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日本酒

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醸造半島・澤田酒造さん

December 29, 2010

蔵元さんとの出会い方はさまざま。白老醸造元・澤田酒造の澤田郁子さんとは『女性蔵人の会』この会は酒に合う一品を蔵元が用意する趣向で、郁子さんは長期熟成した南蔵商店の豆みそを持参。大豆も塩もまともな原料を使った木桶2年熟成もので味わい満点!これにきゃらぶきの佃煮と焼き海苔というシブい組み合わせ!なぜこれを選んだか、聞けば聞くほど頷くことばかり。すっかり郁子さんに惚れて♥しまったというわけです(笑)
発酵を追求する酒蔵は同じ発酵である調味料にこだわる人も多いです。酒だけがよくて醤油や味噌や酢は何でもいいなんてありえないですからね。ですが、そうでもない〜!?蔵関係者がいるのも事実。
酒は酒のみにあらずで、同じ口に入るものは皆な同じと思います。酒がよく、調味料がよく、野菜がよく…。それが揃えば、塩茹でした青菜に醤油たらりで、幸せな晩酌に!

その後日、郁子さんにお話を聞く機会があり、ビックリしたのは「こしきを新調」したこと!
そして梅酒へのこだわりです(この話も大感動★これは後日また!ダイジェストに言うと江戸時代の文献を手がかりにした古式製法で灰が秘密。灰は濾過に使うのではありませんよ。だから低糖にでき、しかも使う糖は北海道産原料という)

さて、その「こしき」、漢字で書くと「甑」
affで取材させてもらいました。以下aff記事より

高温の蒸気にさらされる甑は耐久性が求められ、技術的にも難しく、桶作りとは材料の木から組立方まで異なり値段も高い。甑の注文は減り、跡継ぎは不在。甑職人は絶滅寸前という。
澤田酒造(=通称・北蔵)が甑を8年前に新調した時の職人・石川喜一さんは当時95才。体力仕事は難しい年齢だが、喜一さんは車で40分の道のりを自転車で颯爽と現れ、陣頭指揮を取りテキパキとやりのけたという(残念ながら4年前に他界)。

これがその甑です。蔵主・澤田研一さん。身長が高いです。157cmが入ると大きさがより分かる!?

年に1度、蔵開放をしている澤田酒造。来場者に分かりやすいようにと澤田さんが書いた説明文。蔵内の各所にあり。わかりやすい!

研一さん、農大出身。

お邪魔したのは10月30日。蔵人せっせとお掃除中。

蔵のあちこちに木製道具が。待機中の麹蓋。

木の道具を大事にしていますが、木製の手作り道具は、当然お高い。「道具のために働いているみたいで」と苦笑する郁子さん。
とはいえ、使う事、作る事でしかこの技術を残すことはできません。

甑を新調したさいは、たくさんの技術者が勉強にこられたそうです。甑専用のカーブ定規など「甑」製作のためだけに使われる道具もあり「この技術がなくなってしまうのは本当に残念」と澤田夫妻。
「喜一さんの甑は高温で米を蒸しても、ほんのり温かい。断熱性が高く、余分な水分を吸うため外硬内軟の理想の蒸し米ができるのです」と研一さん。

ひんやりした蔵内。

もろみの経過がわかる写真つき説明文も。単独のタンクを見ても素人にはわからないので助かります。

木製の床にビニールを貼った部屋もあり。

ちょっとビビる急階段(汗)

熟成酒が多い澤田酒造。アップリケされたキュートなのぼり!

研一さんいわく「知多半島は醸造半島なんです!」
「中部国際空港セントレアに近い知多半島は、海運の便が良く、江戸時代から醸造業が盛んでした。最盛期には200以上の酒蔵に、酢、たまり醤油、みそ蔵と醸造蔵が勢揃いしたのです。数こそ激減したものの、伝統製法にこだわる蔵が今も残ります」

お庭には常滑焼きを象徴する大きな水かめが。
じつは澤田酒造さん、週に1度だけ食と酒が楽しめる場も設けています。

その名も「常滑屋」。研一さんと郁子さん、六代目の薫さん。

蔵で使っていた木材も多用。常滑焼きに地の魚など。

お刺身醤油はたまり、豆味噌を生かした料理。たまり、豆味噌は南蔵商店製。販売も。

噂の梅酒です。土管の椅子!

