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Archive for July, 2014

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平出淑恵さんの秘蔵NZワイン

July 30, 2014

平出淑恵さんの貴重な秘蔵NZワインを開ける会。
淑恵さん自ら、ハンドキャリーで持ち帰った品々です。日本に入っていない希少品。現地でも数が少なくワイナリーに行かねば買えないワインも。
JALのCA時代、NZ航空との共同運航便でNZに通われた淑恵さん。そこでマスター・オブ・ワインの方に直々に個人レッスンを受けたといいます。
まず初めの1本

FERTON ROAD PINOT NOIR  1999
http://www.feltonroad.com/

コルク

グラスは木村硝子店の新作ベッロを使いました。

”日本人の味の楽しみ方”に沿う形のグラス。手吹きの薄いガラス製で開いた角度加減もよく、スタッキングできるのも嬉しい
http://www.kimuraglass.co.jp/zizi/products/8952

CRAGGY RANGE WINERY  Pinot Noir 2003

http://www.craggyrange.com/

淑江さんの秘蔵NZワイン、味がある状態になっているのは…
「ラベルが汚れているのは震災の時に2階に置いてあるセラーの扉が開いて、ボトルが飛び出して何本か割れてしまったために、その時の汚れです」
なのだそうです。様々をくぐり抜けての開栓

VAVASOUR
MARLBOROUGH  PINOT NOIR  1997

http://www.vavasour.com/

マールボロについて
マールボロは南島の上部に位置し、ニュージーランド最大のワイン生産地域。世界的に有名なソーヴィニヨン·ブランのホーム→ HPより。白ワインが有名な地での珍しい赤ワイン
そして

THE TERRACES

MERLOT      MALBEC     CABERNET FRANC    1995

HAWKES BAY REGION
ホークス・ベイとは→ http://www.hawkesbaynz.com/
____________________________________
一番古いものは1995年のワイン
驚いたのは、まだまだ果実味あり、明るい日差しを思わせるクリア感あり。
熟成に向くNZのピノやメルローの実力にビックリしました。
白ワインの地での赤ワイン、貴腐ワインもお見事!
こと早飲みワインの印象が強いNZワインですが、熟成も素晴らしいことを知りました。

GOLD WATER   WAIHEKE ISLAND=ワイヘキ島

CABERNET SAUVIGNON AND MERLOT 1995

WAIHEKE ISLAND=ワイヘキ島

最後は唯一の白

一番古いものは1995年。驚いたのは、フレッシュな果実味あり、明るい日差しを思わせるクリア感あり。熟成に向くNZのピノ、メルローの実力にビックリ! また、個性派品種の力強さ、白ワインの地での赤ワイン、貴腐ワインもお見事。
こと早飲みワインの印象が強いNZワインですが、熟成も素晴らしいのです。

DRY RIVER     Craighall RIESLING   [...]

福井の黄金梅で梅干作り

July 28, 2014

福井・樹状完熟「黄金の梅」
梅酒の時も思いましたが、そのものズバリが美味しいものを加工すれば、最高においしいということ!
20140712福井県アンテナショップで佐々木京美さんから食イベントのお誘いあり。福井の野菜やフルーツ、木田ちそなど珍しい品を色々紹介してもらいました。
その中で、樹上完熟の「黄金の梅」これに大感動!
なにしろ杏のような甘〜い香り! このまま食べても美味★

梅干が良いという。
↑佐々木京美さん。福井の食の応援団長です。
イベントのブログ http://blog.ishigama.com/archives/5198

この日の素材は

*福井の伝統野菜 吉川ナス
*福井の伝統野菜 木田ちそのサイダー
*今が旬の JA花咲さんの メロン
*ワトム農園 アメイジングガスパチョ
*今庄 地粉蕎麦パスタ
*越廼漁協 ぬかちゃんグループ イカへしこオイル漬け
*ワトム農園 カラートマト
*黄金の梅
*福井の伝統野菜 吉川ナス
*福井の伝統野菜 木田ちそのサイダー
*今が旬の JA花咲ふくいのメロン
*ワトム農園 アメイジングガスパチョ
*今庄 地粉蕎麦パスタ
*越廼漁協 ぬかちゃんグループ イカへしこオイル漬け
*ワトム農園 カラートマト まほうのトマト
*黄金の梅

吉川ナス。なんでも加茂茄子のルーツだとか。やわらか〜で独特の甘みもあり。ステーキで。

左)地粉蕎麦パスタにワトム農園のトマト、越廼漁協 ぬかちゃんグループのイカへしこオイル漬けあえ! 右)ワトム農園のカラフルピーマン
そして福井市木田地区特産の珍しい縮緬のようにちぢれた紫蘇、葉が肉厚で香りも強し!

