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鳥取・諏訪泉さんのコラボなお歳暮

December 22, 2008

 
14日、三斗蔵元の会員をつとめる諏訪酒造さんから素敵な組み合わせ満載のお歳暮が届きました。お酒と思いきや中身は農産物! 諏訪泉さんは鳥取と岡山の県境にある林業の町にある蔵元です。訪問記はコチラ。
 
「蔵をとりまく特産品セット」
諏訪酒造さんに関連のある農家の方の産物セット。まずは酒米山田錦の栽培農家、富田ライスさんの新米です。お酒のことはこちら、そちら。

農法についての説明書き↓と注文書↑も同封。読んで食べて納得したら次のアクションへ進むことができます。

富田さんちの稲わらを食べさせた「川岸牧場」の牛の堆肥で育成。
さて、お次も諏訪泉さんの酒米をつくっている地元、田中さんの蕪と葱。ちなみに神亀酒造の「小鳥のさえずり」の酒米も田中さんです。お酒はソチラ、コチラ

初めて見た立派なパンフレットです。考え方がよくわかります。

お米のほか、葱と蕪も自慢だったことがわかりました。
 
お米も各種、豆も各種。加工品もたくさんあり。田中さん作品多彩!
そして北村きのこ園のドでかいエリンギィ!

↓「蔵のまかない味噌」蔵元ゆえに米麹が違うでしょう。非売品。

作り手の気持ちが伝わってくる詰め合わせ!

「蔵をとりまく特産品セット」仲間を紹介しあう関係が自然にできるコラボなお歳暮。こんな楽しいギフトいいですね。お酒もますますおいしく感じそうです。
●諏訪酒造
〒689-1402
鳥取県八頭郡智頭町大字智頭451
TEL(0858)75-0618  FAX(0858)75-3082

沖縄県国頭村4

December 15, 2008

国頭村、最終日はやんばる学びの森へ。携帯はauしか入りません。

ということです。手つかずの自然が残っています。

靴を洗ってから入ります。やんばる学びの森一帯は”スダジイ”というブナ科の木の山。そんな常緑樹の中、唯一、漆の木だけ紅葉します。

ミッソーニのニットのようなグラデーションになった木。ガイドのカール・オモシロさんの説明によると「この模様は地衣(ちい)類と呼ばれる菌類の仲間。菌糸で樹皮に張り付き、横に広がっていきます。この菌糸の中に光合成のできる藻類が一緒に共生しており、その光合成の副産物で生活しています。グラデーションの模様はその成長の様子です」

(左)毒を持つイジュという木。昔はこの毒を海に入れて、魚をとる漁法があったそうです。「主に海よりも川のよどみなどで利用しました」byカールさん。
(右)大きなシダの葉が重なるように密集。

骨だけとなった朽ちかけた木。カールさんの説明です。
「朽ちた理由として、考えられるものがいくつかありますので、その例を紹介します。1.寄生虫や菌類の付着によって、病気になって枯れた。2.野鳥などの巣づくりの跡から、菌類が侵入し枯れた。3.1.の理由後にクワガタ虫やカミキリムシなどの幼虫によって、さらに朽木化が進んだ。4.3.の理由後にキツツキ類の採餌行動により、削られて、細くなっていった。」

(右)アコウにからまれた木。締め付けていく恐い種なんだとか。つるではなく、樹木。

シリケンイモリの池。

ちょっとごめんね…と裏側を拝見。毒を持ってます。
 
ごめんね驚かせて。シリケンイモリは前足4本、後ろ足5本。

シダもビッグ。猿のシッポの様。

ツワブキもビッグ。
 
やんばる学びの森はカフェも併設。沖縄名物「ぜんざい」もあり(土日限定)

沖縄でぜんざいというのは、金時豆を甘く煮たものに、かき氷をのせたものです。
「東京に行った時、ぜんざいがあったから頼んだら、温かいのが出てきて、そりゃビックリした」 というを聞いてこちらがビックリ。
ところ変われば、品変わる、です。
敷地内で栽培したバナナが食べ放題!