セントレア開港記念につくられた「夜間飛行」ぷぷぷなネーミングの純米大吟醸3年古酒。

お酒のメニューと常滑屋のマダム!

「知多半島は伊勢湾から魚介類が上がり、料理を盛る常滑焼きがあり、発酵食品すべてが揃う。まさにおいしい半島なんです!」
__________________

aff お宝!日本の「郷土」食 6 [愛知県知多半島]
昔ながらの道具で醸す 醸造半島・知多の熟成豆みそと純米酒
●おまけ。
皮のおいしさに感動!ご当地饅頭

澤田酒造さんで出していただいた酒饅頭です。

ご近所、稲垣屋製菓舗謹製の「酒素(さけもと)饅頭」。ふわ〜んとお酒のいい香り。やわらかもっちりの皮が美味! なんでもどぶろく免許を持った饅頭屋さんなのだそう。だから、生地が違う!
じつは甘いあんこが苦手なので、失礼と思いつつ郁子さんに「皮だけ(もっと)食べたいです(笑)」と言ったら「あら、うちの娘と同じこという(爆)」薫さんも甘いの苦手なんだそう。
それくらい皮がおいしい! さすが醸造半島のお饅頭★

常滑焼きの狸さん。

石川喜一さん95歳。遺作の甑

新政さん「1日1合 純米酒」

December 23, 2010

六号酵母発祥蔵の新政酒造さん。『赤ヤマユ』と呼ばれる岡山県産雄町米を使ったお酒、そして85%のお酒。ともに純米酒が10月に発売されました。
●2009Dec蔵訪問

今年も『純米酒BOOK』でメッセージした「1日1合 純米酒」推進カードが。本文抜粋なので意味がわからへんという人は本を読んでください。

あわわ、オイラの丸文字まで…。習字をならっているとは口がさけても言えないす。蕗翠先生に「だからあ〜」と言われそう。すでに言われてる。
新政の佐藤祐輔さんはお酒のコンセプトが明快。それを裏ラベルに。こちらは『85%』の2010年バージョン。2009と違います。2年目には2年目のメッセージがあるということ。酒造りは常に進化しているとすれば、毎度、メッセージすべきと私は思います。なにしろ、エンドユーザーまでハッキリ届きますから。
前回のシリーズ+他のことを書いた2009 Augのブログ

85%というと、どっしり重たい…とおもいきや、爽快です! 日本酒の重たさが苦手な人にはぴったんこ。(この重たさとは、ヘタな造りによって生まれる(であろう)ヨーグルトを真夏に常温放置して1ヶ月たったような容器のふちの匂い+いや〜なくどいアミノ酸たっぷりの意)
6号酵母+秋田酒こまちの底力!ライトにするするっと飲めるタイプに仕上げています。しかも安い! 四合瓶で1000円出してお釣りがくるという。あまりに安いので酒屋さん泣かせとも。
天洋酒店さんの『市販酒品評会』(←すごいまっとうな品評会!)でも、評価が高かったという→佐藤祐輔さんblog

そしてこちらは『赤ヤマユ』

こちらは甘さも酸味も厚みがあるジューシィタイプ。でも、重くない。造り手の年代で味の方向が出ますね。
若き農大の学生、勇人くんも飲んだという。
料理通信1月号はジェネレーションで飲み分けるという特集。さすが!と思った切口です。

『2011年、知らなきゃいけない自然派ワイン、日本ワイン、日本酒は、コレだ!
家飲みも外飲みもこの1冊がバイブルです』

気に入っているお鍋。具を用意し、つゆを作って、スタンバイ。好きな素材を少しずつ入れては、薬味をつけて、つまみ的に楽しむという。寄せ鍋とはまた違う個性がわかる小鍋仕立て。しかも超スピーディ、超easy(笑)

10月に飲んだもの記録その2

December 20, 2010

「日本酒の日」フェアが新丸ビルの7階、丸の内ハウスで開催されていました。10月6日の夜に行ったらこのような美酒一升瓶がズラズラ〜★とテーブルに(撮影するといったらハウス中のお酒を集めてくれたのでありますが)

