June 19, 2012
氷見・柿太水産の新もの煮干
氷見・柿太水産の新物カタクチイワシの煮干が到着!
イワシなんていつでもある…と思ったら大間違い。へなちょこ店長=柿谷政希子さんいわく「2シーズンぶりに煮干イワシが水揚げされて、ようやく販売再開です」
「煮干は頭とハラワタをとってから使用する」と書いてある料理本がありますが、その部分、酸化が早く、酸化したものは耐えられないマズさ。いけない煮干で煮干し嫌いになった人も多いのではないかと。
煮干も緑茶のように「新」があります。
ですが、こと煮干は品質および鮮度が重視されないようで、売場で冷蔵ケースに並ぶことはまずありません(富山県アンテナショップは違います)。煮干は(ついでに切干大根も)乾物ですが冷蔵庫に入れるとおいしさキープ!
↑天然カルシウムが豊富!日本の子供よ、煮干をもっと。大人ももっと!
柿太水産の煮干はピカピカ輝くシルバー色。酸化の黄ばみとは無縁。もちろん、酸化防止剤は不使用。
イワシの見極めと技が命。誰が選んでどう作る。やっぱりそこです。
●以前affで書かせてもらった政希子さんの「イワシでボッシーニ運動」↓
かわいいので、並べてパチリヽ(^。^)ノ
すると、ややっ! あきらかにカタクチイワシではない魚一匹発見! お〜っ☆得した気分。アジのようです。全長48mmのミニサイズ、かわいい!
さっそくポリポリと味わって感動してから、田作り風にしてみました。醤油と純米酒と味醂ほんの少々でからめ、ゴマと粉山椒パラリで仕上げる辛口田作り。おつまみに、お弁当のおかずに、重宝するカリカリ一品。
柿太水産のダンボール箱、かっこ良くなりました〜。
必要なことが外からわかる。いいことです!
ぬか漬けいわしを取材しました↓
aff201011 お宝!日本の「郷土」食 5 [富山県氷見市]
日本のアンチョビ!地魚+伝統の発酵技 糠漬けイワシ
・・・・・・・・・・・・
blog 201012 柿太水産の糠漬けイワシ
blog 201012 柿太水産でお月見!氷見の魚でBBQ
blog 201006 柿太水産6代目へなちょこ店長上京
blog 200901 柿太水産初訪問
Topics: shop, お取り寄せ, ご当地もの | 2012/6/19 8:42:01
June 18, 2012
緑陰でひと休み
気がつくと今年も6月は18日。すでに半年以上も過ぎてしまったという。まさに「光陰矢のごとし」であります。”月日が過ぎるのは、飛ぶ矢のように早い。だから日々を無為に送るべからず”…昔の人はスルドイ。
光陰ならぬ、緑陰!をPCに向かいっぱなしのyou&meに送ります。
ブログのトップを緑陰にチェンジ。候補写真はこんなにあったということでUP。すべて大分県で撮影。こんな部屋で暮らしたら、人生変わったでありましょう。いやまだこれから変わるでありましょう。
天を仰げば緑のグラデーション
そんな世界に連れてって
すぐに飛行機で連れてって
風が吹き抜ける緑の世界へビューンと
目を閉じて、1.2.3
パッ!
ゆーらゆら、カエルさん
ゆらゆら鉄瓶さん
いつでも、どこでも、気持ちは緑陰。天にある地にある緑の陰。表にあらわれないだけ。
緑陰は心にある by やまよ(なんだなんだのみつを先生状態。みつおといっても”せんだ”じゃありません〜 ヽ(´ー`)ノ)
Topics: ご当地もの, 花 | 2012/6/18 17:44:59
June 16, 2012
素晴らしき日本のおやつラッピング ちまき
ひとつ前からの続き。笹団子と一緒に届くのがこのちまき。中身はもち米Only.この姿にトキメキますヽ(^。^)ノ
2007年に高田屋のご主人聞いた味の秘密は
「やっぱり、米ですよ!うちは”こがねもち”を契約栽培してもらってます。笹は村上の山の笹。だんごには羽二重粉、新粉などをブレンドしてね。材料にはこだわってますから!」
詳しくは→blog 200706新発田名物!笹だんご&ちまき
毎年、感動してblogでUP。同じようなこと書いてます(芸ナシ)。自分的にはカメラの変遷がわかって面白い。2011あたりから写真の質が高まりました。そして今年はRICOH GXR A16! 笹の繊維、米粒まで克明に写し込んでます。ただ、食べものを撮るには長いマクロレンズがいい時も。そういう時は手持ちで一番長いレンズのCanon EOS Kiss Digital 60mm F2.8 マクロを使っています。今回は全部A16。
blog2008/06ラッピングの芸術!新潟高田屋の笹だんご
それでは本年度2012年のちまきをOPEN!