農薬、保持するための薬も一切ナシ、安心安全な自然の味。食は現地のものを現地で食べる”身土不二”が基本。遠い流通は危険が伴い、なにより不自然になるということですね。
 
やんばる学びの森の久高さん。制服はパタゴニア。
●カールさんに聞いた、なるへそーと思った話。

スダジイの山。ブロッコリーのようだとも。

スダジイばかりの山ですが、ひとたび、人が入って開発するとそこにはスダジイは生えず、まずはススキ、そして松が生えるそうです。そして虫取り草の赤い植物、コモウセンゴケも生えるという。
 
粘着性です。

琉球竹を使ったフェンス。昔の国頭村の家は、屋根、壁もろもろを、この琉球竹を使って仕上げたそうです。すぐ生えて、しなやかで使い勝手がいいそう。今は鉄筋コンクリートづくりが増えて、琉球竹を使わないため、ぼうぼうに生えてしまい、困ったことでもあるそうです。

沖縄県国頭村3

December 15, 2008

JAlプライベートリゾートオクマ売店で梅原さんが購入したあれこれ。「らっきょうフライ」「紅芋チップス」「ピーナッツ糖」「黒糖プリッツ」etc.「御酒(うさき)」は沖縄県戦前の黒麹菌を使ったという泡盛。
1500kmも離れると違うもんです。
今宵の宿はやんばるホテル&ファームさん。

朝ご飯は玄米ご飯、梅干し、湯葉のサラダに温かなウコン麺。という一風変わった組み合わせ。

湯葉のサラダはおいしいけれど、玄米のおかずにはちょっと塩気が物足りない。ごま塩もあるといいですね。

いよいよスタート!講座タイム。今回の勉強会の主旨を説明する宮城哲也さん。
午前の部、終了後は「くんじゃんそば」へ。

フレッシュなよもぎを使ったよもぎ麺をリクエスト。

前の晩、サンシンと歌声を聴かせてくれたさちこさんが勤めています。 麺の薬味は唐辛子が定番。

皆なは”三枚肉の三枚つき”を注文してました。

さて、午後の部開始。活発な意見もたくさん出て有意義な会となりました。皆さんお疲れ様!

会終了後はさまざまな打ち合わせにプレゼンテーションなどなど。
そして夕食! 米軍基地保養所内にあるレストランへ。国頭村人が予約し、身分証明書があれば誰でもOKとか。初体験。

保養所の敷地内にはゴルフ場あり、海水浴場あり、売店あり。整然として広い空間です。これが↑そのレストラン外観。

金曜日は「ALL YOU CAN EAT  FRIED FISH」の日!

いかにもアメリカ的なシーフードメニュー。肉のページもすごかったです。

ビールはピッチャーが当たり前。夜はさすがに寒く、やまよはビールは飲まずワインに。

ピノノワールを選ぶ。(右)テーブルに置かれたブラウニーサンデーのポップ。いかにもアメリカンなデザート。

カラマリフライを注文。(右)野菜メニューを見たら、”野菜ミックスの炒め物”があり、スープとパンとサラダがつくという。量が多いので皆でシェアしながらいただきました。
野菜炒めはとろみがかかって、ちょいと妙な味わい。肉ばかり食べているとこういうメニューが食べたくなる!?

メイン料理についてきた、カップスープ(クラッカー添え)、パン、サラダ(ハニーマスタード ドレッシング)。いかにも〜。

↓金曜日スペシャルのALL YOU CAN EAT FRIED FISHの皿。でかいです。でかっ。

これがお替わり自由で、なんでも19皿お変わりした強者がいるそうです。19ってどういうこと!?

バナナスピリット! いかにもアメリカ的アイテム。

うっひゃ〜。期待を裏切らない!?デザインで登場。まっかなチェリーにキャラメルソースたっぷり。一緒に記念撮影。皆なで回し食べて試食。

9人でこの値段。飲んで食べて、ひとり2000円でお釣りがくる。安くてメニューが豊富とあって、村の人たちは時々楽しみにくるそうです。
最近は日本円で支払うことができるようになったそうですが、お釣りはドルのみ。「お釣りドルをためて、ゴルフを楽しむんです」とも。ゴルフのプレーは16ドルとこちらも破格。

ALL YOU CAN EAT 「食べ放題」にもいろんな言い方があるもんで。オバマ大統領の影響!?

