April 3, 2013
木村硝子店のsakeグラス
家で使っている酒器で、最近、登場頻度が富に高いのがこの極薄タイプのグラス!
温めたお酒もこれでいただくことが多いです。
島根県の王祿酒造の石原丈径さんがきき酒するのに「木村硝子店のコンパクトが一番わかる!」と教わってから俄然興味が沸いた木村硝子店のこの製品。
確かにこのコンパクトで飲むとお酒の性質がよくわかり美味!
60年以上ものロングセラー商品だそうです。プロペラ時代の飛行機で、少しでも軽くするためビールグラスはこれが採用されていたとか。へ〜〜〜〜っ
このSAKE グラスもふくらみあってGood★ 万能選手です。
商品名そのものが「SAKEグラス」
そして、極上の味わいが得られるのが「バンビ」という名のグラス。足が短いので和食器とのバランスも良好。
繊細な味のお酒を味わう時は特に活躍する極薄グラスたち。この4種の中でも、苦味が強く出る、こざっぱり感じるものなど、お酒との相性もあり、試してみなくてはわかりません。
ホテルベラビスタ主催のイベントも王祿と木村硝子店とのコラボがありました。
木村硝子店のPRESS DAYへ
木村硝子店は「機能と美のバランス」にこだわったモダンなデザインワークが特徴。シャンパングラスひとつとっても、泡の立ち方、泡の持続時間もデザインによりまるで異なります。
泡を新作含めた3タイプのグラスで試させてもらいました。
三種三様! 甘味が強く出るものや、ドライな味になるものなど。ワインとの相性、好みも関係してきます。
なんでもガラスの素材が変わると、同じデザインでも”泡立ちしない”ことがあるそうです。新素材がいいとも限らない。
さて、日本酒にはどんなグラスが向くのか!
長期熟成酒には断然、ソムリエ田崎真也さんデザインのシリーズが最高という。
最近、日本酒が飲めるようになった!?という木村祐太郎さんに色々と教わりました。
酒器は奥が深いです。どうせ飲むならおいしさ最高の状態で飲みたい!
というわけで、勉強を続けます
Topics: 器 | 2013/4/3 19:49:17
April 2, 2013
日本酒の器に思う
常日頃、日本酒を飲むにあたり重要だと感じるのは「器」です。
日本酒ほど酒器の素材と形にバラエティがあるお酒は、他にありません。
素材は磁器、陶器、硝子、漆、錫、杉と様々。
形も、ぐい呑み、平盃、猪口、枡と、色形ともにバラエティに富んでいます。
器次第で味わいがガラリと違うので、家では1つのお酒をいろいろな酒器で飲み変えて楽しんでいます。
↑我が家の酒器引き出し。グラス類は別に収納。どれで味わうか見てるだけで楽しい!
ワイングラスといってもさまざま。味がそれぞれに異なります。
・
苦手なのは「こぼし酒」です。
あれほど酒の味をマズくするものはありません。手がベタベタし、しずくがたれて服に落ち、ろくな展開になりません。前屈みになる姿勢もどうかと。
また、器がちゃんと洗われているのか不安。秋田杉の新品の枡なら意味合いも違ってきますが、こぼし酒に使われる枡はほとんどが漆器風。そこにミニグラスを入れるパターン多し。枡の四隅きちんと洗ってる?グラスの底洗ってる?さっきテーブルに置いてなかった? 不安がいっぱい。こぼれた部分の酒のマズさったら。丁寧につくられたお酒に失礼極まりなし!
繊細で美しいデリケートな味の日本酒だからこそ、最高においしい状態で大切に飲みたいもの。というわけで、こぼし酒撲滅運動(ひとり)展開中です。
世界でもっとも使われている酒器といえば、なんといってもワイングラス。
そのワイングラスに注いだ時においしいお酒ってどんなタイプ?
