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musmus→世田谷BAL

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3月25日金曜日。国立演芸場三遊亭鳳楽師匠の独演会あり。地震から2週間目。他の会がのきなみ中止となる中、「こんな時だからこそ」と開催を。こんなときのマクラって? 興味津々で久々の都心、半蔵門まで。

(上右)休憩時間。おせんべいをほおばる佐藤としひろさんと、玉田泉さん。泉さんが持っているのはいずみ橋の純米カップ酒(いずみ橋の橋場さんブログ日本酒義援金プロジェクト進行中!)

半年前から、国立演芸場の日本酒が純米に替わりました! これが意外においしくて嬉しいかぎり。売店の方も「これはおいしくてね、評判いいんですよ」とニッコリ。「おいしい」と薦められる純米酒バンザイ!

古典落語はいいですね。落ち着きますね。余韻がいいですね。日本酒がぴったりですね。というわけで落語終了後、musmusへ。

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鳳楽師匠大ファンの白隠正宗高嶋一孝さんも参加。高嶋さん、1人で見ると大きさはよくわかりませんが、細身の堀しょうこさんが隣にいるとかなりビッグ!

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musmus日本酒担当のナカジさんに本日のお薦めをいただく。るみこの活性にごり、そして獺祭

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皮つきごぼうをダイナミックにカットし、菜種油で揚げた天ぷら。そして同様の人参。お塩で。

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秋田の阿櫻、岐阜の初緑。こうして夜はふけていく。丸の内ハウスでは今、『岐阜九蔵』開催中。

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(左)阿櫻といったら、いぶりがっこでしょう。(右)いつも笑顔のコンちゃんです。お会計お願いします。

高嶋さんは弟さんの車で東京にきたという。弟さんはお仕事だったという。世田谷方面は送ってくれるという。

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運転席には感じのいい高嶋オトウトが!見かけからして兄とは、異なります。

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そして、高嶋兄が「一度行ってみたかったんです!」という世田谷BALへ寄ってみることに。(右)店の前。やってるやってる。

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(左)高嶋オトウトさん、そして畑口勇人さん。(右)高嶋アニキとやまよ。

ちょっと似てるけど、違いますわ!高嶋兄弟。オトウトさんは雰囲気も優しくて、気持ちのいい青年です。雰囲気も優しくて、気持ちのいい青年というのはアニキもそうですが(笑)でも、やんちゃ度が違う!? オトウトさんは昔、モデルをしていたこともあるそうです。なるほど〜。

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世田谷BALはこの夜も大人気。小さな店はワイワイにぎやか。どんな時でも、いつも混んでる4坪の奇跡バル!インテリアと値段は居酒屋並、でもサービスはレストラン級。料理の作り置きナシ。グラスはピカピカ。詳しくは↓

世田谷BAL*2009年5月のブログ

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マッシュルームのサラダを注文。

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ドリンク一杯500円。

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いつ撮ってもナイスなオトウトさん。

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到着、マッシュルームサラダ。

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ジュースを飲む勇人さんとオトウトさん。オトウトさん身長もお高い。そこは兄弟そっくり!


Topics: 日本酒 | 2011/5/11 7:55:38

あっというまに5月も10日

GWも終了。2011はそれはいろんなことが起こりましたが、気がつけばあっと言う間に5月。

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なにがあろうとなかろうと、楽しもうと不安に思おうと、刻々と時は過ぎていくのであります。今、4月に出会った花や果実の写真を見ると、懐かしささえ。先月上旬は近所の桜が満開でした。

↑薄曇りの日に見上げてみる桜の花。純白に近い花びらの重なりは別世界!

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その3〜4日後には葉桜もチラホラ

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太い枝から垂直にのびる枝。そこにも花花花。

快晴の日。

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青空を背景にした桜の花、映えます。

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夕刻の西日を浴びた桜。

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枝垂れ桜もかわいい! 春はどこもかしこもラブリーなのです。本来は。そう見えるかどうかは自分の心が決める…。ん!?  だんだんミツオはいってきた(笑)

こちらは小田原・石綿敏久さんちの庭の金柑。

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たわわです。

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こちらも別の純白。

そして桜の花が終わる頃になると

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濃いピンクのハナカイドウが満開に! ボリュームあります。

こうして花や果実は、なにがあろうと確実に季節をスライドしていくのだと知るのであります。

こちらも、おいてきぼりにならないように。前進あるのみ!



