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ご当地もの

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島根 東出雲町 松浦珈琲[お取り寄せd(>_・ )]

November 16, 2008

先日、帰省したさい、松浦珈琲さんに久しぶりに寄りました。前回行った記録はこちら。
松浦珈琲さんから直接、お取り寄せもしますが、名人、松浦さんが実際に入れると家とは段違いのうまさ! 豆の力を最大限に発揮したクリアでコクがある真実のコーヒーが味わえます。

(左)兄がミニを貸してくれたので車でgo!。(右)松浦珈琲全景。

松浦珈琲店内。木がふんだんに使われています。コーヒーの香りと湯気で壁も床もカウンターもいい感じになじんできました。珈琲が飲めるのは土曜日の午後だけです。

↑コーヒー豆と↓メニュー 

飲み頃の豆をいただく。 

松浦さん。小刻みにネルを動かすの図。東出雲にこんなすごい人がいるなんて…その事にビックリするレベルの高いコーヒー。澄んでいるのです。

「なぜ、大手の有機JAS認定のオーガニックコーヒーがまずいのか」疑問に思っていた事を松浦さんに尋ねる。業界のカラクリを教わる。
おいしいものを飲ませたい…その気持ちがなくちゃクオリティ高く、美味なものはありえない。それはどのジャンルも同じ。逆手に取った有機があるとは残念な限り。

ヽ(^。^)丿お取り寄せ情報
●松浦珈琲
自家焙煎珈琲豆販売店 松浦珈琲〒699-0101 島根県八束郡東出雲町揖屋2686番地Tel. 0852-52-9170(火~土9:00~18:00)Fax.0852-52-9171e-mail.matsuura_coffee@mub.biglobe.ne.jp

隠岐の島 海士町の食3

November 13, 2008

海士町の人は「餅投げ」が大好きという。「食の感謝祭」のラストイベントも餅投げでした。紙袋の口をあけて待つ人、両手を一杯に広げる人、始まる前からそれは大変な盛り上がり。スピード感ある堅い餅は当たると痛く危険!という事を知る。福もらいの意味+キャッチャーゲーム的な面白さがあるんでしょう。

海士町ではさまざまな「食」にチャレンジしています。島で作られた塩があるので梅干しにも着手。↑梅の木。

果肉やわらか、ドリップもたっぷり。香りはプラムのごとく、いい塩梅の梅干し。

島内では蕎麦の栽培も盛ん。ツヤ子さんが育てて打ったゆで蕎麦を購入。右は醤油代わりという「こじょうゆ味噌」。島の定番です。このままで良し、刺身につけて良しと万能選手。

島内風景。豆のはざかけ。家の横にある自家用の畑は「しゃん山」と呼ばれています。しゃん山はどの家にもあります。

クロモジの木をお茶にした香りのいい福来茶(ふくぎちゃ)。CAS(キャス)という冷凍機械を使ったシーフードフライ定食。どちらも菱浦港に併設したキンニャモニャセンター2階「船渡来流亭(セントラルテイ)」で味わえます。

午後、玉さんと合流し、田中みゆき嬢と一緒に夕ご飯を食べる。昨年オープンした隠岐牛を食べさせる焼き肉やさん島生まれ島育ち 『隠岐牛』 店に行きました。

なにか…。

やまよは白イカと野菜焼き、めかぶを注文。白イカもCASで冷凍したものとか。旬の時にまとめて冷凍するそう。野菜には「こじょうゆみそ」がつく。酒の肴にオツでがす。

”めかぶ”がある焼き肉やも少なかろう。隠岐の島、海士町だけではないかと思う。焼くと鮮やかな緑色に様変わり。味はまあねえ…といったところ。 物足りないので、メニューにあった干物を注文。「干物=イカ、めざし、味醂干し」と3種類。ほどなくしてきたのが

なに〜? 
イカの干したのってスルメだったの? こりゃ驚いた。 
それと、めざしってどれ、どこっ。
「あのぉ、めざしは?」
「はい〜。ないんです」
最新設備のCASはどうしたっ!
しかし、焼く必要がない素材がくるってのも、ロースターを前に寂しいもんです…と、そんなこと言ってもしょうがないので、めざしならぬカワハギ、スルメ、味醂干しをぽそぽそつまむ。でもやっぱり、さびしー。

