く含み、腸内で善玉菌を増やすともいわれ、健康食品として注目を浴びています。キクイモは沼津市で多く作られているわけではありませんが、研究熱心な成島さんが栽培して味噌漬けにしています。沼津市民病院の近くのJAなんすんの農産物直売所KAU~で購入できます」

しゃりしゃりおいしい、いい塩梅。お茶を飲んでもうひとつ、あ、とまらない…修恵子さんおいしいです。
それから最後に!

「このあられは、沼津市下本町の花見煎餅のもの。明治40年創業の老舗で、手作り米菓子専門店です。商店は100種類以上あり、迷いましたが、どの商品もお茶には抜群の相性があるとのことで、オーソドックスなあられを選びました」
いや、もう、どれもおいしい! 普段のものがおいしい町は最高です。
次にいよいよ沼津が誇る日本酒のマッチング〜!(参加者は、日本酒初めてさん多しでちょいとドキドキ )

つづく

沼津発 おいしい感動をつくる仕事3

June 17, 2013

「沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園2」のつづき

●↑セミナーでいただいた山二園「堤」と沼津市・清光堂製の焼き団子。静岡産品とのマッチング!
第一部は山二園さんで実地体験。つづく第二部は千本プラザに場を移し、沼津が誇る上質なお茶とお酒に、地元や県産品を合わせて学ぼう講座。お茶もお酒も相手があるとさらにおいしくなります。食べながら飲むと印象も変わってきます。

会場は畳の間! なごみます〜。

歌っていいですか? みたいなステージでお話させていただきました(普段はカラオケを楽しむ場でもあるとか。どおりで!)

「日本」という冠がついた日本酒と日本茶。成り立ちから今の状況まで類似点多し。
「日本」という冠が名前につくメジャー食品はお茶とお酒だけ!
明治時代に、政府が生産を管理し 奨励するようになったのも、 日本酒と日本茶の共通点です。

昔は、お茶やお酒は自分の家で作るのが当たり前でした。
お茶は垣根代わりに植えた茶の木や、野山で摘んだ薬草をお茶にして飲んだもの。そしてお酒は「どぶろく」を自家製造。戦争の前までは。

明治時代、日本の近代化のため、お金がたくさん必要になりました。お茶は輸出用に奨励されて植えられ、お酒は税金を徴収するため、家庭では「どぶろく」製造が禁止に。

日清・日露戦争では多くの軍艦が造船されましたが、その費用のほとんどは酒税!
(日露戦争時はなんと国家税収の35%が酒税)
日本酒が軍艦に変わった!?

日本茶も日本酒も本来のものから変わってきたのが現状です。ですが、中には誠実に丁寧につくられた本物の日本茶、日本酒もあります。飲み比べれば明らかに美味しく、感動的!
とはいえ、安易に作られたニセモノが増えた為、全部が「おいしくない」と誤解も。どちらも人気が減少傾向。日本茶と日本酒はそんなところも似ている!?

そんな厳しい状況の中、高い評価を得ている沼津のお茶とお酒2社。その社長2人に共通点がありました。

日本茶と日本酒・茶園主と蔵元2人の意外な共通点!
●沼津出身 ●東京農大卒業
●25歳で社長就任
●No.1&Only.1を目指す
●地元産原料で高品質、高い評価
●商品を卸しに出さない ●イケメン!?

セミナーでは「おいしいを地元でつくるということ」へ2人からメッセージをいただきました。25歳の決断、そして継続に拍手!  学生さん(もちろん社会人にも)とてもいい話を頂戴しました。乗り越えてきた人は凄いです。

そしてセミナーのあとはお待ちかねのマッチング・タイム!3種類のお茶を実際にいれてみよう体験。講師は山二園の奥さんです。

神妙な面持ちの受講者たち。知ってるようで知らないおいしいいれ方。

山二園の社長・後藤義博さんと息子の裕揮さんも。じっくり見せていただきました。

茶葉の量と水分量、時間を計ります。目分量とはいい加減なもの。正確に計ると、それはおいしくはいります!

均等に注ぎ分けて、さあいただきます。

まずは上級煎茶「神明(しんめい)」。これにあうのは!
つづく

「沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園1」
「沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園2」

[...]

クチナシの花

June 15, 2013

まずは一輪咲きました。家の方に向いて咲いたのでドッキリ。杏のような甘い香りにうっとり。バラの形によく似ています。

果実は山梔子=さんししという漢方薬。お役立ちです。

wikipediaを見たら「黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデイはしばしば、クチナシの花を髪に飾って舞台に立った。」とありました。素敵☆

それにしても、妙な名前をつけられたもんだ

とある夜の反芻

June 13, 2013

20130611 ”初めて日本酒をきちんと飲みます”という方をお連れして日本酒専門居酒屋さんへ。まずはライトで飲みやすいお酒からスタート。口開けは獺祭の活性にごりAlcライトバージョン。そしてお酒を様子をみながら、料理に合わせて少しずつ、方向を変え、温度を変え(この他・中間以後に「王祿」も)。この夜は6人。

1合ずつ小瓶に移し替えて提供してくれる店ですが、中身がいつまでもわかるよう、酒名を書いて輪ゴムで留めて出してくれます。
いろいろ頼んで「この酒何だっけ?」という心配もナシ。周りを見ると「飲んだ酒記録」写真を撮る人も多し。この紙を持ち帰れば、後日、反芻もできる(笑)ナドナド。
飲食店の皆さん、お客様は翌朝、どんなにおいしかったお酒もスッカリ忘れているものです。ぜひ!「飲んだ酒履歴」わかるよう工夫よろしくお願いします。

こちらのお店の水は仕込み水。まずは秘伝豆・ひたしまめ

長野県産の野セリにウルイ。季節の青菜や山菜がたっぷり出るのも特徴。上質なお酒にはこういう「菜」があうんです。

お刺身は天然の平目、鯛、マグロ。分厚いのも特徴(笑)終始笑顔

それは大きなアツアツ焼きニシンが登場!

M先生による見事な!骨のはずし方。

甘辛味の筑前煮。これ他、まるごと肉じゃが。最後、白身のアラでとったおつゆで〆。どの時、どのお酒を何度でいただいたか、走馬灯のように蘇ってきました、自分

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