May 7, 2012
2012GWをRICOH GXRで1
GW前夜の4月27日金曜は、新丸ビル7階・丸の内ハウス5周年イベントで、桂文珍師匠を聴いたあと駆けつけました。7階テラスから見る、雨に煙る東京駅。カメラはすべてRICOH GXR A16。↑暗い中の手持ちですがよく写ってます!
秋田県さんの特設ブース。ひより会の焼きイカを勧めながら秋田を売り込む県庁の☆加藤はなゑさん。
mus musも大賑わい。誕生日イブという今野典さんを獺祭スパークリングでお祝いしました。
翌朝は6時20分のフライト。三遊亭圓生の「花筏」を聴きながら神戸空港へ。空と海が眩しい朝。
先日、携帯カメラ写真をアップしましたが、リコーGXRはやっぱり全然違うな〜っであります。ズームがあると便利だな!おおいに実感しました。
境港の実家、食卓をパチリ。家では魚介類が3種類は出ます。安くておいしい! 境港の魚介類。このきれいな味に慣れていると、県外のお店、旅館等で出される刺身には、ツライことが多いです。
お寿司の出前はいつも「いろは寿司」さんです。ここのガリ大好き。
宝塚中山寺に住む姉が作ったくぎなご煮。(以前、「宝塚の姉が〜」と言ったら「お姉さん、踊ってはるんですかっ!」とびっくりされたことがあり、それからは中山寺もつけることにしました^^)
母の2年もの梅干し。見てるだけで酸っぱい〜
母が作るしめ鯖は昆布しっかり、酢に漬ける時間も長いため、身が白っぽいのが特徴。これに慣れて育ったので、今でもしめ鯖は生っぽいよりも、しっかり漬けてあるのが好き。
境港は、魚介類が安いです。しかもピカピカ!
真だこさんも安い
猛者エビ=ドロエビだって、安い! 焼くと最高の天然エビです。
300円あればいろいろ買えます!
猛者エビ焼きたての図
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米子へ。アーケード内にある居酒屋ひさ。ここはお酒の品揃えがなかなか良いのですって1回しか行ったことありませんが。今回見たら、秋田の一白水成とゆきの美人が!
●2008 blog 日本酒っていいな!米子の「ひさ」
米子のレトロな喫茶店「珈琲屋せつ」初めて入りましたが、意外なほど!おいしくて嬉しかったです。検索したら門上武司さんも褒めてました。そうですか自家焙煎で、ほー。
初めて入る店でアタリがでると嬉しいもんです。
境港の商店街、アーケードがなくなる東側は人通りが少ないため、いろんな企画が。そのひとつが「元気みなと市場」手作り感100%満開!
ひと網全部で1000円という破格の安さ。
むらおのかまぼこ屋さんの新製品「イカ」カツをバーガーで販売も。こういう熱い調理場面の撮影にはズームレンズが大助かり! リコーGRDの時はレンズをよく汚してました…。リコー銀座カメラサービスセンターさんに何度お世話になったことか。いつもお世話になってます!
昔からあるストロー巻きのかまぼこ(左)。その昔は本物のストロー=麦わらだったそうです。むらおさんに理由を聞いたら「わらの香りがいいって好まれた」とか。板より手軽だったからかもしれませんね。
左)むらおさん。右)ボランティアでイカカツを揚げていた小学校の同級生・早川浩くん!
Topics: ご当地もの, カメラ | 2012/5/7 17:33:49
May 4, 2012
ただいま帰省中3
ただいま帰省中その3 カメラはiPhone4
大阪到着!居酒屋さんの看板見ているだけでオモシロイ
大阪の日本酒の聖地へ☆
JUNGIN GLASS PROJECT 山形県の鯉川さんが山中酒の店でデビュー
山中社長、炭焼笑店 陽の店主・行友さん、井上店長!
そして本舗さかふね
最初は広島県「呉の土井鉄」を冷で。造り手と酒の味は似ているを思う。
そして天の戸「伍風十雨」お燗酒で!
