April 23, 2013
蕎麦 ふく田
お蕎麦屋さんの一品というと、卵焼きに海苔、蒲鉾、とろろ芋が定番ですが、静岡県沼津の蕎麦 ふく田さんは「季節のおかず盛り合わせ」という一品があります。味付けはちょっと甘めで「おかず」という言葉がピッタリ! 手作りのさしみこんにゃくはモチモチ。
入口すぐに蕎麦打ち場があり、手元が見学できます。
十割蕎麦だそうです。
もりそば〜
かけそば〜
素朴系です!
地酒は沼津の酒蔵・白隠正宗。蕎麦の水もこの蔵の水とか。
漬物は白菜、胡瓜、蕪。最近、漬物は市販品を平気で出す店が増えましたが、塩でもむだけでもいいのになあとよく思います。こちらは何でも手作りしているのが好感もてます。和み系のお蕎麦屋さん。野菜好きには嬉しいお店です。
●蕎麦 ふく田 (ふくでん)
〒410-0011 静岡県沼津市岡宮1433−7 電話 055-926-7284
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●blog 2010 白隠正宗醸造元・高嶋酒造さん
白隠正宗さん、この度、全量純米酒宣言です!
↓↓↓
「醸造用アルコールを添加する酒造りを全廃し、できるだけ多くの米を使う純米酒造りのみの酒蔵となる事を決定致しました」
Topics: shop, およばれ, ご当地もの | 2013/4/23 20:21:52
April 22, 2013
しち十二候で秋田 新政の会 後編
20130419(金曜日) 末候 第十五候 虹始見
六本木三丁目・しち十二候・ソムリエの小栗さんです。
テーブル・セッティング
会宴前、お酒のセラー前にて。提供する順番を確認中
新政酒造の佐藤祐輔社長と酒屋・水橋の水橋信也さん。お酒のセラー
No.6 S-type 生酒、No.6 R-type 生酒。出番待ちの手吹きグラス。影がかわいい!
斎藤章雄料理長です。 しち十二候オリジナルの手吹きグラスを手に。
今宵のラインナップ!
挨拶する斎藤料理長。まず乾杯はフロスティグラスのような白いお酒が注がれました。
「霞発泡生酒」です。右)「筍 木の芽和え」爽やかな一品
左)前菜はひとつ前のブログを。右)御椀は「しょっつる仕立て」はたはたがそれは上品な一椀に。しょっつるは諸井醸造製。
造里「ボタン海老、鰹たたき、鯛、あしらえ色々」
熱く語る祐輔氏。新政酒造は秋田県の米しか使わず、全量純米酒。そして酵母は協会最古の現役酵母である6号のみ。新政酒造で発見された6号酵母、発祥蔵なのです。
凌ぎ「鱚昆布〆 手巻き寿司」
斎藤料理長のスペシャリテ「焼き胡麻豆富 天、生姜」! カカオのような香ばしさと品のいいコクと甘さが絶品。
こちらは「頒布会限定 白麹菌の純米酒」
焼物は「味噌かやき」。強肴は「松葉独活(アスパラガス)の豆乳酢かけ」
そして「きりたんぽ鍋」登場! 具はたんぽ、比内地鶏、舞茸、葱、牛蒡、芹、薄揚
斎藤料理長のきりたんぽ初めてです!
最後には「稲庭うどん」。デザートは蕨餅です。
斎藤料理長の手にかかると「秋田」がそうなる!をたっぷり堪能。
●新政酒造ラインナップ
左から、霞発泡生酒
No.6 S-type 生酒 No.6 R-type 生酒
頒布会 白麹菌の純米酒/青やまユ 生酒/鑑評会出品酒(ノーラベル)
祐輔さんのLove Letterとも言われる裏ラベル
↑日本酒度、酸度に注目
微炭酸!気持ちよいシュワ感。米粒はありません。スムーズ!
No.6 S-type 50%
No.6 R-type 60%
斎藤章雄料理長と佐藤祐輔社長
最後に記念撮影パチリ★
しち十二候の料理コース →スゴワザ満載のマクロビオティック料理もおすすめです!