木田ちそを使った新製品・木田ちそサイダーのお披露目も。
そして!
見た目カラフル★味もバラエティに富んでいるアメィジング・ガスパチョ!

amazing gazpacho
5種類のカラートマト、それぞれにあう素材を加えてハッキリ個性を生かした仕上がりに!美味しい!

こんなの初めて! ちょっとお値段がいいので、ギフトに良いですね。冷凍品。

県地図を指して生産場所を語り、プロジェクターで現場の紹介する京美さん。説明がわかりやすくとっても楽しい!
今回、いろいろ教わった中で、黄金梅にゾッコン★

最近流行りのファスナー付きビニール袋で漬ける簡単梅干作りです。
完熟梅なら超簡単なわけなのですね。材料良ければ手間いらず!しかも超美味しい=言うことナシ。
梅300gに塩50g。
1日めから、じょじょに水分(梅酢)が出てきます。黄金梅は、なんといっても香りがたまりません〜。部屋中に幸せないい匂いが広がります。
京美さんは「香りがいいので、何度も袋を開けて匂いをかいじゃいます〜(笑)」

二日目。どんどん梅酢が出てきます。

果肉がぷにぷにやわらか〜
だんだん浸かってきました。

そして16日後の27日に干し始めました。

いい感じです! 梅仕事+太陽。なんとも幸せを感じてしまいます!

だんだん

それらしくなってきました!

仕上がりが楽しみです。
青梅が市場に出回るのは、流通の都合なのだと思います。
紫蘇を入れなくても。どんどん赤く色づいてきます。京美さんいわく、「青梅を赤くしたいから紫蘇を入れたのではないかと思うほどです」と。
結論=梅酒も梅干も、梅は完熟に限ります!
カリョーさんにはプロ向け製菓材料として「黄金の梅のピューレー」を販売しているそうです。
樹状完熟の黄金梅。来年はたくさん漬けることを誓います
梅林が欲しい〜!

こんな感じに!

梅酢にもどし、半年間このままで待ちます。

ひとついただいてみました。果肉がトロットロ! 食べられますが、塩がまだとがっているので、熟成させるのであります。

酒舗まさるや酒人好の会2014

July 24, 2014

20140721 第30回という酒舗まさるやさん主催の「酒人好の会〜お蔵元さんと共に日本酒を楽しむ会〜」へ。
参加者は360名。参加蔵元は29蔵!今年で30回目というから凄い。まさに継続は力なりです。

社長の園部松男さんの挨拶でスタート
まさるやさんの酒人好の会〜お蔵元さんと共に日本酒を楽しむ会〜に参加。
今年でなんと30回目だそうです。継続は力なりですね。
それにしてもそうそうたる銘醸蔵ばかり!そのお蔵さんがセレクトしたお酒がまた、素晴らしいものばかりでしたが、 今年も半分弱しかまわれず・・・残念無念です(涙)

29蔵挨拶time。まずは平和酒造の山本典正さん。そして昨年、激しい濁流で蔵と家が流された東洋美人・澄川酒造場の澄川宜史さんから「復活宣言」あり。25BY奇跡の新酒

29蔵の挨拶は続く。30分〜

息子の園部 将さん。息子の名前を店名にした「まさるや」さんです。

それにしても今年も見ました↑十四代行列。開幕と同時に人がダッシュして並ぶ「十四代」ブース。スタートダッシュが凄かったです。こちらの会に4回ほどお邪魔させてもらっておりますが、十四代さんだけは、一度も飲んだことありません。。。

明治記念館の料理長が腕をふるったコース料理。29蔵すべての地元素材を入れ込んだという。嬉しい配慮です!

今回は右回りでまずは紀土の山本さん。自社田の80%が良かったです!燗酒もgood

澄川酒造場の澄川宜史さんが手にした酒は「原点」お米は愛山です。他のお米もすべて一升3,000円均一はコスパ高し!