やわらかい味がテーマとなり、福岡県・旭菊の「綾花」、庭のうぐいす「ぬるはだ」を。
最後に、飲む器のお勉強を兼ねて、王祿をグラスを変えて頂きました。器を変えるとまるで印象の違う味になるので、気を抜けませんね。
お酒の味はひとつじゃないを実感します。山中さんお世話になりました
そして翌朝
久しぶりの玄米菜食! GENMAI CAFE
心斎橋にて
もうひとつの大阪を感じる複合書店!このお店は、こんぶ土居さんに教わりました。まわりの喧騒を忘れてしまうお店です。地下にひろ〜いカフェがあります。
●2007 blog からほり通りのこんぶ 土居さん「日本一のだしのとり方教室」開催
なんなんタウンには久保本家のお酒が飲める初かすみ酒場があるという。蔵元直営!?
なんと朝9時15分オープンという
どぶ燗!
おでんもあっさり味でよかったです。大阪には安くて楽しい店が多いですね。
大阪伊勢丹のワイン売り場で見つけた「たこ焼きと合わせてほしい大阪シャンパン」
たこシャン!
スタンダードブックストアさんが応援しているワイナリーです。デラウエアの辛口の泡でした。
スタンダードブックストアで提供している白。これなかなか良かったです。大阪にワイナリーがあるとはねえ…でした。
Topics: ご当地もの | 2012/5/4 22:41:27
ただいま帰省中2
今回の帰省で大きな変化は、実家でインターネットができるようになったこと。今までは接続しに外出せねばなりませんでした。米子鬼太郎空港にもよくお世話になりました。隣の兄の家の無線LANが使えるかもと家族が気づき、電気屋さんで無線LAN中継器をget!兄の家が見える窓辺に置いたらさくさく入るようになりました。とはいえ夜はお酒を飲むので結局つながなかったりするんですが…。
東出雲町まで。お気に入りのコーヒー豆屋さん松浦珈琲へ。しかし営業が昼の12時までだったとは…。松浦珈琲は王祿の石原丈径&ちあきさんに教わった珈琲焙煎のお店です。雑味がありません。
東出雲の揖屋神社へ
境港にはおいしいお蕎麦やさんが多いのです。今回は新しくできた「新見」へ行きました。そばの甘み、くどくない蕎麦つゆともに素晴らしかったです。
ですが、出雲や松江は大観光地だけに当たり外れが多すぎます。今回もとある松江の店にはちょっとがっかり。900円であの味!?でした。何もしなくてもお客さんがくるからですかねえ…。
李白のほぼフルラインナップが味をみることができます!(50円じゃなくてもいいと思いますが)
王祿、千代むすび、秋鹿など…いろいろ飲んでみました!
一反木綿駅から出発しました。やってきたのは目玉親父列車!
そして米子から大阪へ向かうのでありました!
Topics: ご当地もの | 2012/5/4 22:06:05
May 1, 2012
ただいま帰省中
気持ちのいい風が吹く5月となりました。新緑がなんとも爽やか。薄紫色の藤の花がいろんな木にかぶさって、この季節の山々はいつもと違う色合いをしています。
ただいま、鳥取県・境港に帰省中。カメラはiPhone4
米子高島屋並びの「珈琲屋せつ」
ゲゲゲの妖怪にひたりながら、おいしい魚と純米酒をたっぷりいただいております。
米子の商店街にはレトロなボタン屋さん、居酒屋ひさもあり。一白水成にゆきの美人ボトルが遠路はるばる。
境港は魚がきれい!で、うんと安くてびっくり。猛者(もさ)エビ。普段エビはまったくというほど食べませんが、この天然エビだけは別。
ついつい食べ過ぎ&飲み過ぎ傾向。
今日は歩いてお腹をへこまそうっと!
