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沼津発 おいしい感動をつくる仕事4

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「沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園3」のつづき。

「日本酒」「日本茶」とひとことでいっても種類は様々。ありすぎるほど!?あります。ですが、どちらもどっこい業界が悲しむほど知られていません。日本酒に”大吟醸から普通酒まで色々ある”ことや、日本茶は季節、形状、仕上げの違いで細かく味も値段も分類されていることなど、知られていません。「新茶」の値段の差はどこにあるのか。業界では当たり前の言葉「みる芽」や、地域で意味が異なる「青柳茶」「番茶」など難解。

今や急須がない家が増え、「お茶は液体で買うもの」「茶葉を見たことがない」子供も(大人も)いっぱい :-x :cry:

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ぬるま湯でいれ、アミノ酸のうまみたっぷりの上級煎茶、熱めの湯でいれるさっぱりタイプのスタンダードな煎茶。いれる温度も味も(値段も一桁!異なります。どちらにもそれぞれの良さがあり、場面に合わせて飲み比べたら素敵だと思うのです。

第一部の山二園さん現地でhttp://www.yohkoyama.com/archives/54961 自然仕立て・手つみによる品評会用の特上煎茶「雲乃関(くものせき)」100グラム 5,250円をいただいたので、第二部ではその次のクラスの上級煎茶「神明(しんめい)」100グラム2,100円を。

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うまみが多い出汁のような味の上級煎茶に合うのは上生菓子! 山二園の後藤さん推薦の沼津市・清光堂のお菓子です。

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「神明」の説明をする後藤さん
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テーブルにお茶と茶器、湯がセットされ、教わりながら全員でトライ

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お茶に合わせた地元逸品の説明を静岡県東部農林事務所企画経営課の川出伸明さんからいただきました。

「清光堂は昭和元年創業の老舗。お団子や大福といった庶民的な和菓子からお茶席で供される上生菓子までを製造、販売しています。沼津ではその名を知られた存在で、遠方からもお客さんが訪れるそうです」清光堂 静岡県沼津市新宿町4-7

芸術的な上生菓子でした。季節でデザインが変わります。

そして次!

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後藤さんイチオシの焼き団子!
初めて山二園さんに伺った時、お茶との相性を後藤さんにヒヤリング。その際、この団子のことを教わったのです。話を聞くだけで、なんともおいしそうで(笑)即、帰り道に担当者全員で寄ったのでした :-D

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これに合わせたお茶は「堤(つつみ)」100グラム 1050円の煎茶です。

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川出さんいわく「堤と一緒にお出しした団子は上生菓子と同じ清光堂です。この団子、一般的には「みたらしだんご」と呼ばれていますが、清光堂では「焼きだんご」。たれの味と焼いた団子の香ばしさが絶妙で「みたらしだんご」や「みつだんご」とは、また一味違う思いがこめられています。清光堂の1番人気商品だそうです」
なるほど!

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今は沼津、出身掛川の川出さんです。チーム静岡は第二部になると全員が酒米「誉富士」Tシャツに着替えてました 8-)

*余談。
川出さんは災害復興の派遣で岩手県に4ヶ月いたそうですが、このとき出合った南部美人のおいしさに感激したとか。「それにしても、東北の人の酒の強さにはびっくりしました。 静岡県の店では飲み放題は2時間ですが、岩手県は3時間が当たり前なので酒との付き合い方が違うなと思いました」
お〜っ、ところ変われば飲み放時間も変わる!

さて次のお茶は、最も値ごろな100グラム 525円の煎茶。お湯も熱めで注ぎます。これに合わせたのは地元の漬物とあられ!川出さんの肝いりセレクト!

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「奥が、水掛菜の漬物です。御殿場市小山町の北駿地域では、水稲が収穫し終わった田んぼで、冬場水掛菜を栽培しています。水掛菜はアブラナ科の一種で菜の花とほぼ同じ。富士山の湧水を流して冬場に育成し、2月下旬ごろから、とうが立ち始めます。これを手摘みし、軽く塩づけしたのがこの漬物。各種ビタミン、ミネラル、カルシウムが含まれ、町の特産品として、その名が知られています」

ほ〜〜〜 :-)

やっぱり、熱いお茶には漬物があう。口中さっぱり、爽やか!

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「キクイモの味噌漬けは、沼津市井出の農家・成島修恵子さんが漬けたもの。イヌリンと呼ばれる食物繊維を多く含み、糖の吸収を防ぎ、血糖値を下げる効果もあるといわれます。ビタミンやミネラル分も多く含み、腸内で善玉菌を増やすともいわれ、健康食品として注目を浴びています。キクイモは沼津市で多く作られているわけではありませんが、研究熱心な成島さんが栽培して味噌漬けにしています。沼津市民病院の近くのJAなんすんの農産物直売所KAU~で購入できます」

しゃりしゃりおいしい、いい塩梅。お茶を飲んでもうひとつ、あ、とまらない…修恵子さんおいしいです。

それから最後に!

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「このあられは、沼津市下本町の花見煎餅のもの。明治40年創業の老舗で、手作り米菓子専門店です。商店は100種類以上あり、迷いましたが、どの商品もお茶には抜群の相性があるとのことで、オーソドックスなあられを選びました」

いや、もう、どれもおいしい! 普段のものがおいしい町は最高です。

次にいよいよ沼津が誇る日本酒のマッチング〜!(参加者は、日本酒初めてさん多しでちょいとドキドキ :-?

つづく


Topics: event, ご当地もの | No Comments »

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