December 16, 2011
感動!いかとっくり
エミール・ガレの作品?
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…と、おもいきや(思わんってか)
いかとっくりです!!!
その昔、美保の関とか、観光地のみやげとして一世風靡した(してない!?)日本オリジナル。
子供の頃は、へ〜そうなんだ…と思って見てましたが、なにせ、飲めないので試すチャンスはありませんでした。
裏側です↑
新潟のアンテナショップ『新潟 食楽園』で発見!
飲んで楽しんだあとは焼いてつまみに。
純米酒をお燗して
注いでみたら!
いかのほんのり甘い風味とうま味が加わって、いかの酒コンソメ的。お酒がやわらかになり、思ったほどイカ臭が強くなく、まろやか加減は、なかなかグ〜〜〜ッ!
なにより温まったとっくりの手触りが、和菓子の求肥のようですべすべ気持ちがいいのです。だんだんふにっと柔らかになってくるのも楽しい!
すばらしい技術じゃありませんか。日本海は佐渡島、渋谷敏雄さん作。
あまりにいいので、朝日新聞ボンマルシェで紹介しました。
宮沢りえさんもビックリ!? web版はコチラ↓
『飲んで食べて楽しめる佐渡島の「いか徳利」』
徳利として楽しんだあと、ビニール袋に入れ冷蔵庫へ。すでに3回ほど楽しみましたが、だんだんいい感じにお酒がしみて、そろそろ焼いたら最高うまい頃(笑) 。このいか徳利、なによりオモシロイ。テーブルにあるだけで和みます。徳利におちょこつきですからね。これでさしつさされつ、笑えますから。最初に考えた人はスゴイ! 日本人のセンスと技の素晴らしさを「いか徳利」に見た!…であります。
日本酒を愛する底力を感じるではありませんか!
そんなわけで「いか徳利」にすっかりはまってしまったワタクシ。
どのお酒を合わせるかで、味わいも変わってまいります。うちの豊富なセラーから(笑)イカ向き酒を温めトクトク注いでは、イカちょこで楽しみましたとさ。諏訪泉、日置桜、神亀、綿屋、義侠etc.
先日は、三陸の木村商店製を入手しました。こちらも素晴らしい!
代表の木村トシさんのメッセージ、ぜひお読みください
↓
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日本酒は日本の食卓に笑顔をつくります。
◉JUNGIN GLASSもおひとついかがでしょう
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2011/12/16 9:18:15
December 14, 2011
正雪さんとよし川さん
ひとつ前のblogつづき。9月11日鈴木真弓さんに引率され、JR由比駅からとことこ歩き『正雪』の銘柄で有名な神沢川酒造場さんへ。
社長の望月さんの案内で蔵見学です。
仕込みの時季ではないのでひんやり、静か。
蔵の隣では小売りもしています。
年代ものの道具の展示も
そして昼食は「よし川」さんへ。桜えびとうなぎが自慢のお店です。
正雪ずらり勢揃い!
よし川の女将さんと里見美香さん。典子さんと松崎晴雄先生。
うなぎを正雪の粕で漬けた一品。すべて地素材づくしです。
カリカリサクサク、香ばしく甘い名物桜えびのかき揚げ。
うなぎごはんで〆となりました。
地酒は、地の素材とともに、地元で味わってこそ楽しいおいしいを実感。
望月さん、よし川さん、鈴木真弓さん、松崎先生ありがとうございました!
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2011/12/14 9:01:53
December 13, 2011
桜えびと正雪さん
そんなわけでひとつ前のつづき。2011年9月11日、静岡市清水区由比に蔵をかまえる神沢川酒造さんへ、松崎晴雄先生の日本酒市民講座と鈴木真弓さん率いるしずおか地酒研究会と合同でうかがいました。街は桜えび一色!
桜えび干し、桜えびのひげ粉!