きな粉が添付されてますが、それさえもナシでおいしい! いつか玄米または粟、キビ入りも食べたいです〜。
高田屋さん、高澤さん、今年もありがとうございました! 季節のものをいただくと長生きできそうです \(^o^)/
Topics: おやつ&パン, お取り寄せ, ご当地もの | 2012/6/16 12:07:46
June 15, 2012
素晴らしき日本のおやつラッピング 笹団子
今年も届きました!新潟県新発田市、高田屋さんの笹団子です。菊水酒造・高澤大介さんの別誂え。何が違うかといいますと、包んでいる葉がフレッシュなのです。摘みたての葉!
普通の笹団子の笹は海外産の冷凍品を使うことが多いようですが、これは地元の生葉。香りがまるで違います。箱を開けたら、部屋中に清々しい笹のいい香り! 暑くなると冷凍便になるのでフレッシュを味わうのは今だけ。
美しいX締め
紐をはらり
1枚目の葉をはらり
そしてもう1枚、はらり
あらわれました草団子! 柔らかな生地に笹の目が草餅に移って超ビューティフル!
1個に使われた笹ラッピング
いつか自分でも包めるようになってみたい
(…と毎年思う、だけ (*´∀`*) )
これもスゴイ!\(^o^)/ 日本の技は素晴らしい!
↓ ↓ ↓
つづく
Topics: おやつ&パン, ご当地もの | 2012/6/15 11:16:08
June 14, 2012
素晴らしき日本のおやつラッピング でんがら
各地を回っていると、はっとするほど素晴らしい郷土食に出会います。これはラッピングに心鷲づかみされた「でんがら」というお菓子。朴の葉で丁寧に包まれています。美しい!
●飯高駅で購入。たまらない素朴さ!ヽ(´ー`)ノ
「でんがら」を検索したらぶらり松阪路(以下HP抜粋)
飯高地域の昔ながらのおやつで、ほうの葉に包んだアン入りダンゴ。田植えや農作業を終え、「野上がり」という行事の時に、各家庭で手作りのでんがらがみられる。
でんがらは、昔から飯高町に伝わる郷土料理の一つです。農作業が一段落すると、休息日に「でんがら」を作り食べました。
「でんがら」の言われは、ほうの葉の葉脈と外側の結んである紐跡によって団子の表面につけられる跡が、ちょうど「田」の字に読めることから、「田柄」から「でんがら」になったと言われています。
なのだそうです ↑である・ですますどちらかに統一してほしい…ひとりごと
こちら飯高駅の売場です↓テレビでも紹介されたとか。ほぉ。ほぉの葉。
しろとよもぎがあるそうな。
また行きたい。飯高駅 \(^o^)/
その飯高駅で心奪われたのが、もうひとつ
元祖おふくろの味! 250円。なになに、これなに!?
大西美恵さん作
ふところ餅!
ふところで温めた…が由来。
超素朴!いったいどんな味なのか興味津々。「でんがら」と一緒に連れて帰りました。
バッグの中でちょいと押されてつぶれてくっつき気味(旅にはタッパーが必要)なんとも、かわいい!もにょーんな形。
もちもち、ほんのり甘〜いふところ餅。
ときに、原材料の「精米」は不要ではないかしらん。ひとりごと
「でんがら」に「ふところ餅」
昔はどの地域にも、地元でとれた米や麦を使った穀物おやつがいっぱいあったのでしょうね。身近な葉っぱでラッピングして。添加物も使わずに。形状がたまらない!感動的なナチュラルおやつバンザイ\(^o^)/
遠かったけれどまた行きたい道の駅・飯高駅でした。
珍しい魚も、イノシシも。
魚の名前「グレ」だって!