「さあ、どれからいきますか〜。これから?(笑)」と瓶を差し出すmus mus佐藤としひろさん。なんたるちあ〜さんたるちあな状態(なんじゃそりゃ)。
すごいのがありすぎても人間、迷うものです。
あの○○○、いや、知らないあの○○○…
3秒ほど(それだけかっ)悩んだ末に、口あけは、やっぱりあのあれ!をいただきました(幸せ)
ラインナップの一部を紹介

安定した美味しさを感じる九平次。「日本酒ダメなんですぅ」という人を開眼させるにはバッチリな1本。飲ませると「なんですかっこれ日本酒ですか!?水みたい!」とクイクイ飲み干す現場を何度もみています。いわば”日本酒嫌いを返上する酒”。きれいなのに味の層あり。炭濾過バンババンした薄い酒とは異なります。蔵の清潔感も伝わってきます。

田酒の純米大吟醸!

宝剣の純米吟醸!

磯自慢の特選!
さて、どれをいただいたでしょう。はたまた拡大写真にはないあの酒か。ぷふふ。

じつは出張帰りでハラペコ到着。

今宵のmus mus野菜。蒸す蒸すした野菜をいただいてから

近藤けいこさんの無農薬生姜、サツマイモを菜種油で揚げた天ぷら。

油揚げの味噌漬け焼き、ネギの塩炒め。

左は牡蠣ごはん。右は初めて見ました。小指の先ほどの小さな小さな牡蠣の塩辛。広島の「かなわ」の社長さんが来店中で、牡蠣もいろいろあることを教わりました。

かなわの社長さん熱く語るため顔ぶれぶれ。服部先生と玉田泉さん、佐藤さん。こちらもぶれてますが。

おいしい日本酒がちょっぴりあれば、その日が幸せにしめくくれます!

*この日のラインナップは「日本酒フェア」の銘柄です。

mus musは定番のお酒のほかに、おぉ〜っという酒もあり。この時は白瀑 純米にごり生酒「ど黒 」も! ○白瀑さん蔵訪問

_______________________

●近藤けいこさん情報!

けいこさんとお姉さん。けいこさんの段ボールが新しくなりました。

今までは近所のスーパーでもらってきたバナナの箱でした…。

10月に飲んだもの記録その1

December 19, 2010

ある晩のおつまみ。いかごろ丸干し、自家製のちりめん山椒と、山葵の茎の醤油漬け。こんな何でもないつまみがおいしい。

柿太水産の逸品です!

グリルも大活躍した季節。

ブルゴーニュに行く前に予習。AMIOT SERVELLE!
これは9月末だった。広島からオコノミタロウさんが上京。ウナギさんも勉強兼ねて日本酒三昧。

トップバッターは王祿と喜久醉。↑RICE BURNERウナギさんです。

らっきょうの塩漬けと味噌漬け。

オコノミタロウさんが愛する賀茂金秀。そして七田!

十四代の本丸。そして而今。キレイ系いきます。

引き続き而今。

きたよ〜濃い系。と、お勉強はまだまだつづく。

オコノミタロウさんとウナギさん2ショット。

もくもくと仕事するとおるさん。お酒はお店が終わったあとの作業が重要。酸化しないよう詰め替えしたり、味をみて温度帯を変えた冷蔵庫へ収納するのです。「酒は育てるもの」 byとおるさん

ありがとうございました!

おうち飲み! 敦巳さんが作ってくれたサンマ寿司。そして新政の85%

開運の木桶貯蔵! OKE’ 09 濃醇な味わい。

お鍋にしました。杜氏、山口竜馬さんの渾身の作.プロデュースby山中酒の店で販売!

桶貯蔵に85%など、
特徴的なお酒がいろいろ出てきました!

ちょっと三重県へ。

スタバでお茶を買って乗車。

近鉄乗り換え〜。

とある庁舎のセルフカフェ。おしぼり入れの意外な使い方。カップウォーマーとして。ただ、扉が閉まっているとカップのありかがわかりにくいす。

おかげ横丁付近。塩バニラに、味噌ソフトと、ほ〜。

移動してgo go静岡へ!

大にぎわい!日本酒の日

誰も知合いはいないとおもいきや、RLの某氏。

新婚さん♥ 開運の美人!お嫁さんです〜。

せっかくなので一緒に撮影してもらいました。パパとも。

新婚♥若旦那。

スペシャル磯自慢登場!

