July 15, 2011
山形・酒田の塩納豆と麩
先日、酒田に行って「塩納豆」をたくさん見ました。ご当地納豆です。
山居倉庫。爽やかな風が吹き抜けます。
山居倉庫内のショップで見たラインナップ。
庄内には塩納豆の他、醤油の実などご飯のおかず発酵食が勢揃い。
原材料はこんな感じ。
素朴です。
原材料↑
銀座にある山形のアンテナショップに行ったら、塩納豆の老舗「加藤敬太郎商店」さんのひとつ上のプレミアム版「特選 塩納豆」があったので購入。
これがなかなかおいしい!
塩納豆といっても、納豆に塩を入れただけじゃなくて、糀と昆布を入れて作る納豆なのです。糀の甘さと昆布のぬるぬる加減もグー。このプレミアム版、塩は海の精を使用。
容器の三角形がなんとも!
納豆とひとくちにいっても甘納豆から桧山納豆、大徳寺納豆までホントにさまざま。塩納豆はこのままで酒の肴によし、ご飯によし、冷や奴によし、青菜とあえてよし、そうめんのつゆにもよさそうです。というわけで今月の朝日新聞ボンマルシェ「東京で味わうふるさとの美味」でご紹介しました。
●ちなみに庄内は「麩」も有名です!
庄内麩と言われるのはペタンとシート状になった麩です。
チョコにいちごもあった〜
お椀に入れたあとの形をフォロー。えらいなターンカット麩。しかしすごい名前だぞ。
Topics: 日本酒 | 2011/7/15 8:42:16
July 14, 2011
義援金ならぬ義援酒!JUNGIN GLASS PROJECT始動
1つ前のブログ最後で、ちょこっと紹介した
20110311 JUNGIN GLASS PROJECT!
エバーグリーンを思わせる緑色の1合グラスに、おいしい純米吟醸をつめて販売。10本売れたら、1本が蔵元さんから被災地の農家さんや漁師さんたちに直で届けられるという義援金ならぬ『義援酒』企画です。
お米や野菜を栽培する農家さんや、魚介+海藻をとってくれる漁師さんなど、おいしい食を届けてくれる日本の大事な生産者さんたちに、おいしい純米吟醸酒を飲んでほしい!と思ったのがきっかけです。
被災地で成人式を迎える若者たちにおいしい純米酒でスタートしてほしい!
瓶で送ると飲む器が必要ですし、移動にも気を使います。また、1人に1合を確実に贈りたい。そこでグラスにつめることを考えました。東北6県でスタートするロッケンロールな純米酒です。
新政の佐藤祐輔さんに相談にのってもらいました。
(右)横浜君嶋屋の君嶋哲至さんに流通のことや酒販店としての意見を聞きました。(左)デザイナー&カフェ8の川村明子さんにはデザインを相談。
木村硝子の中野さんに紹介してもらい、業界大手の石塚硝子さんに相談にいきました。
事前にいくつか購入してあたりをつけておりましたが、グラスの形はそれはさまざま。まっすぐストーンとした形は味が広がらないので、くぼみがあるタイプをと思いました。見せてもらったサンプルは中身が古酒となっていい感じの山吹色。
オリジナルで作れたらと夢と希望もありましたが、瓶カップ類は製造個数の単位が”ウン○十万本単位”と聞いてビックリ。
色は、遮光性が高い黒をリクエストしたところ、黒は特殊な色のため、1回の製作単位がこれまたウン十万単位とのこと…。しかも黒は前後に透明瓶等が作れないため、集中して製造する必要があり、作るのは1年に3回ほどだとか。
また、黒はリサイクル法からはずれており、回収されないのだそうです。このグリーン色は再利用OK。というわけで黒は断念。勉強になりました。ちなみに1回分を溶かすガラスのプール、なんと220トン入るのだそうです。1回に作る量が半端ではない瓶の世界でした。恥かいたり、冷汗かいたり。初回は打ちのめされて帰宅
がっくり気を落としていたら数日後、金原さんが「もう一度お話聞かせてください」と連絡を。
ご相談にのってもらった(左から)石塚硝子の金原さん、山田さん。そしてパートナー工場で、東北の蔵全体をカバーしている福島県の丸藤ガラスの鈴木さんも話を聞いてくれました。
鈴木さんに口径は、56mmと64mmと2種類あることを教わりました。秋田の新政さん、山形の山形正宗さんは56mm、山形の鯉川さん、岩手の南部関さんは64mmなのだそうです。今回、希望する口径は64mm。新政さんと山形正宗さんに協力してほしいというのに…一難さってまた一難。がっくり肩を落としていたら、鈴木さんが「64mmの手押しの打栓機が1台あるのでお貸しできます!」と。
手押し式打栓機。2000個を一気にやるには相当な体力が必要です(力のない女性にはちょっと無理のようです)
そうか!「腕力求む。打栓支援」と打栓ボランティアを募集するのもありかも!柔道部とか空手部とか腕力ある人にきてもらってと勝手に妄想ふくらむの巻。
デザインは川村明子さんにお願いしました。表面には東北6県の頭文字が、裏面にはV字回復を願う日本がデザインされています。
ご協力をお願いする蔵元さん等、順次ご報告します!