↑前から気になっていた大根島にあるカフェ celeste。中海が一望できるちょっぴり高台にあります。大根島は今、ぼたん祭中。
今井書店あるところにラ・バールあり。コーヒーは松浦珈琲がダントツ好きですが、喫茶は土曜日onlyなのです。
気になる食材もいろいろ試し中
爪楊枝のようなわさび、3本で98円!
おいしく暮らすには最適のところです。
Topics: 未分類 | 2012/5/1 9:33:04
April 27, 2012
3月24日鳥取民芸の器と純米酒「強力」event報告
中目黒のSM-gさん
器ギャラリーがイベント会場に
鳥取県のマーク・クッキー。(右)今回の鳥取県イベント、テーマは蔵と窯=クラカマです。写真はお酒の紹介、飲む順番、鳥取県のアクセス情報が入ったSM-gさん特製の首掛け。よく出来てました!
お酒はすべて純米酒で「強力」しばり!
鳥取の民芸に惹かれたサーモメーター宇野昇平さん。好きが高じて民芸の器の店を始めてしまったという。鳥取に足しげく通い、窯元を訪ね、セレクトしています。センスいい器がズラリ!
この日のイベントは、鳥取県とカモス舎さんの合同クラカマ/KURAKAMA企画。
タイトル名は「のんで!たべて!きいて!やまもとようこが語る、純米酒県・鳥取のおはなし」。料金の4000円に強力の純米酒と鳥取県素材の料理、そして民芸の酒器付きというお得な企画!
窯元は因州・中井窯 坂本章さん、福光焼・河本賢治さんの器。
宇野さんと編集者の浅井さん。カモス舎をほぼ趣味!で立ち上げ、企画運営しています。
開場になってお客さんぞくぞく。今回はあっという間に満席になったとか。いいね鳥取県! すると会社時代の後輩、加藤響子さん。なんと浅井さんと高校時代の同級生とか。世間は狭いね。
イベント開始!浅井さんの挨拶。そして「鳥取県とニューカレドニアは似ている!」説。そうかい〜!?「僕は構図が似ているだけだと思うんですけど(笑)」と宇野さん。オイラも同感す。
世田谷区の人口より少ない鳥取県。阪神・淡路大震災と同じ規模だった西部地震で、一人も犠牲者が出なかった鳥取県。日本海、大山、日野川など自然の恵みいっぱい(人は少ない、地下鉄はない、高いビルもほとんどない)素晴らしい土地であります。
そんな鳥取県の酒造好適米が「強力」ロシアの文豪と同じ読み!
ゴーリキ!
いなば鶴さん
鷹勇さん
blog 鳥取酒蔵巡り 鷹勇 大谷酒造
日置桜さん
諏訪泉さん
blog 鳥取酒蔵巡り 諏訪酒造
辨天娘さん
blog 鳥取酒蔵巡り 辨天娘 太田酒造場
辨天娘さんの強力と、お米の話をするのに好適な隠し玉「青ラベル」
千代むすびさん
blog 鳥取酒蔵巡り 千代むすび酒造
千代むすびの強力は「おおにごり」を用意。
左から。鳥取県庁からお二人。仕事もできるし竹籠も編める大江さんと、この3月で東京事務所から鳥取へ戻った浅見さん、そして博樹さん。
強力フル・ラインナップ! お燗体制もバッチリ完備! ドンとこい!
お料理もすべて鳥取県食材! 豆腐ちくわにハタハタの干物、田中農場の茹で大豆…。鳥取の器で登場です!
UPでいこう! 豆腐ちくわとハタハタ。掛け分けの器に映えます。
境港の小倉屋さんのするめいか糀漬け。新橋のアンテナショップで売ってます。
女子が多いイベントでした。日本酒初めてさんもいっぱい。
お料理は長尾明子さんが担当してくれました。料理説明中。
順番を決めてチェックしながら温度違いで飲んでもらいました。これが大当たり! おおにごりを最初は冷たく、そしてお燗酒にしたら、はまる女子続出!