秋田は白爆の山本友文さん!上手にできたという、こだわりの酒米3種+純米大吟醸「白爆」

明鏡止水を醸す大澤酒造の大澤真さん

「勢起」は金紋錦を使った純米大吟醸です。
(右)日本酒ブロガーの侘美次彦さん。素晴らしいレポートばかりです! その秘密を伺いました。
秋田の3蔵のブログ
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-1586.html
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ebd8.html
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-59e3.html

美田!

井上合名会社・三井の寿の井上宰継さん。イラストラベルが人気です。このちょいと不思議なイラストは井上さんの手書きという!
そして福井

早瀬浦さんです

三宅彦右衛門酒造さん。海に近いお蔵さんで、酒質しっかりタイプ!

お魚を意識した酒の設計

西田酒造店の西田司さんと大木聡さん。「田酒はこれから、熱く愛してくれるファンの方へ直接届けます」と挨拶されておられました。お燗酒で…というよりも、coolスタイルでするするっと飲めるライトなお酒へ

秋田県酒造協同組合の東海林剛一さん、小島稔先生。
●2014は秋田県で開催「日本酒で乾杯!秋田大会」

とっくになくなっている十四代さんへ。お話がようやくお聞きできます(笑)

製造部主任の伊藤勝美さん。毎朝、十四号車の十四番シートで上京。今年は…。

九重雑賀の雑賀俊光さん。このスパークリング梅酒はキリッとした爽やか酸★キラリンです。甘すぎなくていい! 喉越しのいい梅スパ!

海鮮居酒MARU丸満竜太さんと、くどき上手Jr。今井俊典さん

水戸部酒造 山形正宗(右)水戸部朝信さんは社長兼杜氏。(左)名刺の肩書は「もやしもん」とあった漆山太一さん。

永山本家酒造場・貴の永山貴博さんと新妻の幸子さん。

大那の阿久津信さん。特技はサルサ♪

宮城県石巻・墨廼江酒造の澤口康紀さん。手がけるお酒はどれも美しいのです!

泉橋酒造・いづみ橋の橋場友一さん。トンボラベルも増えました。味噌に醤油もあり!
農業に力を注いでいます!
お話を伺い、試飲できたのは29蔵中12蔵……。時間が足りなさすぎです。

最後にパチリ。「めざせ!日本酒の達人」著者山同敦子さん、冨田酒造 七本鎗の富田泰伸さんのブースも伺えずじまい。貴の永山さん、dancyu 里見美香さん。
それにしてもそうそうたる銘醸蔵ばかり!そのお蔵さんがセレクトしたお酒がまた、素晴らしいアイテムばかりでしたが、 今年も半分弱しかまわれず・・・残念無念です(涙)
お会いさせていただいた蔵元の皆様、伺えなかった蔵元の皆様、会場でセレクトされたお酒は、まさるやさんでチェックします。ありがとうございました!
●酒舗まさるや

〒195-0061 東京都町田市鶴川6-7-2-102
電話042-735-5141
定休日/木曜日
営業時間/9:00〜19:30

手書きのpop cardが楽しいです!

今は、いろんな夏酒が勢揃い
http://www.masaruya.com/

こちらは焼酎の夏酒 ↑
______________________
●2011「酒人好の会」blog
http://www.yohkoyama.com/archives/35023
●2011「蟹にあう純米酒」blog
http://www.yohkoyama.com/archives/28497

タンポ10号!夏も大活躍★

July 23, 2014

ヤマサキデザインワークス・山崎宏さん企画の「わけありだけどちゃんとしたもの市」で格安で購入した前川金属工業所・アルミ製、軽量タンポ10号(合 = 一升、お燗できます!)
お花見の時など、大人数のお燗つけるのにいいわ〜と思いつつ、出番はまだナシ。植木にお水をあげるのに便利だな〜くらいに思っていたら! ボトルクーラーになることを発見★ シャンパンや四合瓶にピッタリ! ボトルを入れるとキツキツなので少ない氷水で効率よく冷やせます。
市で出品していたのは●「暮らしの道具 松野屋」さん
卸 http://www.matsunoya.jp/concept/index.html
小売 http://www.yanakamatsunoya.jp/

でも、10号大きい! アルミは軽い! その隣にあるのは2合のステンレス製タンポ(タンポはチロリともいいます)

次回の朝カルは夏野菜にあう爽やか純吟&sakeカクテル

July 23, 2014

7月26日金曜日の朝日カルチャー「楽しむ純米酒講座」は夏野菜つまみと夏の純米吟醸特集です。

◯7月テーマ=夏野菜にあう爽やか純吟&sakeカクテル
露地栽培のトマト、キュウリ、茄子、大葉…太陽を浴びたみずみずしい夏野菜とフルーツがおいしい季節。野菜やフルーツによくあう爽やかでジューシィな純米酒をセレクト。お酒で仕込んだ塩麹も紹介し、野菜&フルーツとのマッチングを色々楽しみます。ベジフルおつまみをたくさんお出しします!