すくっていれてくれるという。

いいな〜「海藻ラベル」白隠正宗の高嶋くん。

せりざわファミリー。静岡県地酒祭でも会いました!かわいい日本酒キッズ。

しょうせつ〜♪ ぽんしゅが最高!
正雪の弟さんは Mystic Waters「日本酒(ぽん)酒が最高!」のドラマー!ここで→聴けます♪姿も

ホテル特製おもしろ料理もいろいろ。

臥龍梅さん、法被裏面に注目。

杉錦さん

杉井酒造の杉井均乃介さんです。
●2010 June 5 杉井酒造蔵訪問 blog

そしてホテル特製料理。珍味もいろいろ。チケット1枚は500円。

などなど。

そして、カワリダネ、森本酒造さん!

おもしろすぎる!

じっくり読んでみてください。

喜久醉の青島孝さん。東京都押上の日本酒バー・酒庵 酔香さん。

珍味をあらためて紹介。カツオの酒盗、イカの塩辛。

閉会の挨拶をする初亀・橋本謹嗣さん。穏やかなお人柄。お話がとっても上手です。

酒造組合事務局の小澤康弘さんたちとパチリ

静岡県育成酒米新品種「誉富士」を開発した静岡県農林技術研究所栽培技術部・宮田祐二さんも。高嶋くんが入ると小さくみえます。みんな。
静岡県は酒力が確か。美酒揃い!を実感。

久しぶりにこだまに乗車。終電まで時間があったので

駅構内の居酒屋さんに。富士山静岡鍋!? 鍋がタジン鍋風。

背中にメッセージが! 店名物の「静岡割」は静岡の緑茶で割った焼酎とか。富士山におでんに緑茶に黒はんぺんに、静岡名物はいろいろあるを実感した夜。

富久長100年

December 17, 2010

10月2日。広島県の蔵元「富久長100周年」を祝う会がありました。

スタンダードのラインナップに加え、1985年の古酒も!

こちらのお店の名物酒となった「とおるスペシャル」ラベルは杜氏の今田美穂さん!

発起人ひるちゃんこと比留間深雪嬢がメッセージボードを用意。皆でサイン。

とおるさんに引き続き、お母さん。そこに、おばあさんのイラストを追加する息子。

「………。」 (右)苦楽をともにした3人記念ショット!

そしてひるちゃんがサイン!ふたりは同い年です。

そしてワタクシも同い年〜。お店の入口に富久長の古い看板を飾りました。

今宵のお品書き

ベスベさんに発注した花束!美穂さんのイメージで。

ポンポンダリア、トルコキキョウ、スカビオサ、コスモス、ヘデラベリー、ミント、アジサイ、エノコログサと、各種入ってボリュームいっぱい。

はじまりはじまり★ 挨拶する美穂さん。

みんながお祝いを!

塩らっきょうと栗の渋皮煮。

お祝いメッセージ。ご親族のかたも参加。

メインディッシュは天然鯛のしゃぶしゃぶ。

柑橘果汁もたっぷり用意。

巽醤油です。こちらの蔵元さんも参加。いい醤油があるとなお楽しい!お野菜もたっぷり用意!

富久長でニッコリの女子。美穂さんは女子ファン多しです。

お酒は売るほど、ある。

そして鯛ごはん! 部室で使うようなお鍋が登場。

鍋炊きご飯ならではのおこげも!食べてみると炊飯器よりもおいしい。ふーむ。(右)梅酢でさくっともんだ野菜の浅漬け。

今田周三さんでーす!

珍しくマイクを持ったとおるさん。富久長100年ありがとうございました。家業が自分の代で100年記念というのはめったにない偶然。
美穂さん、今季のつくりもがんばってくださいね!
●今田酒造 富久長
復活栽培している「八反草」。広島八反系のルーツの酒米。この米を使った酒は世界中で富久長だけ!
八反草のお酒

江戸蕎麦手打処 あさだ

December 14, 2010

浅草橋にほど近い鳥越の伊勢宇本店・若旦那こと宮澤さんが「お客さんのお蕎麦屋さんで、おいしい店があるんです」と誘われてGO。お蕎麦大好き!穀物好きです。
江戸蕎麦手打処あさだ

定番メニューのほかに、本日のお品書き!そそられる文字ずらり。旬の野菜料理、嬉しい。冷酒1合、燗酒1合のラインナップもへ〜ほぉ、そお!