宿はマリンポート海士。海に面した絶好のロケーション。窓一面の海。フェリーや高速船が目の前を通過。

びゅーんと高速船が行く。
カラスかぁで夜が開けて、朝食タイム。

がっちょーん。冷たく堅い鯵の干物と、冷凍を解凍した県外産の納豆。ハムッ、むはっ。袋から出したであろう佃煮。さびしーagain。
お昼は海士町役場の青山さんの案内で定食屋さんへ行く。
 
おぉっ、お品書きが多い。なんでもある! 選択肢がある!!

左端に注目! 名物サザエカレーだ! 迷います〜。

青山さんは焼きそば定食。そうきたか。

日替わり定食にしました。新鮮な鯵のお刺身と煮魚、煮物、郷愁のマカロニサラダ…。朝よりずっと素敵。でも、煮物が歯にしみるほど甘かったです。

隠岐の島 海士町の食2

November 12, 2008

隠岐神社、境内の榊の木。榊は花屋さんでは見るものの、木を見るチャンスはなかなかありません。黒い実がついた状態も貴重! 

Wikipediaから引用
語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとされる。常緑樹であり繁えることから「繁木(さかき)」とする説もあるが、多くの学者は後世の附会であるとして否定している。
なのだそうです。

後鳥羽上皇は歌をたくさん残していますが、どれもこれも寂しい歌ばかり……。

こちらタモの木。立派! 神社には歴史ある木が誰にも邪魔されず、自然に残りますね。ツリーウオッチングには最適です。

隠岐神社で海士町でつくられた塩「海士乃塩」販売!

柿の木も絵になります。皆な紅葉してます。
 
立ち枯れの紫陽花発見。Lovelyなスモーキィピンク!

 「あ、うん」とウエルカムしている狛犬、隠岐神社入口にて。
そんな隠岐神社から少し離れて歩いてみると…。
いきなり!

も〜〜っと、牛さんが。

放牧中!

どうぉもぉ〜。
後鳥羽上皇を「牛つき」でおなぐさみしたという海士町。牛は農耕に欠かせない存在だったようです。承久の乱の頃ですからね。その時は黒毛和牛だったのかどうか。もっとも和牛しか存在しなかったわけで…。

写真の牛さんは食肉用の隠岐牛さん。キャッチフレーズは「島生まれ、島育ち」
牛舎ではなく、放牧。自然な草をはむはむ。好きなところへ好きなように動く、健康的な暮らしぶり。海を眺め、山を眺め、何を思うのか。この時点では幸せ。

隠岐牛に副産物あり。隠岐牛を育てている隠岐潮風ファ−ムは、飯古建設という建築会社が「潮風農業特区」の認定を受けて異業種から参入。廃材をいっぱい集めて、牛さんのフンと発酵させ

堆肥を作っています。匂いはほとんどありません。

堆肥「潮風万作」となって、農家さんに渡し、交換に稲わらをもらうそうです。島内循環!

隠岐の島 海士町の食1

November 10, 2008

七類港から海士町に向かう。フェリーに乗る。右側のけったいな建物はメテオプラザ。隕石を模しているとかなんとか。ひとりフェリーで3時間10分。揺れませんように…とただ祈る。

目指すは島前(とうぜん)の菱浦港。

貸し毛布1枚30円。本土より隠岐まで、隠岐汽船だよ。
 
この日は、後鳥羽上皇ゆかりの隠岐神社で「食の感謝祭」が開催。

町長も待機。烏賊焼きも待機。

こちら出番を控え、ぐるぐるまわって待機中の烏賊と鯵さんたち。蠅を寄せ付けない天日干し。
 
さざえ+こじょうゆみそ、無農薬米のおむすび。どれもひと皿100円也。隠岐の島の中でも海士町だけは地下水が潤沢で水枯れしたことがないという。大山と地下でつながり!?山の雪解け水が届いている説もあり。不思議な島です。