深夜のビーチ。管理も行き届いて美しい浜辺。

波打ち際で海藻を拾う。(右)シーサイドのコテージ。楽しんでいるなあ…と思う。
深夜に宿に戻り、ベランダで一杯。田中さん合流。こうして国頭の夜はふけていく。

翌朝も快晴! 12月とは思えないポカポカ陽気。

2日目の朝食は玄米ご飯に、梅干し、野菜をあっさり煮たもの(マコモダケ、えんどう、しめじ、プチトマト)、白身魚を蒸したもの。車麩、玉葱、じゃがいもの入ったみそ汁。みそは国頭村オリジナルの薬膳みそを使用。

前日より1品多かったですよ、梅原さん。
お茶はサンピン茶(ジャスミン茶)。玄米には合わない感あり。選べるといいなあ。

ホテルは昔、ベトナム料理店だったそうです。

沖縄県国頭村2

December 14, 2008

国頭村へ行く途中の道の駅で見つけた「せんの恩がえし」。

原材料は見ての通り、とってもシンプル。

味も素朴系。塩味だけです。昔はこんなおやつが定番だったそう。
商工会議所で打ち合わせ。役場の宮城哲也さん。なぜかシェーのポーズ。

 そして夕ご飯は役場近くの「しのちゃん」へ。 

イケメンくんがひとりできりもり。お座敷席からカウンターをパチリ。

ビールといえばorion。(右)大根のビール漬け。

ビールが終わりそうになると「島いく?」の声が。「島」というのは「島酒」のことで、モチロン泡盛。地酒の「まるた」は沖縄本島最北端の酒造場。

(左)そうめんチャンプルー。具は玉ねぎ。おかかと葱のトッピングつき。醤油味でこざっぱりとしてなかなかおいしい。(右)島豆腐。こちらもおかかのトッピング。
 
島酒に欠かせない、シークワーサー。12月ともなると黄色くなってやや甘く。じゅわ〜っと搾ると、爽やかな柑橘の香りが辺り一面に。
ふとテーブルのグラスを見て気がついた。グラスの下が皆な一様に白い。

 全員、おしぼりを畳んで敷いている!
「コースターがでないので、皆な、おしぼり畳んで敷くんさ〜」
「東京行って、おしぼり畳んで飲んでる人見ると、沖縄の人ってすぐわかるさー(笑)」

グラスの安定もいいし、行儀正しい感じも受けましたとさ。

 (左)気になっていた「うちなー焼きそば」はオレンジ一色! ひとくち食べたら、あっナポリンタン!  国頭村の浜地区では焼きそばは「ケチャップが定番」なんだとか。玉葱とピーマンが入ってまんまナポリタンテイスト。浜地区家庭の味。ふ〜む。(右)パパイヤチャンプルー。島豆腐と人参入り。しゃきしゃきさくさくのさっぱりとした炒め物です。おかかは必須。

ブッブーの調味料。
刺身でも炒め物でもなんでもかける人がいるという「酢」。テーブルに常備されているものらしい。しかしこの酢、原材料名みたらそりゃあひどい合成酢。酢酸ですよー。米を一粒も使わず「まるこめ」酢とはこれいかに。とはいえ、この酢は夏の海の必需品で「ハブクラゲに刺されたらつける」なんだそうです。
哲也さんの奥さん、さちこさんが今宵はJALプライベートリゾートオクマで演奏するというので、あわてて大移動。
曲名は「てぃんさぐの花 」(ほうせんかの花の沖縄方言)。「涙(なだ)そうそう」「童神(わらびがみ)」「安里屋(あさとや)ユンタ」など。沖縄の歌はいろんな人がカバーしてヒットも多く、どれもどこかで聴いた事ある馴染みの良い歌ばかり。サンシンの音色ときれいな歌声に聴き入ったのでありました。

沖縄県国頭村1

December 14, 2008

沖縄県・国頭村に行ってきました。Kさん、国後じゃありませんよε=(>ε<)「くにがみ」です。羽田8時40分発のANA B747-400でびゅーん。冬の富士山が眼下に、美しい! 