Topics: およばれ, 日本酒 | 2013/4/22 15:24:28
April 21, 2013
しち十二候で秋田 新政の会 前菜
末候 第十五候 虹始見(にじ、はじめてあらわれる)雨のとき虹を見る時季。
斎藤章雄料理長の店六本木・しち十二候で「秋田 新政の会」が開催されました。
料理には秋田食材が散りばめられて登場。
前菜には「いぶりがっこ蒸し湯葉 、なた漬け、はたはた骨煎餅、はたはたいずし、桜エビ、焼き蚕豆、新じゃが、蒸し比内地鶏」が。
秋田素材が斎藤料理長の手にかかるとそうなる!を満喫しました。
お酒も勿論オモシロし★
●新政ラインナップ
霞発泡生酒
No.6 S-type 生酒
No.6 R-type 生酒
頒布会 白麹菌の純米酒
青やまユ 生酒
鑑評会出品酒
つづく
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斎藤料理長関連ブログ
201003blog齋藤料理長さよならコンラッド
201003blog料理長さよならコンラッドno.2
201003blog料理長さよならコンラッドno.3
Topics: およばれ, 日本酒 | 2013/4/21 11:10:05
April 20, 2013
善なる富 ダライ・ラマ14世
mus musの佐藤俊博さんにダライ・ラマ14世のお話をうかがいました。佐藤さんは過去4回謁見され、その都度、メッセージをいただいたとか。そのひとつを見せていただきました。
佐藤さんにあてられたメッセージとは
なのだそうです!(・・・って、まるでわかりませんけど)
訳を教えてもらいました。
「私たちが常に善なる富によって生活がおくれますように。ダライ・ラマより」
なのだそうです。善なる富!
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以前、掛川の大日本報徳社の門に刻まれた文字を思い出しました。
「道徳のない経済はおろかであり
経済なき道徳はたわごとである」
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ダライ・ラマ14世、HPにメッセージが色々紹介されています ↓
●2012/11/4 横浜・法話講演「こころを訓練する」
Topics: 未分類 | 2013/4/20 12:48:57
April 18, 2013
鰤寒干し2ヶ月半熟成ぶらぶら!富山at丸の内
2013年4月10日から21日まで富山県主催「おいしい富山のつくりかた 五感で味わう富山の秘密」を丸の内ハウスで開催中
17日はmus musでレセプション。石井隆一知事の富山魅力語り
「富山県産の錫の酒器で飲むとお酒が格別に美味しくなる」など富山の美味しいを盛り込んだトーク
富山大好きの文筆家・白洲信哉さんのトークも。蛍烏賊は富山県産に限ると(蛍烏賊は酢味噌じゃダメ、生姜醤油おすすめ)。また「梅雨マグロ(自称)」は最高に美味しいという(大間のマグロは目じゃないと)そして風の盆は凄いなどなど。
そして今宵!
あの!富山珠玉の居酒屋、あら川&米清・店主の荒川数夫さんがこのイベントのために上京。久しぶりの再会となりました
持参したのは
ド迫力!鰤の寒干し2ヶ月半熟成!!!荒川さん自らが仕込んだ情熱の発酵食品です。
「鰤の寒干し・二ヶ月半熟成」を包丁持参で裁いてくれました。上質の鰤を刺身ではなくあえて発酵食品に。本人いわく「趣味の一品です」★★★
だんだんスリムになる鰤寒干し。生ハムがぶらさがっている店はあっても、鰤寒干しが下がっている店はなかなかないでしょう。
この鰤寒干し、部位によって味が違いました。
そして、粗挽き黒胡椒をふったらあうあうあう! うま味にエッジが立つ感じ。
その他の部位も珍味度合い深し。カマを焼いたものも絶品でした。
富山県の日本酒もズラリ!
そして各店舗が腕をふるった富山素材の料理
白エビ!
「生」かまぼこのしゃぶしゃぶ〜
蟹にホタルイカ
白エビかき玉丼に白エビのアヒージョ
富山県は昆布県。おむすびの昆布は黒と白
柿太水産の一夜干しイカに、ゴロ入り干しイカにメザシ〜
これは蒲鉾の新スタイル「ボコちゃん!」だとか。おーっ
最後の最後の、解体ショー!いながらにして富山が味わえた夜。
鰤寒の最後の図。
北陸新幹線が開通すると東京から2時間7分で行けるそうです。早っ! 飛行機ピンチ?