炭火焼コーナー。薬缶にお茶と思いきや、中には隠岐の蔵元「隠岐誉」の直火燗が。「一杯いかがですか?」「いえ、結構です」

コーヒーも一杯100円。楽しく歌うおじいさん。いいなあ。

歌といったら、なんといっても「キンニャモニャ」です。若人が歌い、飛びいりで踊りが入る。いいなあ。
 
隠岐神社、境内の「榊」の木。黒い実がなっていました。つづく。
 

日本酒っていいな!米子の「ひさ」

October 30, 2008

ヤマモトヨウコの場合、ブログで書く内容はその日の出来事 ではない ことが多いです。「岡山に毎日行って、合間に沖縄に行ってまた岡山に行ったんですか?」と言われてびっくり。ちゃいまっせ。思い出し日記。今日ご紹介する「ひさ」は先週22日の話です。

21日の最終便で米子空港へ。お気に入りB737-800! 窓際がとれず通路席でしたが、出発間際になっても隣に誰もこない。やった〜っ窓際に移動だ!と笑いを噛み締めながら左を向くと、やや、あるべきはずの窓が……ない。
あ…、そういうこと。ヌカヨロコビ。

翌日、米子コンベンションセンターへ境線で向かう。
会議が終わり、米子の商店街を視察。ほとんどがシャッターで、想像以上に寂しい状況。そんなうす暗い商店街の中、ところどころ遺産ともいうべき店が!

松原ボタン店! 30年前から品揃えが変わっていないかも。とっておきが見つかりそう!

廃屋と見まごうばかりの店が多いなか、リノベーションして成功したおしゃれな店も。

とはいえ、こんな感じの店もドッコイ生きてる「ケイ食喫茶 キャープ」。キャープってなに?

1年間にいくつ売れるのだろう…の琴やさん。古い銀行をリノベーションした人気の「ドドド」
そんな米子の商店街で日本酒の素晴らしい品揃えの店が。その名は「ひさ」。以前から噂は聞いていたものの機会がありませんでした。最終便の飛行機まで持ち時間は1時間半。扉に準備中と札があるもののそうは言ってはおられない。
「何時からですか〜〜」と、入れてよモード全開で扉を開けて言うと、ご主人が奥でお品書き作成の真っ最中。
「まだなんですが…。でも、どうぞ!」
「やりましたね!!」同行してくれた鳥取県庁 Sさんと指ガッツポーズ。女子ふたりの眼力でしょう!(じょしか?) 
 
十四代に九平次に磯自慢に雑賀に神亀。なんとなんと、全国の美酒が! 好みがいっぱい!
 
店主おまかせ3種セットがあるというので、ここはひとつ、地元酒中心でお願いしました。

そうきましたか! 千代むすびの強力ひやおろし、中央のゴールド色は16BYの山陰東郷、佐賀の東一。

日本酒は好きだけど「十四代」を知らないというSさん。「貴重なお酒なんですか?」
いいなあ、いいねえ、そうよねえ。普通はそう、かもしれない。
というわけで、Sさん向けにセットされたのがこの3種。「おいしいです〜っ!」と幸せ顔。
「緑川」といってもよくある緑川ではないとか。「雪洞貯蔵酒 緑」といってゆっくり熟成された純米吟醸酒。ほんとだ、この緑川は悪くない。ご主人やりますね。取り替えっこして二人で計6種を味見! 
 
お酒のセンスがいい「ひさ」のご主人。境港市渡町出身とか。
「どうして境港でお店をしなかったんですか」
「人がいないでしょう(笑)」
 
お通しのシラスの刺身

「十四代」先日はなんと6種類揃ったそうです。とはいえプレミアム価格なんてことは一切なし!

