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日本酒

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affで畔蛸の北川さんを取材1

September 7, 2010

ランララン♪ラン 7月25日の日曜日。新幹線に乗る。日曜だといつもの新幹線も気分はHoliday♪

三重県畔蛸(あだこ)町の北川聡さんへ会いにいく旅。 発酵食品「しょっから」をaffで取材させてもらおうと。

びっくり!近鉄名古屋駅ホームでタカハシ酒造の高橋伸幸さんがっ。

牡蠣にあう酒を造っているタカハシ酒造さん。「牡蠣限定」なる酸度が超高いおもしろい純米酒があるのです。加えてシュワシュワの「白酒」、ジューシィな「夏純」などラインナップいろいろ。
北川さんの魚介類で合わせたい!そう思って高橋さんに入手方法をヒヤリング。本来なら安田屋さんで買えばいいのですが立ち寄る時間がありません。
ご好意で四日市の駅ホームで「峠の釜飯」状態で手に入れさせてもらうことに。
それが、名古屋までわざわざきてくれたのです! 「説明に時間が足りないかと…」

発泡する白酒。これを安全においしく移動する方法は、保冷バッグにドライアイスを入れて運ぶこと!これを実践で教わりました。
瓶と直接隣り合わせで長時間おくと冷えすぎてしまうため、高橋さんのアイディアは水のペットボトルを目安に入れること。「この水が固まるようでは冷えすぎです」

天遊琳の「夏純」「夏にごり」。ラベルがそっくり。間違い探しのようですが肩のシールが微妙に違います!?

高橋さんから近鉄車内で説明じっくり拝聴中。

そして四日市で降りていく高橋さん。本当にいい人だなあ…じーんとなりながら手をふって見送る。
近鉄は走るよ。いよいよ暑い鳥羽へ到着。
熱いこのおっちゃん!

漁師で猟師で、民宿経営のご主人兼料理長で、的矢湾あだこ岩がき協同組合の親分で、農家でもあるMr.北川!
畔蛸へGO★ つづく
●aff北川聡さんの記事

酒縁川島さん日本酒フェスティバル2010

August 20, 2010

7月12日。酒縁川島さん主催「日本酒フェスティバル2010」が東京プリンスホテルで開催。今年で10回目だそうです。継続は力なり。会場に入ると澤姫の蔵元杜氏・井上裕史さんが私服で。今日は出展ではなく、純粋なお客様という。農大の同級生、先輩にたくさん会えるからの模様。
法被姿はコチラ→『新世代栃木の酒 新酒発表2010』

いっざ〜。

秋田はまんさくの花、日の丸醸造の佐藤譲治さんです。手に持つボトルは八八七分の壱! まんさくさんは、よーぐるとのお酒やら甘酒やら楽しい企画もの多し。

島根県・温泉津の開春、若林邦宏さん。地元・西田地区で栽培されたきもと造りのお酒が好評。西田のことを書いたblog。髪の毛が対照的なおふたり。
杜氏の山口竜馬さんが作ったHP内「溌泡日本酒・開栓方法動画」はよくわかり、笑えます

奥能登の白菊のNiceな白藤ご夫妻!農大同級生カップル♥なんですよ。その事はこのblogにちょこり。

石川県なのに八反錦。きれいな酒質の白菊さんなのでした。

松崎晴雄、典子ご夫妻。飲み方がプロって感じのおふたりです。
松崎家訪問記

松崎ご夫妻が試飲していたのは福島県田村市のあぶくま玄葉本店さんです。初めていただきました。

こちらも初めてのお蔵元、川中島・酒千蔵野さんです。左が杜氏の千野麻里子さん。右は農大で同級生だったご主人! 同級生同士は多いのですね。

持参の肴はイナゴの佃煮。長野県らしいです。そして自慢の2つ。奥さんの魅力で長野にいった夫。

美山錦で仕込んだ『純米吟醸活性 ふわり粋酔』

そこで再び、澤姫ヒロシ登場!「ここの蔵大好きなんですよ〜」同じ農大上下関係。

静岡の志太泉さんで、焼津酒米研究会(梅原利浩会長)の山田錦使用の純米吟醸を発見!誉富士の田植えblogに会長の顔写真あり。このお酒、雑誌 ヴィノテーク2010.08に掲載されたそうです。日本酒バイイング・ガイド「飯田永介&君嶋哲至セレクション」という名物連載。テーマ「富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重の自県産単一米品種の純米酒」の中の1本。

