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川場村を最後の村に。永井酒造

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ひとつ前からのつづき。いよいよ永井酒造到着です。

蔵をご案内いただきました。

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「水芭蕉」は全量山田錦を使用。大吟醸の精米歩合と玄米との比較

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一升の日本酒を造るのに必要な米の量がわかりやすくボトルに。英語の説明も

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こと言葉ではなかなか伝わりにくい米の使用量。これはgoodアイディア!

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永井則吉さんは永井酒造の専務取締役工場長です

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麹です(撮影時の色温度悪し。麹は純白です!)

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整理整頓された蔵内。神様もきれいに祀ってありました。

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オリジナルアイディアという保冷材タンク。白くモコモコ

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こちらは物販のお店

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お酒は大型冷蔵庫にバッチリ保冷されています

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趣味の良い酒器もいろいろ

奥はプライベートな空間

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その昔は店だったそうですが、今は個人的なお客さまをもてなす場に

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シャンパン製法の水芭蕉PURE。澱引きされています。1本1本手作業とか。大変でも、そうすることで常温流通も可能に。輸出もOK!

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飲み口はやわらかで、山田錦ならではの品のいい甘さとなめらかな泡だちがあります。

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アルコール分13%、飲みやすい泡の米酒

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永井家伝統の粕汁と、人気の片品村尾瀬ドーフ、確かに大豆の味が濃い、コクたっぷりのクリーミィな豆腐です

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辛いもろみ味噌のような調味料が美味!

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川場村の野菜とキノコを炭火焼に! 椎茸に水芭蕉をたらり

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エリンギも炭で焼くとおいしいを実感!その他、いろいろ焼いていただきました。

この日のお酒ラインナップ

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水芭蕉 純米 ひやおろし

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(左)水芭蕉大吟生生 (右)水芭蕉大吟醸ヴィンテージ

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そして

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水芭蕉澱引きしないもろみ入りの発泡酒!

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〆に川場田園プラザそば処 虚空蔵の蕎麦が登場!100%川場村の蕎麦で風味抜群!

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酒蔵でいただくお酒が一番品質も間違いなく、おいしいです!ましてや村内のとっておきの産物と一緒に味わえば最高です。川場村力を満喫した一日でした!

第83回関東信越国税局酒類鑑評会、群馬県総代(1位)受賞おめでとうございます。

20121104KAWABA国際自然文化サミット

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帰りの新幹線にて(まだ飲んでる)

永井酒造

撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm & RICOH GRⅢ


Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2012/10/30 14:53:56

川場村を最後の村に。D51

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ひとつ前のつづき。川場村に響き渡るD51の音

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川場村に駅とは? お隣、ホテルSL

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なんでも「日本一短い距離を走る」という。プラレールもあるよ。

→ 乗り方

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駅長さんがお蕎麦タイム中。駅蕎麦ですね(右)D51正面

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運転席を見せてもらいました! 迫力!

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窓ら見た光景

D51ポッポーッ!の音が間近だと、もぉ!なんとも大音量で驚☆だから村内に響きわたる…ポッポーッ、シュゥワォーッ。生音はお腹にドスンと響きわたります。

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発車〜! 見送る永井さん。こうして何人の人を案内したのでしょう。

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今回一緒の皆さんと。D51に乗ったのは30年ぶりくらい。なんとも短い距離でしたが、現役で動くD51はそれは面白い

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まだまだ現役!これからも

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動力は石炭ではありません

このD51プロフィール
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そうなのね〜なひとことでした。

永井さんのお父さんが北海道から運んだそうです。この村までですよ。スゴすぎます!やると決めたらやる!そんな男だったそうです(どっこい、担いで持ってきたわけではありません)

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お父さんがスカウトしてきた技術者さんと永井さん。

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なぜ動くのかいろいろ教わりました。2ショットヽ(^。^)ノ
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川場村にはオリジナル「かるた」あり。標語のように各所に展示

「ひ」は 「響く汽笛が 村おこす」まさに!