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT, 日本酒 | 2011/7/14 12:59:05
July 11, 2011
TOHOKU Sake Forum 2011
TOHOKU Sake Forum 2011
『東北6県から、30の酒蔵が協力しあい、東京に集います。
未だ厳しい状況にある被災蔵も多数参加し、みなさまに現状をご報告します。
震災により被害を受けた酒蔵も、一日限定出張営業し、テイスティングコーナーでは、各蔵とも一押しの銘柄を取り揃え、みなさまをお待ちしています。参加する全ての酒蔵から蔵元が参加する大変稀少な場でもあり、蔵元や各分野の専門家を招いたシンポジウム、トークセッションなども行います。私たちの生活文化や伝統と密接に関わる日本酒、農作物である米と水からなる日本酒。3.11後に絶やさず伝えゆくべきものとは何か、私たちに一人ひとりに何ができるのか
東北のお酒を味わいながら、日本の自然と、その産物である日本酒のこと、ライフスタイルやエネルギーを選ぶということ、これからの日本、私たちの“これから”について、みなさまと共に考える場にしたいと願っています。
おかげさまで、こうしてあなたに会えます。
あのときの奇跡に・・・・・・「ありがとう」』
写真上は■トークセッション2 3.11後の環境・エネルギー、そして日本酒について
飯田哲也さん[環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長]×鈴木菜央さん[greenz.jp (株)ビオピオ代表取締役]×新政 佐藤祐輔さん
ユーストリームで聞く事ができます。
詳しくは佐藤祐輔さん→ブログを
natsukipimさんのブログは参加蔵の酒写真あり
写真は第二部のシンポジウム2 「3.11後の日本酒を考える Part.2」
伯楽星の新沢巌夫さん。ここに詳しく→『日本経済新聞 銘酒「伯楽星」の再出発に乾杯』
打ち上げはmus mus。挨拶するNEXT5の小林さん、銘柄は「ゆきの美人」
そして
新政の佐藤さん。今回のために作ったオーガニックコットンTシャツで。お酒は「亜麻猫」
NEXT5は全員で5人!
「春霞」を醸す、栗林さん。
「白瀑」を醸す山本友文さん。オリジナルグッズが増えましたね(笑)
そして「一白水成」を醸す渡邊さん(左端)
東北30蔵のお酒がいろいろ。被災した蔵のお酒も奇跡的にあつまって感激の場面も。
以下の記事は、東北酒フォーラムHPから拝借↓
TOHOKU sake Forum2011 参加蔵元からのMessageより
思いもさまざまに。
いろんな人が協力して集りました。
(左)↑宮城県・「日輪田」「萩の鶴」を醸す佐藤曜平さん。以下、メッセージです。
以下、補足。佐藤祐輔さんブログより
20110311 たいへんなことが起こりました。
ですが、この夜集った蔵元たちは、熱く、温かな思いでいっぱいあふれていました。
日本酒は日本そのものがつまった液体。原料はall国産。田圃という日本の国土が直結しています。稲が育って、お酒に醸され、それをいただく、農家+蔵+飲み手がいい形で循環する日本酒。
いい米、いい水、いい環境をもっとも必要とするのは日本酒です。飲めば、日本が入ってくる!