柑橘も、とっときもちも。
併設のレストランもがんばってました。季節限定メニュー
飯高駅は温泉のある道の駅。入ってないけど。
飯高町には名木、巨木がいっぱいあるそうです。
おやつ撮影 Canon EOS Kiss Digital X EF-S 60mm F2.8 マクロ USM
現地撮影 GR DIGITAL 3
Topics: おやつ&パン, ご当地もの | 2012/6/14 20:02:50
June 13, 2012
今日のおべんとうと姫竹
「お料理するんですか?」と初めて会う人に言われることがありますが、どっこい料理好き。チャチャッと作る簡単料理ばかりです。 普段は大皿にドンですが、おべんとうのようにチマチマ詰めるのも好き。
●本日のメニュー
かよちゃんママの梅干し
ししゃもの塩麹&純米酒・一晩漬け焼き
能代の浅野さんセレクトの姫竹、油揚げと玉ねぎ煮。山椒パラリ
平譯さんのうずら豆のオリーブオイルがけ(オイルはLE MARSICANE レ・マルスィカーネのオルティチェ種EXVオリーブオイルと自然海塩)
のびのび農場・灘岡修さんのロメインレタスとNHのPB油揚げさっと煮
NHPB木綿豆腐をごま油で焼き、梶田商店の巽醤油をじゅっとした豆腐の焼きつけ。七味パラリ
ごはんの中間には、焼き海苔が敷いてございます。
山椒と七味、最近のお気に入りがハウスの瓶入りミル付き
使うその場でひくので香りが違います!そりゃそうだ。七味のブレンド割合もなかなかグッ!ミルの刃はセラミックで丸洗いできるのも便利。
胡椒のミルはプジョーの製品を使っている方が多いと思いますが、大きいし、湿気が多い日本にはやや不向きだと思うのです。私は東急ハンズ渋谷店のキッチン用品売場で国産メーカーの安価なセラミックミルを購入。630円也。すぐ分解できて熱湯で洗えるのが嬉しい。清潔一番。日本の技術はスゴイ。ハンズに行ったらJGも是非!
ハウスの商品はミルつきで七味が420円、山椒が440円。スーパーのスパイス売場で見ると高いと感じる数字ですが、似たようなミルを630円で購入したものにとっては考えられない安さ。ハウスさんやりますわ。香辛料はひきたてが一番いいに決まってます。そして、こちらの商品、中身の詰め替えもあり。回し者ではございませんが、これはおすすめ!特に山椒の香りの高さと粗挽き加減は最高!純米酒のおつまみにあうのなんの。ひとふりで、もう一杯!間違いなし(笑)
写真はベージュ色だけの地味料理。塩豆腐とキノコ、姫竹(ネマガリダケ)の茎に近い硬い部分を純米酒とうす醤油で煮たもの。これにも山椒パラリ!よござんした〜。*塩豆腐というのは賞味期限ぎりぎりの豆腐を塩と酒で茹でて延命さたもの。これをキノコやタケノコ(昨夜は姫竹)で煮るとあなた!うまいったりゃありゃしない。酒のつまみ。
姫竹は、秋田県能代天洋酒店の浅野さんから新政頒布会(&別誂、天の戸のLand of Waterも)と同梱で届きました。
浅野さんに言われた通り、ひとつは焼いてホクホクそのままで。その他は、塩豆腐と煮物。良い部分は茹でて、オリーブオイルと塩でグリル。それから油揚げと玉ねぎで煮物に。煮物はおべんとうのおかずにも。6月の味満喫です! ごちそうさまでした。
Topics: cooking | 2012/6/13 9:02:21
June 11, 2012
Blue&White ほか、近況
Blue&White A320
6月に入って動きいろいろ
6月3日は毎年参加している静岡県の酒米「誉富士」の田植え。また詳しくレポートします!