LOVE強力♡燗。上原先生、見てますか〜。
掛け分けの器はにごり酒が似合います。辨天娘さんの珠玉の奈良漬。それまで奈良漬苦手だったやまよですが、今までのものとまるで違い酒のつまみになる奈良漬。詳しくは↓
お宝!日本の「郷土」食 1 [鳥取県若桜町]
野菜、米、酒粕もすべて地元町内産
酒蔵が作る長期熟成なら漬け
30年前からまったく変わらない天方晴子ちゃんも参加してくれました。器好きでこのイベントを見つけたという。柴田書店などで活躍する料理カメラマンです。
そんなこんなで懐かしい人も来てくれて、笑顔満載の楽しい会!最後にJUNGIN GLASS PROJECTの紹介もさせていただきました。
終わった後はスタッフ打ち上げ
わーい、わーい。
ギャラリーの壁の奥はサーモメーター株式会社になってます。覗くとデザイナーさんがバリバリ仕事中。会場で人手が足りなくなると「おーい」と宇野さんが声をかけ、すると中から若者が素早く駆けつけるという。なんと便利な体制!
皆さん、ありがとうございました!
強力で乾杯!
日置桜さんの強力は、鍛造(たんぞう)の強力をお出ししたかったのですが、蔵在庫ゼロというので伝承強力に。浅井さんに内田百種園の強力の話を熱く語っていたので、是非飲んでもらいたい〜と家から秘蔵品を持参。
農薬化学肥料まったく不使用の田んぼで栽培された強力。まろやかで体にすっとなじむ味わい深い美酒です。
強力も復活栽培した直後の時とは、酒の味が変わってきています。どの蔵も、今、かなり、おいしいです!
●blog 日置桜醸造元・山根酒造場
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◎この日の強力ラインナップ
千代むすび酒造 純米吟醸 強力 おおにごり
大谷酒造 鷹勇 純米吟醸 強力
中川酒造 いなば鶴 純米 ろく○まる 強力
諏訪酒造 諏訪泉 特別純米 山田錦&玉栄
日置桜 純米吟醸 伝承強力
辨天娘 純米 強力
辨天娘 青ラベル
Topics: event, ご当地もの, 日本酒 | 2012/4/27 9:05:51
April 25, 2012
愛乃澤さんと郷土料理しもつかれ
栃木県が誇る酒粕をたっぷり使った郷土料理「しもつかれ」を調べたくなり、「しもつかれ」の本場、栃木県佐野市の蔵元・相澤酒造の杜氏、相澤晶子さんに連絡したところ、お母さんが大のしもつかれ好き!で、よく作るという。そこで栃木へGO!(3月4日の話です)
ガラリと開けると、左側がお酒の小売スペース。右は畳で火鉢にやかん。懐かしい酒屋さんの風情が。
全国に酒蔵があり、さまざまなご当地、酒粕料理がありますが、この「しもつかれ」ほど素材の組み合わせ、見た目も含めて、類似した料理は”ない”と断言できます。非常に独自!