とはいえ、米+水+環境を強く意識した上質の日本酒の話です。
今「東北のお酒を飲んで応援」と全国で展開しています。いいことですが、いろんなお酒がいっしょくたになって飲まれ、評価されている事が気になります。日本酒には純米大吟醸、純米吟醸、純米、そして醸造アルコールを添加したお酒、「普通酒」という何をもって普通なのかわからない名称のお酒まで、種類がたくさんあります。その味わいは天と地ほどの違いがあり、それが今はすべて「東北の酒」というくくりに。同じ「日本酒」という名称でも、味はまるで異なります。東北のお酒を飲む機会がありましたら、まずは東北酒フォーラムに参加のお蔵の酒を推薦します。
初めましてのお酒もいっぱいで、終わる頃にはすっかり酔っ払い!のパンダ状態(なんじゃそりゃ)
お世話になったmus musの佐藤社長、コンちゃん↑いっぱいありがとうございました。
最後にもう一度、東北酒フォーラムの挨拶文より
『生活文化や伝統と密接に関わる日本酒、農作物である米と水からなる日本酒。3.11後に絶やさず伝えゆくべきものとは何か、私たちに一人ひとりに何ができるのか、東北のお酒を味わいながら、日本の自然と、その産物である日本酒のこと、ライフスタイルやエネルギーを選ぶということ、これからの日本、私たちの“これから”について、みなさまと共に考える場にしたいと願っています』
ずっと考えていきたいと思います。
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●今、1合カップに純米吟醸をつめてもらい、10本売れたら、1本を蔵元から被災地の農家さんや漁師さんたちに送る義援金ならぬ『義援酒』を贈るJUNGIN GLASS PROJECTを企画中。確実においしい純米吟醸酒を飲んでもらいたい! *瓶で送ると飲む器が必要。輸送にも気を使う。1人に1合を贈りたい。
東北6県でスタートするロッケンロールな純米酒! また報告します。
デザインはこんな感じで進行中!
design by DOE akiko kawamura
Topics: event, 日本酒 | 2011/7/11 12:01:38
July 9, 2011
最適な形状とは?中野さんに教わるお酒のグラス
グラスの師匠、木村硝子の中野さんに「王祿を飲むのにバンビもいいですが、もっとおすすめのグラスがあるんです」と。それがこの↓ブルゴーニュ用のグラス。「悦凱陣」もよくあうそうです。
ステムが細く長く、形ぽっちゃりめ。
そこで、バンビの大小、平盃、うすはり、コンパクトなどを用意して「丈径」を試飲。
比べてみると、このブルゴーニュグラスだと、お酒全体がやわらかく豊かに包まれ、まるみが出、よりおいしく感じるのです。
ステムが長いほうが飲み口への角度、液体を落とすスピードなど微調整がつくと教わりましたが、なるほどっ!でした。
それに比べると、バンビ↑グラスは酸味というか、エッジがやや強調されて印象が異なります。もちろん充分においしいですが。
お気に入りの平盃でも、うすはりでも、お酒の長所短所の出方が異なりました。こんなにも形状で違うものなのかとビックリ!