「イルカスマシあります」
イルカたれ干しも
手ぬぐいも桜えび柄! それを買う静岡市出身の里見美香さん。
柄もいろいろ。途中で無人販売の梅干しもあり、購入。
社長の望月正隆さんです。つづく
鈴木真弓さんブログ↓
東京・日本酒市民講座&しずおか地酒研コラボ
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2011/12/13 10:04:25
December 12, 2011
9月10日は静岡DEはしご酒
9月の思い出記録。宮崎の翌日、10日(土)は静岡へ。
静岡の6つの蔵と飲食店さんが協力して「はしご酒」を開催するという。それに合わせて、松崎晴雄先生の日本酒市民講座がジョイント。講座では日中、誉富士の勉強会、ワタクシは夜から参加。蕎麦たがたには磯自慢さんが、華音さん他の店はド満員で行列!熱い静岡市の日本酒ファン!
はしご酒詳細こちら→◉居酒屋「華音~はなおと」の日常。
「はしご酒」はすでに6回目という。各店に、蔵元さんが潜み(どの店にどの蔵かはナイショ)、高嶋酒造の高嶋さんが潜んでいるという噂の居酒屋狸の穴へ。どの店もおつまみとお酒一杯がついて1000円。立ち飲みのこの店には濃いお客さんも潜んでました(笑)
河村傳兵衛先生、喜久醉の松下米の農家・松下さん、芹沢酒店の芹沢さん。
河村先生が手がけた発酵茶、先生やわら取り出し、店の人に入れるよう指示。マイペースです。
お酒のおともにいいとのこと。
河村先生が「燗酒が好きなら、燗酒をうまく飲ませる店がある!」というので興味津々でついていくと
お寿司の陣太鼓さん。居酒屋ではなくお寿司屋さん。松下さんにあれこれ教わる。田んぼで会うのとまた別人!
陣太鼓のご店主は、開運の今年100歳!になるおばあさまの実の弟さん。というわけで、オール開運のお店です。もちろん冷たいお酒のお店ですってば先生!
松崎先生と典子さん、ジョン・ゴントナーさん、喜久醉の青島孝さんも合流し、濃い夜になってきました。
河村先生が大好きなお店、陣太鼓。確かにいいお店です。開運のラインナップ大充実。ですが、燗でおすすめというよりは冷やでしょう。
最後に、香りのいい青さ海苔の味噌汁をいただきました。
● ● ●
帰りがけ、もう一度、華音さんを覗いてみるとお客さんがまだまだいっぱい! ご挨拶だけして帰りました。
「どうも〜」「はい!」と激務の中、ピース!
忙しい中、残念がって店の外まで見送ってくれました。カメラを向けると瞬時にこのポーズ!
静岡の人はいい人が多い、そして明るい!体力もあり(笑)
その翌日、正雪さんを訪問!
桜えびの町なのです!
つづく
Topics: event, ご当地もの, 日本酒 | 2011/12/12 10:36:21
December 9, 2011
宮崎・一心鮨 光洋
宮崎へ行った時(思い出しブログ)、松下亮子さんにつれていってもらった一心鮨 光洋。
蔵元にファンが多いという噂の店で、店内はすっきり洗練。
シンプル清潔。席はカウンター、仕事が見られて嬉しい!
店長がわさびをすり始めました。ワクワク!
まずはじめに4品の酒肴が。どれも気が利いてます。まさに「飲んでください」といわんばかりの品々。さすが亮子さん推薦の店。
柚子や七味が添えられて、スパイシー、香りがぎゅ〜っ。カリッ、ほろっ、じゅわっ、美味しい!
塩銀杏に、貝うま煮。甘酸辛苦。
神亀を温めていただき、あぁもっとゆっくり飲んで過ごしたい〜っ……な、気持ちをおさえ(飛行機の時間がせまっていたので)握りへ。
店長「苦手なものはありますか?」
やまよ「トロなど、脂の多いものが苦手です」
店長「了解しました!」
ふくよかだけど(笑)動きはキリリとテキパキ、そしてにこやか! 動きを見ているだけで、気持ちいい仕事っぷり。
まずはイカです。包丁目が美しい。寿司飯とのバランスがとれた品のいい握り。好みです! 某蔵元が「あと米粒15粒減らして」と頼んだらその通りに握ったとか。
うすらピンクの海老。ほのかな甘さがたまらなかったと記憶。
小肌です。〆加減がいいです。すべてそのまま食べられるように、タレや醤油がネタにあわせてかかっています。
白身や貝や赤身と珠玉の数々、そして
クライマックスは!