それを問うのが「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」
●2011年に審査員で参加→ワイングラスで日本酒を・WGOアワード2011
グラスで飲むと、お酒の微妙な色や粘度、香り、長所と短所も明確になります。
着々と増えている海外での日本酒。
世界中のレストランで飲まれる日も遠くない今、改めて日本酒をワイングラスで飲むことについて、考えるきっかけになる審査でした。
酒文化研究所の山田聡昭さんいわく「今年は入賞酒試飲パーティあり」と。4月22日に六本木ヒルズで開催だそうです。
ここで使われるグラスは、リーデルの「大吟醸グラス」足のないタイプ http://shop.riedel.co.jp/riedel/a-a/414-22.html
これに見合うお酒なのか、どうなのか。酒蔵が選んだグラス向きのお酒を確かめるチャンス
会費は3000円
自分が使ったリーデルの大吟醸グラスはそのまま持ち帰りも可。その味わいを自宅でも楽しめるという趣向。へ〜っですね。
お申し込みはこちら↓から。
https://www.s-db.jp/entry?k=74f2f0701851bedd16883451be2395c0747%2CeI
●会詳細↓
http://www.finesakeawards.jp/2013/awards2013.html
Topics: 器, 日本酒 | 2013/4/2 14:51:28
April 1, 2013
プルーンを純米酒で
ドライフルーツをお酒で戻すと、ふっくらジューシィになります。甘みがある純米酒を使えばまさにドンピシャ。「純米酒BOOK」でも”純米酒のマチェドニア”(マチェドニアはイタリアのフルーツポンチ)を紹介しましたが、純米酒はデザートにも抜群です!
↑これは有機栽培のプルーンを「新政」を注いでひたひたにして一晩〜。皮もやわらかく、ドリップも美味。乾物がふっくらもどって、お酒のつまみにもピッタリ。日持ちもしますしね。器は伊藤環さんです。
Topics: 未分類 | 2013/4/1 10:09:47
March 29, 2013
三重の食を再発見!event報告
ひとつ前のブログで全粒粉入り伊勢うどんを紹介しましたが
2013 年3月25日 新丸ビル mus mus で料理通信「三重食材ディナー&トークイベント」が開催
↑「さばの塩辛=しょっから」を熱く語るやまけんさん。この夜も絶好調!もっとお話聴いていたかった〜
編集長・君島佐和子さんの司会。ワタクシの担当はかぶせ茶!
生産者であり、かぶせ茶カフェを経営する清水加奈さん(農大出身)にご登場いただき、その魅力をリアル現場から語っていただきました。
松田美智子先生は青さ混ぜ海苔を紹介。初摘みの黒海苔と青さをブレンドした海苔で香りと甘み、切れ感が抜群!伊勢湾漁業協同組合 今一色支所の黒田さんも登場。地元漁師さんが食べる海苔はすべてコレという。また、海にもストーリィが。伊勢神宮を流れる五十鈴川の水が注ぐ名勝、二見浦でとれる…これもまた意味深い。松田先生が考案した青さ混ぜ海苔のレシピ説明になると、皆なツバごくり
そして三重県の純米酒を紹介するやまよ。三重県の特徴のある造りの酒と米からチョイス。参加者50人なので瓶ごと燗もご用意(笑)提供はそれぞれを片口で
お酒は微発泡の「伊勢の白酒」タカハシ酒造。伊賀・森喜酒造の無農薬栽培山田錦90%の酒「きもと 妙の華」チャレンジ90=通称チャレQ。三重の酒米・伊勢錦で醸した元坂酒造・酒屋八兵衛。また今までの三重にはなかった味わい、大人気の木屋正酒造・而今など。それぞれの温度帯で
トークショーのあと、別室で水出しかぶせ茶が用意。かぶせ茶は玉露と煎茶のいいとこどり。水だしがおすすめ。その抽出時間わずか2分! ワイングラスが香りも色も味もよくわかります。
別室一番乗りのやまけんさんとかぶせ茶!決まってますの図。かぶせ茶の水出しは爽やかで甘露〜❤
お茶を楽しんだ後
松田先生のご発声で「伊勢の白酒」で乾杯★
いつもキリッとかっこいい松田先生と2ショット わーい!
