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Archive for July, 2007

ひなたぼっこ

July 25, 2007

雨続きのジメジメ東京でしたが、ようやくお天道さまが登場。陰が出るほどの強い日差しが嬉しくて、恒例の調理器具ひなたぼっこの巻!

まな板も包丁の柄も日差しを浴びて、からりと乾いて太陽の匂いにさま変わり。陽の力が働いて、道具たちも元気いっぱい!
気持ちよさそうな道具たちを見るにつけ、人の身体も同じことだとしみじみ思うのでありました。お天道さまに感謝!

ジャンクやまよシリーズ その1 たこちゃんのタコ焼き

July 24, 2007

「どうしても食べさせたい! おいしいんですよ! たこちゃんのタコ焼きっ」

……ヽ(Д´ ゚)ノ タスケテー
強制連行されたとあるタコ焼き屋さん。ほんまにうまいのかいな。赤色ウン番台の紅生姜入ってるのかなあ…と気乗りせずに店の前。初対面の人には言えません。
「普段はオーガニックなものしか食べないんです」と、すかしたことは (-θ-)ノ
おっちゃん焼いてました。

元気いっぱい、冗談口ずさみながらテケテケくるくる焼いてます。

おんや?
なに? あの茶色い洗面器は
いつのまにかタコ焼きは串にささってる。

うんわ〜〜っ (;゚Д゚)
焼きたてアツアツのタコ焼きをどっぶんつけ込んだ!

タコ泳がしているぅ〜 ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/
タコ焼きダイビング

できあがりました。
表面しなしな、ジューシィタコ焼き!
一緒に食べた大阪人のM嬢いわく「トッピングが一切ないタコ焼き初めて食べたわ〜。食べたあとの歯のこと考えなくていいんやねえ。こんなタコ焼き初めてやわあ」と感心しきり。
確かに、青のりもかつおぶしもマヨネーズものっていないのは初めて見ました。
温度も下がった串ざしのタコ焼きは確かに食べやすい。ソースのように甘くもない。べたつくものがない。ふむ。
洗面器の中身は醤油出汁。
なんでも「たこちゃん」先代のお父さんが考案したそうです。

店の前には、腰くだけなゆるゆる o┤*´Д`*├o かき氷メニューがありました。
右から2番目の「せんじ」ってなに?
煎茶系かと思いきや
なんと「砂糖水」のことだそうです。
「あれ?  そういわへんかなあ」
いわへんで ゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚
地域によってさまざまでしょうが「みぞれ」というのが一般的かと。
やまよ幼少のみぎり都会のゲゲゲの町境港では「ガムシロップ」といっていたかな(ウソでっせ)

「たこちゃん」場所は愛知県瀬戸市内にあり。
市内には2軒あり、ここ「たこちゃん」がおいしいそうです。町の人に「たこちゃん」と聞けばすぐわかるといってました。隣は八百屋さんです。駐車場完備。ベンツのワゴンで行っても余裕しゃくしゃく。
ご当地モノっておもしろい!

ほうじ茶道

July 23, 2007

茶色いお茶が大好きです。
焙じたての香ばしいかおりはたまらない魅力。部屋全体がいいにおいに包まれるので、自分で焙じることもよくあります。
そんな話をCRAFT4の片山さんにしたら
「ほうじ茶は出来立てが一番! どんどん味と香りがなくなりますからね。
煎茶手前、玉露手前など、昔ながらの茶道があるのに、ほうじ茶にはないんです。焙じたての味とかおりを楽しめて、お茶にする時間のお手前も楽しんでもらえるよう、ほうじ茶道を楽しむ道具を考えました!」
ほうじ急焼 (ほうじきびしょ)というそうです。

飲ませてもらえるというので片山さんの喫茶店で奥様に、そのお道具で焙じてもらいました。
「ほうじ茶道」のはじまりはじまり。
まずはお道具拝見!

ベージュがかったオフホワイトは耐熱陶土を使用。釉薬は不使用。片山さんの店がある三重県四日市は萬古焼きのふるさとで、土鍋や急須など熱に強い器が得意です。
この急須、使い込むうちに茶渋が染みて迫力が増すそうです。

専用の電熱器をセットして使います。

急須は中もまっ白。
では、教えてもらいましょう! (^O^)

「ほうじ急須を2分間、空焚きにします。熱したところへ茶葉を入れます」
1年以上使っているという片山さんの急須です。貫禄あります。

「4分ほど振りながら、まんべんなく焙じていきます」
じわじわと香ばしいかおりが出てきました。
「玉露や煎茶でちょっと古くなったものも、焙じることでおいしくよみがえります!」

「ほうじ茶が出来たら、熱湯を注ぎます」
ふたは急須を敷く台になります。

香ばしいかおりでいっぱい! 飲む前から飲んでしまった気分です(笑)
焙煎具合が調節できるので、好みのほうじ茶ができるのはいいですね。
いや〜、いろんな道具があるもんです。
思いついたら即、行動に移すという片山さん。
夏のおすすめアイテムは「阪神タイガースの蚊やり!」
あらら、ファンにはたまらないレアアイテムかも!?