●中野さん語録
「大きいボールの方がより香りが強くとれます(とれる=キャッチの意)。ただ、悪い香りもとれてしまうので酒質が問われます」
「口径が狭いと、細く、速く、舌の1点へ届きます。酒のスピード感が早いです。口径が広いと、ゆっくり舌全体で感じとれます。酒のスピード感もゆっくりになります」
口径が狭いものはブルピノの1erの良さがひきだせる。
*ブルピノ=ブルゴーニュのピノノワールの略
口径が広いものはブルピノのGrand Cruの良さがひきだせる。
1erには1erの良さ、Grand CruにはGrand Cruの良さを生かす「役割」がある。
「王祿の場合、バンビ↑6ozだと強く感じすぎる場合もあります。余韻の楽しみや香りが感じにくいのも難。14ozだとゆったりと酒質本来の素性の良さが味わえます。また大きいグラスは温度帯の変化をも楽しむ事ができます」
なるへそ。ベラビスタ×王祿×木村硝子の会はそういうわけで毎回、お酒に合わせてグラスが選ばれていたわけです。それがお土産。最終回の3回目は14ozのバンビグランデ。「アイスコーヒーを飲んでも抜群においしい」と石原丈径さん。うむ、コーヒーに合いそうだ。本日、松浦珈琲で試したらバッツリ!
次の日、ワインで試しました。右から3番目が中野さん推薦のブルゴーニュグラス。その両端のワイングラスはうちにあったブルゴーニュ用グラス。
「小さいグラスだと、スピード感と酸が突出過ぎてしまうんですよね。 当然、Grand Cruの酒力があるのが前提ですが。ブルピノでいうと、良い1er以上でないと辛いです。。。 ヴィラージュクラスのワインを楽しむ用のグラスは別にありますから」
と中野さんがいうので、しょうがないから!? パトリスリオンさんの1erを開栓(Grand Cruはうちにはなかった…)
↑うちのお宝3本。パトちゃん本人から購入したパトちゃんワイン
やはり、中野さん推薦ブルピノグラスが一番断トツやわらかな味です。う〜む。すごい世界があるもんだ。どうせ飲むなら、よりおいしく大切に飲みたいもの。
”そうでもないお酒”の場合、なるべく口が分厚い、ストンとした形状だと欠点が出にくいようです。その意味で、お酒によっては、コップ酒や湯のみ酒は理にかなっている!というわけです。そのお酒にあった形の器が大事ということですね。
日本酒蔵さんも「我が蔵のこのお酒にはこの酒器で!」とベルギービールのように推奨グラスを提案することも必要かと。そうでないと”欠点”丸出しになる場合もあるということ。どうせならお互い幸せに飲みたいですからね。
さて、扱いが面倒と思われるワイングラス。中野さんに教わったのは、グラスを洗ったあと、ステムを持って勢いよく下にビュンビュンふりおろすようにして水を切るといいとのこと。こうするとグラスを布巾でふかずにOK。やってみたら確かに布巾いらず。
ただし、グラスを落とさぬようしかと持つことが重要です。屋外、またはテラスがないと難しいかもしれませんが。
そうこうするうち小腹がすいておつまみタイム。ライ麦パンにニンニクの切口をすりすりし、オリーブオイル、その上にトマトをのせてグリル。焼き上がったら粗挽き黒胡椒、粒マスタード。単純な深夜のおつまみ。
Topics: wine, 器, 日本酒 | 2011/7/9 9:46:34
July 8, 2011
ベラビスタのドリンク
というわけで王祿の会参加で久しぶりに行ったベラビスタですが、ドリンクメニューがなかなかいいのでご紹介。今回、到着が14時まわったため、ホテル近くのマリーナ・爽風カフェで遅ランチ。 フォーやタイカレーとアジアンメニューながら、ビールはレフ ヴィエーユ・キュヴェというベルギービールあり。(右)川村明子嬢とオニオンフライ。
山田料理長の店、日本料理「双忘」では旬の海山里素材を生かした料理が楽しめます。
翡翠色の枝豆スープ。大分県の糀屋さんの「出汁糀」で味わう野菜の揚げ物。
ベラビスタの石原さんと王祿の石原さん。西川さん。
蓮根のステーキ 穴子添え。
とろとろの賀茂茄子と玄米!相性抜群の組合せ。
王祿 純米大吟醸 斗瓶 オリ
すっかりスリムになったマルコさんとちあきさん。
食事後、アフター酒も王祿。お燗で。