がんばれ焼津酒米研究会そして志太泉さん! 愛山も〜。

種類いろいろ味わいさまざま。

そして

佐賀県からシチダのケンちゃんこと七田謙介さん! なんだっ外野が騒がしいぞっ。ナラマンさん、かっぱ姫が背後でピース。

辻のゼンベエさんこと、辻善兵衛商店さんのズラリ☆ラインナップ

なになに、持参されたおつまみ。

おつまめのランチ豆。グル…惜しい。

千葉県の岩の井さん

杜氏&百笑の横坂安男さんです! 作って造っての山廃純米。

宮城県の浦霞さん、茨城県の郷の誉さんも。
すごい数の蔵元集合で、紹介しきれません〜が

アニメのキャラクターのような川島マダム♥です。何年たっても変わらないスマイル!スタイル!
日本酒フェスティバルは今年で10年目。熱い思い一杯ではじめた会がこんなに盛大に成長。続けることが重要ですね。来年も楽しみにしています。
【参加蔵元】
開春 (島根)              車坂・鉄砲隊 (和歌山)
秀鳳 (山形)              黒牛 (和歌山)
水尾 (長野)              金冠黒松 (山口)
臥龍梅 (静岡)           千代むすび (鳥取)
本洲一 (広島)    相模灘 (神奈川)
英君  (静岡)    天吹 (佐賀)
来福  (茨城)    雁木 (山口)
君盃  (静岡)    会津中将・ゆり (福島)
奥能登の白菊 (石川) 黒松仙醸 (長野)
作  三重)      白鴻 (広島)
白馬錦 (長野)    龍力 (兵庫)
まんさくの花 (秋田) 竹林 (岡山)
奥 (愛知)      鶴齢 (新潟)
弥栄鶴 (東京)    十五代九郎右衛門 (長野)
結人 (群馬)     福祝 (千葉)
獺祭 (山口)     浦霞 (宮城)
越前岬 (福井)    仙禽 (栃木)
川中島幻舞 (長野)  美寿々 (長野)
亀甲花菱 (埼玉)   町田酒造 (群馬)
米川・豊賀 (長野)  松の寿 (栃木)
郷の誉 (茨城)    東魁盛 (千葉)
あぶくま (福島)   瑞冠・いい風 (広島)
岩の井 (千葉)    遊穂 (石川)
辻善兵衛 (栃木)   志太泉 (静岡)
羽根屋 (富山)    誉池月 (島根)
旭興 (栃木)     天山・七田 (佐賀)
雲乃井 (福井)    富士錦 (静岡)
燦爛 (栃木)     真澄 (長野)
天領 (岐阜)     真向勝負 (茨城)
大和川 (福島)
以上59蔵
【出品蔵元】
南部美人 (岩手)    満寿泉 (富山)
上喜元 (山形)     御湖鶴 (長野)
豊の梅 (高知)     小左衛門 (岐阜)
鍋島 (佐賀)      千代 (奈良)
ゆきの美人(秋田)    舞姫・翠露 (長野)
五橋 (山口)      一ノ蔵 (宮城)
石鎚 (愛媛)      李白 (島根)
天狗舞 (石川)     手取川 (石川)
六歌仙 (山形)     酔右衛門 (岩手)
而今 (三重)      天明 (福島)
千代の園 (熊本)    美冨久 (滋賀)
木戸泉 (千葉)     梅の宿 (奈良)
窓の梅 (佐賀)     六十餘州 (長崎)
寿喜心 (愛媛)     福小町 (秋田)
米鶴 (山形)      出羽鶴・刈穂 (秋田)
あら玉 (山形)     秀峰㐂久盛 (長野)
東力士 (栃木)     いづみ橋 (神奈川)
大正の鶴 (岡山)    福千歳 (福井)
八海山 (新潟)     出羽桜 (山形)
杉錦 (静岡)      月の輪 (岩手)
山吹極 (山形)     浜千鳥 (岩手)
越の誉 (新潟)     十一正宗 (栃木)
司牡丹 (高知)     大那 (栃木)
勝山 (宮城)      房島屋 (岐阜)
大典白菊 (岡山)    達磨正宗 (岐阜)
出雲富士 (島根)    雪の茅舎 (秋田)
七冠馬 (島根)     澤姫 (栃木)
天上夢幻 (宮城)    川亀 (愛媛)
萩の鶴 (宮城)     喜多の華・星自慢 (福島)
宝寿・龍勢 (広島)   初緑 (岐阜)
麒麟 (新潟)      琵琶のさゞ浪 (埼玉)
杉並木・姿 (栃木)   北信流 (長野)
雨後の月 (広島)    陸奥八仙 (青森)
神渡・豊香 (長野)               瑞鷹 (熊本)
久礼 (高知)      国士無双 (北海道)
酒屋八兵衛 (三重)   八重垣(兵庫)
新政 (秋田)      黒松翁 (三重)
以上 79蔵