節分に使った炒り大豆と、旬の終わりのダイコンやニンジンに新巻鮭の頭、できたての酒粕を材料に作る「しもつかれ」。
北関東に広く伝わる郷土料理で、今も盛んに各家庭で作られ、スーパーにも並ぶほどです。
よく考えられた料理で、野菜に豆、魚、酒粕を組み合せて栄養満点であること。
節分で鬼を払った豆の残りを利用すること。節分に供えるイワシの頭に見たてた鮭の頭が「邪気を払う」御利益もあること。「食べると風邪をひかない」のゆえんです。
不思議な料理名 「しもつかれ」の語源は、栃木県の下野国(しもつけのくに)由来説。酢っぱい感じから「すみつかれ」となった説など、地域によってさまざまのようです。
「大好きでよく作る」という相澤酒造の社長、相澤祥子(よしこ)さん。作る時は大鍋いっぱいといいます。全体が混じり合い、ぱっと見ても何が入っているのか、よく分かりません。
「ダイコンが3本も入っているんですよ 」
そのダイコンはニンジンともに包丁を使わず、鬼おろしで粗くおろすのが特徴。
「節分を過ぎると、ダイコンは土から上の部分がふかふかと頼りなくなります。しもつかれはそんなダイコンがおいしくなるんです」
水は入れず、おろした野菜の水分だけでコトコト。「酒粕をたっぷり使うので日持ちもします」。
「しもつかれ」は、作ったときには近所でのやりとり!?も盛んとか。
「お宅もあるだろうけど、うちのも食べてみて〜と持ってこられますね。3軒分くらいはすぐに集まります。でも食べ比べると、やっぱりウチのが一番!って(笑)」
味の決め手はもちろん酒粕。
その酒粕といいますか、お酒を造っているのが、娘の晶子(しょうこ)さん。
栃木県初の女性杜氏です。越後杜氏と南部杜氏の酒造りを勉強し、全国新酒鑑評会で金賞を3年連続で受賞したこともある腕利き。銘柄「愛乃澤」は酒造好適米の山田錦をぜいたくに使った、きめ細かで華やか、上品な味わいです。
お父さんが亡くなり、覚悟を決め、人生をかけて蔵入りした晶子さん。精魂込めて醸す酒はどれも一本芯の通った味。
銘柄はいろいろあれど、母・祥子さんが 「しもつかれ」に使うのは、晶子さんが最も愛す「愛乃澤」の吟醸酒粕と決めています。これで作るときれいな味に仕上がり、「この粕でなくちゃ」と酒のしぼりを心待ちにするご近所さんも多いとか。
「もともとのしもつかれは鮭の塩味と酒粕の甘味だけで、調味料は入れなかったようですが、ちょっと醤油を加えると、これがいい酒の肴になるんです」
いいお酒が背景にあってこその相澤家のしもつかれ。母娘二代の共作。「一番おいしい」のは当たり前ですね。
地震の影響は蔵にも
壁が剥がれ落ちたところは板でおおって応急処置をしています。
●affで紹介しました
お宝!日本の「郷土」食 21 [栃木県佐野市堀米町(ほりごめちょう)]
●相澤酒造株式会社
栃木県佐野市堀米町3954-1 TEL.0283-22-0423
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今号でaffの「郷土食」連載は終了です。
気候風土が生んだ知恵の塊ともいうべき郷土のお宝 ”郷土食”。今後も取材を続けていきます!
これからは「蔵元がつくるお酒のつまみ的・郷土食」を全国各地で聞き取り調査したいと考えています。
発酵の酒にあうのは、発酵食!
こうじの酒に合うのは、こうじからできた調味料の料理!
蔵元の皆さま、これぞという、酒のつまみにもなる郷土の自慢の一品を教えてくださいませ。よろしくお願いしま〜す!
合言葉は「一日一合 純米酒!」
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2012/4/25 12:55:56
April 23, 2012
23BY 酒蔵訪問予告編 INDEX2
23BY酒造訪問記をこれから徐々にUP!の予告その2。関東以西のお蔵さんです。
●神奈川県 隆 丹沢山 川西屋酒造店
味のある駅前
蔵元の露木さん! 蔵は郵便局併設。お酒もあるし切手もある!
食中酒を目指しています。
蔵見学のあと必ず皆さんが寄るという天史朗寿司。
秋元商店さん主催の見学会に混ぜていただきました。
秋元さんの→丹沢山(隆)紹介ページ
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●福岡県 庭のうぐいす 山口酒造場
上原浩先生の声が聞こえてきそうな
麹室の壁は柿渋が。お台の板はパッチワーク風!?