こんなにあるんですね●動態保存中の蒸気機関車

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そして川場村には素晴らしい宿があるというこの田んぼの真向かい

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あるのがこちら 悠湯里庵(ゆとりあん)

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敷地内があまりにも広いため、カートで移動という。荷物は荷車で。
悠湯里庵過ごし方

そして吉祥寺を見て

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姫小松
吉祥寺HPより樹齢は300年から350年と言われ、350年前の火災のあと寺が再建された1674年(延宝2年)に植えられたと云っています。樹高約25㍍、根元周囲約8㍍、枝張り四方ともに約19㍍、県内稀にみる巨木です。吉祥寺の守木として祀られている姫小松、左手を自分の胸に、右手を姫小松の幹にあてゆっくり深呼吸をすると『樹からの元気がもらえる』『穏やかな気持ちになる』と云われています。

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境内には季節のお花がたくさん!目も楽しませてくれます。

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昇龍の滝

滝は本堂西側にあり、群馬の名峰武尊山から切り出した武尊石を積み上げ出来ています。滝の源流は、こちらも武尊山から流れ出てた枝流が幾本もの流れと合わ さりながら流れ込み溝又川を形成し境内へ流れてきています。昇龍の由来は、湖水深く棲んでいる龍が、長い年月の後、天に向かう姿を滝の流れに例えて、この名が付いたと言われている滝です。

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心なごんでようやく永井酒造へ(笑)

つづく

撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm & RICOH GRⅢ


Topics: ご当地もの | 2012/10/30 12:28:36

川場村を最後の村に。道の駅川場田園プラザ

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2012年10月07日(日曜)永井酒造さんをmusmusの佐藤としひろさん、玉田泉さんたちと訪問。まず酒蔵へ・・・ではなく蕎麦畑へ!?

「群馬県川場村を日本最後の村にしたいんです!」

永井酒造専務取締役工場長・永井則吉さん

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蔵見学に伺ったつもりでしたが、ほとんどの時間が村見学でした(笑)川場村自慢の蕎麦UP写真でどうぞ↑

川場村は東京都世田谷区とも姉妹都市。

村を有名にしたのが道の駅川場田園プラザです。

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関東好きな道の駅5年連続1位★川場村のコシヒカリ「雪ほたか」の田んぼも

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年間百万人の来場があるという!

永井さんによると、こちらの野菜の売上は4億円!道の駅全体では10億円もあるそうです。その純利益のうちの5千万を村に寄付。(写真上)永井さんと小海さんが手にする「飲むヨーグルト」は年間売上1億5千万円販売する大ヒット商品!

「一番貧乏な村が無借金で健全経営、総務省に表彰されるまで」の話をたっぷりお伺いしました。

川場村スゴイ★ よく聞けば永井さんのお父さまは前村長だったそうです。「ブルドーザー永井」と呼ばれ、世田谷区と交流を結んだり、北海道からSLを持ってきたり、「農業と観光」を結びつけた村の魅力づくりや情報発信等を実現してきた人物とか。

川場村は食料自給率120 %。エネルギーだけが自給できないため、現在、小水力発電に挑み中。

道の駅川場田園プラザ噂のファーマーズマーケットへGO★

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店内は大にぎわい!野菜はみずみずしく、美しい。揃え方、並べ方、シールの貼り方もきれい。食べ方の提案などもあり、それぞれの農家さんが工夫しています。品物はなくなると生産者へ連絡が入るシステムで、日に何度も野菜を運ぶ農家さんも。毎日、閉店時には残った野菜を生産者が引き取り、翌朝はすべて新品が並ぶそうです。

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お土産に最適な「雪ほたか」の小袋。「リンゴーヤ」ジュース⁈

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栗はイガグリ、葉っぱつきも。(右)ししとうの生産者さん「おいしいですよ!」一袋100円

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熱心な生産者さんは日に何度も商品を補充に来店。お客さまとのコミュニケーションもはずみます。(右)手作りほうき。その他、盛りだくさんの商品構成。なんでもあり!

以下、商品いろいろです。エアーショッピングどうぞ!

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道の駅川場田園プラザ内にはピザ屋蕎麦屋

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ショーもあり。地ビールレストランに焼きたてパン

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川場村醸造のバイツェンで乾杯☆ 寝ないできた佐藤さん、眠そう

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そして川場村が一望できるという能満山虚空蔵堂へ。階段は、しーごーろくの456段!