国頭村は沖縄の一番、北の端。鹿児島よりです。広大な手つかずの森林があります。おっとこの写真の指さす位置ではなく、もっと右側の北の端です。写真はやんばる学びの森にて。やんばるの自然について詳しくはこちら。
 
カール・オモシロさんの案内で「やんばる学びの森」森林を散策。

今回、出会ったなかで一番かわいかったシリケンイモリ(尻剣井守)。身体に毒を持ち、天敵なし! つまり向かうところ敵なし。手は4本、後ろ足は5本。
 
映画で使われた後、移転した「鬼太郎ハウス」、山川安雄さん渾身の作!?完成間近。以前紹介したブログ。

ほのぼのイラスト発見。
ヤンバルクイナには会えませんでしたが、いろいろな鳥に出会いました。米軍の演習場であった国頭の自然は今も、今こそ、希少価値充分!

鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!

November 27, 2008

11月23日勤労感謝の日は、松崎晴雄先生の日本酒市民講座。第86回目は我が故郷・鳥取県の酒を飲もう!会。その名も「鳥取飯酒(藩主)、江戸城に参勤交代!」
 

故上原浩先生のお膝元県であり、純米酒の普及に力を入れています。鳥取飯酒の活動内容はコチラ。会の前、打ち合わせ中の松崎晴雄先生と鳥取県庁・木村敬さん。木村さんとはお酒を通じて知り合った仲。東大時代から日本酒界にどっぷり関っている強者です(酔った姿を見た事ない)

オープンしたての鳥取県アンテナショップ。その2階に開店したトットリーネで開催。県産食材オンパレードのイタリアンです。
この夜は今、注目される鳥取の蔵と酒がセレクト。米は復活栽培した「強力」のお酒が集められました。強力の水平飲み! 強力はロシアの文豪と同じく「ゴーリキ」と読みます。

オレンジ色の法被、小谷藩主も鳥取から参加! 陰の知事!? 本業は亀甲やの社長です。甘辛両党の頼もしいお方。インターネットを使った鳥取県ジゲおこしインターネット協議会 ZITの会長としても有名。
はじまりはじまり〜
 
なぜかメガホン。工事現場みたいです。
松崎先生から、鳥取の酒のポジションや、吟醸酒ブームで脚光を浴びているエリアであること、また、県をあげて純米酒づくりを推進している話。そして「鳥取飯酒」に託されたメッセージの説明などがありました。みっちり勉強、そしてきき酒のあとは懇親会に突入!
 
鳥取県出身ということで乾杯の音頭を。 妖怪酒飲みぬらりひょん。上原先生にならって「一に蒸し、二に蒸し、三に蒸しー!」ヽ(^。^)丿

鳥取酒の特徴。
代表的な辛口の産地で、新鮮な魚介類と相性が良い。山陰地方の特徴、濃醇型であること。
(右)倉吉のカリフラワー+ホタテ貝のスパイシーソテー。

優良な酒造好適米の産地でもある鳥取県。「強力」はこのような環境を背景に復活栽培されたという。
(右)網代港のタラのペースト、香草パン粉を詰めた日本海のしまめいか。

出雲杜氏、但馬杜氏の交差点である鳥取。そして米の醇味を引き出した、正攻法(まっとうな)酒づくりが特徴。「相撲に例えるなら真っ向からよつに組んで寄り切るよう」と松崎先生。

松葉蟹も解禁となりました。賀露からの松葉蟹とアサリのトロフィエパスタ。

 強力の味の特徴は「酸味や苦み、渋みがきいた野趣のある風味」。和食以外にもマッチする、食中酒としての可能性があると松崎先生。確かにどの蔵のお酒もしっかりとした酸がありました。