飲めるわけがありませんっ。

「誉富士」全銘柄を味わう3

August 7, 2010

前日からのつづき。さてその誉富士(ほまれふじ)

↑『左から「山田錦」「誉富士」「若水」。誉富士は山田錦の良い点を受け継ぎながら、短稈種化した品種と考えると分かりやすい』(静岡県酒造組合HPから写真、コメント拝借)
●誉富士の特性

出穂、成熟期は「山田錦」と同等の晩成熟期。
稈長が「山田錦」より24cm短く、穂長もわずかに短く、穂数はほぼ同じ。
下位節間が短く、稈質がやや硬いため極めて倒伏しにくい。
止葉は「山田錦」と同様になびき、穂は穂軸が柔らかくなびきやすい傾向。
玄米の品質・粒大は「山田錦」と同等で、収量性は「山田錦」より高いと推測。
「山田錦」と同様に、いもち病に弱く穂発芽しやすいものの、脱粒性はやや難に変化。
たんぱく含有量は「山田錦」並みで低く、優れている。
心白の発現は「山田錦」よりも多く、玄米断面における心白の形状は線状。
精米特性は、ほぼ「山田錦」並みで高度精白にも耐えられる。

誉富士100%を使ったお酒。きれいでドライ。ミネラリーな印象=臥龍梅・蔵元→三和酒造 鈴木克昌さん。
白隠正宗の高嶋一孝さんいわく「誉富士は山田錦の突然変異(意図的に)です。山田錦よりタンパク質が少なく、またそのタンパク質がアミノ酸に変わりにくい特徴があります」→誉富士誕生秘話

「そして、出来上がりはシャープな味わい。熟成していくと柔らかさがでますがダレにくいです。白隠正宗ではアイテムの半分以上に誉富士を使用しています!」と高嶋さん。
はばたけ!
静岡県初の酒造好適米、誉富士!!
* * * * *

さて、今回いちばん若いお客さま

こりんちゃん。千恵子さんのお嬢さんです。今回のキッチン重要お手伝い要員!なにせお飲みになられないので(小学6年生)いつまでもしっかりしています(笑)
生まれた時から知っていますが、時が立つのは早いもの。身長があんまり変わらなくなりました。嬉しいような寂しいような。

持っているのは赤峰勝人さんの大根です!立派!! 今回、料理写真は忙しくて撮らずじまい。(右)途中でお出ししたホタテ入りトマトのペンネ(隠し味に麦味噌入り)。

こりんちゃんアート↑ ピスタチオの殻で作ったカエルさん。やっぱり12歳だな〜。

●誉富士応援ブログ
9月5日は「第13回 静岡県地酒まつり in Tokyo」あり

「誉富士」全銘柄を味わう2

August 6, 2010

つづき「誉富士で醸造した純米酒を全銘柄飲む会」

スペシャルゲストで白隠正宗の高嶋一孝さんにきていただきました。誉富士のことを皆なに語ってもらいましょう。白隠正宗では製品の多く、すでに誉富士を使用。蔵の酒質にあっているそうです。

大きな保冷箱。高速バスに乗って手でもってきた?と驚く重さ(氷たっぷり)。でも、なんってことないという。
さすが 元柔道一直線! 高嶋さんが持つとなんでも小さく見えます(笑)
左の緑色の瓶は初めて試作したという”にごり”

さっそく試飲させてもらいました。おぉっ、ドライで、個性ある酸味が……。

アシェット婦人画報の野々山豊純&久美子ご夫妻来場。まずは白いもので乾杯。
そして、畑口勇人くん登場。

先日の勇人くん個展で購入したワイヤーアート設置も兼ねて。作家自ら!

↑個展風景blog この時はトノサマガエル、腕なく展示されていましたが

我が家には、腕がついたトノサマガエル。立派な太腕!というわけで記念に勇人くんと2ショット。トノサマカエルも入って3ショット!
そして

藤田千恵子さんご一家入場。「住む。」の伊藤宏子さんも。
「誉富士」あける前に瓶の前で記念撮影。飲んだもの記録ということで。

壮観です。……やっぱり高嶋さんはデカイ。
(狭い我が家なのでoverキャパシティ。立食状態ご勘弁)

そして出張先から駆けつけてくれた松崎晴雄先生!