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群馬県川場村全容です!SLの音が聞こえます。

そしてりんご園へ

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永井さんのお友達、戸部農園。品種は「あかぎ」

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素早くクルクルりんごの皮をむく永井さん、慣れてます。

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戸部農園の戸部さん。単品販売でしたが「あかぎ」と「秋映」2種類を半々ずつ詰めてくれましたヽ(^。^)ノ

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20121104(日曜日)KAWABA国際自然文化サミット

つづく

撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm & RICOH GRⅢ


Topics: ご当地もの | 2012/10/29 18:09:28

酒蔵ツーリズムに向けて

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20121003(水曜日)酒サムライコーディネーター・平出淑恵さんと観光庁・地域振興部長の瀧本さんが幹事を務める”酒蔵ツーリズム官民有志の集い”がありました。 *料理通信11月号の平出さんの連載はIWC受賞酒の記事

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全国のさまざまな日本酒と

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蔵元や日本酒サポーターが集いました。泉橋酒造の橋場友一さん。和塾世話人・神森真理子さん

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各地の珍味も。これは「鯛の身」という商品。鯛の薄切りをただ乾燥させたもので素材そのもの。透き通る美しさ。添加物ナシ。長期保存OK。こういうのいいヽ(^。^)ノ

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「これは酒びたしにしてもいいですね」と酒茶論の上野塾長

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こちら「あかしのたこせん」はっきりいって添加物多すぎっ(T_T)

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海外のお客さまによりもっと日本酒を知ってもらうには、英語表記が欠かせません。茨城県の郷の誉さんのラベルの表と裏。

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梵を醸す加藤吉平商店の加藤さんと真澄・宮坂醸造の宮坂さんと平出さん

●平出淑恵さんから↓

「9月に発表された「圀酒などの輸出促進プログラム」 http://www.npu.go.jp/policy/policy04/archive12.html は圀酒の輸出から酒蔵ツーリズム、そして地域活性までを網羅した素晴らしい内容です。多くの省庁の参加した連絡会も作られて霞が関が連携してこれを推進出来る環境も作られました。今回の会はそれを盛り立てようと会費制の有志の集い♪ 会場に入りきれないほどの盛況となりました。冒頭に観光庁の井手長官より大変心強いご挨拶をいただき、国家戦略室 、財務省、国税庁、外務省、農水省、経済産業省、総務省と関連省庁から多くの方が参加して大変な盛り上がりでした。もちろん各地から蔵元さん方も参加。圀酒プロジェクト委員の浦霞の佐浦社長、灘の櫻正宗の山邑社長、出羽桜の仲野社長、真澄の宮坂社長、梵の加藤社長、澤ノ井の小澤社長、木内酒造の木内社長、いづみ橋の橋場社長、太平山の小玉部長、福小町の米山部長が参加され、また多くの日本酒サポーターも駆け付けてくださいました。」

平出さんblogも→ http://blog.coopsachi.jp/?eid=183

_________________

米の酒、日本酒。米の価値を最大化するのは日本酒だと思っています!

酒蔵だけの話ではありません。日本の農業を再興するためにも、上質な日本酒が増えることに深い意味があると思います。

日本酒に合うつまみ(食材、加工珍味のブランド化)、酒に関連する器(陶器、磁器、漆器、木の器)及び、道具類。日本の高度な技術を海外の方へ文化とともに知っていただくことができます。

ワイン好きがワイナリー巡りをするように、日本に日本酒目当てに来ていただきたい。

活動は始まったばかり、これからです!




Topics: 日本酒 | 2012/10/28 9:00:59

三重の秋番茶ふたつ

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市川大楽園製茶の市川泰三さん「山のふもとの小さなお茶屋」の茶農家さんです。以前、講師を務めた三重ブランドアカデミーの第二期生で久しぶりの再会です!

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店の前はお茶畑。秋番茶の真っ最中!

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市川さんが手がけるお茶の中でも面白いのが「日干茶葉(にっかんちゃば)」地元で昔から愛用されている秋番茶です。

初めて聞いたときは??でした。説明を聞いてもよくわからずで、写真を撮ってきてもらって、な〜〜るほど!とガテン

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香ばしくすっきりした味わいで、どこか懐かしいほのぼの風味。なのですが、説明しないとわかりにくい。そこでパッケージにプロセス写真を入れたり、特徴がすぐわかるよう「桶で蒸し、天日で仕上げた熟成番茶」キャッチコピーをつけたり、焙煎を少し強めて香りを特徴づけるなどアドバイスしたのでした。

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お茶の生産者であり、仕上げ、小売りまで行う市川さんです。

●日干茶葉

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ティーパックを購入し、マグでゴクゴク :-o

「番茶」とひとことで言っても各地で様々。山陰地方ではゴワゴワの茶葉を焙じた茶色いお茶が番茶(花を入れたぼてぼて茶もあり)。東京では下級煎茶のことを番茶といって緑茶です。