 
強力を楽しむ女子グループ。肌つやぴか。女子力を上げるには純米酒に限る!?
●飲んだお酒記録
いなば鶴五割づき「強力」 中川酒造
君司「強力」  君司酒造
日置桜 純米吟醸「伝承強力」 山根酒造場
純米大吟醸強力  中井酒造
純米吟醸 鷹勇 強力  大谷酒造
純米吟醸  強力  千代むすび酒造
いなたひめ強力  稲田本店

宮崎その3 農園ぴくにっく

November 22, 2008

グリーン・ツーリズムが楽しめる「農園ぴくにっく」でランチタイム。駐車場から歩けども歩けども、なかなかつかない。すきっぱらにはツライ上り坂。ようやく案内看板が! やった〜…と思いきや「もうすこし、がんばって!」ヌカヨロコビ。まだ、歩くんすか(汗)

汗をかきかき、ようやくたどりつきました! 標高100メートル。見晴らしよくていい所です。

石釜に、薪がたくさん積まれて。これが名物のピザとパンを焼く窯。

「いらっしゃ〜い」と、古谷元一さん。「あの坂大変だったでしょう。でも、お腹がすいていいんですよ!(笑)」
ウエルカムドリンクはアップルミントの水だしwater。

昆布と塩、砂糖、油以外は、ほぼ自前!

ご当地名物の「蟹まき汁」を山芋でアレンジした奥さん昌子さんの創作汁。右は、モチモチのそば豆腐。

歯触りがいいタケノコに、さっぱり青菜のおひたし、酢味噌がけ。

おばあちゃんが担当の煮しめ。皿右端の赤芋がねっとりおいしい! 右は郷土料理の「がね」。サツマイモの甘い天ぷらです。鹿児島にもありますが、ここのは生姜を入れるのが特徴。 

自家製こんにゃく。ぷりぷりとろりの柔らかな食感。アクはストーブの灰を使うそうです。薪も自前。
 
デザートタイムに出たのはシナモンティー。根っこを天日乾燥したもので、樹皮とは香りも甘みもまるで違います。とっても甘いのにビックリしました。一緒に食事した、ホテル北郷フェニックスの深水料理長(やまよと同い年)が懐かしそうに「子供の時、学校帰りのおやつはニッキ。皮そいで口に入れて帰ったもんです」宮崎の県南地方の子供のおやつはニッキ! しかし、毎日恐怖だったでしょうね、ニッキの木∑(゚д´;ノ)ノまたきた

ブルーベリーも自家製。あつあつのジャムを出してくれました。桜の枝のフォークは元一さん作。

昔は農業兼養豚業をしていた元一さん。最盛期は豚5000頭!も手がけていたそうです。身体が悪くなり、継続が難しく……。そんな時、グリーン・ツーリズムの存在を知った昌子さんが「こんな農業もある!!」と元一さんに提案し、方向転換。
 
5000頭時代は目が三角に釣り上がり、人相が悪く、子供たちが怖がって近寄らなかった!?そうですが、今は「毎日が楽しい!」と笑い顔の元一さん。家族全員で野菜をつくり、豚さんも数を減らして飼い、グリーン・ツーリズムで多くの子供たちを喜ばせています。

手作りは野菜だけではありません。机も椅子も、お風呂もなんでも手作り。これは飫肥杉の板を譲り受けて作ったテーブル。

庭には気持ち良さそうなハンモックが。食事、体験のほか、宿泊もできます。一日ひと組限定です。
 
働き者のおばあちゃんと古谷夫妻。人間らしい暮らしがありました。

宮崎その2 合歓のはな

November 21, 2008

北郷町での宿泊は以前にもお世話になった「合歓のはな」さん。台風で大変だった前回と比べ、今回は快晴に恵まれ歩くのも快適。濁流していた川もおだやかです。山はところどころ紅葉が始まりました。

スタッフの皆さん、とっても丁寧です。

森林セラピー基地、猪八重渓谷近くにあり、部屋の窓からは渓谷の自然しかみえない離れの里。自然を満喫できる静かな宿です。上の光景は食事する部屋から外を眺めたところ。

「合歓のはな」は、ひと部屋づつ独立して建っています。外扉の鍵を開けると玄関が。ちょっとした別荘感覚。

どこも、広くゆったり。洗面所もツインボウル。ベッドもふたつ。この空間にひとりで泊まるなんてもったいない。。。
庭の露天風呂から、ふわ〜〜〜んと温かな湯煙が!