また、夏の暑さを吹き飛ばすようなフローズンJ(純米)sakeや、ミントやローズマリーを使ったスパイシーでクールなハーブJsake。にごり酒を使ったJsakeソーダなど、ひと口飲めば涼やかになる、この時季だけのとっておきの楽しみ方をご紹介:-o
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=250580&userflg=0
写真は天鷹さんのオーガニック米こうじ。純米酒を使って塩麹を仕込みます。

Organic Vegan Sweets+純米酒

July 21, 2014

田中あづささんが作るOrganic Vegan Sweets
(画像はあづささんに許可得て拝借)
左)スコーンクラシック 右)o.v.sプレミアムパウンドケーキ

そして vegan ティラミス! こちらは「オーガニックバニラスポンジに、自家製オーガニックコーヒーシロップをしみ込ませ、豆乳ベースのオリジナルクリームを2層にサンドしたveganスタイルのティラミス」
Organic Vegan Sweetsとは、田中あづささんが提案する「白砂糖・卵・乳製品、動物性の原料を一切使わないお菓子」です。
出会いは10年前。マクロビオティック本の編集長時代、わらべ村の桜井祐子さんに紹介してもらったのがきっかけです。その繊細でおしゃれな味にビックリ、人柄の良さに惚れ込みました。
乳製品や卵を使わないお菓子というと、堅くて地味、重たい口あたり、デザインは大雑把(笑)なものがほとんど。その筋!?の人にはうけても、万人受けするには難しい…と感じていました。
卵や乳製品の役割を、植物性のものに置き換えるには、相当高い技術力が必要です。

あづささんの新作Raspberry Rose ショートケーキ

卵もミルクも使っていないとは信じられないveganプリン・ア・ラ・モード!
崩れやすいこれらのお菓子は、通販では販売していません。

そのあづささんが、最近、純米酒の酒粕やお酒を使ったsweetsを手がけているのです。
獺祭 純米大吟醸50

王祿 渓

王祿 丈径
「純米酒ケーキ」について

「純米酒ショコラに使用するお酒は、新政さんの亜麻猫です」とあづささん
●純米酒ケーキ CHOCOLAT 新政:亜麻猫
以上 photo by azusa tanaka
______________________
「日本酒ケーキ」といいまと、パウンドケーキタイプがほとんどではないでしょうか。
ブランデーの代わりに日本酒を置き換えたものが多いです。
バターや卵、白砂糖という強い味の原料には、繊細な味の日本酒では、味が生かされずもったいないと感じていました。
エレガントな純米酒には、お酒同様、丁寧に作られたオーガニックな植物原料を組み合わせた方が合います! 上質な野菜やフルーツが寄り添います。

____________________
あづささんがveganスコーンに純米酒の酒粕を使って作ったものは、バニラアイスのようにシットリふんわり。お酒は、獺祭、王祿の丈径、新政のNo.6の3種類です(販売はその時々で変わります)
聞けばそれぞれの酒粕によって、同じレシピでは味が生かせないため、微調整が必要だったと。お酒の持ち味を生かしてまとめるには大変だったようです。
ですが、その味はそれぞれの良さがあらわれて素晴らしいものでした。
_____________________
私はお肉を食べません。お肉の味が得意ではなく、特に動物性脂肪が大の苦手です。
バター、生クリームを使ったものも少量なら良いのですが、あとで胸焼けするので重たいフランス料理はまずダメです。野菜と穀物と海藻や魚があれば人生最高!そんな人間なので、好みが一般的ではないかもしれません。