喫茶店と蚊やりの問い合わせは片山さんまで。陶芸教室も開催しています。
●(有)片山
〒510-0033
三重県四日市市川原町10-3
電話  (059)332-1144
Fax   (059)333-1110
Email  touan103@poem.ocn.ne.jp

「きもとのどぶ」飲み比べ

July 18, 2007

きもとの、どぶ? きもとのど、ぶ?
この不思議な名前のお酒は、奈良の久保本家酒造の加藤克則杜氏が醸す「きもと造り」による純米にごり酒です。合成の酵母は一切使わない、昔ながらの手間暇かかる造りで醸したお酒です。
仕込み別の6種類を飲み比べて楽しもうという企画がありました。

にごりというとベタ甘い印象がありますが、これはまったくベツモノ。
お米のうまみがほどよくある丸みのある味。さわやかな酸味も感じられます。飲んだ後はシャキッとシャープ! きれが良いのです。お燗にすると、さらに旨味がさえわたり、素敵な食中酒となります。
もろみを粗くざるでこしただけなので、食物繊維たっぷり!ビタミンB群やアミノ酸が多く、美肌効果があるというコウジ酸の力も見逃せませんね。
割り水してお燗しても味がこわれることもなく、ゆっくりたっぷり飲めるのがいいところ。身体にやさしくしみわたるのが実感できます。翌朝の爽快感も抜群!

造り手の加藤杜氏(ボビー似)と、蔵人の小森谷さん。今年もおいしいお酒をありがとう!

ずらり勢揃いした「きもとのどぶ」
左の仕込み水を少し入れて「割り水燗」待機中。
「きもと造りの酒」というと重たいお酒が多いのですが、そこは名人加藤杜氏!の技なんですね。瓶のやんちゃなラベルと違って!? 「上品」でもあるんです。

50℃くらいまで熱くして、冷まして飲んでも味がくずれません。蔵人の小森谷さんはアツアツのお酒を氷水をあてて冷ます「急冷燗」も得意。これは名人芸! 久々に堪能しました。

開催場所は阿佐ヶ谷の「志の蔵」さん。料理は野菜中心でちょっと陰性過多気味。

豆腐に粟国の塩をパラリ、菜種油をトロリ。悪くないけど、この日は台風で寒かったたこともあり、冷えました。

さて、どぶファンの美女ふたり!を紹介。

ライターの神澤柚実子さんと藤田千恵子さん。
「神澤さんがいいこというのよ!」と藤田さん。なんでも
「良い日本酒飲む人は素敵でなければいけません。だから私は太らないことに決めました」
ひゅーひゅー。
1ヶ月後の二人に注目。
日本手酌の会!木村祐子さんはしみじみと
「仕事終わって、うちで晩酌するでしょ。おいしいわね〜って思いながら感謝するのよ。だって、つくってもらわなかったらこのお酒は飲めないんだもん。加藤さん日本中から感謝受けているわよ。きっと」
う〜〜ん。ほんとですね。つくってもらわなければ飲めないんです!
加藤さん、小森谷さん、蔵人の皆さん、これからもいいお酒、じっくりつくってほしいです! ありがとうございました。
●久保本家酒造
「きもとのどぶ」 純米にごり酒
1800ml 2800円 (生は1800ml 3200円)
JALファーストクラスの機内酒に採用された「きもと純米吟醸」1800ml 5000円もあり。
奈良県宇陀郡大宇陀町大字出新1834
電話0745-83-0036
・直送はしていませんが、お近くの販売店を紹介してくれます。

すりばち館の加藤明子さん

July 16, 2007

ごまをすったり、バジルをすったり、すりばちは大活躍! 大中小いろんなサイズを持っています。
こんなにお世話になっているすりばちですが、作っているところを見たことがありません。そこで、日本のおよそ6割のすりばちを作っているという美濃のマルホン製陶所「すりばち館」を訪ねました。

陶芸家であり、すりばち館の館長である加藤明子さん(美人!)にご案内していただきました。明子さんが手にしているのはマルホン製陶所渾身の作、日本最大のすり鉢! 超ビッグです。

「窯と煙突と木造で出来たすりばちの作業場を、21世紀に残したいと願ってつくったのがこの”すりばち館”です」と明子さん。

古いすり鉢や道具が展示されています。明子さんの作品もあり(左端に置かれた見事な壷、大鉢など)

そして、奥へ進むと広い販売室が。元は「モロ」と呼ばれた窯屋の作業場だったそうです。風情あります。
大きささまざまなすりばちは、浅いのあり、深いのあり、絵柄もいろいろで見応えあります!