先生のレシピは
キュウリと青さ混ぜ海苔のサラダ
青さ混ぜ海苔のチャーハン
青さ混ぜ海苔をまとったイカ団子
さばの塩辛のジャーマンポテト風
さばの塩辛とさばの洋風土鍋煮込み
さばの塩辛のパスタ など
そして始まり始まり〜〜
松田先生考案の青さ海苔レシピ!爽やか美味☆ おばあちゃんが三重という浅井直子さんに丸の内朝大学の三重県コースの皆さんも
海苔をまぶしたアツアツのお団子!青さ混ぜ海苔をまとったイカ団子です。青さ混ぜ海苔いっぱいのチャーハン!
さばの塩辛とローズマリーが相性抜群だったポテト。パスタもいい〜!
ドリンクコーナー! お茶とおちゃけが待機中
(左)やまよ・歌っているわけではありません。お酒の追加説明中。(右)お燗酒コーナー どんとコイの図
「チャレキューおいしいです!」という女子に男子
盛り合わせプレートと君島編集長。撮影するのに持っていただきました。緊張で手ブレか
清水加奈さん。品評会用の茶畑で栽培したとびっきりかぶせ。「うちのお母さんが、このお茶のこと、とびっきりとびっきりって説明するからとびっきりかぶせにしました!(笑)」。以前、お茶袋にかぶせ茶カフェの情報を入れてはとアドバイス、さっそく裏面に入ってました。商品パッケージは営業マンであり、媒体でありますからね。
漁協の黒田さんと自慢の海苔!黒田さん会ったことあるなあと思ったら、思い出しました。この時(オレンジ色のTシャツ姿)↓
●blog 2009伊勢荒木の手掘りあさり
松田先生のレシピ料理の後は、ムスムスの料理がズラリ
堀製麺の全粒粉入り伊勢うどん!の焼きうどん!
伊勢たくあんの細巻! もちろん海苔も伊勢!
素材舎の三重県桑名産もち小麦のパンケーキ(小麦にも「うるち」と「もち」があるんですよ)トッピングはさばの塩辛とクリームチーズとボナペの粗挽き黒胡椒。
musmusの今田(コンタ)さんから三重食材の料理について相談があった時に、自分が食べたいものをリクエストした次第です!それなのに焼きうどんが食べられなかった(T_T)
withコンちゃん姉妹風 photo by naoko asai オリンパス PEN Lite E-PL5
楽しい時間はあっという間。お開きタイム
最後にひとことずつ。そして〆の挨拶をする君島編集長、式年遷宮も近い。ありがとうございました。
____________________________
おつかれさまテーブル
今回の企画担当の料理通信・コンテンツ事業部の鳥山祐加子さんから挨拶。musmusの佐藤俊博さん、玉田泉さん
三重県庁フードイノベーション課の水谷さん、この3月末で移動という。
新天地でがんばってください。ありがとうの乾杯!カチンカチン
さて、いただきますよ!のやまけんさんに、清水加奈さんのお嬢さんのるんちゃん(本名)特別にもち小麦のデカ焼きがやってきた!
るんちゃんには、メープルに新姫果汁入れた甘いシロップで。これも爽やかでよかったです。
去年の暑い時期にスタートしたこの事業。この他にも赤倉水産のあまご料理や、町外にも出ない!?伊勢農業協同組合 蓮台寺柿部会の希少な蓮台寺柿、伊勢たくあん(類似品多し。伊勢岩尾食品に限る)など、海山川里に恵まれた三重には埋もれたお宝がいっぱい
*文字色の赤字部分はリンクがはってあります クリック!
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
Topics: event | 2013/3/29 12:57:41
March 28, 2013
堀製麺の全粒粉入り伊勢うどん
3月25日の料理通信「三重の食再発見」イベントat mus musで食べそこねた「堀製麺の全粒粉入り伊勢うどんの焼きうどん」が頭から離れず家で食すの図。ベージュ色のモチモチ麺がnice!すりゴマ、九鬼胡麻油たらりも美味でした。器は 伊藤環さん。シンプルな麺が映えます
堀製麺さんは三重県産小麦を使用。全粒粉や野菜を混ぜたり、変りダネ麺も各種あり
→http://www.horimen.co.jp/products.html
次から次に「少しでも身体にいい麺」を開発する堀哲次さんって素晴らしいんです。スーパーとの取引をある日一切、潔くやめて業務用のみに。工場に行くと買える(しかも試食も)というので行ってみたいな〜!