ぜんまいの白あえ。よござんすね。まず初めにはこういう料理がよござんす!

こちらは定番メニュー。

そしてお蕎麦のメニュー。頭の中で組み立てが始まる。

若旦那が納品しているという郷の誉「山桜桃」。一世を風靡した銘酒です。久しぶりにいただきました。お蕎麦を胡麻油でカラリと揚げた「揚げ蕎麦」カリポリおいしい。

蕎麦屋の定番、焼き味噌は「あさだ味噌杉板焼き」。しゃもじよりずっと清潔感あって香ばしい。そして旬の新サンマの刺身。添えてあるものが凝ってます。

こちらが伊勢宇本店の若旦那。あさだの若旦那とパパ友なんだとか。

サンマに添えられていた菊の花の寒天寄せ。美しい〜!おいしい! う〜む。ただものではないよ。こちらの若旦那。

大好きな蕎麦がき。蕎麦の味が違います!こちらで石臼碾きでそうですかあ。そしてあさだの若旦那・九代目の粕谷育功さん。笑顔が素敵。料理もいい、お酒もいい、人柄もいい!

蕎麦の実。なめこも入ってとろ〜り、アツアツあん状態。燗酒に最高。

日本酒の定番メニュー。選べるお酒がいろいろ揃ってます。

つけ汁がおいしくて嬉しい。

そして「鮎の山椒煮」好きなんですが、甘すぎるのは苦手です。買ってきたものを出すケースもあるので、若旦那に失礼を承知でいかなる山椒煮か聞いたところ、ご自身でたいたものという。そして甘すぎるのは苦手という。さっそく注文してテーブルに届いたものは!

美しい!包丁のエッヂまでも美しい。若旦那、ただものじゃない!

牛蒡と舞茸の天ぷら。カリッ!ジュワ!香ばしい。お蕎麦屋さんの域を越えてます。料亭の味。若旦那っていったい!?

宮澤さんが頼んだ鍋焼きうどん。かけそば。潔いです。

あさださんのお酒冷蔵庫。お酒はときどきで変わります。

料理通信1月号で「あさだ」さんのお酒選びの考え方についての紹介あり。必読の書!

甘味も手を抜いてません。

粕谷さんです。ただものではない…と経歴を聞いたら、あの「青柳」で修行したそうです。どおりでっ。(右)甘味の品書き。そそられる書です。こんな字さらっと書けたらな。

味のある絵とお店の案内。メニューの文字もみな良いです。これも聞けば、お父上がすべて書かれているという。絵も字も達者!すごいです。8代目。

こちらも父画伯によるという。

●江戸蕎麦手打処あさだ
東京都台東区浅草橋2-29-11 TEL03-3851-5412
JR総武線浅草橋駅東口 徒歩3分
地下鉄都営浅草線浅草橋駅A4出口 徒歩2分___________________________

伊勢宇本店 若旦那の名刺です。こんな品揃え。blog 『飲むならやっぱり旨い酒!』
まだつづく(笑)_______
11月2日。料理通信の八木さんと曽根さんと再訪!

きぬかつぎ〜。八木さん。

青菜と油揚げの煮びたし。白焼き。

小柱と野菜のかきあげ。「開運」ひやおろし。

しめさば。

蕎麦のからすみあえ!!!

白海老、はぜの天ぷら。

温かいお蕎麦2種。

お蕎麦。iphoneのカメラでは限界あり…。もっと美しい色あいです。

デザート。(右)曽根さん、若旦那、八木さん。この続きは『料理通信 1月号』を。

九頭龍の「お燗酒用大吟醸」初めてみました。
季節毎に通いたくなるあさださんです!