ここ三重県亀山地域の番茶は「桶で蒸し、天日で仕上げた熟成番茶」。香ばしい澄んだ茶色の熟成系に仕上がって、食事時にピッタリ。

きっと日本の各地に地元で長〜く愛されている、あたたかい味があるのだなあと思うのです。
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もちろん普通の煎茶もあり
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イラストは市川さんの奥さんが担当。いい味出てます。

●市川大楽園製茶

たいちゃんblog「日本茶製造直売な日々」

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市川さんちの近くを流れる川。のんびりとしたいいところです。

同じ三重でも、熊野市紀和町瀞流荘で見つけたこの番茶は「紀茶(きちゃ)」

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”熊野の山奥で無農薬、手摘み、釜入り、手揉み、天日干し”という文字にひかれて購入。

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鮮やかなフレッシュグリーンのパッケージですが、中身はそれとは想像外の

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しっぶ〜い焦げ茶色した茶葉。なんというか、ひなびた滋味深い、香りは乾物のキノコ系。中国茶のようなワイルドな風味。阿波番茶にも近い。同じ三重県でも、番茶といっても様々です!

そして熊野といえば名物柑橘!オリジナル天然柑橘「新姫(にいひめ)」ちゃんが昨日届いたばかり!香りが強く酸味もギュッと凝縮、種もいっぱい。商品各種

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生果はまさに今が旬! 今だけ新姫収穫体験コース宿泊もあるとか。

紀和町ふるさと公社の土口直洋さんは「麦焼酎や焼き魚にかけて愛用」と。生牡蠣にEXVオリーブオイルと新姫ギュッ搾りも最高です!

生の新姫

●2010blog 熊野の思い出。さんま寿司と新姫ちゃん

●2010blog 熊野の思い出 松本峠へ

また行きたいな〜市川さんちと熊野。しかしちょ〜い遠いのが難…。

だから味は守られる!


Topics: お取り寄せ, ご当地もの | 2012/10/27 12:42:43

秋の水沢茶とかぶせ茶カフェ

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眩しくキラキラ透き通るお茶の葉。春の新茶ではございません。三重県四日市市水沢(すいざわ)9月28日の秋の茶畑です。

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水沢は、かぶせ茶生産量で日本一。

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ゆるやかな斜面がつづく、一面の茶畑。刈り取りの車がゆっくりと動いて、のどかです。

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ギラギラ暑い日差しの夏を越すと、春に近いような日差しになります。そして茶の葉はこのような新葉にチェンジ。この時季の茶畑も美しい! というわけでブログのトップ写真↑も秋の茶畑にチェンジ ;-)

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水沢でかぶせ茶ひとすじの清水さんです。

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秋のやわらかな茶葉をいただきました。このまま口に含むと渋くてちょっと苦味がある緑茶そのものの味。ストレート口かみ生茶!

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清水さんのお嬢さんと奥さん。おいしいかぶせ茶を実際に味わってもらおうと古民家でかぶせ茶カフェをしています。親子というより、姉妹みたいです :-o

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自慢のお茶各種、販売 :-)

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手書き文字の商品パッケージ。かぶせ茶ラスクに田舎あられ :-o

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築65年以上という古民家を生かしたカフェ。田舎のおばあちゃんちに遊びにきた〜!そんな雰囲気のなごやかムード ;-)

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(左)ご近所のおばあちゃんが作ったカゴも販売。(右)郷土のおやつもあり!これは、お茶をかけて食べるご当地名物のお茶漬けあられ :-D   → ●お茶漬けあられ

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もちろん飲んでいただきたいのはかぶせ茶です! 地元の焼き物、萬古焼のきゅうすでおいしくいれてくれます。かぶせ茶は温度や茶の量、きちんといれるとじつに甘く、うまみが濃いお茶。二煎目、三煎目もいけます。水出しもgood.