Topics: | 2011/5/10 9:42:30

滑川のホタルイカ6丸ごと&地酒

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滑川のホタルイカおさらいです。

富山湾に春をつげるホタルイカ。なんと一生はわずか1年間!

行為終了後、役割を果たしたオスは海底。メスは海上へ。上の写真、左側がオスで、右の大きい方がメスです。子孫を残して一生を終えるホタルイカ、なんと潔い人生でしょう。『神秘の光 ホタルイカ

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というわけで、前々回も紹介しましたが『ホタルイカのメスの各部位』調理By 倉本禮子さん。

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お刺身は内臓、骨、目玉、卵をはずして、ボディと足にするのがナメリカワ流。「竜宮」スタイルと呼ばれています。これは澄んだ味わいが特徴。現地でしか、味わえないおいしさです。お刺身は本当に鮮度が命!

そして取り外された各パーツをそれぞれにおいしく!料理するのがホタルイカ名人・倉本流。

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こちらはホタルイカの骨! これでおよそ200パイ分だそうです。こんなふうに食べたのは初めて!

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↑こちらが元の骨。

骨を集めてかるく油で加熱すると、このようにパリッと美しいクリスタルな仕上がり。できあがりに塩をパラリで味わいかろやか、食感もグー! こざっぱりとして美味。

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こちらは集めた卵と内臓をそのまま加熱したもの。ほどよい塩分があり、ふわりとして、うまみもたっぷり。何もせずとも超おいしいです。日本酒を欲する味(笑)。

こういう部位は骨ともども、つい捨ててしまいがちですが、なんのどっこい。単品がおいしい!

もちろん

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丸ごとをゆでたてホタルイカも美味。

倉本さんいわくホタルイカはゆですぎないこと」が肝心。「色が真っ黒になると味も変わってきます。春を告げる食べ物ですから、桜色で。ゆですぎるとワタも出てきますしね」。東京のスーパーで”黒い”ホタルイカ、よく売ってますが、黒ではイカンのです。

ホタルイカの大定番料理、酢味噌あえはワカメ、ネギを入れますが、「昔は田んぼの土手にはえていたアサツキを入れたものです」と倉本さん。「セリ、三ッ葉もいいですよ」。なるほど、香りがあいそうです。

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「昔は酢味噌をごちゃまぜにして出していましたが、今は酢味噌を別にしてます」食べる時に好みで酢味噌をつけられるよう、別添えにしているとか。美しい!

こんなホタルイカには、地元のお酒が一番!

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滑川市唯一の酒蔵、千代鶴さん。「恵田」いただきました。

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富山湾の海底を思わせるロイヤルブルーカラーのお酒も。

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大観峰のお土産として名高い「まぼろしの酒 大観峰」は陶器入りの酒。

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地元のお米で仕込んだ「恵田(エデン)

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蔵にもどって9年目。今季のお酒で初の入賞を果たしました。おめでとう黒田一義さん!  訪問した前日が受賞式。記念の賞状の前でゴッド大谷と三人で記念撮影を。おばちゃんに囲まれて(困ったであろう)黒田さんであった。

平成22酒造年度金沢国税局酒類鑑評会 優等賞受賞

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滑川観光情報

なめりかわ宿場回廊巡り

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海沿いの道には、古い建物が残っています。

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こちらは元酒蔵。改装して、イベント等に利用されているそうです。

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奥の奥まで蔵がつづいています。

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現役のポストも味があります!