六本木のF宅で、MIZUBASHO PURE
Black&White
キュートなRed。思わずにっこり! 父が育てたHeart(偶然)のイチゴ
6月9日は「未来をひらく鳥取学」講師で米子へ。壇上には鳥取の米による鳥取の純米酒がズラリ!(笑)
客席左前方には手話通訳の方が。説明を細かく丁寧に、身振り手振りで表現してくださいました。手話は詳しくありませんが、そうそう、そうなんです!と思わず頷いてしまいそうな愛いっぱい❤心がこもった表現に、心が熱くなりました。
ご参加の皆さま、スタッフの皆さま、いいご縁いっぱいありがとうございました!
Topics: ご当地もの, 飛行機の窓から | 2012/6/11 9:19:18
June 8, 2012
チアアップニッポン展
引き続き、新宿伊勢丹で開催中のチアアップニッポン展のこと。11日、月曜日まで。
昨日は尾瀬あきら先生のトークショウあり。1988年から1991年の3年間連載が続いた「夏子の酒」全12巻。今も新書サイズで販売しています。超ロングラン! 日本酒をテーマにした漫画は日本初だと思います。なぜ純米だったのか?尾瀬先生にお話たっぷりお聞きしました。
午後の部では藤田千恵子さんがお燗番娘してくれました。午前の部で大貫さんと弓削田さんが参加。2人とも久しぶりで嬉しかったです。
丸の内ハウスの玉田泉さんとmus musの佐藤としひろさんもきてくれました。本にサイン中。mus musで”純米酒道場”をしてはと盛り上がりました。講師は純米蔵の蔵元がリレーで、チーママならぬカンママは千恵子さんです\(^o^)/
JUNGIN PROJECT蔵である羽根田修さん。右はなんと息子さん!農大4年生だそうです。羽前白梅はするっと飲めるおだやかで美しい酒。お燗さえます! 創業400年の老舗。
萩の鶴の佐藤さんや、フレーの梅津さんも。蔵元は日替わりです。本日は歌って踊れる!竹泉の田治米さんがブースに立つそうです。20蔵、40銘柄。すべて試飲OK。阿波山田錦を使った300mlも勢揃い。ちょっと試したいお酒や、父の日giftにもよござんすね。
ありとあらゆる柑橘をしぼって販売している伊藤農園さんも
弓削田醤油さんも出展。そのほか、復興中の八木澤商店さんの製品や、福島県の人気一さん、有名イタリアンのシェフ日替わりパスタなど、いろいろな日本の食に出会えます!
Topics: event, shop | 2012/6/8 9:45:12
June 6, 2012
伊勢丹チアアップ!ニッポンの食展
新宿伊勢丹で、第三回チアアップ!ニッポンの”食”展開催中。
全量純米蔵を目指す会も参加。神亀酒造の小川原さんに頼まれて、左上の紹介原稿をお手伝いしました。
「1日一合、純米酒!」
そして明日、7日の木曜日・午前11時と午後14時に尾瀬あきら先生のトークショーあり、こちらもお手伝い致します。平日ですが、お時間あるかたぜひ!\(^o^)/
会場では純米酒試飲販売や、おつまみ&燗酒セット販売などがあるそうです。
「闘う純米酒 神亀ひこ孫物語」上野敏彦著
Topics: event, 日本酒 | 2012/6/6 13:06:54
純米酒にあう発酵おつまみ
昨日は仕事で、朝から晩まで調理。”純米酒のさらなる飲み方” と、 ”純米酒にあう発酵食品を使ったおつまみ”がテーマ!合計34カット
簡単でおいしいを考えるのは、なんとも面白い仕事。形になったらご紹介します。とあるシリーズの純米酒ボトルの首かけにつくレシピです。
撮影終了後のテーブルは
塩麹や味噌をはじめ発酵食品をつかったおつまみズラリ。
安くて手軽で簡単で。国産素材を原料に、砂糖は使わず作るのがモットーです。商品化が今から楽しみ。その前に原稿〜!
Topics: cooking, 日本酒 | 2012/6/6 12:53:50