茶農家さんにこうして実際教わると、なるほどがいっぱい! 日本茶は本来、お茶の味の変化をじっくり味わい、時間を楽しむものなのだと感じました。「1日でもいたくなりまね〜」と清水さんにいうと、それに近い!?お客さんも多いとのこと(笑)

●かぶせ茶カフェ

有限会社マルシゲ清水製茶
〒512-1105
三重県四日市市水沢町998-2
TEL059-329-2611 FAX059-329-3008




Topics: cafe, ご当地もの | 2012/10/23 9:47:34

庭のうぐいす・食の周り

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ひとつ前のつづき(庭のうぐいすさんを訪問したのは今年の1月と3月。その時の写真より)

地熱たべもの研究所も主宰する山口さんのシンプルで大胆、実のある素直な料理にいちいち感動。

テーブルに置かれた醤油さしも素敵!注ぎ口のくるっと丸められた和紙も気がきいてます。大人数のおもてなしの時、蔵の道具もとっさに!?活用するのだとか。

「酒蔵のフォアグラ」

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もうビックリ!超珍味な一品。アスパラガスにのっているベージュ色、口に含むとクリーミィでアーモンドのような風味です。なんともおいしいディップ!お聞きすると

なんと酒粕豆腐の18年もの!

「酒粕を四斗樽に豆腐をしいて、酒粕しいて18年」と山口さん。そこに、さらに新しい豆腐を混ぜたりするのだとか。

「酒粕は発酵食品。18年たったら豆腐は酒粕の重みでぺっちゃんこ。カビひとつしない。凄いのよ酒粕は! 酒蔵のフォアグラね」
和え衣によし、パンにもよし。

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5〜6月に収穫する鬼柚子。ツヤ照り美しく、皮も種もそのまま食べられる丸ごと「羊羹」になっています。なんでも温泉地熱蒸気で7〜8日かけてゆっくり火を通し、 大吟醸に漬け込み、爽やかな苦味ある上品な甘味に仕上げているとか。

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冷凍すると極上シャーベットなのだそうです!

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大きな晩白柚も温泉地熱蒸気で、皮丸ごと生かしたお菓子に大変身!こちらもビックリ。

さんのキッチン周りを見せていただきました。

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乾物も調味料もひとつの容器にまとめられ、一目瞭然、すっきり!

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食器棚も見事にすっきり。これで20人のおもてなしもOKだそうです。

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おいしいものが魔法のように出てくる さん。冷蔵庫もどうなっているのか図々しく見せていただくと、こちらも見事にすっきり!

仕事ができる人は考えも、身の回りも、キッチンもすべて整っている!それを痛感。

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研究の成果が商品にも現れています。

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お蔵で販売している玄米餅や調味料。

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小さい時からさんの食事で育った息子の哲生さん。シンプルで力強い自然の味育ちです。だからお酒の方向もそんな料理に合うのが基本。

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今期の庭のうぐいすさんのお酒も楽しみです!

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驚いたもののひとつが薬草!蔵人用です。

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Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2012/10/21 13:05:00

庭のうぐいす・筑後の土蔵

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庭のうぐいすを醸造する山口酒造場さん。十一代目の山口哲生さんとお母様の山口さん。

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創業は 1832年(天保3年)山口酒造場の歴代当主

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さんはお料理上手!そして地熱料理研究家でもあります。

↓ ↓ ↓
「地熱食品」とは温泉エネルギーを活用した調理法!

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子さんが手がけた醤油や玄米、加工品など蔵でも販売しています。どれもよく考えられた自然な製品で体にやさしい&おいしい素晴らしいクオリティ。心にささるアイテムばかり!

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玄米餅!日持ちも十分

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味わわせていただきました。

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好きな大きさにカットして焼くと、ぷーっとふっくらモチモチ!玄米ならではの香ばしさと甘さが楽しめます。醤油をちょっとたらすとまた最高!

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もちろん日本酒も定評あります!中でもここの 「どぶろく」は私の中で最も短時間であけてしまえる1本です(笑)

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そして「梅」

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大分県旧大分町の一村一品運動の父・矢幡治美さんはさんのお父上!「梅栗植えてハワイに行こう」のキャッチコピーが有名ですが、農家に希望を説き、コスト計算を導入、将来へ渡る長期的な読み、そして信念を農業にいれたのです。

詳しくは↓
大山の基本設計をした 矢幡治美さん

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うぐいすがシンボル!庭のうぐいすラベル

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ただ今、「第26回 筑後の土蔵」を開催中です。酒と食とパッチワーク!10月31日まで

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HP newsより↓

秋の蔵開き「第26回 筑後の土蔵」を今年も開催いたします。

「春の新酒にはフレッシュな美味しさがあるけれど、秋の熟成した日本酒のおいしさを是非味わってほしい」とは先代の蔵元の言葉。秋の蔵開きは当時から珍しかったのですが、先代は頑として秋の蔵開きを続けました。ちょうどコスモスの開花に合わせ、山口怜子のパッチワーク展を併設し、地熱料理 蔵の膳や秋の限定酒などをご紹介してきました。→つづきはクリック

来年からは春の開催に。秋は今年が最後。

会期中は温泉地熱食がワンコイン500円で楽しめます!