Topics: ご当地もの | 2011/5/6 12:30:26

滑川のホタルイカ5絶品昆布巻

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前日からの続き。倉本さんの料理で何が大感動したかというと、ホタルイカはもちのロンなのですが、昆布〆です! 菜の花をさっと塩ゆでし、昆布で〆たものをいただきました。あまりにおいしそうで、それだけおねだりしていただいたのです。

それはそれは、それは!!ものすごいおいしさでした。もう、これだけで、これさえあれば!状態に。頭に浮かんだのは「あの」きれいなお酒と合わせたいと思い浮かぶ始末。

富山は全国で一番、昆布の消費量が多いそうですが、一般家庭でこれだけ昆布を大量に上手に使いこなす県はないように思います。富山では「昆布〆用の昆布」が売られています。

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その絶品菜の花!(しつこいですが、それは感動的なおいしさで一緒に口に入れたゴッド大谷と思わず顔を見合わせ「うぉ〜っ」と叫んでしまったほど。倉本さんちのご主人、お子様は毎日、こんなおいしい料理を食べているわけで。そりゃ一族が30人にもなるわけですなあ…などと思ったり)

それだけでおいしい菜の花の昆布〆に、青じその葉、さっと茹でたホタルイカをロールUP!

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見事であります。昆布もほどよい柔らかさ。昆布+菜の花+ホタルイカの三位一体。ナメリカワ、おそるべし。


Topics: ご当地もの | 2011/5/4 8:49:00

滑川のホタルイカ4料理は酢味噌だけじゃないっ

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ホタルイカといいますと、酢味噌で食べるのが定番です。もちろんそれもおいしい。でも、それだけじゃモッタイナイ!ことがよくわかりました。おろし生姜と醤油も最高。

意外なおいしさホタルイカ餃子。

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ご指導いただいたのは富山県滑川市・滑川漁協女性部・倉本禮子さん。ほがらかで仕事テキパキ。アイディアあふれるホタルイカ料理を次々と開発するスーパーホタルイカwomanです!

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(左)この日の朝4時。久保副市長と倉本さん。ホタルイカを自ら選びにいらしたところをパチリ。(右)調理中の倉本さん。エプロンもホタルイカ柄!

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まろやかなおいしさ海鮮・ホタルイカ餃子

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お刺身。もちろん竜宮スタイル!

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富山の郷土料理といったら「昆布〆」ですが、こちら倉本流ホタルイカバージョン。

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ホタルイカ春巻も〜!

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ホタルイカ巻。おぼろ昆布でくるり。

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絶品、ホタルイカ炊き込みご飯!

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ホタルイカの丸ごと素干し! あぶれば香ばしく、かむほどに味がしみでて酒肴に最適。ふぐのヒレ酒ならぬ、ホタルイカ酒として、味わいたっぷりのお燗酒で楽しむ人もいるそうです。

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お孫ちゃん16人に、ひ孫ちゃんも5人おられるそうです。一同集ると30人!!だそうです。料理が手早いのも納得。30人が集る時は何を料理するのかお聞きすると「よく作るのは炊き込みご飯。2回炊かなきゃ間に合いませんけどね。あと作るのは海鮮丼かしら。お刺身をのせて甘辛く炊いたものをコラボしたり」

コラボ…。

ホタルイカ餃子、お孫ちゃんのボーイフレンドが30個ペロリと食べたそうです(餃子は大判でかなりのボリュームあり)それくらいおいしいってことですね。わかります。

倉本さんは「丸ごとおいしく生かす」が信条。刺身で内臓、骨をはずしても、それらを集めておいしく料理。ビックリしました「エコも考えて」なのだそうです。

そして、ホタルイカの部位を解説してもらいました。ホタルイカの解剖!? はなかなか見る機会がないので、白皿の上にのせて撮影。自分ではこんなに美しく取り出せません。

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目玉、ボディ、内臓、骨、卵、足、これがホタルイカのメス、全容です。初めてパーツを意識して見ました!! これが、それぞれのおいしさがあるのです(目玉はのぞく。さすがに目玉は堅くて難しいと倉本さん。滑川には目玉飛ばし大会というのもあるそうです)

つづく


Topics: ご当地もの | 2011/5/3 11:57:40

滑川のホタルイカ3ほたるいかミュージアム

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物の柄は滑川市の紋章ならぬ市章。それは誰かといいますと、キラリン

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後ろ姿もなんだかキュート!