手渡しのウニ!
いや、もう、すみませんね
…という、すばらしき宮崎での〆くくりでした。宮崎は市内から空港まで近いのが嬉しい。一心鮨 光洋さんの見事な技+亮子さん大変お世話になりました!
最後のデザート代わり
Topics: ご当地もの | 2011/12/9 19:45:54
December 8, 2011
ピオニーホワイト
「ワインに赤ワインと白ワインがあるように紅茶にも白茶をつくってみよう」マカイバリ茶園のピオニーホワイトは、好奇心旺盛な茶園主・バナジーさんのふとしたひらめきから生まれたそうです。
写真は↑葉の色と形、水色がわかるよう、カップに葉も入れてみました。
紅茶が白茶?!
こんな茶葉をしています。いつものダージリンと色も形も違います。
澄みきって高貴な味。渋みがなく、わずかにとろみ感もあり、非常に繊細。純粋にこれだけで飲みたい味。朝いちばんに、ふさわしいエレガントな紅茶ならぬ白茶です。
選びぬいた畑の茶葉でデリケートな製法とのことで、お値段もよいですが、ひとつの茶葉の可能性を知る事ができました。
また、飲んだあとの茶葉が感動するくらい、葉の形通りに!きれいに開きます。そのまま食べてもOK。
オーガニック栽培歴30年以上のマカイバリ茶園では、茶木にからまったツル状の草もすべて手でとり、マルチングとして表土に敷きつめるそうです。その草木は、モンスーンの時期、茶木を大雨から守り、土砂崩れ防止にもなるとか。
無駄がない自然栽培の偉大さをクオリティの高い一杯のお茶から学んでいます。
Topics: お取り寄せ | 2011/12/8 13:30:22
December 7, 2011
SAKE&VEGE PARTY
JUNGIN GLASSをデザインしてくれたcafe8川村明子さんのお店、表参道のPURE CAFEで12月5日初のSAKE&VEGE PARTYが開催されました。純米酒(温度も好きにHOTorCOOLで)+vegan food三昧!!
玄米ロール!
SAKE番頭のタロウくんが適切な温度に上げたり下げたり。
フレッシュな味わい生春巻きeightスタイル!
豆腐をアレンジしたカナッペや牛蒡だったり
中身はなんとコンニャクだったり
近藤けいこさんの野菜はタヒニ(白ごま)ドレッシングで
ぞくぞく魅力的な野菜料理が登場!
ベジミート!マスタードがきいてました。
JUNGIN GLASS PROJECTのメンバー蔵
その他の純米酒ラインナップ
王祿の酒粕を使ったsweetsも
日本酒初めてさんも!ディープに好きな人も! 大満足の会に
PURE CAFEはピュアな日本酒、純米酒only!気軽にふらっと一杯飲めるのが嬉しい。
◉JUNGIN GLASSのお披露目会もPURE CAFEで開催予定です!
おいしい玄米は純米酒にあうんです!
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT, cafe, event | 2011/12/7 16:29:51
December 6, 2011
ブルベリ&ピーナツのせおやつマフィン
甘いものはあまり食べないワタクシですが(一生分は25歳あたりで食べ尽くしました。今は白砂糖コワい)、コーヒー飲むときは焼いた粉類があると嬉しい。全粒粉のマフィンにPURE CAFEで売ってる(ない時も多々あり)100%混じりけのないピーナッツバター(砂糖も油脂も不使用。ピーナツはモチロン無農薬、千葉の石井さん作。補足=石井さんは神亀酒造の「真穂人」の酒米、五百万石の米農家)、これに田中あづささんちのブルーベリー(煮て水分飛ばし、塩を加えたもの)をのせたら、もーぉ最高においしいっ!