ホテル内には七夕飾り。
夏、笹に願い事を飾りつけするなんて、日本の風習は素敵。
からすかあで朝食タイム
漬物あれこれ
関連施設の敷地内でとれた生みたて卵。
マカイバリのフェアトレード紅茶。
たっぷりのお味噌汁と
毎日具が変わるというお粥、この日は長芋入り。
洋食メニューは
野菜たっぷりのスープにボリュームいっぱいのサラダ。
岩盤浴を併設しているのが嬉しい。そこでたっぷり汗をかいたら、テラスでひとやすみ。りんごの炭酸ジュース、シードルを。
芝生の奥は瀬戸内海〜。
飲んだシードルと炭酸水。
まぶしい日差しの下ではパラソルが必須だと痛感。
部屋の冷蔵庫にはヒューガルデン。焼酎は佐藤。ミネラルウォーターも各種。
ドリンクの趣味がなかなかいいベラビスタです。
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2011/7/8 17:33:53
July 7, 2011
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・3
そしてコースの中頃、テーブルにサーブされたのは冷たい青竹の一品。
「廣島檸檬そうめん」茗荷、黄にら、穴子、レモンバーム、胡瓜、翡翠ばってん茄子
自分で青竹をはずすという。
静かに引き上げるてみると、下からそうめんがにょろにょろ。
おぉっ
なるほど!青竹を完全にはずすとこんな感じになりました。
爽やかなレモンがきいたきれいな味のつゆに、そうめんと薬味が気持ちよくからみます。
おいしい日本酒は米、米麹からつくられる品のいい甘み、おだやかな酸み、清らかなグラデーションが醍醐味。いろんな素材の味を引き立てますが、一番の相性のよい肴はお出汁じゃないかと思っています。
みんな笑顔!
グラスもあれこれ飲み分けてゆるりと楽しい時間。大阪・山中酒の店の山中基康さん。東京から松浦立依さん、その奥に鈴木三河屋の大熊潤さん、栃木の目加田酒店の目加田さん。
カルラさんとも久しぶりで嬉しかった〜。
二人ともそうめんのお出汁を残らずいただきました。
木村硝子の中野さんが登場。
今回の企画のメイン、石原夫妻に企画に加わった山中さん、中野さん、ホテルベラビスタ・ケニーさんらが時間ごとに座る場所をチェンジ。周りのゲストはその都度、いろんな話が聞けるという趣向。中野さんは私のグラスのお師匠さんです。
それから10日間熟成匠黒毛和牛かたまり焼きも出て、最後の最後に、青梅、無花果、琥珀のしずく(王祿の長期熟成古酒)をつかったさっぱりひんやりスイーツが。
宴タケナワとなり、ケニーさんが中締めを。
1本〆でお開き。
ツイッターでやり取りしていたcaocaoさんとリアル会い。そこに山中酒の店の井上店長(井上さんは記憶力抜群で丈径さんの外付けハードディスクとよばれる。お酒は臨界点を超えると笑ってジャンプし始める習性あり)
神奈川から西やんも参加。王祿Tシャツ着用。
なぜかコマネチポーズの坂戸屋・武笠さんと、大熊さん。いつも愉快な二人です。
今年もお見事!山田料理長ごちそうさまでした。
そして夜はまだまだつづく。二次会会場へ移動。
ズラリ。ズラリ。
冷蔵庫に王祿全種類! お燗も待機。
純米大吟醸「意宇」直汲み無濾過生原酒14BYをサーブする丈径さん。
こちらのテーブルには、お出汁のきいたジュンサイと、神勝寺卵と魚醤(大分の健醤)で味つけた玄米ごはんのチャーハン。
王祿80%のつづき
大根の皮を醤油で漬けたものも。パリポリこういう一品も気が利いてます。陽気だなのムカちゃん。
日本酒男子、おいしそうに飲むな〜。ひたすら感心。
感心の意味

「うまいことを言うものだと―する」「あまり―できないやり方だ」
「ばかさかげんに―する」
すばらしい飲みっぷり!
夜の瀬戸内海を眺めながら、温泉に。
Topics: event, 日本酒 | 2011/7/7 10:05:10
July 5, 2011
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・2
「八0」直汲み21BY 仕込み17号
前菜盛り合わせ
フライド白瓜 出汁糀と →大分の糀屋さんが作る出汁糀。深みがあって丸い塩気。揚げ物に抜群!