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正面を向いたキラリン!みんなで記念撮影。深夜というか朝3時のパチリ。なぜ、この時間かといいますと、ホタルイカ漁を見学する海上観光船に乗る!はずだったのです…が、強風のため、出航できなかったのです(観光船は片側に人が集中するため、乗船定員は半分、万が一に備え、強風は欠航)。しかし、ガッカリィと肩を落としていたら、ほたるいかミュージアムで生のホタルイカ(生というか=生きてるホタルイカ)体験ツアーを開始してくれるという。

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ホタルイカの水槽を前にスタッフが説明。なんとこの水槽、半円ですが、じつは円形でこの2倍あり。ホタルイカがくたびれると!?ので、半円ずつ くるりと入れ替わるようになっているそうです。回り舞台ですね。なにからなにまでよくできています。

まずは、ミュージアムスタッフの紹介ムービー。始まり始まり!水槽の上の壁面に映し出されます。ちょこっと紹介。

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スタッフの朝は超早い!漁師さんと一緒なのです。ミュージアムの主役、ホタルイカをお迎えに。

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ホタルイカは、つかまった危機に対し、スミを相当量吐くのだそうです。「なんだよっ、プハッ、離せよオイコラッて感じですかね(たぶん)

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そして、ホタルイカ。つかまえたあとのケアが非常に重要なのだそうです。

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生き物相手のミュージアムならではの苦労がいっぱいですね。

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滑川名物! 清浄で冷たい海洋深層水がおおいに役に立つそうです!

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ホタルイカがどんどん選抜されていくそうです。

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海中のホタルイカの説明

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(右)これくらい光輝くそうです。↑実物はもっと幻想的でしょうね!

この日は強風で断念、残念だったのでありますが、ほたるいか海上観光は5月5日まで毎日出航。”夜明け前に繰り広げられる海での光のページェント”だそうです。急いでご予約を。

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シアター上映のあと、室内を真っ暗にして、ホタルイカさんに光ってもらうこととなりました。スタッフから「真っ暗にならないと光りませんので、フラッシュは厳禁です」と注意あり。もちろん了解!合点承知の助。普段からフラッシュたきませんから。そして買ったばかりのリコーGXRを取り出し、撮影に挑んだところ、ピカ〜ッ。誰なにやってんの!と思ったらオイラ。ピントを合わすために出る赤外線がそれは強力な輝きでホタルイカへ直射。超大ひんしゅく。どうもすみませんでした…とあわててカメラを引っ込めるの巻。シカシアンナニカガヤクトハ…。

そして、こちらのミュージアムでは、ホタルイカとのふれあいも自慢!

水槽へ移動します。

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元気よく泳ぐホタルイカが間近! これはなかなか体験できません。

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泳いでいる時はこんな色してるんですね。

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キュンキュン、ピュッと動きます。

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そうっと触ってもOKとのことで、手の上に。「ホタルイカは噛みますので」とスタッフの方のアナウンスが。本当に噛まれました。結構、痛かったです。ゴメンなさいと謝りながら、水へもどってもらいました。イテテ

しかし、あのまま、すくったホタルイカを食べちゃう人もいるのではなかろうかと、スタッフに聞いたら「そのような人は…」とのこと。証拠隠滅だから、わからないだけかも(ってそんな人はおらんって)

売店には

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もちろんホタルイカが!

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刺身(竜宮スタイル)で、丸ごとで、ボイルで

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試食販売もあり。カネツル砂子商店さんはネット販売もあります。

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富山県庁・櫻井課長、岡野主幹もお買い物。ふくらぎの漬けを大人買い!?

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ふくらぎの漬け、解凍するだけ。

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真鯛、かわはぎ、ひらめなど富山湾でとれた魚介類を昆布〆に。お土産に買いましたが、そうとう美味です。特に「しろえび」最高!きれいな純米大吟醸にあわせたくなる味。

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富山名物の昆布〆や一夜干しも売ってます。ミュージアムshopも海産物がいっぱいです。

そのあと、久保副市長の案内で漁港へ。

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遠くから船がもどってくる気配が!漁港に行って良かったです。ぴちぴちの大量のホタルイカを見る事ができました。

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朝4時、おおいににぎわう漁港でありました。



Topics: ご当地もの | 2011/5/2 0:30:13

滑川のホタルイカ2定置網は藁の網

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地震後は出張もキャンセル続き、また、出かける気にもならずでひきこもっていましたが、4月7日は地震前から決まっていた滑川市のホタルイカ漁見学でGO☆GO富山県。久しぶりの飛行機、立山連峰はワイドだな〜。