あづささんのチャレンジは毎回面白いので、時々取寄せています。
梱包もほれぼれするくらい丁寧。

【 純米酒ケーキ CHOCOLAT 新政:亜麻猫 】オーガニックショコラスポンジに、当店自慢のヴィーガンホイップクリーム“ココナッツSOYバニラクリーム”が層になったスタイル。お酒の美味しさを最大限に生かす為、サバランのような、ジューシーでしっとりとしたケーキに仕上げました。じゅわっと純米酒の美味しさ広がる、ふんわり優しい口どけです。新政酒造さんの醸す美酒「亜麻猫 25BY」を使用させて頂きました。「亜麻猫」は、焼酎で使用される白麹と日本酒の黄麹(通常日本酒は黄麹のみ)で仕込まれているという、大変珍しいお酒です。甘みがあり美しい酸味が爽やかな飲み口で、アルコール度は原酒で14度という低さ。こちらのお酒と当店のショコラスポンジを合せてみると、ぴったりとお味がマッチした事に驚きました。亜麻猫独特の酸味と甘みによるものでしょうか、お酒のみが一人歩きをする事なく、不思議とカカオの味わいを引き立ててくれている気がします。今まで色々なお酒でCHOCOLATシリーズを試みてきましたが、こんなに円やかに寄り添うお酒は初めてでした!とってもおススメのケーキです。

酒粕スコーンを取寄せた時、ちょうどブルーベリーの時季でコンフィチュール付き。果物はファームガーデン田中の無農薬無化学肥料栽培のものです。

【 スコーンクラシック 酒粕 新政酒造:No.6】ここ一番のお気に入りスコーン、スコーンクラシックの酒粕シリーズです。 酒粕シリーズは、不思議とまるでバターを使用したかのような、まろやかで濃厚な味わい。お酒の香りは気になりませんので、苦手な方にも美味しく召し上がって頂けるのではと思います。新政酒造さんの純米酒『No.6 R-type』の酒粕を使用しました。ジューシーでキレイな酸が魅力のNo.6。その酒粕は思いのほかシンプルな味わいでしたが、この酒粕にぴったりの配合が見つかり とても美味しいスコーンが出来上がりました。後味にほんのり香るメロン香が特徴。綺麗で上品な味わいです。こちらのスコーンは、当店のブルーベリーコンフィチュールととっても良く合います。是非添えてお召し上がり下さいませ。

原材料(その時々で変更あり)

マカイバリ紅茶とよくあいます!

純米酒ケーキについて

亜麻猫 amaneko ショコラ
すくって盛り付けていただきます。パフェのように小さなグラスに入れても美味!

ですが、あづささんには叱られるかもしれませんが、少し冷凍してみました。

シャリッと冷たい亜麻猫ショコラフローズンが、亜麻猫とピッタリ!

亜麻猫もバリエが増え、オーク樽貯蔵も

2014年は亜麻猫・改(あまねこ・かい)がリリース

純米酒の可能性を改めて見た、あづささんのvegan sweets
毎月、通販カートがオープンします
http://www.organicvegansweets.com/
ですが、生クリームにバター、卵を使った一般的なケーキが好きな人には、たぶん物足りないと思います。普段からビーガンの食生活の人に、食べていただきたい純米sweetsです。
o.v.s 新政 ARAMASA BOX
中でもクッキー「SNOW」は驚きの美味しさです!

秋田市の酒蔵もう1つ・新政さん

July 16, 2014

これを見ただけで蔵名を当てたら相当なAマニア!ファンが必ず撮影する蔵外観。秋田市・新政酒造さんです。「ゆきの美人」蔵から徒歩8分くらいとご近所。
新政酒造は現存する協会最古の現役酵母「6」号の発祥蔵

