Sidebar Window


Search




Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window




Topics



Monthly Archives





日本酒

« Previous Entries Next Entries »

獺祭EU50

October 11, 2010

ビューンとパリへ。

今のところ、パリでしか飲めないという『獺祭EU50』
偶然、同じ飛行機だった桜井さんと夜合流。パリの日本酒に興味あり!で嬉しい展開となりました。しかも伺うつもりだったISSe&cieの亀井さんと。

桜井一宏さんとISSe&cieの亀井さん。この『獺祭EU50』とは、フランスの酒税(そしてワイン)を意識したアルコール度数14度の純米大吟醸。ただ度数を落としただけでは味がうすっぺらくなるため、かなり工夫を重ねた末の14度という。獺祭らしさを失わず、白ワインと比較されても対抗できる味のポテンシャル。

いただいたお店は「眉山」。メニュー内のお酒の説明書きです。
日本酒のラインナップ

そうそうたる銘酒がズラリ。

眉山のALL STARです。

若林酒造さん追記

October 7, 2010

若林酒造さん蔵敷地内で元気よく、背高く(2mくらい)育っていた植物。オリーブの実のようなものをつけています。なんという植物なのでしょう。蔵元に聞いてもわからないという。調べたいと思って撮影。宿題。

杜氏の竜馬さんいわく「木桶熟成はいかに密閉を保つかが課題でした」という。前例がないだけに。

水がめのことを「はんどう」というのは以前のブログで書きました。昔は必需品のため、どこの家も大量に保有。蔵では貯水タンクあり(写真左)。というわけで片隅にひっそりゴロゴロ。写っていない反対側にもいっぱいゴロゴロ。もったいない〜。

若林さんのお母様が杜氏roomにお茶を運んでくださいました。

お抹茶です(時間がたって泡きえきえですが)。山陰では気軽に抹茶をたてて入れてくれます。
私の島根県七類の親戚でも、80こえたおじいさんが抹茶でさっさかもてなしてくれます。さすが!というと「カスがでんで、簡単でええが(笑)。落雁はいつまでもいたまんでええが(爆笑)」と。実用のお茶。抹茶。
*(注)若林酒造では賞味期間が短い半生菓子でした。

水上神社から亀の尾の田んぼを望む。この時は緑の絨毯でしたが、今は刈り取られて、すっきり風景なのでしょう。日本の四季は田んぼで刻々と表情を変化!
お米があってこその日本。
お米だけのお酒、1日1合(以上ならなおよし!)の純米酒をどうぞ!
いい田んぼがキープできる一番簡単な方法です。

杜氏、山口竜馬さん

October 6, 2010

8月14日。島根県温泉津の蔵元・開春若林酒造へ。杜氏、山口竜馬さんです。きもと造りのお酒など評判上々。
木桶熟成のお酒『開春oke’09』が10月1日に発売(詳しくは蔵HPを)
↓HPより拝借。こんなラベルという。

竜馬さんHPでいわく
木桶仕込みではなく、木桶熟成・・・。
木樽熟成ではなく、木桶熟成・・・。

木桶の中で1年熟成する計画・・。
また、新たな世界に突入〜。
「山中酒の店」社長に電話して、アレコレと聴く。
「どこもやったことの無いこと・・」
「・・・ロマン・・・」
楽しそうに話されると・・、
「ロマン」と言う言葉には・・男は弱い・・。(略)

若林酒造では蔵の仕込み水を無料で解放しています。

開春さん蔵まわり。↑奥の家はその昔、迎賓館だったという。

そして蔵にて竜馬杜氏に説明を聞く。お子さん生まれて一ヶ月目の新米パパ。

木桶その1と竜馬さん。
酒米「亀の尾」の田んぼ。

暑い8月14日。たわわに実った亀の尾。蔵元の若林さんと、竜馬さん。
この地域ならではの米の干し方が「ヨズクハデ」ヨズクハデとはふくろうのこと(HP内にヨズクハデメイキング動画あり)

ヨズクハデ。大田市の有形民俗文化財に指定。

束ねた稲を7対3でかけるとか。いろいろな干し方があるもんです。

この干し方をした山田錦を使ったお酒が「西田」です。
「西田」について、詳しくはaffを参照↓
『古今山陰の農漁連携 美味しさ合わせ技、石見の国 銀しゃり和布』

石見銀山街道。

木桶で熟成中のきもと造りの純米酒。

杜氏自ら製作。HP内「発泡生酒 開栓方法」動画、笑えます。

竜馬さんブログあり。イクメン杜氏

温泉津のますや+ROAN

October 5, 2010

というわけで暑いお盆の13日は温泉津。↑左から。開春杜氏の山口竜馬さん、社長の若林さん。
ますやさんに宿泊し、夜は若林さんと一杯の巻。

こちらのお宿は地の魚が自慢。そして宿のお酒はALL「開春」!