山口酒造場、創業は 1832年(天保3年)
十一代目、山口哲生さん
うぐいす銘柄で人気の山口酒造場。蔵内では「うぐ」と略す。右は春の新酒うすにごり。
哲生さんのお母様、怜子さん。パッチワーク作家で、料理上手。その味目当てに故上原先生、箕浦淳一さんもお料理目当てに!?よく訪れたという噂。
↑なるほどなアイディアの醤油さし
自然エネルギーを生かした地熱料理研究家であり、日本で初めて雑穀を商品化したのも怜子さんです(だから雑穀甘酒が!と合点)。手がける商品は健やかなものばかりで、どれも美味! HPでの紹介以外に、 45年梅干し入り梅醤番茶、たまり醤油、にんにく五年醤油、レンコン豆腐の素、早だき大豆にあずきなど、そそられる食品がいっぱい。お蔵で販売しています(もちろんお酒も)
毎回、20人分の食事を作るという怜子さんの台所はすっきりきれい。誰が見ても一目瞭然になっており、これは乾物の棚。お見事!
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福岡県 旭菊 綾花 大地 旭菊酒造
火事で蔵が全焼し、新しい蔵での再スタートをきった旭菊さん。蔵元で杜氏の原田さんと奥さんの圭子さん。
農大を卒業した息子さんが蔵入りしました! 頼もしい新体制です。
新しい蔵は天井が高く、一歩入ると清々しい空気に包まれます。どこから見ても誰が何をしているかよくわかるようになっています。
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福岡県 杜の蔵 独楽蔵 吟香露 杜の蔵
この4月から社長に就任した森永一弘さん。
弓道10段のお祖父様は御年100歳!毎日、弓道場で指導されておられるバリバリ現役。お父上の会長と、男三代の写真をぜひUPしてほしい。
いろいろな秘密兵器が
初めて見ました!
ソックス!!!
「裸で作業して汗が落ちたら気持ちよくないですよね。だからうちは着衣が基本。台に上がるときは素足は厳禁。これを履いてから上がります」
酒屋万流!
Topics: 日本酒 | 2012/4/23 12:25:32
April 21, 2012
23BY 酒蔵訪問予告編 INDEX1
23BY酒造訪問記をこれから徐々にUP!の予告です。そのハイライト! 今季訪問させてもらったのはひとつ前の天の戸さん。そして
●山形県 鈴木酒造店 長井蔵 『磐城壽』さんです。
伝農浩子さんの記事 2011 「津波で酒蔵を失った男の再起への誓い」
2012「津波で酒蔵を失った男の再起への誓い~そして今、彼は」
鈴木さんに笑顔がもどりました!
新天地で新酒もおいしくできました!
磐城壽さんで大阪山中酒の店の山中社長&井上店長たちと合流。磐城壽・大阪応援団です!
山中さんで磐城壽さんの会を開催↓
『 日本酒党必見!「磐城壽」を呑んで応援しよう会』
~「あまから手帖」て編集部さんとの共同企画~
日時:2012年4月27日(金) PM:19:00~
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そして
●宮城県 石巻 平考酒造さん
現在も事務所の天井は、その時のまま。詳しくは後日レポートします。
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●宮城 萩の鶴酒造さん
JUNGIN GLASS 宮城をお願いしています。
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●福島 華多の花酒造さん
「明日の日本を語る酒」を緊急つくりました。
JUNGIN GLASS 福島をお願いしています。
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●山形県 余目 鯉川酒造さん
JUNGIN GLASS 山形。詳しくはこちらを→JG鯉川
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●秋田県 五城目町 福禄寿酒造
「なし」その意味は! なるほどでした〜。
JUNGIN GLASS 秋田。こちらも是非→JG大槌町&福島
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●秋田県 阿櫻酒造 さん
人生初の本物横手のかまくら!
人格者という言葉がぴったりの照井俊男杜氏。齋彌酒造店雪の茅舎の高橋杜氏とまんさくの花の高橋杜氏は同い年という山内杜氏です。天の戸の森谷杜氏もトリオより若い山内杜氏。山内四天王と勝手に命名!