●六號酵母について

五代目佐藤卯兵衛氏。大阪高等工業学校(現・大阪大学)在学当時。見るからに賢そうな美男子
●新政酒造蔵歴

新政酒造(株)の八代目・佐藤祐輔社長
170年の歴史ある蔵。25BYから仕込み桶に「木桶」が加わりました。

まだまだ数が足らず、今後、もっと増やしていくそうです。
さてこの木桶の大きさ。ぱっと見てもどれくらいか想像つきません。祐輔さんの身長は172cm。
「この桶は、1800リットル入ります! 10石の木桶です」
10石!
じゅっこく。尺貫法がしっかり残る酒造界。
1合は180ml、1升は1800ml、1斗は18リットル、1石は180リットル、10石は1800リットルです。
10石桶を上から覗いてみますと…
現在では、蔵で使用する酵母は「6号酵母」のみとし、使用米は秋田県産米のみを使用した純米造り、醸造用乳酸ほか無添加、アルコールを15度までに抑えた原酒の造りをしております。
協会6号酵母と秋田県産の酒米で醸す NEXT5の「びっくり箱」・・・期待しちゃいます!
24BYの醸造方針として「秋田県産米ならびに水を原料とし、これを麹菌、乳酸菌、そして当蔵発祥の六号酵母を用いて発酵させ酒とする」・・・全商品、秋田県産米使用、純米造りとし醸造アルコールは添加せず製造します。平成25年度醸造より仕込みの一部に木桶によるもろみ発酵を導入して、新たな世界へ また、一歩進みました。オーク樽貯蔵など、モダンなお酒からも目がはなせません!
蔵元さんの、ブログが内容がマニアック?大変勉強になりますのでご興味のある方は→こちらへ

継ぎ目のない長い杉材でビッチリと組まれています。
木桶製作は大阪のウッドワークさん
●ウッドワーク・関連記事
http://www.muji.net/lab/blog/caravan/osaka/021203.html
http://www.okeok.com/shokunin/shokunin_woodwork.html
http://www.m-sugi.com/62/ishibashi62.htm
http://www.homarewood.co.jp/sekourei41-yoshinosugidaru-oke.html
http://www.gokyo-sake.co.jp/tayori/70.html

継承したい桶技術。守りたい日本の杉山。すべては、いい形で使ってこそ! 山・人・環境・いい純米酒=すべて循環しています。
*秋田県が誇る名杜氏集団・山内杜氏の郷には、筏の大杉が。樹齢1200年とも言われるそれは立派な大杉です。日本一、背が高い天然杉も秋田にあります。
新政さんの裏ラベルに書かれた ■醸造方針■

■当蔵の醸造方針■
秋田県産米ならびに水を原料とし、これを麹菌、乳酸菌そして当蔵発祥の六号酵母を用いて発酵させ、酒とする。

◯全商品純米造りとし、醸造アルコールは添加しません。◯表示義務の有無に関わらず、製品に残在する酒質矯正剤や発酵助剤(醸造用酸類、無機塩類、酵素類など)は使用しません。◯炭酸ガスが含まれている場合がありますが、醪の発酵ガスが残在しているためです。
……普通の酒造りには「使うのが当たり前」!?
↓さて、こちらは酒母室

「No.6 R type」の酒母が入っています

新政のスタンダード酒である「No.6」こちらは「S type」

No.6にはR-type、S-type、X-typeがあります。
レギュラーのR。スーペリアのS。Xはエクセレントの意味でプレミアムな純米大吟醸クラス
それにしても、種類が多く、複雑怪奇でわかりにくい新政酒造のラインナップ。こちらを見るとわかりやすい! さすがダイヤモンドさん
↓↓↓↓↓↓
http://diamond.jp/mwimgs/f/e/-/img_fec93bab5c91988c4e2a6673be58ea55185212.jpg

こちらは、ヴィリジアンの酒母!

世の中をあっと言わせるお酒を生み出す新政さんですが、中でもユニークでチャレンジングなのが頒布会。
一般的な頒布会といいますと予定調和したようなものが多いです。春は生原酒、夏は加水した1回火入れ、秋はひやおろし、冬は2回火入れの酒……限定とうたっているものの、通常売っているものと何が違うの!?な酒がホトンド。
新政さんは年ごとにテーマを設定。予想外、奇想天外、へーほーはー!な取り組み。
2008「新政物語」
2009「蔵人からの便り」
2010「素晴らしき酒米の世界」
2011「流派対決 in 新政」
2012「素晴らしき純米の世界」
2013「微生物の世界」
http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-11476570531.html
2014「素晴らしき純米の世界2」
今季は超レアな21BY再仕込み貴醸酒を放出。古式生酛づくりで培養酵母を添加しない江戸時代のスタイル酒も。その苦悩はブログで

・blog

サーマルタンクがズラリと並ぶ「醸熱蔵」ここで6号酵母が採取!

「日本酒の新境地に挑む」ダイヤモンド社インタビュー

「従来にない酒」を生み出し減石増益!新政酒造8代目が酒造りで掲げた“4つの課題”

この蔵↑の外側が、これ↓です

パチリ!