王祿の生原酒、管理状態も文句なし!
よなよな日本酒ファンがつめかけると聞いてます。とはいえマイナーな日本酒。「ひさ」はホームページなし。商店街は人気がなし、どうやって「ひさ」を知るのだろう
「先日、初めてのお客さんが見えられましてね。どうしてうちを知ったのかと思ったらこんな話を聞かせてくれました
 『米子の駅前で飲んでたんです。日本酒が好きで、続けて何杯も飲んでいたら、その飲み方を見てた隣のお客さんが声かけてくれましてね "あなた日本酒が好きなら、こんな店で飲んでちゃだめです。「ひさ」に行きなさい " って(笑) 店の地図を書いてくれました。声かけてくれた人は、いつもは「ひさ」で飲むのに、その日は地方からきたお客さんの汽車の時間がせまっていたため、仕方なく駅前で飲んでいたというんです』 
いい話だなあ。日本酒好きはいい人が多い。いえ、いい日本酒が好きな人はいい人が多い。いや、いい日本酒を大事に飲む人は、いい人が多い…かな。
 
「ほんとに最終便で帰っちゃうんですか。飛行機は明日もありますよ」という店主とS女史の悪魔のような誘いには乗らず、時間ぎりぎりまで楽しませていただきました。

●ひさ
鳥取県米子市四日市町50
電話 0859-31-0505
検索したらこんなコメント発見!
http://blog.zige.jp/subaru/kiji/1742.html
http://blog.murablo.jp/daisen/theme/2126.html

大阪といえば!山中酒の店

October 23, 2008

日本酒の品揃え、そして飲める店がある! 人柄も抜群!と、総合点でいけば日本一ではないか!と思う酒屋さんが山中酒の店です。焼酎、ビール、ワインは無し。純然たる日本酒専門店。先日の岡山の帰りに山中社長をゲット。休日でお店の4階の店「佳酒真楽(かしゅしんらく)やまなか」はお休みとのことで天満の店へ一同go。ひるちゃんは飛行機で帰るところをキャンセルしてつきあってくれました!わーい。

岡山へ。そして大阪は天満へ。立ち呑み・天ぷら やまなか。椅子席もあり。一升瓶から注ぐ。

ベジつまみ3種。

王祿を飲む。名物の天ぷら、かき揚げの色がきれいです。おちょこに入っているのは

「車坂 熊野古道酵母」。 熊野古道の土中から採取したという酵母を使った純米吟醸。うっすら色がついて酸味も甘みもある一風変わった味わいのお酒。「山廃純米 不老泉」「朴」も飲む。にんにく揚げも頼む。
その後、お店の近くにあった韓国料理やさんへ、小腹がすいたということで入店。
今度はマッコリ
 
まだイカを! たくさん入るー

韓国つまみ3種。
そして移動。プライベートルームで飲み直し!? 今度は東北泉。ちかさんこんばんは。いただいてます。

稲庭うどんをゆでた後、違う麺料理へトライする料理記者歴20年の比留間女史(最新刊はこちら)と山中社長。ふたりのコラボ麺! 怪しい(笑)

冷凍りんごの意外な使い方を山中さんに学ぶ。

誰かそろそろ酔ってください……。by山中さん
そして翌朝! 聖地 山中酒の店へ!

おはようございます! 外と一体となった販売店舗には、午前中の気持ちいい風が流れます。

写真左)この冷蔵庫に入っているのはすべて「試飲用の日本酒」です。充実の品揃え!季節柄「ひやおろし」もたくさん。
写真右)商品はすべて冷蔵庫ルームに。温度違いで3部屋あります。そのうちの1部屋。どこまで行っても日本酒がつづきます。

マイナス5度の部屋もあり。寒いため、入り口の階段にはダウンジャケットが用意されているのです。
大阪まで行けないわ〜っという方のためにインターネット通販もあり。
 
お酒を選んで戻ると、なにやら山中さんが手に持ってます。お皿。具材がたくさん!

囲炉裏に鍋が!
そして炉端タイムにいきなり突入〜

初めて食べました。生ピーナッツの殻ごと炭火焼き! 香ばしくてなかなかオツな味。

伊勢芋も炭焼きに! ほくほくして美味。そしてイカがあぶられ、各種珍味がぞくぞくと焼かれていくのでありました。
ゆっくり、のんびり、じわじわまったり。火を見ながらそれは素敵な時間の流れ。そして気がつくとあっと言う間に夕方。
ご縁をつくってくれたのはすべて日本酒!山中さんありがとうございました! 
 