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食と酒、そして暮らすということ。すべては密接に関わります。昨日、今日、我々は存在しているのではない…それを山口さんに教わりました。さんのこと、本が1冊かけるほどです。

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蔵からすぐの北野天満宮さま。10月21日は「おくんち」

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●庭のうぐいす

〒830-1122 福岡県久留米市北野町今山534番地1
TEL 0942-78-2008 FAX 0942-78-5233

最寄り駅は西鉄甘木線北野駅(徒歩4分)。久留米駅からタクシーで約25分


Topics: ご当地もの, 日本酒, 玄米 | 2012/10/19 11:32:52

「住む。43号」は食の周辺

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先日のmusmus@秋田県の発酵×発酵×発酵の会。そのきっかけになったのが雑誌「住む。」です。

「住む。」はその名の通りインテリア誌ですが、秋号No.43は珍しく ”「食」の周辺 ” 特集で、秋田の発酵食についてちょっとだけ書かせてもらいました。

ひとつ前のblog 富山・koffeさんの、古い倉庫を自分たちで改装したインテリアも心地よかった。

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茶色い珈琲や焼き菓子が映える、風通しのいい空間。

「住む。」の特集巻頭ページは

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布作家・松澤紀美子さんの台所。

古い台所を好きなものだけで作り上げたという、心地よさそうなキッチン!

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最新設備はなく、センスよくまとめられた古いユニットキッチン。その集められたものたち含め、徹底したひとつの方向というセンスの良さにうっとり。

自分は余りにもあれもこれも…で収集つかないインテリアゆえ、この考え方の潔さに惹かれました。

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そして建築家の中村好文さんの”働きやすい台所”も登場。建築家の住まいは興味津々。椅子はバラバラでもカッコいい「好きで集めたもの同士は喧嘩しないのだ。」とコメントあり。なるほどですね〜

そして、やまよが担当した2ページ↓目が悪くなったんじゃなくて、白黒ページです

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美しい藁色がカラーで見せられないのが残念ですが、写真が結構、クオリティ高く印刷されていて嬉しい! じつは普段、あまり高い画素で撮影していないのです。それでもこのクオリティ、さすがの編集と印刷、そして!カメラがいいんですよ、リコーGR Ⅲと GXR A16くんありがとうヽ(^。^)ノ

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桧山納豆にいぶりがっこに酒粕漬けのあれこれ、読んでると食べたくなってきました!

そしておいしい純米酒〜 (^^ゞ!!!

これらを一同に集めて食べよう!の会が「やまよ食堂2012」でありました。

「住む。」


Topics: book | 2012/10/17 10:35:52

富山・koffeさん

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見知らぬ土地でおいしい珈琲に巡りあうのは至難の技ですが、昨日はラッキー! 大当たり :-D
鮨人さんの魚と人の生き様を感じるようなお寿司をいただいた後で、余韻冷めやらぬ状態。ゴッド大谷&櫻井さん
鮨人最高でした)

koffeご店主の山中康次さんです。specialty coffee beans

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♨温泉マークがついた焙煎機!てっきり日本製かとおもいきや、アメリカ・レネゲイト社製。「香りの出る様子を表現」しているそうです。♨の湯気と珈琲の香り…違いはあれど、 考えること日米同じ!?  この焙煎機、日本に今は一台しかないという。

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焙煎機は、倉庫を改造したという真っ白な店内の中心に鎮座。決まってます!

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真向かいは桜並木!背後に文学館

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スタッキングできるチェア

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珈琲は焙煎がしっかり、香ばしく澄んだ味。

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ご主人が珈琲をいれて、奥さんは焼き菓子を担当

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お店の光のまわり方が素敵だったので、顔写真を撮らせていただきました。穏やかな雰囲気の山中さん、照れておられたので(↑最初の1,2枚目)、ちょっとガッツリ笑っていただきました↓

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それがトップの写真ですヽ(^。^)ノ どうも〜!

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かわいいBaby❤いい香りの中でスクスク成長中!

koffe
〒 930-0095 富山県富山市舟橋南町10-3
tel/fax: 076-482-3131
営業時間: 平日12:00-19:00 土日10:00-19:00
定休日 木曜日

R01304482階もかわいい
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm


Topics: cafe, ご当地もの | 2012/10/16 10:04:10

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