お造りです。仲居さんにたずねると「カナ、ビンナガ、タイ」と。カナはハタのことらしいです。ビンナガはビンチョウマグロという。

イカのうにあえ、とびっこのせ。
お酒は、「純米発泡生 開春」うすにごり☆

この発泡酒はスイートとドライの2種類あり。爽やかでおいしい夏むきの1本。シュポン!
夏だけど「開春」

左は「バイ貝の黒ごまソースがけ」

左、メダイの煮つけ。右は天ぷら、ハモのシソ巻、ナス、ししとう、松茸。

そして、きもと造りの「西田」。ヨズクハデ干しの西田産・山田錦100%。
「西田」について、詳しくはaffを参照↓
『古今山陰の農漁連携 美味しさ合わせ技、石見の国 銀しゃり和布』

茶そば、とろろ添え。

最後のお椀。すりみ団子とジュンサイ入り。
そして温泉津の夜はまだまだつづく。

ますやさんのホントにお隣、ROANさんへ。

どこからか集まるのか、おしゃれな若人がたくさん!

メニューを見ると

白イカもあーる

なんでもあーる。
そしてご店主さん!

わはは。

「僕たち、ユノツにのぼせてます。」Tシャツ。メッセージ直球!
____________________________

そして翌朝。

旅館ますやさんの玄関です。

この地域では水瓶のことを「はんどう」というとか。日用雑貨店には各種サイズがズラリ勢揃い。とはいえ、最近では水を入れるというよりも、花を生けたり、傘を入れたり、インテリアに使う人が多いようです。

____________________________

温泉津町名所案内
その1 温泉

その向かいの建物。もちろん現役です。

銀山の港として栄えた温泉津。当時の名残が随所にありました。
*おまけ。旅館ますやさんの温泉データ↓魚データ

ますやさんからの眺め、石州瓦!よかったな〜。

ではいよいよ「開春」蔵見学へ!
つづく

温泉津の開春醸造元へ

October 4, 2010

8月13日金曜日。温泉津の開春醸造元・若林酒造さん↑です。じつに味のある建物です。小売りもしており、買うこともできます。
石見銀山の銀の積出港として栄えた温泉津。小さな町です。

町内地図↑海まで徒歩1分!? これだけ海に近い蔵元は初めて見ました。銀の最盛期は、お酒もたくさん一緒に積み込まれたのでしょう。

すぐご近所で見つけた看板。映画のセットのようです。まるで時が止まったよう。
「ここにいらっしゃるお客さんは口を揃えて、”時が止まったようないい町ですね”とおっしゃいますよ。時が止まった町に、暮らしている私たちはいったい(苦笑)」

という社長の若林さんと。蝉がミンミンなくとてつもなく暑い日でした。若林さんはMy姉、薫さんと島根大学の同級生。若林さんは体育学部、姉は特音のクラス。英語の授業が一緒だったという。若林さんは当時、Mr.大車輪と呼ばれ、胸は6だか8つだか分かれていたほどのナイスバディだったらしいです。(右)温泉津の町のゴルちゃん。

今宵の宿「ますや」さん。その隣はROANさんというcafe&bar。

ますやさんのお部屋に入ると、絵に描いたような温泉まんじゅう!が。やはり時が止まった町!(よせよっ)でも、甘いもの苦手なので写真撮って喜ぶだけ。

窓の外の光景です。
この地域は 石州瓦(せきしゅうかわら)です。壮観!
山陰に生まれ育った私には、この赤い瓦屋根は郷愁の色。久しぶりにこれだけ連なる石州瓦を見て、感動!! 日本の屋根は瓦!が一番似合う。それも赤瓦。

『石州瓦はなぜ強いのか』
つづく

京都から境港へ

October 1, 2010

ちゃぽん
さあ境港へGO!といいながら珈琲飲んだり遊んでいたら、すっかり遅くなって。しかもガソリンスタンドで空気圧計ってもらったら前輪左が抜けているという

心配なのでしかと調べてもらうことに。うちのゴルフは1994年モデル。

ちゃぽぽん。とりあえずダイジョブで再出発。プロが道具を使えばタイヤの取付けはなんともスピーディ。ほれぼれしました。
こんな親切に見てもらってどうしましょっと思ったらガソリン代に1000円計上されていました。そりゃそうだ。

中国道をめざせめざせ!