ありがたいアドバイスもあり。

明子さんがデザインしたすり鉢各種。
「テーブルにそのまま出せるでしょ」
ううーん (≧ω≦。)
ほんとに素敵なデザインがたくさん。
こんなにたくさんのすりばち、一同に見たことありませんから、もぉ、やまよ興奮状態。ヽ(´ω)ノ ダレカトメテ
「さあ、作業場へどうぞ」
は、はい、はい、はい。

マルホン製陶所は、ここ美濃の地で、明治43年に創業。

伝統の技は今もしっかり生きてます。すり鉢は成型後、職人さんが丁寧にくし目をたてていきます。ここが勝負の見せ所。確実に早くがモットー。

乾燥した後、700度で素焼きします。
その後、釉薬をかけて本窯で1230度の高温で焼成されて、ようやく完成となります。

十草という柄の絵付け中です。
うちに持ち帰ったのは(写真右)片口の茶十草、(写真左)片口の深鉢タイプです。何度見ても、ほれぼれ。

山水画、文字などを呉須絵具で手書きしたものもありました。明子さんいわく「絵柄、大きさともに特注も可能!」だそうです。
うぅ。すりばちを引き出物にしたかった。次回はそうしよう(うそうそ)。

深鉢に煮物を入れてみました。
なんてことない田舎の煮物ですが、すりばちのおかげでどっしり感が出ました。

十草柄にはごまあえを入れました。
炒りごまもスイスイすれて使い勝手抜群!
すりごまに味噌、みりん、豆乳を少々入れてさらにすり、ゆでたインゲンをからめました。茶色のストライプがごまあえに表情を与えるようです。
一生使いますね。明子さん。今度は小さいのを買いにいきます!
〒509-5401 岐阜県土岐市駄知町2321-55
マルホン製陶所 「すりばち館」
開館日  金曜、土曜、日曜のみ(月曜〜木曜は要予約)
開館時間 10〜16時
電話 0572−59−8730
FAX    0572−59−1961

赤米の田植えをしました!

July 3, 2007

先週の金曜日、休みをとって赤峰さんの農場に行ってきました。ここはやまよにとって「聖地」なのであります。
赤峰さん、キュウリの誘引作業中。1本ずつ、ふんわりした布でやさしく結んでいきます。布はハンカチ工場からもらってくるそうです。
「ビニールに比べて、野菜にも優しいし、自然に帰るしな、ええんよ」

夏野菜は成長が早いため、スタッフの皆さん、フル回転で作業中。朝は太陽とともに、そして夜は22時まで畑で作業という目の回るような忙しさ。
畑のあいまに塩場見学に行ってきました。

なずなの塩場です。天日ハウスの中はなんと50℃! 普段、会社で地獄のような冷房生活をおくっている冷え冷えBODYのやまよにとって ここはパラダイス!!岩盤浴以上の効果が一瞬であらわれました(笑)
冷え性の人は塩やさんで働くといいですね。やまよも真剣に考えてしまいました。

「今晩は雨がふるけんな、その前に芋の苗植えらんと」と赤峰さん。
出荷作業をこなし、きゅうり、茄子、夏人参の畑仕事のあとは、芋畑へ急いで移動してます。この時点で夜の7時すぎ。
「こ、これから植えるんですか?」
「そうよ、今日はちょっとしかないけんな」
作業はちょっとと聞いていたけど、畝がずらずらずら〜〜っとお待ちかね。これでちょっと?! 恐るべし。
作業を終えた赤峰さん「明日の朝は田植えじゃ」
ラッキー! ヾ(^▽^)ノ
田植えに参加させてもらいました。

フォームが見事に決まっています!
早い、早い赤峰親方。踊るような早いリズム!

かっこだけは一人前のやまよ。
右手に持つのが赤米の苗、左手は田植えのガイドライン棒です。縦線、横線を決めて植えていきます。

どうみてもへっぴり腰。。。あともう少しの図。仕事が遅い。。。
赤峰さんは、やまよの10倍の早さで田植えをこなし、次の畑へと風のように去って行ったのでありました。
田植えしたあとの手はすべすべ! 栄養たっぷりのなめらかな泥が効いたんですね。

田植えのあとは後藤さん、山崎さんの手作り料理がお待ちかね。玄米おむすびの中身は、しそ味噌や梅干しなど4種類あり。食べるときに海苔を巻きます。飲み物は三年番茶のホットとクール。タッパーにはなずなの塩もちゃんと。

絶品! キュウリの酢みそあえ

茄子のステーキ。
どちらも作り方は「百姓 赤峰勝人の野菜ごはん」に載ってますよ!
↓おまけ

赤峰さんのところに行くときは、大分空港からいつもレンタカー。お気に入りはトヨタのヴィッツ。小回りきいて、上り坂もきびきび走り、なんといっても燃費が抜群、車内も快適。コストパフォーマンス最高です。今回もありがとう!
畑の入口にて。

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