うどん店するなら堀さんにオリジナル麺を頼みたい〜と昔から密かに思っているワタクシです
・
妄想うどん
Topics: cooking, ご当地もの | 2013/3/28 10:42:30
March 25, 2013
春のにがみ
センスいいな〜と思った「春のにがみ」セット。この季節の酒肴としてピッタリ。
色合いにもそそられました。
白隠正宗蔵元杜氏・高嶋一孝さんのgood★チョイス
食は人柄がでますね!
Topics: 到来もの, 日本酒 | 2013/3/25 15:03:30
March 23, 2013
カネコ小兵さんの一献盃
カネコ小兵製陶所の「一献盃」シリーズに、待望の小さいハーフサイズ(約60ml)が出ました!
詳細は→http://www.ko-hyo.com/konpai.html
それぞれ違う型、ストレート型、ラッパ型、ワングリ型、ツボミ型と4種類。同じお酒を注いで飲んでみるとまるで味わいが異なるのです。
「いいお酒の器はみんなグラスでしょう。悔しいですよ」と以前、カネコ小兵の伊藤克紀さんがおっしゃっていたことを思い出しました。
カネコ小兵さん、技術力が高くこんな器もありました↓
●blog ホワイトビスクの極薄カップ
いや〜っ、日本酒の楽しみがまた増えましたよヽ(^。^)ノ
今、開発中という正一合のとっくり片口も興味津々です。
そもそも、カネコ小兵さんのお得意はとっくり
その最盛期は昭和40年代後半
カネコ小兵さんだけで月に13万本! 製造していたそうです。いや驚きました。
詳しくはこのブログ↓を
Topics: 器, 日本酒 | 2013/3/23 23:02:28
March 22, 2013
日本の春を蒸し物で
金目鯛、たけのこ、ぜんまいが仲良く蒸し物になった一品。丁寧にとった出汁にとろ〜り餡がけ。白身魚の骨からとった上品な出汁がミックスされたという柔らかな味。
ふっくら、しゃっきり、ぬるぬる。甘み、苦味、うま味。待ってました!の春素材の組み合わせ。思わず手を合わせたくなります。
日本の四季。毎年の芽吹きに感謝!
フランス人が考えるとこうなる!?「桜ロゼ」のラベルデザイン。
醸造家が桜の季節に来日し、旬の食材に合うよう考えたという。漢字のイメージがそこに!発想が新鮮。
桜 オーガニック コスティエール ド ニーム 2012 ロゼ – ドメーヌ カバニス
八寸はワイン対応可のバラエティ三昧、かぶら寿し、煮こごり、ブロッコリーアンチョビソースetc. 「でも、ワインじゃないね」ということで日本酒へ。
お刺身。白身は日高見に、赤貝はその甘さが新政によく合うとマビィの田村安さん。
・
「ワインはじゃじゃうま娘、日本酒は大和撫子」とパリのISSé黒田利朗さんに教わったことがあります。
例外もあるでしょうけど、まさにであります。よりそうお酒が日本酒。
・
パリのISSé黒田利朗さん↓
●blog ISSéで調味料を試飲
ついでに。いや、驚いたねのパリ、日本食事情
↓↓↓
Topics: およばれ | 2013/3/22 10:48:26
March 21, 2013
四日市・とよのあかり
三重で業務終了後、ちょこっと寄りたくなる四日市駅から徒歩2分「とよのあかり」。鈴鹿の酒販店・安田屋の直営店です。安田屋のキャッチコピーは「うまい酒しかありません」
●blog うまい酒しか!鈴鹿の安田屋さん
全国から安田武史さんが集めた本格焼酎と純米酒が勢揃い。県内酒も勿論あり。まずは地元、四日市のタカハシ酒造「伊勢の白酒(しろき)」口開けはやっぱりコレです! 透明からグリーンボトルになりました。