岡山・稲刈りツアー5 窒素量違いの実験田

October 19, 2008

山田錦の玄米ご飯弁当をいただいた後は、田んぼでお勉強。

稲は間隔を広く植え、風通しと日照を考慮。 ポット苗で植えています。

窒素量違いで実験したという4つの田んぼを見学しました。

まず、1つめは窒素が10アールあたり2kgの田んぼです。
化学肥料の三大栄養素は窒素、リン酸、カリですが、化学肥料にはこの三成分がほぼ2:2:1の割合で含まれているそうです。2kgというのはこの田んぼに入れた化学肥料のうちの窒素成分の割合の重量です。
この田んぼの稲はしっかりした葉が黄色味がかり、籾も大きく粒揃い。たわわに実ってそれはご立派。
こちらは三黄の稲(さんおうのいね)という育て方です。
一度目は苗の時、二度目は少なめの肥料が切れる夏場、三度目は刈り入れの時期、都合三回稲が黄色くなるのが三黄の稲づくりだそうです。
そして、2番目は窒素量が10アールあたりゼロ(まったく入れなかった)田んぼです。

こちらの田んぼは肥料をまったく入れてません。
近くで手にとって見ると籾が小さく、すかすかしていて、見るからにひ弱そう。葉も青く、倒れやすく危険な稲。慣行栽培で肥料を入れないと、こんなさびしい稲になってしまうことがわかりました。
もちろん、
何年もかけて土を作った有機栽培は別ですよ!
そして

3番目の田んぼは10アールあたり4kgの窒素量。

4番目の田んぼは10アールあたり8kg。*一般的な飯米(はんまい)の田んぼはこのくらいの窒素量が平均だそうです。

3番目と4番目の田んぼの稲は粒も大きくたわわに実っていますが、葉が大きく、背が高く育ち過ぎて倒れていました。

↑いっせいにお休み中。

普通の慣行栽培の田んぼでは成長抑制剤を使って、倒れないように、稲を低く育てるそうです。窒素8kgと成長抑制剤を併用し、収量を上げると同時に粒を大きくしているとか。

倒れた稲を持ち上げると胸の高さまでありました。

でも、実はたわわ。葉の色はまっさお。
「不自然にあおあおした色の葉っぱを見ると気持ち悪いです」と丸本さん。
「山田錦」は原生種に近いため、種じたいが強く、肥料の量は少なめでよいそうです。
有機栽培の田んぼの場合、飯米だと1反あたり4俵くらい
が標準ですが、丸本さんのところの「山田錦」だと5俵は収穫できるとか。それも「山田錦」のなせる技。「山田錦はオーガニック栽培に向いている品種なんです」
余談ばなし。
*同じ田んぼでも肥料が多くなると「土が濡れっぽく」なり、多すぎると「土が腐って」しまい「土を舐めると酸っぱい」のだとか。時々、土をなめて確認するそう。「よかったらなめてみてください」
*飯米の開花は一斉にパッと咲いて、パッと散りますが、山田錦はパラパラ咲き始めて、バラバラに咲き終わり、花の咲いている期間が長いそう。これも原生種に近い山田錦ならでは。
 
↑10アールあたり窒素2kgの田んぼの稲。

岡山・稲刈りツアー4 ケニーさんと山田錦の玄米ご飯

October 18, 2008

コンバインで刈り取られた直後の稲はこんな感じ。乾いた香りと緑の香りが混じり合います。

草さんにジャックされたオーガニック田で、もうひとふんばり。めどがたった後、遙照山ホテルで日帰り入浴。ひと汗かいた後のお風呂は気持ちいい! 着替えたら下着の中の中まで草の種子がいっぱいで驚きました。どうやって入ったのか謎。

お風呂から上がると正装のジェントルマンが!?

ベラビスタのケニーさんがお土産を持って応援にかけつけてくれました。この連休はベラビスタが貸し切り満室のため、宿泊できなかったのです。そのお詫びも兼ねてわざわざ遊びにきてくれたのでした。ほんとにケニーさんはびっくりさせるのが上手! 以前泊まった時の話はこちら。

では昼食会場の田んぼまでgo! じゃんけんぽんで助手席の座を勝負。勝利者レイコさん満面の笑み。アルファ右側の助手席の座り心地はいかに。
田んぼの前に卓が用意されていました。そこには「山田錦」のお弁当が。しかも玄米!ベジ弁だ!嬉しい〜!