がら海老白酢和え →豆腐が超クリーミィ!地元の小さく味の濃い海老にぴったり。
王祿酒粕のし梅 博多
揚げ鯛の子 →そうか!鯛の子は味をふくませて天ぷらにしたら素晴らしいことを知る。
ホテル農園間引き人参と小夏 →ほろ苦の葉っぱ、食べごたえある人参。さっぱり小夏とともに。
ちょっと驚いた酒粕の使い方。寝かせた酒粕を、やや厚めのクレープの皮のようにして利用。香ばしくて食べやすい。なるほどなアイディア。
次は、純米吟醸「限定」原酒無濾過本生 20BY 仕込み17号を燗酒で。
これには
賀茂茄子の食べるスープ。山形おきたま紫アスパラと
しっかととっただし汁に、柑橘の酸味をきかせた夏にぴったりのスープ。賀茂茄子を口に入れるとじゅわ〜ん。食べごたえある実のつまったアスパラといい、揚げ野菜がコクを出し、濃い味わいに。
「丈径」直汲み 19BY 仕込み23号
鱸のソテー 静岡県浜松見方原産新じゃが
新潟県南魚沼産間引きエリンギ おかひじき たて葉
茗荷&おくら&大葉のソース
このエリンギ。最初見たとき、いったいナニモノ?なのかと思いました。
バジルソースならぬ、茗荷とオクラと大葉のソースは意外な組合せでなかなか美味。バケットがくばられました。
乾杯で飲んだ、純米吟醸「渓」にごり21BY 仕込み25号の濃いにごり部分。
お腹がペッタンを強調するケニーさん。
王祿のお酒は年号が、雲! 東出雲町ですからね。
まだまだつづく
Topics: event, 日本酒 | 2011/7/5 19:38:01
July 4, 2011
王祿×木村硝子×ベラビスタ2011・1
ビューンと尾道へ
ベラビスタから眺める瀬戸内海。普段、目の前30cmのPC画面ばかり見ているので、こんなにどこまでも遠くの景色を見るのは本当に久しぶりで目もビックリ(笑)。絵のようにおだやかな瀬戸内海。海は1つ!境界線などありません。どこまでもつながっていることを、いろいろ考えてしまいます。
『王祿×木村硝子×ベラビスタ2011』に参加です。王祿酒造と木村硝子、ベラ山田料理長の和食を組み合わるコラボレーション企画。3年目の今年は集結編とか。
2011のメニューです。コースで出てくる洋のスタイル。
今年のグラスは大きなバンビ!グランデ(別名デカバンビ)これで王祿80%を味わうという趣向。木村硝子の中野さんの手。今、ベラビスタ売店で木村硝子の製品を販売中。
王祿の石原丈径さん、そしてカルラさん。
今回、洋服(その他もろもろ)を詰めたバッグをそっくり忘れてしまいお財布ひとつで飛行機に乗ったという。いや〜身軽でした(笑)。というわけで広島空港からUNIQLOへ直行。上から下、中まですべてユニ! UNIQLOOKSに応募したいくらいでした。
純米吟醸「渓」にごり21BY 仕込み25号
「渓」の活性にごりの上澄みで乾杯です!
この活性にごりの上澄みどり。丈径さんは簡単そうにするので、一度、自分でマネしてみたら、まったくうまくいきませんでした。コツがあるそうで、スピード、タイミング、指の力の入れ具合とか。
乾杯の挨拶を。王祿80%は、蔵近くの地元農家=山田の案山子さんらが農薬不使用で肥料に頼らず育てた山田錦を使用。それをあえて磨かず醸造。こと種類が多くて(わかりにくい!)王祿のお酒の中でも、この80%が一番、丈径さんらしいと思っています。
残念なことに、今年の2月、社長であったお父上が急逝。丈径さんは杜氏兼社長となりました。新しい試練というべき年のスタートですが、これからも、もっといいお酒を醸してほしいと思います。
川村明子さんが「社長室、あれば飾ってください」と時を刻む06(オーロク)時計を。室はないらしいので、社長コーナーに。
山田料理長から、今回の料理の説明がありました。一品目は去年、大好評だった一品が登場。
ベラ自家栽培の空豆、唐墨、餅を揚げた一品です。これがまこと日本酒とあうのです。発酵食品+米+野菜のマジック!