●タカハシ酒造 伊勢の白酒 純米活性にごり生酒 24BY
安田武史さんのコメント→ 和製シャンパン!しゅわしゅわときめ細かい泡とほのかでチャーミングな甘味のフレッシュな微発泡活性にごり酒。 38度に燗をつけるとライチやグレープフルーツの様な香りが楽しめてこれまた美味。使用米…非公開
多気郡の元坂酒造「酒屋 八兵衛」
作務衣も板についてきた元ムーミン安田。デカンタージュならぬオカンタージュ中。オカン=お燗です。これでぐっとマイルドになるんです(向くお酒は選びますが)。
その昔、安田さんは体型&顔&雰囲気からムーミン安田と呼ばれてました。が、毎晩お店に立つようになり、すっかりスリムに…というわけで元ムーミン。
安乗の漁師で猟師で農家の北川聡さん特製サバのしょっから。薄切りして炙ったのが好みです。
●affで紹介「 魚と塩と時間が作る漁師の食欲の源、発酵食しょっから」
北川さんとはこんな↓セミナーも!超楽しかったです
●blog トップ漁師の北川聡さんに、遊女も食べた!?という「しょっから」を三重の米の酒とともに試食しながら【臭い=キレイ】ヒミツに迫る体感セミナー「臭いがキレイ❤三重セミナー」
◎やまけんさんのブログで現地レポートあり!
食事にあう純米酒の他、新潟麦酒もあり←ここのノンアルコールビールは、ノンアルで初めておいしいと思いました。勿論、アルコール入り!?もうまし(笑)
三重といったらこの女性杜氏の酒!
尾瀬あきら先生が描かれた「るみこの酒」ラベル。この酒は「二十周年記念酒 生もと造り」純米酒。これは久々に(すみません)おぉっ!と思ったクリア感あるフルボディ酒。さすがにあっという間に完売したそうです。
森喜酒造場 るみ子の酒「20周年記念酒」きもと純米無濾過生原酒
安田武史さんのコメント→ 23BY るみ子の酒を醸し始めてから20年を記念して発売されたきもと造りの純米酒、無濾過生原酒バージョン。キレイな酒質でありながらもコクのある濃醇な旨さが楽しめるお酒。一年間の熟成により一層奥行きのあるまろやかな味わいになりました! 常温から45度くらいの燗酒までが美味しいゾーンです。60度まで温めてから急冷すると、よりマイルドな味わいになりますよ。使用米…伊賀産山田錦・広島産八反錦・その他←少量ですが掛米にひとごこちやら山田錦やらが入っているそうです。
3月25日の料理通信イベントにとってあった秘蔵品をコッソリ出してもらいます。
楽しみ(自分が)
★3月25日at musmus 三重の純米ラインナップ★
1 タカハシ酒造 伊勢の白酒 純米活性にごり生酒 24BY
2 木屋正酒造 而今 雄町
3 森喜酒造場 妙乃華チャレンジ90きもと純米無濾過生原酒 24BY
安田武史さんのコメント→ きもと造りで醸される純米酒。今シーズンの新酒です。シャープでキレの良い独特の酸味と低精白ならではの旨味がとても美味しいお酒で す。冷たくても美味しいですが、常温から40度くらいのぬるめの燗酒にすることでより旨味が口の中に広がります。使用米…地元産無農薬山田錦
4森喜酒造場 「20周年記念酒」きもと純米無濾過生原酒
5元坂酒造 酒屋八兵衛 山廃純米 伊勢錦 23BY
安田武史さんのコメント→ 蔵元自ら栽培する伊勢錦を使用し山廃造りで醸される純米酒。伊勢錦とは現存する米の中で最も古い米らしい。数年前に元坂さんが復活栽培されま した。山田錦の親である山田穂=伊勢錦という説もあります。45度の燗酒でふっくらと優しい旨味が楽しめます。出汁を使ったお料理との相性バッ チリ!60度の燗酒でシャープな切れ味が楽しめます。天ぷらなどの揚げ物や豚の角煮などのこってり系のお料理と合わせるとたまらない!使用米…伊勢錦