秋田市の繁華街から徒歩圏内。蔵の向かいにある精米所の裏は川。近所の「ゆきの美人」蔵と、市内に優れた酒蔵が2つもあるとは秋田市は今、スゴイ!
______________________
それにしても皆さんUPして楽しんでいますね。「#新政」で検索すると!
http://www.pingram.me/tag/%E6%96%B0%E6%94%BF%E9%85%92%E9%80%A0
https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%94%BF
「#インディゴラベル」で検索すると
Http://Www.Yooying.Com/Tag/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB

インディゴブルー色のラベル。天洋酒店さんの別誂です。
原酒で15度!
「お酒ダメなんです〜」な女子に「ダマされたと思って」と新政を飲ませると「えっ!おいすぃ〜♡」と。しかも言葉が右肩あがり。口角が上がって目がまるく・・・そんな場面を何度も見ました。
お酒の設計は面白いです。お酒は、色々あるから楽しい!
_________________
●備忘録
http://www.yohkoyama.com/archives/45113
http://www.yohkoyama.com/archives/53507
http://www.yohkoyama.com/archives/53517
http://www.yohkoyama.com/archives/60423
http://www.yohkoyama.com/archives/52408
http://www.yohkoyama.com/archives/50597
http://www.yohkoyama.com/archives/29794
http://www.yohkoyama.com/archives/29735
http://www.yohkoyama.com/archives/25378
http://www.yohkoyama.com/archives/17050
http://www.yohkoyama.com/archives/26831
http://www.yohkoyama.com/archives/15743
http://www.yohkoyama.com/archives/12528
http://www.yohkoyama.com/archives/6771
http://www.yohkoyama.com/archives/3124

秋田市のゆきの美人さん

July 15, 2014

目の前にあったとして、いつでもいいかな…と思う酒と、すぐに開栓したい!酒があります。
後者の1本が秋田醸造「ゆきの美人」さん。
きれいで爽やか。軽快なれど、単調ではなく、さざ波のように細やかな酸が表れて、奥行きを支え、気が付くとするっと飲んでしまう…。印象は、雪の結晶クリスタルを思わせる透明感、冷涼感。
とりたててラベルが饒舌でもなく、「どこがいいの?」と先日も考えながら飲んでいたら、あっという間に空っぽ! そういうお酒です

「ゆきの美人」社長兼杜氏の小林忠彦さん。秋田県酒造組合技術委員長。NEXT5のリーダー的存在。4蔵の酒質が上がったのも小林さんがいたから…と言われています。

この「ゆきの美人」どれを飲んでも、味の軸が揃っているのが嬉しい!

蔵は、以前あった古い蔵をマンションに建て替え、その1階に設けた小さな醸造場。
最新設備のクリーンな環境。麹蓋を使用した丁寧なつくりが特徴。

昔ながらの道具も活きてます。

清潔な白い布に包まれて、適切な温度管理を経て出来る麹米。
最近、さらにクリーン環境を維持する機械を導入。手術室で使われる清浄機だそうです。お値段聞いてビックリ

麹室、麹蓋と日本酒蔵では「杉」を大量に使います。その杉も、上質な杉でなくては役割を果たしません。
日本の杉山をいい形で存続させるためにも、いいお酒を飲まなくちゃ〜!
さて酒母室

状態を見て、温度を上げたり下げたり微調整。

使用する酵母は、協会14号酵母only(一部例外除く!?)

思いますに、味の軸が揃っている蔵は、酵母が固定されています。
新政さんは6号、昇龍蓬莱さんは7号など。これらの蔵は、どのお酒を選んでも味の軸が揃っており、飲み手にわかりやすい!

蔵内は、どこもかしこもクリーン! 環境は味に出るを実感。きれいな蔵でしか、できない味があります。
「ゆきの美人」ブランドは、麹米に山田錦、掛米に秋田酒こまちを使ったものがスタンダード。その他にも純米吟醸の美郷錦(この酒米・大好き♡)、雄町麹、愛山麹、吟の精etc.  また、「辛口純米 完全発酵+12」「夏吟醸活性にごり」なども。小仕込みならではの細やかな素敵ラインナップ!