つづく
Topics: event, 日本酒 | 2011/7/4 16:59:50
July 2, 2011
飛行機の窓から東京←→広島
7月1日、B777-200でビューンとひとっ飛び。
雲の濃い日。濃霧のため、朝イチ便のJALは羽田に引き返したとか。12時発のANAは「自動操縦で着陸します」とアナウンスあり。延々と雲の中を降下、地面に着陸するまで窓の外は真っ白でした。
そして広島空港着陸。久しぶりのベラビスタ
瀬戸内海の夕暮れ
お酒をたっぷり飲んだ翌朝も爽やかな気分でいただけるベラの朝食。長芋粥にお味噌汁がやさしい。
帰りはB767-300
快晴。「よい空は青い」というana のコピーを思い出す。
ビューン
ぽっかり浮かんだかわいいアイランドは、伊豆諸島・利島
千葉県上空です。こうして羽田に帰ってくるのでありました。
Topics: event, 日本酒 | 2011/7/2 18:11:41
July 1, 2011
ダリアさんの有機ミニトマト
石川県・金沢で有機栽培ミニトマトを手がけるダリアさんこと木下勝さん。
ひょんなことから知る事に。
やまよブログも今回で1009回め。膨大になって自分のブログを探すのさえGoogle頼り。その時は「やまもとようこ ○○○」と探すわけです。ある時、リンクを貼りたくて検索してたら、ダリアさんのブログにヒット。なぜだろう?と思いながら、オモシロイので読んでいたら
「まるで、やまもとようこだな。」
という一文を発見。
飲んでた紅茶を、口からぷしゅ〜っとPC画面に吹きかけそうになりましたよ。その時のダリアさんのブログ
「やまもとようこ」って、まさかオイラのこと? そこでコメント。すると
>今度生まれ変わったら、「やまもとようこ」みたいに、美味しい純米酒飲んで、純米酒の美味しさを布教し、美味しいものを求めて地方を廻る、
そんな職業についてみたいと、常日頃思っております。(笑)
あら〜っ。そんなふうに思われていたの!?
ダリアさんブログは毎日更新。タイトルも話も写真も面白く、ちょくちょく拝見しています。すると知合いのパリ在住角野恵子さんも常連だった。ダリアさんのブログで角野さんにコンニチハするとはねえ…。世間は狭い!
アーティチョークの話。
そんなダリアさんのトマトを紹介。
「カンパリ」です。飲み物じゃなくて、トマトの名前。
ぷっくりまん丸、大きめ。
お次は
シシリーざます。ヘタがピンピンとユニーク!☆ヒトデの形。
細長いシシリーくん。ロケットみたいです。
ネネ! どうしてネネなのだろう…。秀吉好きか、はたまた。
ネネ、ネネ、ネネが袋にいっぱいネ。
初めていただきました!トマトベリーです。
形もキュートなトマトベリー。
ミニトマトといっても品種はいろいろですね。味わいもそれぞれに異なります。ダリアさんからは食べる順番まで指導されました(笑)
そのまま生でも爽やかですが、加熱するとたまらんうまさ。好きなのは皮ごとグリル。こんがり焼けば皮がペロンととれます。ハード系のパンと相性良しで、グリルトマトをのせて塩パラリ、EXVオリーブオイルをたら〜り。トマトの濃縮汁たっぷりに香ばしさ、たまりませんよ。 ワインにもあいます。
ダリアさんの有機トマトはJA金沢市・ほがらか村で買えます。
●おまけ
ダリアさんのトマトそうめん。湯むきがコツ!らしい。
Topics: ご当地もの | 2011/7/1 8:01:52