あちこちに
工夫満載の蔵でありました。
一番驚いたのが、この天然素材! 初めて知りました。知恵と工夫が素晴らしい雪国蔵です。詳細は後日レポート。
●秋田県 まんさくの花
蔵から歩いて3分、佐藤養助 漆蔵資料館の稲庭うどん
高橋杜氏です
まかないがおいしく楽しそうな日の丸さんの台所。「蔵人家族 和」。ストーブには大鍋。とっくりが林のように並んでました。
増田町は蔵の町。日の丸・まんさくさんのうち蔵です。歴史を感じます。
東北編でした。つづく
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT, 日本酒 | 2012/4/21 10:19:53
April 19, 2012
23BY 酒蔵訪問記 天の戸・森谷杜氏(予告編)
今季の酒造期も終わりになりつつあります。感動たっぷり!いただきました。
秋田県の天の戸さん。半径5kmの全量、純米蔵です。
カメラRICOH GXR A12 GR LENS A12 50mmは単焦点のマクロレンズ
それはそれは豪雪地帯でした!
道路には温水シャワーが!この道路だけは雪ありません。
純米大吟醸になる宝石のように磨かれたお米。眩しい純白☆
雪がちらつく厳寒の蔵内
お酒をしぼるときは、もろみを少しずつ清潔な袋に入れて、ふねでゆっくりしぼります。見事な2人のチームプレイ!
天の戸 森谷康市杜氏
東京 GAIAにて
秋田 ご自宅にて
森谷杜氏が器用なことは酒づくりのみならず、写真(カレンダーからボトルの商品撮影までプロなみ)、そして達筆な書道! これらは前から知ってはいましたが、驚きましたーーっ。
この油絵、大きさは障子1枚分くらいというビッグサイズ。アンドリュー・ワイエスも真っ青な写実派。どなたの作品かと思ったら、森谷杜氏がうんと若い時にお祖母さんを描いたものという。
予告編でした。
つづく
Topics: 日本酒 | 2012/4/19 18:44:50
April 18, 2012
4月22日、24日は日本酒のセミナー
日本酒の会でセミナー講師をします。どちらの会も参加者にJUNGIN GLASS をプレゼント。安田屋の安田さん、流通情報企画の小島さん、ありがとうございます
●4月22日(日曜日)は「東日本大震災チャリティーパーティー 19th 鈴鹿うまい酒を楽しむ会」
味の輪会主催「鈴鹿うまい酒を楽しむ会」は純米酒と本格焼酎蔵元30社が集合。蔵元が歌うことでも有名!? なこの会、今回で19回目。その会の前に開催される飲食店セミナーで『純米酒と調味料』についてお話します(対象は飲食業の方のみ)。パーテイは全席前売制です。
●4月24日(火曜日)は(株)流通情報企画主催。酒販店飲食店、流通業向け試飲会「地の酒 和の酒 伝統と革新の酒 2012 日本の酒メッセ」は蔵元42社が集合。酒販店、飲食店、流通業など酒販のプロ向け試飲会。今、リンクをはろうと思ったら*定員オーバーにつき、入場申込みを締め切りました と紹介ページが消されてました。すご人気。
去年 ↓ 2011日本の酒メッセ 参加の蔵元さん
などなど一部。今年は顔ぶれもチェンジ。
懇親会もあり(事前申込み制)
ブルース・ブラザーズな2人!
という皆さんが参加。2011の顔ぶれでした。
さて、去年も参加、今年も参加の蔵元さんで最もビッグハンド!(と、思う)
いやもう、感激する太さ。でも、これだけ見てもわかりにくい…そこで私の手とパチリ!
ほーんと大きいのです。お酒のイメージからちょっと想像できません〜。その昔は両手で酒入りP箱が6ケース!持てたとか持てなかったとか。
これが誰かは、質問してください(笑)
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT, event, 日本酒 | 2012/4/18 8:36:52