いよいよ中国道!宝塚、岡山の文字が〜っ。

すると母から電話「今、どこなのぉ?」いえあのその。朝、京都を出ると言っていたなあ。嘘八百。

途中立ち寄ったSAの食堂「野菜炒め定食」が「野菜増量中」と。メニュー板に野菜の量が表示されているのは初めてみました!長距離走るトラッカーさんに野菜たっぷり食べてほしいもんですわ。

こちらは別のPA。大きな料理写真。券売機番号43番。何を売りたいのかすぐわかりますね。

肉食系男子におすすめという。男はガツンと! って、ただのソースカツ丼では。
関越道のSAで「草食系カレー」というメニューもありました。見たらただの「野菜カレー」。皆さん、キャッチコピー工夫してます!
●今年の夏の傾向
SAと道の駅は立ち寄らずにおれないほど研究しています(笑)。今年の夏はどこに行っても「食べるラー油」のご当地ものがあふれてました。ない店はない状態!まったく。
そんなこんなで、ほーとかへーとかいいながら、視察(遊んで)いたら、今度は姉からメールあり「BBQなくなりますよ!」
そうなのです。今宵は兄の家で夏休み恒例のBBQ大会。18時開始には到底間に合わない〜。食べてて、飲んでて皆さん。GOGO!ゴルちゃん。

夜もどっぷりくれてからようやく到着!境港。王祿の「渓」が氷の中で待っていました。渓流をイメージしたお酒でラベルの裏面にヤマメが描かれています。透かしてみるとよくわかり、涼やか。

白いか!甘みが上品な肉厚、むちむちの日本海のイカ。

父克己&母静江コンビ。(右)父作のとうもろこし。

松茸のホイル焼き。(右)この夏よく飲んだ白エビス。

毎年、焼き場担当の姉ダン光男さん。体育の先生です。そういうBODYと日焼け色した顔。

こうして境港の夜はふけていくのでありました。

エテカレイの干物。トマトもホイル焼き。

焼きおむすび。なんでも焼き焼き。そして久々に会う犬のラフ。

好物は。意外なことにメロン☆

やや実を残した皮をあげたら大喜び。人の(犬か)好みはわかりませんね〜。

深夜京都で350円均一

September 28, 2010

出発当日。残った野菜を調理したり、荷物を作ったりしているうちに時間があららと過ぎてしまい午前中出発のはずが、夕方の5時に。途中渋滞にもあい京都で23時過ぎになることが判明。そこで京都泊を決めてインターネットで宿予約。今回はじゃらんを利用。web予約はホントに便利。ない時代は片っ端から電話で問い合わせしたもんです。
深夜に泊まり、早朝出発の移動時の宿選び。条件は清潔と駐車場。遊んでしまう!?のでなるべく高速IC近くがベスト。そこで、今回はヴィラージュ京都をチョイス。新しい宿で、リーズナブル。「おしゃべりがはずむ宿」とコピーがありましたが、到着してわかりました。

寝具は”自分で敷く”。このようにソファマットが置いてあり、これを平にしてマットレスにし、布団を敷いて寝るという。お風呂は別に大浴場あり。なるほどね〜。人数無制限状態。小さなお子さんがいるファミリーにはいいかも。扉をあけて一瞬ビックリのインテリアでしたが畳は嬉しい。
宿が決まれば、ゆっくりお酒!というわけで四条大宮界隈を散策…するもののチェーン店しかない。そこそこと思った1軒目の店が×でそうそうに退散。さらに歩いて見つけたのが『味ごころ談』
食べるお店はとにかく歩いて探します。燕燕(えんえん)も大当たりでした。

はも〜。万願寺〜。穴子〜。あわび〜。じゅんさい〜。深夜3時までやっているという。なのにこの素材。嬉しいじゃありませんか。はもは照焼きでも天ぷらでもなんでもやってくれるという。

お酒は!