ひと口食べてビックリ! 酵素玄米ではありませんか。

オーガニックの山田錦の玄米はモチモチ!うまみもたっぷり。おいしいお米は玄米でもおいしいのです。丸ごとをいただく玄米の方がお米の味のダイナミックさがわかりますね。

一同、蔵を見下ろす田んぼで集合写真。松崎晴雄先生ご夫妻も到着。

こちらがオーガニック田で栽培された山田錦を使ったお酒です。「さわやかながらコクもあり、丸本さんの青春をみるような…」と松崎先生。この瓶は100mlのサンプル瓶です。お酒についての問い合わせは丸本酒造まで。

そして、田んぼから

蔵を望む。

ケニーさんが

田んぼの中を

かえる
つづく

沖縄・国頭村ハイライト

October 18, 2008

岡山稲刈りの旅、報告途中ですが、昨晩、国頭村から戻ってたので割り込み報告です。濃い〜二泊三日でした。こちらも後日つづきをアップします!というわけでちょこっと紹介。
 
民宿「海山木」の宮城さん。いつも裸に島ぞうり。濃いです。泡盛を毎晩、1升くらい飲むのでは…というくらい飲む飲む飲む。しゃべるしゃべるしゃべる。
 
天井ちかくに貼られた一枚の紙。効き目はあるのか。
 
でも料理上手!玄米を炊いてくれました。器やインテリアはセンスのいい奥さん担当。

民宿「やんばるくいな荘」肝っ玉ママ博子さんと、ハイビスカスの葉が大好物なヤギ”パトラッシュ”。フンは堆肥に利用。無農薬でドラゴンフルーツの栽培も。

お嬢さんのそよさんがフルーツを出してくれました。「そよ」とは爽やかなそよ風から命名。
 
「今は台風のよう!(爆)」と博子さん。
「今はぞうさんになってます」byそよさん。

メダカいっぱい博子さん自慢の庭。写真右)構想1年、台風がくるたびに探したというビッグサイズの浮きで息子の壮郎さんが作った水道コーナー。笑いがなくっちゃね。

いや、しかし、豚さん受難の地、沖縄。1日何回食べるんですか〜?というくらい食卓に頻繁に登場するよう。

魚も受難。皮をむかれた「はりせんぼん」いやはやなんともの図。魚の色は赤、青、黄色と信号機三原色。

写真右)山川組のやすおさんイチオシ! 果樹園が経営するフレッシュジュースが名物のフルーツカフェ。マンゴージュース250円。

樹上完熟の無農薬バナナ。パパイヤもそこここにはえてました。1500km離れていると違うなあ〜を実感。つづく。

岡山・稲刈りツアー3 式包丁

October 15, 2008

稲刈りの後の夕食は寄島町に移動して、丸本さんイチオシの「銀座」なる店へ。
「式包丁のご用意ができました」の声とともにふすまがガラリとあいて

じゃ〜〜ん
 
 なんと、びっくり! 本格派の式包丁です。
式包丁とは平安時代より宮中で行われてきた食の儀式で、魚や鳥を手でふれずに切りさばき、瑞祥形というおめでたい形を表現するもの。銀座三代目店主が、京都生間流29代目より直に習って免許皆伝に。岡山では唯ひとりだそうです。

刀そのものみたいな包丁です。儀式終了後、許可を得て触らせていただきました。野菜でもやってほしいもの。

余談ですが、カメラがふたつの機種に分かれました。左はリコーのGR系。右はキャノンのG7、G9系。
カラス、かぁ〜っで夜があけて
その翌朝、草刈り再び!

ちょっと痩せ気味の愛おしい稲さん。

午前中みっちり刈って、ほぼ稲だけに。達成感でいっぱいのチーム草刈り隊! 
つづく(明日から沖縄いってきます。更新は後日)

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