9月の食べたもの記録

December 11, 2010

9月の食べたもの記録。(左)唐沢耕さんちのかぼちゃ。オブジェとしてもかわいい!(右)タコのジェノバソースがけ。種から育てたバジルでナッツやオイルを加えてソースを作りました。塩をきつめにしておいて、使う時にオイルや酢、柑橘果汁、ケッパーなどでのばして楽しみましたとさ。

有機のニンニク茎とドライトマトのパスタ、ホタテとトマトのグリル黒胡椒パラリ。

ズッキーニと玉ねぎのマリネ。ズッキーニのオリーブオイル炒め。

天洋酒店さんがある秋田県能代・喜久水酒造平澤喜一郎さんのお酒。このラベルを見るとつい喜一郎さんのポーズを。

(左)麻婆豆腐が食べたくなってキノコで作りました。(右)こちらは、梅酢と梅酢漬けの茗荷で食べた豆腐。

柴田酒造場の純米大吟醸。尊敬していた人が愛飲していたお酒です。うまみが凝縮した美味なる味。しばし偲んでいただきました。

ギフトショーにポタジェララの小澤ちひろさんと行く。獺祭さんが石鹸を出展。

その次の日。獺親子に偶然会う。

鯛のすまし汁と獺祭。旭酒造に勤務するフランス人研修生セリックさん。漢字に強く特に「魚」へんがほぼ読めるという。すごい!

立川志の輔師匠を聴きに町田まで行く。

帰りに町田の居酒屋に立寄りました。

「ネギいっぱいサラダ」ホントにネギだけごま油、塩とあえたもの。トッピングはカイワレと超シンプルつまみ。イワシフライは辛子で。
そして作って食べた料理。

ゴーヤと玉ねぎの醤油+黒酢漬け。オクラのニンニク炒め蒸し。

玉ねぎとローズマリーのグリル。カラーピーマンのグリル。

梅干し研究家の長谷川憲孝さんと梅干し交換しました。好みって人それぞれ面白い〜!

秋まで猛暑でした。酸味が心地いいワインもよく飲みました。
イカ祭りの夜

お茶作り名人、豊好園さんの栗。大粒で中身がぎっしり!なんともきれいな栗でした。

境港の父作、紫玉ねぎも生で、グリルでよく食べました。焼くとあま〜い。

9月のお弁当は9月の野菜。煮たり、糠漬けにしたり。

お米は自分で買うのは玄米only。白米はいただきものです。思い立ってすぐ炊けるのは便利ですが、なにかどこか物足りない白米であった。

酒の肴にぴったりな!七賢さんのわさび漬け。無添加です。

鳥取県名古屋本部の岩成哲彦さんが送ってくれた二十世紀梨。今年は実が少なかったそうですが岩成セレクトさすがのおいしさ。果汁たっぷりジューシィ☆

秋田県能代の天洋酒店の浅野さんセレクトの秋田酒6本!

グラスをいろいろ変えて味わってみました。

9月18日は和ごとを楽しむ会。ゲストの講談師・一龍斎貞寿さん。バンバン叩くあのお道具についてお伺いしました。それぞれの道にプロ道具があるのだと感心。貞寿さんは和紙を巻いた手作りで、音がいい感じなのだそう。

その日、ガイア代々木上原でメローハバネロさんのイベントあり(右)ハバネロマンこと近藤卓さん(左は太ももの会の佐藤さん)。丹波篠山で無農薬栽培のハバネロを生産。そのハバネロにオーガニックマンゴーを加えて濃厚HOTなスパイシーソースを作っています。土づくりからボトル詰めまで一貫生産!

イラストも上手。畑では気分が上がるようにメキシコの帽子をかぶりながら作業するそうです。
そして深夜まで。
9月21日

silver色の美しいさんま丸干しの生産者、三重県・遊木の濱中朋美さんが上京!mus musに行きました。*12月に入り、待ってましたのさんま干し始まりました!

富山県の羽根屋をいただきました。

牡蠣のつまみいろいろ。(右)鶴齢さんの奈良漬け。

(左)mus musに届いた近藤けいこさんの野菜。けいこさんin mus mus (右)濱中朋美さんと遠藤和さんと。丸の内で会うのがとっても新鮮!