ラインナップなかなか!管理は冷蔵庫。安心です〜。

こぼされそうになったので、こぼさぬようついでもらう。こぼし酒は汚い、まずい、ろくでもないので大反対「撲滅運動」推進派です。ワインをそうつがれたら、怒りますよね。ビールでも。なぜに日本酒だけがそんな変な飲み方しなくちゃいけないの、であります。このあとは同じ量を徳利に入れてもらいました。

はもは焼霜づくりにしてもらいました。万願寺とじゃこのたいたん。

運転のご褒美に大好物のアワビ!それから、京都ならではのきずし(〆さば)

左)湯豆腐。右)お酒のラインナップ!

獺祭、田酒、磯自慢、飛露喜、黒龍、玉川…とけっこうなお酒とおつまみ。しかも深夜3時までオープンとは嬉しいじゃありませんか。旅の醍醐味!
そして!このお店の特徴は
値段がすべて

す・べ・て

350円!!!
ということ

じゅんさいの酢の物。照り焼き!

〆は温かいお味噌汁。

お品書きの裏に店主からメッセージあり。

がんばってください! ご店主さま
350円均一なので、高い素材やお酒は量で調節してあるようです。談さん、コストパフォーマンスは抜群。聞けば料理人のひとりに日本酒好きがいるそう。
京都は有名料亭でも(だから?)日本酒は不毛な場合多々あり。こんなにおいしい料理なのに、このお酒しかないんですか?と。お料理と同じくらい日本酒もいいもの選んで、しっかり管理して出してほしいもんですわ。
というわけでロングドライブ1日目の夜は幸せな眠りについたのでありました。

ヴィラージュ京都入口。カーペットが京都してました。
つづく

20100810・Birthday eve3

September 25, 2010

ありがとうございました!
8月10日の思い出アルバム

こりんちゃんビールを飲むマネ。あと7年で一緒に飲めるね。

ジャンさん持参のチーズ2種。

夜もふけた頃「新しい歳宣言」を求められて壇上に(うそ、椅子に)。酔うと高いとこ好き。
こう、客観的に1ヶ月以上もたって見直してみるにつけ、皆さんよくつきあってくださると!心底思います(笑)
宣言終了後はあらためてドリンキングタイム☆

カウンターから離れない宏子さん。同じ獅子座のレイコさん。赤飲んで白飲んで。

佐藤さん。なぜか正座してます。お行儀良いですね。

いただいたポロとジャンさんからのプレゼントのアクセサリーを身につけてパチリ。
宏子さん、口がオモシロすぎ。低燃費少女ハイジみたいです。

ここで佐藤さんが仕事に戻り、仕事が終了の清水さんが到着。
全員酒豪(じゃない)集合の最後のメンバー写真。

そして12時になり誕生日当日に。いよいよ大台の1歩手前の歳!

↑きっとこの写真はバースディの歌をうたってくれたかなんかだと。
翌日、お隣さんから「ようこさん聞こえました(笑)お誕生日おめでとうございます!」と言われましたから(汗)

そしてパーティはつづく。キッチンにスタンバイのレイコさんとこりんちゃん。

清水さん加わる。素敵なユニットでbirthdayパスタを製作。トリオdeペンネ
そして
あらかた今宵のテーマの品種ワインを飲んだところで
〆は
やっぱり
日本酒で!
みんなが普段、家では飲まないお酒がいいだろうっと。買いにくいお酒がいいでしょうっと。冷蔵庫を開けて取り出したるは

「十四代」 ん?また椅子の上に立っている!?

これをあけまーすと言ったら歓声があがりました。
喜びの声があがる日本酒はそうはない!?
「いいねえ〜」「よござんすね!」「そりゃまたけっこう」「それいきまひょっ★」というのはよくありますが。いやはや華があるお酒です。高木顕統さんに経緯を表し、一升瓶から直接つがせてもらいましょう。

わいのわいの。しかしよく飲む皆さんでした……。

ファイナルディッシュは古代小麦のペンネ!●アサクラ製品のこと
あつあつもちもち味のペンネにトマトの酸味とフルーティなオルチョサンニータのオリーブオイル合体で心身ともにHOTに!本当に何から何までいろいろわいわいごちそうさまでした!
しかし、急遽、冷房も扇風機もないわが家 によくぞ来てくださいました。狭くて座るところがないためお呼びできる人数にも限りあり。おうちがもうちょっと広かったら…と思う夏の夜。
カラスかあで夜があけて