・
●荒川数夫さんの店に行った時のこと↓
2009bog http://www.yohkoyama.com/archives/2720
2012blog http://www.yohkoyama.com/archives/42671
2012blog http://www.yohkoyama.com/archives/42697
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2013/4/18 12:52:16
April 16, 2013
愛しの醤油モロミちゃん
麹の話第二弾!味噌は簡単に試せても醤油はハードルが高い・・・そう思っている人は多いはず。かくいう自分もそうでした。この商品に出会うまでは!
陰陽ライフの花井良平さんの企画「醤油を育ててみませんか!有機手づくり醤油の素」です。良平さんとはマクロビオティックの本の編集者時代からの付き合いです(その当時はオーサワジャパンの社長)
商品に「生きてる醤油のうまさ格別」とキャッチコピー!生醤油の風味はまた独特ですからね。
とはいうものの発酵熟成はいいけれど、どうやって絞るの?と良平さんに聞くと「一番簡単なのは、コーヒードリッパーに濾紙を敷き、コーヒー豆の代わりに醤油モロミを入れ自然にこせば良い」と。その昔、知人が自宅で醤油を製造し、絞り期間に遊びに行ったら家中、醤油の匂いだらけだったことが。醤油屋さんの絞るところを見ても、自宅ではちょっと難しいなあと思い込んでおりましたが、ちょっとずつ使う分だけ絞れば良いのだ!と合点☆
「有機手づくり醤油の素」作り方は至って簡単。水を入れて混ぜるだけ!以上。
このまま、つまんで食べたら香ばしくて滋味(笑)
原材料は国産有機大豆、国産有機小麦を使った醤油麹、塩は国産天日塩“海の晶 ほししお”(太陽と風の力だけで結晶化させた希少な天日海塩)をブレンド。麹は蔵付き麹菌という。有機JAS認定品。製造者は福井県のマルカワみそさんです。
詳しくは「陰陽ライフ」HP を →「醤油を育ててみませんか」
↑水を入れて混ぜる
良平さんいわく、生もろみを食べると、かつてないくらいの!?ものすごいスムーズな”快便”になるという。
「玄米ご飯を一口200回噛んで食べていた時も、商品開発のために数々の健康食品や健康茶を飲んでいた時も、こんなに快便になったことはありません。酵素の働きや、生きた発酵食品の良さが、食べた翌日にはわかるって面白いですね。塩麹の浅漬けの整腸作用は翌日の午前中ぐらいで効果なくなりますが、醤油の生モロミの効果は数日持続する感じです。それも、とても健康的な整腸作用です」と。
ありとあらゆることを試したきた良平さんだけに妙に説得力あります。
↑果報は寝て待て。時々混ぜるべし。
↓翌日。水分をしっかり吸い込んで
先日、良平さんに絞ったあとの醤油モロミを食べさせてもらいましたが、なかなか渋い味わいでした。まさに生きてる!発酵食品。
醤油は育てて楽し、絞って楽し、その残りもまた楽し!です。
良平さんは”発酵の素”シリーズの発案者。この「手づくり醤油の素」以外にも、「玄米三五八漬けの素」や「塩麹の素」→このシリーズには有機大麦、有機大豆、有機玄米、有機白米の4種類があり(マニアックだから!)家庭で楽しめる発酵食品の“素”シリーズを企画販売しています。●陰陽ライフ
◎「手づくり醤油の素」取扱店リスト
さてこの醤油の素、すでにいろんな人が楽しんでいる模様↓
http://週末農風.jp/oishii/2013/03/26/783
http://koujieeen.exblog.jp/19111006/
Topics: cooking, macrobiotic | 2013/4/16 16:47:41
April 15, 2013
純米酒蔵の麹セット
ALL純米酒蔵「杜の蔵」から新しい食ブランド「百福蔵(ひゃくふくら)」がデビュー。
「純米酒蔵の米麹」お米は酒米・夢一献を使用
まぶしい白さの米麹☆
「純米酒づくりの贅沢塩麹」
なにが贅沢かって、塩麹に純米酒を使用! ツヤあり、とろり〜んとしています。
百福蔵の麹と塩麹は、味のきれいさが魅力。杜の蔵の吟醸酒を思い出します。
「琥珀の料理酒」料理酒なのに山田錦!しかも農薬不使用栽培の糸島産・山田錦、これを熟成酒粕四段で仕込んでいます。某吉祥寺の人気日本酒店でも提供!?している飲んで美味しい料理酒。鼈甲飴みたいな色と豊かな酸味とコクたっぷり。お燗がおすすめ。
そのヘンのスーパーで売ってる麹や塩麹、料理酒とは月とスッポンポン☆
麹造りの超プロ末永杜氏が担当しているというので当たり前かもしれません。
麹も上質な米ありき、そして醸す技術なのだと思います。
「麹モノを試したいけど…」というSake好きの女友達にプレゼント。 清潔感あるパッケージと少量サイズがgiftにいいね!