ピーナツはなぜにこんなにおいしいの!? というくらいおいしい石井さんのピーナツ。そのものズバリがおいしいと、何もすることはない見本。
あづさパパ&ママにも感謝!(大切にゆっくりいただきました)
さっ、仕事仕事。
Topics: おやつ&パン | 2011/12/6 13:25:30
December 5, 2011
10人で飲んだら11人いる!? &グラス詳細
10人で飲んだら「11人いる!?」
カップ酒のイメージを一新する「JUNGIN GLASS PROJECT」!
と、伝農浩子さんがブログで紹介してくれました
まずは岩手の川村酒造店からstart。販売店等、詳細はこのブログを
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●このJUNGINグラスについて、福島県・丸藤ガラスの鈴木さんにいろいろ伺いました。このグラスのデザイン、そしてプリントを担当してくれました!
鈴木さん、地元福島でがんばっています!応援よろしくお願いします。「いっぱいご注文ください(笑)」
◉誕生の背景は?
「デザインは当時の弊社メンバーと石塚硝子さんとの共同開発です。 底の部分のカットは食器からヒントを得て、デザイン性を追求したそうです。当時は北海道一円の蔵元共同でマイカップなる企画があり、時を同じくして大関のワンカップが発売されたようです。その後、カップの変形タイプをびんメーカー各社が相次いで発売し、まつりカップやスポーツカップなど様々な商品企画があったそうです。今のように300mlや720mlがほとんどない時代だったと思うので、気軽に飲める容器として相当売れたと思います」
◉食洗機は使えますか?
「食洗機は大丈夫だと思います。ただ、申し訳ありませんが、その使用を前提で開発しているわけではないので保証とかはありません。なにせ40年前の開発ですので!」
山本洋子→試してみました!問題ありませんでした。ですが!鈴木さんがおっしゃるように”40年前”ですので、自己責任とさせてください
◉このままお燗できますか?
「お燗も構いませんが、条件は開栓してぬるま湯からです! フタをしたままですと内圧が上がり、びんが割れてしまいます。また、お湯の温度が高い場合は、熱衝撃で割れる場合があります。くれぐれもカップをいきなり熱湯に入れるような事だけは避けてください。電子レンジも構いませんが、開栓だけは徹底してくださいね!」
山本洋子→問題ありませんでした! グラスがびっくりせぬように、ぬるま湯からジワジワ〜でお願いします。アウトドアにも嬉しい一本!
川村酒造店さんのJUNGIN GLASSは525円。クリスマスパーティのプレゼント交換!小さなお歳暮(笑)、忘年会の乾杯☆にぜひどうぞ!なにせ「10人で飲んだら11人いる!?」ですから
12月中旬には他蔵も登場してまいります。お披露目パーティ「100人で飲んだら110人いる!?(仮称)」を開催予定。はたまた「1000人で飲んだら1100人いる!? (大仮称)」なのか…またご紹介します!
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT, 日本酒 | 2011/12/5 9:46:57
December 4, 2011
一合は180ml、お米にすると
↑6県の集合写真です。
さて、一合とは、180mlです。
「1日1合 純米酒!」と唱えて久しいですが、1合の純米吟醸酒をつくるのに必要なお米の量は? といいますと
玄米で、およそ、150gを必要とします。
田んぼにすると0.4平米。1m×40cm。畳にすると 1/4畳(計算方法は『純米酒BOOK』に書きました)
1合の純米吟醸酒を飲むと、これだけのお米と、田んぼが必要になります。
朝はパン、昼はうどんかラーメン、夜はピザかパスタ…。そんな食生活の人は、1日の中で米を食べることがありません。
ですが、1日に1回は「米」をとりたいもの!
固体がムリなら液体で、それが日本のいい田んぼの維持につながると思うのです。
この1合のお酒の名称ですが ”クオリティの高い酒造好適米で醸した純米吟醸を、石塚硝子&丸藤ガラスさんのグラスにつめる”ことから『JUNGIN GLASS(ジュンギングラス)』と呼ぶ事にしました!
プロジェクト名は
Topics: JUNGIN GLASS PROJECT | 2011/12/4 5:10:54