この日は1月並の寒さという北郷町。

部屋から外に出た瞬間は激寒!で身が縮みましたが、お湯につかれば極楽。
さて翌朝の朝ごはん。
みかんの絞り立て果汁をいただいたあとは、おかずオンパレード!

これに納豆が、果物がつづく

にぎやかな朝ごはんでした。癒されて仕事へgo!

宮崎その1 わかめ豚の赤ちゃん

November 20, 2008

宮崎県北郷町のほど高い山あいにある池田農場さんを視察しました。ここで出会った、かわいい豚の赤ちゃんを紹介。ほんとに色がピンク! 人懐っこくてすぐ近くに寄ってきます。

つぶらなひとみ。すりよる豚足。鼻をう〜〜んと近づけてくるのです。た・ま・りません〜!

赤ちゃんの仕事は大きくなること! 兄弟(性別は不明)の頭を踏みつけて、おっぱいに近づく赤ちゃん。それは戦場のごとく。小さい時から競争なのです。

うわ〜。乳首がいくつあっても足らない…。赤ちゃんとママは体重差が60倍くらいあります。

 ピクン。
じっとこっちを見てる! 思わず駆け寄るやまよ。

耳がダンボかスペードか、葉っぱのごとく広がってます。キュート。「遊んで!」と目で訴えるよう。このまま連れて帰りたいほど。でも、すぐに120kgになるという(驚)。飼い主の体重超えたらコワい。

池田さん。生後20日の赤ちゃん抱いて。
池田さんは病気で胆嚢をとってから、普通の脂肪が多いお肉は食べられなくなったそう。「自分が食べられるようなヘルシーな豚をつくろう」と、大工を辞めて養豚をスタート。

池田さんが飼っている豚は「わかめ豚」と呼ばれています。ライ麦や黍、きな粉などを混ぜた飼料に海藻を加えているからです。すべての飼料は池田さんが味見をしてからブレンド。「自分が食べられるものを入れてます」

黒いの茶色いの、黒と白のぶちぶち、ピンクバディなど、ありとあらゆる豚さんに会いました。

親豚の皆さんです。みんな「わかめ配合飼料」を食べているので、どの親から生まれた子も「わかめ豚」として出荷されるそうです。人に良い健康素材が豚にもいいと気がついた池田さん。穀物と海藻です。人もこれでいこう!

境港の大吉にて

November 16, 2008

境港の実家から歩いて55秒のところにある「やきとり 大吉」。全国展開するチェーン店です。気にはなるものの入るチャンスは今まだかってナシ。
「モルツの生ビールはおいしい」というので夕ご飯のあと覗いてみることに。
このあたりは夜になると真っ暗。

シーン……。何もない暗闇にオアシスのように真っ赤な提灯、そこが大吉。人通りもなく、誰がいったい行くんだろう…と扉を開けたら
 
店内には人ぎっしり! 外は誰も歩いていないのに、ここだけ人口密集! 写真は元町町内会の幹部会議中の皆さん。

元気な大将が焼いてる焼いてる。元町町内会の野球大会にはその腕が買われてピッチャーとして参加とか。町のアイドル? 笑いをこらえてポーズをとる大将。
「カレーバンバン」「焼きおにカレー」など見慣れぬ品も多々あり。ベジメニューもあり。

じゃん。大吉のベジ串。エリンギ、玉葱、長ネギの3種。

この玉葱の串デザインなかなか。
 
葱のいかだ。こうやって食べるとあっという間に消費可能。目の前に火がある店は楽しい!を実感した夜。
ごちそうさまでした。さよなら大吉。
「ありがとうございました〜〜〜っ」

ふりかえって見る。真っ暗闇の中、ここだけ真っ赤。

家の前でもう一度振り返って見る。そこだけ赤い。真っ赤な提灯は夜の店の基本とわかる。

同じ角度。朝の風景。何事もなく朝がくる。

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