知ってるようで知らない、ホタルイカのことを勉強しに行きました。

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富山はどこからでも立山連峰が背景に見えます。駅からもよく見えました。そして今回は大谷洋子さん=通称、ゴッド大谷と珍道中のホタルイカ滑川巡り。富山駅で待ち合わせ、JRに乗ってゴトゴトと滑川駅へ。はじめて降り立つ滑川駅前の前で「ようこそ滑川へ〜!」とゴッド。

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市役所へ表敬訪問。クラシックな滑川市長室です。

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滑川市長の上田昌孝さん。食育に力を注いでいます。(右)滑川のキャラクター☆キラリン。もちろんボディはホタルイカですわ。着ぐるみも完成!

そして、夜、上田市長と久保副市長&ゴッドと名物ホタルイカをいただくことに(市長は途中で次の仕事へ)。会食会場は、市内(唯一)のホテル、サンルート滑川レストラン「有磯」

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今回、滑川訪問の目的はホタルイカともうひとつ。「恵田(エデン)」を醸す千代鶴酒造さんを見たい事でした。滑川唯一の酒蔵の千代鶴さん。写真の恵田は、滑川市内で栽培した雄山錦を使った純米酒です。じつは去年の11月3日に初めて出会い、そのおだやかな味わいに感心したのでした。しかもご本人の雰囲気がそっくりそのまま!(お酒とそのご本人はよく似ていると思うことがあります)。そしてHPもお人柄、センスそのまま出ています→千代鶴酒造

ただし本当の少量生産

なんと、90石!

この「恵田」もとっくに売り切れで蔵に在庫ナシ。なのですが、そこを2本も確保してきてくださった副市長の久保さんに感謝!

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貴重な「恵田」じっくり味わわせていただきました!ありがとうございました。

そして、いよいよ滑川産ホタルイカが登場!

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お刺身で。わさびではなくおろし生姜です。

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ホタルイカを刺身にするときは背骨を抜いて、内臓をとって、水洗いし、頭と足に分けて提供。この刺身になった足は「竜宮そうめん」と呼ばれています。これが本場・滑川のホタルイカのお刺身です。

ホタルイカの足がどういうふうになっているか、↑きれいにのばしてみましたとさ。長い足2本は本当にずば抜けて長いのです。短くて黒いマニキュアをしている足先は発光部です。水のようなきれいな味です。

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そして、こちらのホタルイカ。ぷっくりまんまるボディ!立派です。シャブシャブ用です。

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昆布が入ったお風呂で、シャブシャブッと

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シャブシャブッとしてポン酢醤油へチャポン。

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きれいな桜色だと感激していたら、「ちょっと火通しが足りないですよ」と横からゴッド。

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次のホタルイカはそのアドバイスをうけ、数秒増やすと内臓がぷしゅ〜っとはみ出てきました。「そう、これですよ!」とゴッド。内臓が出てくると、生臭みもすっかり消え、身はぷるん。一体感が出てきます。旨味複雑美味増。確かに! ホタルイカの加熱はこれが目安と知りました。

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東京でもホタルイカの生は売ってはいますが、このぷりぷり鮮度で購入するのはかなり難しいと思います。しかし、立派なホタルイカがあるもんだ〜(驚)


富山県のホタルイカは定置網漁業により獲られています。定置網漁業は氷見が元祖。 「資源に優しい漁業」 「自然共生型漁業」 と評価が高く、「東南アジアから研修生もきています」と久保副市長。

ところが、 1984年から、 山陰・若狭(わかさ)沖で、 「底曳網(そこびきあみ)漁業」 によってホタルイカが獲られるようになった。 その漁獲量も、 最近では3,000トンから4,500トンに達し、 富山県の漁獲量を大きく上回っている。 県別にみても、 1996〜1998年は、 兵庫県が富山県を突き放し、 首位の座にある(県資料より)

と、他県の一網打尽の底引網漁業を問題視する声も。

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定置網はホタルイカを追って獲る方法ではないため、効率は悪いけれど、乱獲にはつながりにくい。しかもホタルイカが「船に引き上げられるまで生きているので、富山湾産のホタルイカは鮮度が抜群」と、味のうえでもgood。滑川は漁場が15〜20分と近く、鮮度保持に関しても抜群!というわけで滑川産がブランドなのには理由があり。

しかも、網は ”わら” で編んで作られ、ホタルイカを傷めない工夫も。かつ、海を汚さない+エコ。

漁網が、藁=わらですよ、わら!! ご存知でしたか?