翌朝。8月11日。カウンターに並んだ空き瓶ズラリ。壮観です。ひとつひとつが思い出の品。

心のこもったセレクト!ありがとうございました。

PLAYの黒目。でもU●I●●Oはやめられないかも。

復習。フルーリー

ROCA324 fromアルゼンチン

ひとつだけ白。ヴィオニエ。

この日の朝が瓶の回収日で良かった。
そしてこのあと、鳥取県に向けて出発するのでありました。
夏休みのはじまりはじまり!(って、もう9月も後半だっちゅうの)

飲み比べ!88種の酒米品種

September 20, 2010

「日本酒市民講座」を主宰する松崎晴雄先生の講座が88回目!記念すべき米寿ということで、8月8日に、88品種のお米のお酒を集めてパーティを開催。会場は有楽町の日本外国特派員協会です。
88種のはずが、なんと90種も集まったという。そんなにあるんですか、お酒のお米違い!
日本酒の原料はお米
と、あらためて。
最近は、米の可能性に挑む蔵元が増えたと松崎先生。米づくりを自ら手がけたり、いったんは途絶えてしまった地元米を復活させる蔵元も。米の多様性について各蔵が模索中という。
そして、各県が開発した新しい酒米品種や、酒米の王様・山田錦の60年について、熱くレクチャー。

いや、お米。いろいろあるもんです。
それにしても90種類も集めてくる松崎先生って。藤田千恵子さんいわく「松崎先生はオタクです(笑)」

松崎先生の講演会のあとは、参加蔵元の紹介、インタビューつき。
国士無双 高砂酒造・北海道=吟風・彗星
雪の茅舎 齋弥酒造店・秋田=秋田酒こまち

刈穂・晴田 秋田清酒・秋田=陸羽132号・吟の精
浦霞 佐浦・宮城=ササニシキ・蔵の華

人気一 人気酒造・福島=人気しずく・夢の香
渡舟・府中誉 府中誉・茨城=渡船・ひたち錦

彦八・苗加屋 若鶴酒造・富山=雄山錦・富の香
酵母のほほえみ 山梨銘醸・山梨=ひとごこち

天領 天領酒造・岐阜=ひだほまれ
鈿女(うづめ)伊藤酒造・三重=神の穂

富久長 今田酒造本店・広島=八反草
月山 吉田酒造・島根=佐香錦

瑞鷹 瑞鷹・熊本=玉苗・吟のさと
そして場所を移して試飲パーティ

菜の花米を使ったという「菜々(さいさい)」
菜の花をすき込んで肥やしとし、除草剤不使用。菜種油の搾り粕で作った有機肥料で育てた健康的な米の酒という。

蔵元杜氏の今田美穂さん「八反草」を復活栽培しています。そのお酒はやわらか、きよらか、ほの甘く。

鈿女醸造元の伊藤さん。今宵はお嬢さんがお手伝い。

天領酒造さんの飛騨のどぶろく!ひょうたん柄。
そして、お料理登場。

雪の茅舎さんのひゃくかまど〜。

秋田酒こまちで醸しています。

です。とみ〜たさん&みかさんと

秋田清酒さんの「晴田(せいでん)」3種類。小島稔先生と。

刈穂さんの奥羽132号。栽培期間中は農薬不使用という。
栽培方法を自然にという指向も確実に増えていますね。
最後に御礼
日本酒市民講座第100回目が楽しみです!

松崎先生と料理上手の典子さんご夫妻。引き続きよろしくお願いします。
●松崎先生宅訪問blog 20100424その1
●その2

日本酒四半世紀!藤田千恵子さん

September 17, 2010

8月8日の日曜日。日比谷のPホテルで藤田千恵子さんとティータイム。新しく出版された本のことなどお聞きしました。千恵子さんとは『おいしい東京』で記事をお願いしてからのおつきあい。

1996 年発行。14年前!

その間、千恵子さんは結婚+出産を経験。子育てをしながら、大地に根がはった記事や本を次々と世に。

日本酒が専門と思われていますが、本人いわく「フリーライター」。映画評も書評も書くし、旅やスイーツも得意。とはいえ、醗酵系の割合が高くなっているようです。
毎日の暮らしの中で、試して、使ってという実践派。ライブな日本の発酵食を書かせたら一番なんじゃないかと思います。
著書そのひとつが

●『極上の調味料を求めて (文春文庫)』
千恵子さんが「ここぞ!」と信頼する蔵元、メーカーさんが全国から登場!
農林水産省のインタビュー ↓こちらに醗酵食品への考えあり。