●百福蔵
レシピを紹介しています!
●blog 2012 杜の蔵さなぼり焼酎
Topics: お取り寄せ, ご当地もの, 日本酒 | 2013/4/15 18:43:03
April 13, 2013
山二園さんの新茶さえみどり
静岡県庁さんからの依頼で、沼津で5月25日に日本茶と日本酒の学生さん向けセミナーを開催することに。今回は、その内容詰めの視察でした。訪問したのは静岡県沼津市にある山二園さんです。新茶が始まり大忙し!
白磁の茶器で、自然仕立てのお茶「雲乃関」を出してくれました。受皿はジノリ製。
自然仕立て栽培で、手摘みです!
お茶の樹はカマボコ形している…と、思い込んでいる人がいますが、機械で刈り込みしやすいようにカマボコ形になっているだけで本来は1本1本長いのです。
総勢50人が一斉に手摘みする姿は壮観です
ベテランの茶摘みさん、素早く一芯二葉が摘まれていきます。
このひとかごで10kg。お茶にすると2kgになるそうです。
お昼になって手摘み部隊の皆さんランチタイム。茶畑からゾロゾロ人が。人海戦術です。
山二園さんの品評会用の茶園
驚いたのはハウス栽培ということ。天井が開いて、気温調節できるようになっています。初めてみましたよ〜。お茶のハウス!
なんでも山二園さんは、品評会用のお茶はすべて「環境コントロール型多機能ハウス施設」で栽培。かつ自然仕立て、もちろん手摘み。それらは一番茶しかとらないという。つんだらすぐに枝を膝下までカットしてしまうそうです。
しかも!!土を加温できるようにしています。
山二園の茶園主・後藤さんいわく「お茶の味の不出来を天候のせいにしたくありません。毎年同じように、おいしいお茶を作りたいのです」。そんな山二園のお茶は品評会で何度も高い評価を受けています。「無名でしたから、客観的な評価をしてもらいたかったのです」
35年前、人生の仕事にお茶を選んだ後藤義博さん。東京農大を卒業した直後の決断で、24歳という若さ。その当時から茶は卸に出さず、自社で販売。35年前から6次産業化です。
後藤義博さんと息子の裕揮さん。2人ともいい表情をしています。おいしい日本酒も好きという。
店内にはさまざまなお茶が並んでいます。
お茶は10グラムから販売! いろいろ試せるのが嬉しい
山二園さんは今まで見せてもらったどの茶園にも当てはまらないタイプ。
茶どころとして評価の低かった沼津。この地で最上質のお茶作りに取り組んだ後藤さん。
”環境を克服する技術”を徹底的に考えた丁寧な栽培方法、そして決断力の素晴らしさ!
またレポートします。撮影した茶品種は「さえみどり」です
山二園・代表の後藤義博さん「さえみどり」の茶畑にて。
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
Topics: ご当地もの | 2013/4/13 14:17:40
April 9, 2013
思いやりの酒器
酒器で心が熱くなった話です。色あいが素敵なこの器は、名張の醍醐・福嶋章男さんに教えていただいた逸品。
福嶋章男さんです! 笑顔が素敵な優しい方、料理もうまし!