私は今回初めて知りました。おいしいものには、さまざまな持続可能な技術面での工夫があり! 今回は見る事が出来ませんでしたが、北日本新聞に取材記事がありました。

北日本新聞「先人のこだわり守る」 漁後は豊かな海育て わら網

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千代鶴さんの滑川海洋深層水を使った純米吟醸酒

蔵元の黒田さんいわく「深層水仕込みのお酒は、お米が五百万石で精米歩合50%。H19酒造年度に醸造し、瓶貯蔵で5℃以下の冷蔵庫で貯蔵しています。ホタルイカにあう様なお酒を目指して若干濃い目で考えています。深層水は脱塩水を使用」このお酒に対して、名水で仕込んだ山田錦の純米吟醸「雑味が少なくきれいな感じです」

滑川の深層水分水は安全で格安。相当量を被災地へ運んだそうです。

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ホタルイカと千代鶴さんで乾杯! ガツンと飲みたい気持ちをグッと抑えました。なぜならこの数時間後の朝2時集合でホタルイカ漁を見学する船に乗る事になっていたからです。

ホタルイカといえば、オリジナルネクタイも!

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ホテルサンルート滑川のフロントで販売している『ホタルイカ・ネクタイ』全部ホタルイカ柄!

ここでも買えます →Desicaとやま または カラーズ

つづく


Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2011/4/29 22:41:42

滑川のホタルイカ1

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4月8日。滑川・朝4時

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大にぎわいの漁港

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ホタルイカ大漁!

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とれたてキトキトのホタルイカ

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猛スピードで仕分け中

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そしてバスケットへ

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ホタルイカの生とは、この色。透明感ある赤。ホタルイカのメスです。

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お風呂あがりはこんな状態。やわらかで、爽やかな香りでプリップリ! カネツル砂子商店さんにて。

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バルタン星人のような目玉! フォ〜ッ、フォ〜フォフォフォ

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本当のホタルイカの実力を知った滑川市の出来事を連載します。

つづく


Topics: ご当地もの | 2011/4/29 9:59:57

被災地にラーメンを届け隊報告

先日紹介 「被災地にラーメンを届け隊」

第一便の報告がわらべ村さんから届きました。


↓ ↓ ↓


山本洋子様

この度は、お買い上げありがとうございました。

ご注文の品を発送致しました。


皆様のご協力により、2422食のご注文を頂き、25日(月)桜井食品工場にて3100食のラーメンを製造しました。

当初、予定しておりました送り先、宮城県陸前高田市の河野さんより、陸前高田では食料については充足しているので、他の緊急を要する被災地へ優先して下さい、とのお話があり、今回3100食の内、2000食は福島県南相馬市へ、あとの1100食は桜井食品㈱桜井社長自ら宮城県石巻市へ救援物資とともに運ぶ予定です。5月1日より5日間の予定です。

皆様のご協力、誠にありがとうございました。


_____________________

【注文日付】2011/03/26

【注文情報】※ 商品名 : 用意丼しょうゆ味(20食) 【被災地支援】(特徴 : 78g×20食)

※ 小計 : 2,000 X 2個 = 4,000円 (税込)

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※ 商品名 : 用意丼みそ味(20食) 【被災地支援】

(特徴 : 80g×20食)

※ 小計 : 2,000 X 2個 = 4,000円 (税込)

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商品合計価格 : 8,000 円

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合計価格 : 8,000 円

送料 : 525 円

修正額 : -525 円

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請求総額 : 8,000 円


以上、このようにそれぞれの隊員に報告してくれました。

まだまだ隊員、募集中です!レポートはわらべ村さんのブログで。


●被災地にラーメンを届け隊


Topics: 地震 | 2011/4/27 12:38:56

☆杜氏語録追記・夏田冬蔵

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天の戸・森谷康市杜氏が醸す『純米大吟醸  夏田冬蔵 中取り 無濾過 生酒  2011 秋田酒こまち40』