四季醸造が可能な蔵ゆえ、6月に「しぼりたて生酒」リリース!
しかも値段がリーズナブル。先日会った神奈川の蔵元さんが「ゆきの美人さんの値付けは500円安いです」と。富山のあの蔵のマダムも好きと言ってました。

蔵で小売はしていません。私は秋田県能代の天洋酒店さんで購入しています(ゆえに県内限定酒もget可)。以前、都内某店で購入したら・・・な味 !どんな管理しとんじゃワレ状態。お酒は出荷後に問題を生じるのが難ですね。初めて飲む人は、そんな味かと思ってしまいます。いい酒は酒屋も選ぶの巻。
●天洋酒店 浅野貞博さん
〒016-0824 秋田県能代市住吉町9-22  TEL/FAX0185-52-3722
HP 秋田地酒の伝道師浅野 www.shirakami.or.jp/~asano/
秋田地酒ブログ http://ameblo.jp/akitajizake
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それにしても、最近の秋田の酒活躍ぶりは凄いです。先日開催された仙台日本酒サミットでもNEXT5がALL上位入賞。1位が春霞さん、3位がゆきの美人さんだったとか。
新世代の酒、秋田から!?
2014年10月11日 土曜日は
「日本酒で乾杯!秋田大会」開催

食文化シンポジウム 日本酒で乾杯推進会議 秋田大会
第一部の国民文化祭・あきた2014 食文化シンポジウムに参加します!

酒縁川島さんの日本酒フェスティバル2014

July 14, 2014

酒縁川島さんの日本酒フェスティバル
今年は8月31日
こちらの会、蔵元さんがブースに立たれる会場も良いのですが、会議室!?に、テーマごとに並べられる酒コーナーが、編集力を感じさせて面白いのです。
酒同士組み合わせの妙、味わいのポイント等、ひとことコメントがついた展示はあるようでない!
川島の酒ソムリエ・岩井さんの莫大なる酒知識の賜物です。
●blog 酒縁川島さん日本酒フェスティバル2010
小さなお店の大きな試みがこの日本酒フェスティバル!手作り感あふれる日本酒愛いっぱいのイベントです。

http://www.yohkoyama.com/archives/21941
帽子がトレードマーク!いつもキュートな♡川島まま
●「酒縁 川島」
東京都品川区小山4-10-4 最寄り駅は武蔵小山
☎ 03-3785-8806
18時30分~午前0時くらい
不定休。小さなお店なので予約を。
*南三陸出身の川島まま。毎月11日は復興祭を開催。復興地の食材と酒をずっとずっと応援しています。

さくらんぼ+泡の続き☆

July 11, 2014

日本の果物はレベルが高い! 本当にそう思います。
手の掛け方が違うのだと。というわけで、ひとつ前にUPしたサクランボの続き。

「恋人」という言葉がピタリと合うフルーツ♡

↑茎を短く切ると、小さな林檎ふう

秋場尚弘さんの「紅秀峰」をorganicスパークリングワインで楽しむの図。
作り手の秋場さんは、JAさがえ西村山 さくらんぼ部会・部会長の大ベテラン。大粒で色ツヤ甘み、モチモチの果肉!

山形は老舗ならではの高い技術力を感じます。さすが、新幹線の駅名に「さくらんぼ」をつけるだけのことあります!

さて、「泡ワイン+サクランボ」。以前、玉田 泉さんに教わった楽しみ方。
飲み方というよりも食べ方!?
「サクランボにプチプチ爪楊枝で穴を開けて、シャンパンを注ぐの。サクランボに小さな泡がついてきれいなのよ。その、シャンパンがしみたサクランボが美味しいの。サクランボをおいしく食べるための方法かな(笑)」と。
それ以来、サクランボがあると試したくなるのです!

泡がついてクルクルまわります。動きがあるので見てて楽しい☆

とはいえ、香りは殆どなく、皮に味があるわけじゃないので、カクテルのような味の変化はありません。
ですが、サクランボがこのように輝いて美しく、なんとも贅沢な気分に。

こういう形で楽しめるのも、サクランボが美しいから!

チョコレートの「アポロ」をシャンパングラスに入れて、注ぐと上下運動するのは有名です。こと泡の酒には、見せ場を考える人がたくさんいます。
日本酒も何か互いを高め合う組み合わせ、見せ場はないかな〜と日々思うのでありました。

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●その他のサクランボ情報
●月山トラヤワイナリーでは、サワーチェリー(モンモランシー)を使った「さくらんぼわいん」に「ジュース」「ジャム」もあります。http://wine.chiyokotobuki.com/business_d.html

●秋田・鈴木圭さんのサクランボも真っ盛りなのでしょう〜!

なっているところ。見てるだけで幸せになります!

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