・
その昔、るみこさんとは↓こんなイベントも!(懐かし〜 )
●blog ガイアのおいしい野菜とるみこさんの純米酒を楽しむ会
・
●『とよのあかり』
三重県四日市市諏訪栄町8-5
近鉄四日市駅北口より徒歩2分
TEL 059-328-5258
17:00~24:00
Topics: event, 日本酒 | 2013/3/21 10:16:03
March 19, 2013
料理通信4月号 かぶせ茶の郷、水沢へ
というわけでひとつ前のブログ続き
料理通信4月号の取材で「かぶせ茶」の郷、鈴鹿山麓・水沢地域へ
茶畑撮影中! カメラマンの山下恒徳さん
高いところを求めて車の上に。体力必須のお仕事です。
素敵に撮影していただきました(^^)
茶畑を見たあとは、全国でも稀だという日本茶専門の農協・水沢茶農業協同組合へ。審査用のティスティングを見学
同一条件になるよう、天秤(久々に見た!)で茶葉を計量。白い磁器カップに入れます。この時に使う「湯」も大事で、審査用の湯が沸かせるようになれば一人前とか。ただ沸かせばいいってもんじゃないそうです。
通常、飲む時にはありえないアッチッチーな湯を注ぎ、香りを嗅ぎわけます。いやもう、ダイナミック★
そしてステンレスの台の上に茶葉を広げて、状態を確認。
次々、えんえん続きます
熱湯は欠点を見つけるためだそうです。最後に、抽出したお茶を口に含んで採点。茶葉をイジメ抜いて本性を見る感じでしょうか。
おいしく飲むためのお茶。急須でいれてもらいました。
プロがいれるお茶は確かに美味。水沢農協で最高ランクのかぶせ茶 「伊勢本かぶせ茶」をズズッ
急須は 地元の焼物、萬古焼を使用。急須の中の茶葉も嬉しそうにひらいて(と感じましたとさ)
●blog 萬古焼 紫泥の急須
壁際にズラリ並んだソロバン。農家さんと買い付け人とのやり取りは今もソロバン! 裏に板が貼ってあるのは、それぞれに金額が見えないようにするためとか、なんとか。
茶葉の保管は大型冷蔵庫で、クリーンな製茶工場。
こちらの「かぶせ茶」が最もおいしく飲めるのは水出し(SUI-CHAと命名)だそうです。その抽出時間たるや、たったの1分30秒から2分。それで味がしっかり出て甘く、色もきれいでビックリへ〜っでした。こと温度が難しいかぶせ茶ですが、水ならば苦味や渋みが出にくく間違いなしという。冷水でもいいそうです。
●かぶせ茶の歴史
”香り、渋み、甘み、うまみ”をもつお茶、日本茶
いれ方次第で長所も短所も出てしまう日本茶。それぞれのお茶の個性に合わせた温度や水量で味わいたいものです。
日本茶とひとくちにいっても、ひとつの茶樹から、抹茶、玉露、かぶせ茶、煎茶、ほうじ茶、芽茶、青柳……と、さまざまなバリエーションがあります。
その種類の多さ、複雑さ=わかりにくさたるや!
たとえば「かぶせ茶」や「青柳」と聞いて味が想像できる人が何人いるのかなと。ネーミングにも問題多々あり。パッケージにもっと味の特徴や、どんな時に何に合うのか説明が欲しいところ。
そんな状況、日本茶と日本酒は似ているなあと感じます。
3月25日の料理通信イベントでは、水出し茶を味わってもらおうと思っています!
◎三重県にはこんな↓ ↓↓珍しい番茶もあり!
●blog 市川泰三さんが作る日干茶葉!
Topics: ご当地もの | 2013/3/19 12:26:03