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清涼感あふれる、とことん美しい純米大吟醸酒です。

アルコール度数が17度あるのに、アルコールを感じさせません。清らかでするり、身体になめらかに沈んでいくようなきれいな味。

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パール色した絹糸を1本ずつ織り重ねたような、緻密な味の層。重さはまったくないのに印象は、深い。

杜氏いわく

この造りは、「飲む人を喜ばせるために酒をつくるんだ」
あらためて肝に銘じた年でした。


浅舞酒造は地元の米だけで醸す酒蔵。その米は半径5kmの米だけ。しかも今季の造りから仕込むのは純米酒のみに。潔い酒造りの決意表明。夏は田んぼで米づくり、冬は蔵で酒づくり。1年を通した米とのつきあい。杜氏のすべての思いが表れた1本に感じました。

●訪問記 天の戸、森谷杜氏に教わる一品

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この味を生かすのはどんなグラスなのだろうと、いろいろなグラスで試したところ、ソーヴィニヨン・ブランなど、白ワインのグラスが、このお酒の味をより輪郭くっきりと楽しませてくれました。

☆追記。夏田冬蔵杜氏よりメッセージをもらいました。ご本人の許可を得たのでご紹介します。


「あの時」以来、「酒は何のためにあるだろう」と考えました。
あまりにも悲惨で、とんでもないことでしたから。
しかも「酒は救援物資ではないので」と言われ、
かと言って何もできないことがどこかしら「おいてきぼり」のようでなぜか切なくて。

何度も繰り返し考えていたら、
「ちょっと酒をいじってるからっておこがましい。≪酒は何のためにあるだろう≫ なんて冗談じゃねぇよ」って、
逆切れ状態の、とうの「酒」が問いかけてきました。

「じゃ聞くけど、あんたにとって酒って何なの? まずそれから聞こうか」って。
浸透圧と浮力
自分に合ったおいしい酒って何の抵抗もなくからだにしみわたります。
「浸透圧があってるな」って感じあります。
そんな酒は心と体を「ふわっ」と軽くしてくれます。
浮力を感じます。
とてもぜいたくな浮力です。
・」
心と体を酒が同調
体が疲れているのになぜかハイテンションだったり、
ちょっとつらい時が思ったより長引く時。
そんな心と体の骨盤がずれている時。
いい酒が添い寝してくれます。
小さな声で語りかけてくれます。
「さぁ、ゆっくりしていんだよ。もう寝よう。明日の朝はちょっとだけ違ってるよ」って。
飲み相手
いい酒を目の前にするといい肴がほしくなる。
いい肴を目の前にするといい酒がほしくなる。
いい酒を目の前にするといい飲み相手がほしくなる。
いい飲み相手を目の前にするといい酒がほしくなる。
相手を見送って、「いい人と巡り合ったな」と言える時が一番幸せ。
・・

明日のための踊り場
・・
一気に上まで駆けあがらなくてもいいんじゃないかって。
一杯飲んであたりを見渡してみる。
踊り場で少し足踏みして呼吸を整えて、
方向転換。
ジクザグジクザク登っていこう。
・・・「
馬の前の人参
・・
午後のおやつは甘い物を控える。
夕方四時ごろになると、
「今日はなにを飲もうか」考える。
戸棚、冷蔵庫…すべてを一瞬にして棚卸。
「方向性」が決まると、
「じゃ、もうひと踏ん張り」と仕事に集中。
・・・
心も体も必要とするもの。
毒にもなりかねない「酒」を
文化までに押し上げているのは
人類の英知。
・・・・・それとも、
のん兵衛のあくなき探究心。
・・
酒を飲んで「おいしい」ってにっこりする。
自分もそうだし、
そんな場面に出くわそうものなら、うれしくてうれしくて。
・・

変なもんです。
大好きな「酒」のことを考えていたら、
すごく気持ちが軽くなりました。
さぁ、今晩はなにを飲もうかな。
冬蔵

Topics: 日本酒 | 2011/4/26 15:53:47

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