赤坂・花楽で福光屋の純米酒

December 10, 2010

赤坂・花楽さんのお料理です。お野菜中心の上品なお料理づくし。久々に感動!した和食の話つづき。(昨日で年内の出張がすべて終了!万歳2010。お世話になった皆様に感謝です)

今宵はリョーショクリカー副社長・古屋忠文さん。顧問の藤原謙次さん。ガッツがあるから”パンチ長島”と命名した(笑)長島愛さん。そして福光屋の品野陽一さんたちです。このお店のお酒はすべて福光屋さんの純米酒。

最初のお酒は加賀鳶「山廃純米吟醸」ひやおろしなので秋の黄金色をイメージしたラベルとか。原酒です。

古屋さんの秘密兵器登場。デジタル温度計!結構正確で楽しい。

そして2番目のお酒は「冷やおろし 福正宗」。
石川県酒造組合では「冷やおろし」解禁日を9月9日で統一しているそうです。

落花生豆腐!

蕎麦の実がかわいく散らされています。クリーミィでコクある逸品。

そして「蒸し鮑」が登場。3番目のお酒「加賀鳶 純米吟醸」の説明をする品野さん。

「蒸し鮑  一夜干しの大長茄子添え」
味付けは鮑だけの塩味だそうです。シンプルに純粋に味わう事ができました。添えてあるのは大長茄子の一夜干しで、干し野菜にしてから蒸したそうです。鮑と食感を似せてあり、なるほど〜の技でした。プロは違います!
そして次なるお料理にもビックリ。

お椀です。一瞬見て鶏肉団子かと身構えましたが、ベジ!蓮根です!!(牛、豚、鶏は苦手)
「萩蓮餅椀」ルビ=はぎれんもちわん。蓮根でお餅を作り、中に新ぎんなんと蓮の実を入れて菊花を散らしたお椀。美しいうえ、とびきりおいしいお出汁の味わいに感激。

目が覚める美しさ!長皿登場。

「擬製焼き」ルビ=ぎせやき。擬製豆腐、栗を揚げたもの、紫芋の茶巾を添え、オクラの花ふわり。

「子持ち鮎の唐蒸し」。鮎の中におからが入っているのです。

「唐蒸し」は石川県の郷土料理。
緑色は蓼(たで)のソースでゆるやかなとろみはお粥でのばしているそうです。トパーズ色した餡は醤油+出汁がきれい。お見事!

お品書きを見せてもらいました。

どれどれ、ふ〜む、ほぉの二人。

鱧!

鱧には純米大吟醸「瑞穂」

鱧の骨を焼いてからとった出汁に、福光屋の純米酒を煮詰めて煮詰めてうまみだけ残した出汁。と料理長。ふわりと広がる鱧。

「純米大吟醸 加賀鳶 藍」

「純米吟醸 鏡花」

「福正宗 純米 完熟辛口」黒麹を使った1本です。

お漬物は「水茄子を和芥子醤油で」さっぱりして和芥子の辛みが爽やか。

焼き鱧雑炊。黒七味で。
最後の最後に

「茶豆を使ったずんだわらび餅」
ただの枝豆じゃないところがまたニクい。

ごちそうさまの記念撮影。

ありがとうございました!
凛とした中村英利料理長、プロデューサーの高堂のりこさん。美しい組み合わせを見せていただきました。 野菜好きの私には最高の「花楽」さんです。
このお料理は9月13日のコースです。

__________________________
椅子の事が書かれたブログがありました。店内の様子がわかります。
○花楽の椅子

静岡県地酒まつり

November 30, 2010

思い出しblog。9月5日(日)は品川プリンスホテルで静岡県酒造組合主催の静岡県地酒まつりがありました。組合の会長を務めるのは↑開運・土井酒造場の土井清幌社長。酉の市の熊手を飾る樽はほとんどがここの蔵!縁起ものです!

静岡県育成酒米新品種「誉富士」を開発した静岡県農林技術研究所栽培技術部・宮田祐二主任研究員。長いので「宮田先生」と呼んでます!

誉富士ブログ担当女子!情報発信がんばってます。→誉富士応援ブログ(右)宮田先生と酒造組合事務局の小澤康弘さん。
●誉富士の田植えに参加!2010 June 5 blog

千寿酒造さんの誉富士。

千寿さんこんなお酒も。

杉井酒造の杉井均乃介さん。銘柄は杉錦1本。
●2010 June 5 杉井酒造蔵訪問 blog

杉錦のブースに集う、トミ〜タさんとミカさん!