●blog 名張の醍醐 訪問記 with きもとのどぶ
盃を載せるための台。湖の底をのぞくような爽やかブルーの五角形です。そこに盃をちょこんと載せて使います。
じつはこの器、目が不自由な方のために考えられたもの。普通の盃だと、いったん置いた盃を探す時、手がぶつかってこぼしてしまうことがあるそうです。台に手を当てれば、自然に位置の確認ができます。
位置を確認し、五角形の台に添って盃に触れば、下からすっとそのまま安定して持つことができ、こぼす心配はありません。安心していただくことができます。
すてきな思いやりの心と技に感動。
この器でお燗酒をいただくたびに、多くのことを学ばせてもらっています。
Topics: 器, 日本酒 | 2013/4/9 18:47:26
April 8, 2013
SHIKKI de SHUKI 2013
漆器の酒器は口当たり温か。寒い地方は陶器よりも漆器が多かったのも納得です。色合いも朱色や溜色など、日本ならではの深い色使いがいい味を出します。朱色の漆の器に、にごり酒を注ぐと景色が最高になります。
そんな漆器ですが、お酒の味が明確になるかどうかは…わかりませんでした。まあ、無難でいい人ね…という感じ。
内堀法孝さんに誘われてアクシスギャラリーで開催の「SHIKKI de SHUKI 2013酒好きデザイナーによる器展」に行った時のこと。
会の主旨は→ 「本展は酒好きが自らのためにオリジナルの酒器をつくり、好みの酒を楽しみたい」という単純な動機から開催される展覧会です。複雑化するモノづくりのプロセスに対して、もっと素直なモノづくりをしたいという想いから、職人とのコラボレーションを通じ「想い」をカタチにすることができました。信州・塩尻市内の三酒造の協力により、試飲による器体験も可能」 という実践的な酒器展!
器がお試し放題! 「見て、触れて、味わえる」展示されている酒器に本物の!?お酒を注いで試せる体験型の展示会。わかったのはデザインの重要性!器は使ってみなくちゃわからない
↑内堀法孝さんです! デザインしたのはこの器↑画像ではよくわかりませんが、円筒型で蟻地獄!?のようにストンと落ちているのです。
内堀さん、じつは時計のデザイナー
地元の若手漆器職人さんとコラボ★
「kakumaru」
デザイン:内堀法孝
漆器制作:伊藤寛司商店、木曽漆工、未空うるし工芸、丸嘉小坂漆器店
内堀さんデザインの酒器、色は3種類。唇があたる部分は極薄で、そこからグッと下がる(蟻地獄)のような形。さて、どんな味わいになるのか?想像つきません。
(左)表面張力ギリギリまで注いでみました。(右)タッグを組んだ若手職人の岩原さん、升とトレーを担当。
内堀さんのコンセプトはカクマル!
↑なのだそうです。昨年は「1日1合」で枡のタイプを作製。それじゃ量が足りないと・・・
片口と器。カクとマル=カクマル
その他にも様々なデザイナーが考えた酒器がズラリと並びました。これが試せるのが嬉しい!
そしてお料理も漆器の皿に
漆器に並べられたフード。かわいい系のおつまみだと思ったら、女子大生の作。昭和女子大学環境デザイン学科の生徒さんが担当されたそうです。
スタッフ披露コーナー。右が女子大生ズラズラ、日本酒はほとんど飲まないという。これから飲んでください
初めていただいた美寿々酒造さんの美寿々・純米吟醸 美山錦 無濾過生
他、笑亀酒造さん、 丸永酒造場さんのお酒も。蔵元さんからひとことずつ
さて、実際、内堀さんの器で飲んでみました。一緒にいった浅井直子さんと試した感想は!「おいしくなる(驚)」
意外なことに、お酒の欠点を消し、きれい系の味にチェンジ。いや、予想外に(内堀さんスミマセン)おいしくなったことにビックリでした。狭めの口径と口が当たる部分の極薄形状これがキモかもしれません。飲んでみなくちゃわからない〜
こういう体験型の展示会はいいですね。
見ただけではわからない味わいの違いがその場でくっきり!よくわかります。酒器は味わってナンボ。漆器もデザイン次第!を痛感しました。
SHIKKI de SHUKI 2013関連blog
Topics: event, 器, 日本酒 | 2013/4/8 0:50:23