●日本の食卓を彩る こだわりの伝統調味料特集
そして、日本酒の最新作は
●(淡交ムック)『おとなの常識日本酒』

淡交社のHPより↓
日本酒に関する情報本はあまたありますが、本書は日本酒を美味しく飲むための必要最低限の知識を集めました。メインテーマは次の4つ
●純米酒、本醸造酒、吟醸酒といったお酒の中から自分に合ったお酒を見つけるための常識
●自宅で日本酒を愉しむための常識
●日本全国の酒蔵からセレクトされた、おすすめ純米(吟醸)酒189本 ●いま注目の「日本酒仕込みの梅酒」
おすすめ189本は、1升2000円台でこんなにおいしいの!と驚くような銘酒ぞろいです。_________________
千恵子さん、日本酒に出会って四半世紀というのでびっくり。1961年生まれだと、そうなるんですね(ってオマエも同い年だろうってか)
さて、この本は「お店の酒の短冊を見ても何を注文していいかわからない人がたくさんいます。その人たちが注文できるようにしたい」と、だから用語解説もわかりやすく丁寧に「ひとつひとつ分解して」
今、日本酒は大人の常識です!(ただし、まともな日本酒に限る)詳しくは本文をLook!
千恵子さんが日本酒オタクと違うところは、日本酒だけがよければ…ではないところ。同じ口に入るものだから食も大切。素材、調味料大事。器だって。食卓まわりはすべて重要。普段のお買い物はGAIA。そんな千恵子さんは暮らしまわりの道具を選ぶ達人でもあります。
私の新生活のお祝いに!と7年前に選んでくれたまな板 ↓がコレ

四万十川工房のまな板で、包丁の当たりが抜群。不思議な十四面体カットは水切りよく、見た目もよく、おさまりもよいというほのぼのデザイン。素材はひのき。
検索したら見つかりました。これですね↓
●四万十川工房
shop記事より。原料となる四万十ひのきは、高知県の四万十川流域に育つ樹齢80年以上のもので、その幹の根元、更にその幹の内側の硬質の部分しか使用しないというこだわりよう。内側の部分は、繊維が強く、ヒノキオイルが豊富に含まれているので、雑菌や虫の繁殖を防ぎ、「まな板」の表面を自然とコーティングして、水切れが良く、乾燥に強い、耐久性の良さを発揮してくれるんです。
なるほどね〜。どおりでね〜。

 そんな千恵子さんが「履いてゾッコン惚れた」というのがコチラの下駄↓履いて良かったからお勧め!と3年前にプレゼントしてくれました。

 「下駄は武蔵屋さんのもの。熊本市内の船着き場(熊本藩時代からの旧跡)周辺を歩いているときに見つけました。気持ちよさそうだなと思って買って帰りましたが、歩いてみたら、本当に足が楽で気持ちよかった。ご店主は、ハナオをすげる名人で、その技術を披露するため、ドイツから招聘されたこともあるという方でした。
『元気なうちは、頑張って仕事するから、お客さんも大切に履いてくださいね』とご主人に言ってもらって感動しその後も、修理してもらったり、ハナオをかえてもらったりして、お言葉のとおりに大切に履いてます」

これが、ほんとうに気持ちいいんです。下駄は表面、木目が普通ですが、編んであるのでペッタリ当たらず足裏快適。涼しい。クッション性もいい。
日本人なら指で履けっという感じ、わかります。
 と、千恵子さんと企画したくなったのは
「本当に気持ちのいいもの」
頭のてっぺんから、足のつま先まで、 身につけていて本当に気持ちのいいものだけを 身体感覚から選んで紹介する本。

「顔を拭いたときに本当に気持ちのいい、群言堂の大型ハンカチ、 和光の麻のハンカチ、本当に履いていて気持ちのいい国産木綿のソックス、眠るときに気持ちいいパシーマの寝具など、紹介する本があればいいね」と。企画を形にしてくれる本屋さんないかしら。

千恵子さん、ガイアの田んぼ稲刈りにて。勇人くんTシャツ!

______________________
千恵子さん紹介BLOG

●藤田千恵子さん「美酒の設計」出版パーティ
●藤田千恵子さんのmini醗酵リンク「田んぼから始まる酒造り」その1
●その2
●その3
 

« Previous Entries Next Entries »
sohbet chat Kadin Sitemap Haber Edirne Tarih Sitemap Somine Mirc