そして磯自慢さん。各種まとめて状態抜群で水平垂直味わえるのは貴重です。

純米大吟醸「愛山」美酒でした! 日本酒初めてさんが、この酒で最初に出会ったら最高幸せなスタートだと思います。

今日もデカイぞ、白隠正宗・高嶋酒造の高嶋一孝さん。新発売「水」出ました!
●20103月27日 白隠正宗さん蔵訪問

臥龍梅さん。法被の裏がなんとも凝ってる、色っぽい。表からはまったくわからないのが残念です。

元CONRAD「風花」統括料理長の斎藤章雄さん! 以前、静岡県内のホテルに勤務されていたので、静岡のお酒&蔵元にたいそうお詳しいのです。

正雪さん。弟さんは Mystic Waters「日本酒(ぽん)酒が最高!」のドラマーです。ここで→聴けます♪
CDは横浜君嶋屋さんでも売ってると思います(たぶん)

正雪・純米大吟醸「天満月」。美酒★

三遊亭鳳楽師匠の落語会をお手伝いしているフーさんとばったり。楽しい親子は丸茂芹澤酒店さん。おボッちゃまくん銘柄詳しい。英才教育です!●せりざわさんBLOG.
神亀活性にごりの”17年古酒”をこの会でいただきましたが、まだ冷蔵庫です。

閉会の挨拶をする富士錦・清 信一さん。

富士錦さんの誉富士↑ 高砂さんの山廃冷やおろし↑

松崎晴雄先生と3ショット。そして最後にまた杉錦さんへ。
おいしいと思ったお酒が、違うおいしいに出会ったあとでどう感じるか。最初に飲んだものはおいしいと感じやすいものです。なので、こういう会では順番をシャッフルしてどう感じるかを味わうようにしています。とはいえお酒あんまり強くないので、全部の蔵をまわりきれないのが難。

ほんとうに

こちらのお燗酒は

するっとはいるのが不思議。

あれもいい、これもいい。県のレベルが高いです!
その余韻にひたりながら向かったのは

古酒BAR「酒茶論」。塾長の上野さん。

お店に入ると、とっくにトミ〜タさんとミカさんが楽しんでいました。

塾長のレクチャーを聞きながら、飲み比べなど。

グイッ。不思議なことに古酒はたくさん飲んでも酔いません。落ち着いた状態からなのかなんなのか。

バクライに三重のしょっから。塩系珍味がよくあいます。
珍味には日本酒です!ぜったい。

今日も楽しい一日でした! 新酒も古酒も、速醸もとも山廃もとも、冷たいのも温かいのも、それぞれのおいしさあり! いろいろあって楽しめるのが日本酒のワンダフルで奥深〜い世界。

丸本酒造さんの朝

November 29, 2010

前回からのつづき。丸本酒造さんの8月24日早朝。
あおあおしている山田錦おはよう!

蔵の前はラジオ体操広場。小学生とおじいちゃんも加わってなんだかいいな〜。

音楽が聴こえてきそうです。

丸本さんの蔵では有機認証の酒を醸造しています。海外向けの認証も取得。
今、蔵は「今朝しぼり」で大忙し。早朝しぼったお酒をその日に発送、翌日に飲んでもらおうという冬季限定企画。最近、どこでも始めていますが、丸本酒造さんが元祖。ガスが残ってチリチリ感あふれるフレッシュなお酒です。

田んぼにいる丸本仁一郎さん。この季節はどこでも裸足。しかし、バイクに裸足で乗る人は初めてみました。

歴史ある蔵の中。

こちらはフリースペース。使わなくなった蔵の2階部分を自分たちで改造し、こんな素敵なスペースに。貸し出ししておられます。
丸本家は猫好き。

ギンちゃん。

好きな場所が決まっているようです。
そして夕刻

夕焼け雲。

お祭りのときの提灯。

丸本家の玄関、傘立てにいたアオガエルくん。

何を見て、何を思う。蔵元のカエル。

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●おすすめ食事処
丸本酒造さんがある鴨方町は「そうめん」の町。かもがた町屋公園内にある「まちや亭」では、町家そうめん350円(夏は冷やしそうめん・冬はにゅうめん)おにぎり付き+50円が食べられます。地元を愛する女性たちのボランティアの賜物。やさしい味と値段に感激。

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