千恵子さんと2ショット。

誉富士に合わせた!?おつまみ。待機中取り箸、小皿、ミニグラス。

ちょうど届いた境港の生マグロ。Bigです。境港商工会議所の皆様、堪能させていただきました。
その他は湯葉とか、きのこの煮たの。勇人くんお手製人参のぬか漬け。千恵子さんのご近所豆腐、宏子さんの夏野菜料理などなど。

高嶋さんは『田子丸のかつお塩辛』を手みやげに。静岡県賀茂郡西伊豆の(株)田子丸製という。以下HPより。
鰹の塩辛の作り方ですが塩辛とは魚介類の内臓、生殖腺などに食塩を加えて貯蔵し発酵熟成させたものが一般的です。田子地区では原料の鰹の内臓は春から夏の中ごろまでの油の少なからず、多からずの物(初鰹が美味いとされております)を原料として内臓の胃、幽門垂(みのわた)及び腸管を使用しております。
他の地方では卵巣,精巣、肝臓などを混合する場合もありますが、卵巣,精巣は熟成中に液化して製品が水っぽくなりやすく、肝臓は貯蔵中に油脂が酸化をして渋味を生じるので田子地区では使用しておりません。ヒ蔵と胆のうは混入すると苦味が生じ色も悪くなるので除去致しております。胃や腸を包丁で縦に切り開き内容物をこそぎ取り水洗いしたのち、流水で1時間位水さらしをし、よく水切りをしてから食塩と混合しながら容器に漬け込みます。用塩量は原料の30%ぐらいが標準で漬け込みますがこの塩梅は製造者の塩加減です。はじめの1週間は表面に分離した水分を毎日除いてから攪拌して食塩を約2ヶ月溶解(田子地区では塩を食わせる)させる。最近は塩味を薄くする為塩蔵品をアルコ−ルや酢で洗いこれに調味料を配合して約1週間熟成させて製品(酒盗)とするものもありますが、当社は2ヶ月溶解させた原料を1トン入りの木のタルで1年から2年熟成させ、夏を何回越(発酵させたか)したかで商品を区別しております。
こだわりの味。ひとくちに塩辛といってもさまざまです。わかりやすい説明をしっかりされていることに感心しました。

「ものすごく塩っからいですからね。ほんのひとなめずつにしてください」と高嶋さん。本当に塩からくて、ひとさじでご飯一杯OK!

このカツオの塩辛は加熱してもうまいのでは?と茹でたじゃがいも&玉ねぎの上にかけてグリルしてみました。太めの純米燗にあうあう!
それを撮影する勇人くん。「少し持ち上げたほうがいいでしょう」と野々山さんが箸ですくう。元エル・ア・ターブルの編集長ゆえに、料理撮影における適切なアドバイスが。職業病ですね。

そして松崎先生。先生はきいた酒、すべて細かく印象をメモとられます。もちろんこの時も。1種類ずつじっくり。
つづく

●誉富士応援ブログ

「誉富士」全銘柄を味わう1

August 4, 2010

ずら〜〜〜り並んだのは全部、酒米「誉富士」を使ったお酒です。静岡県育成酒米新品種!
誉富士とのご縁はこの時
そして行ってきました!

誉富士田植えblog6月5日

その時のご縁で、静岡県酒造組合のドン小澤さんから「全銘柄をぜひ味わってみてください! by各蔵元 presents」と、送られてきたのです。

ドカン!と2箱

うわ〜っ。すごい★こと★でございます。
水平飲みしなくちゃ!
静岡大好きの人に飲んでもらわなくては!
そう思っていたら某結婚式あり。

左)里見美香さん、やまよ、伊藤宏子さん。右)静岡3人衆!!
絶対飲んでもらわねば!と思っていたお3人、松崎先生、藤田千恵子さん、里見美香さんとお会いしたのです。

左)千恵子さん。右)シロクロな二人。以上、スナップアルバムでした。
「誉富士全銘柄飲む会企画」を話すと「ぜひとも参加☆」となりその場で7月7日が決定。

(おまけ)松崎先生と二次会でまた飲むの図。→松崎先生の家訪問blog
◎松崎先生のとっておき会のお知らせ
第88回日本酒市民講座を記念して「飲み比べ!88種の原料米」が8月8日(日)に開催されます。88種のお酒がある??ことにびっくり。まだ若干名余裕あるとか。時間16:30~20:00。会費8088円。申し込み先はkikisake@dream.comまで。
_____________________

白隠正宗の高嶋一孝さんにそのことをいうと「偶然、その日上京してます!」という。
きていただきました。スペシャルゲストで。誉富士のこと皆なに語ってもらいましょう。ぞんぶんに!

つづく

●誉富士応援ブログ

affで和歌山の老舗蔵・九重雑賀さんを取材

August 3, 2010

農林水産省の広報誌affの連載。2回目は和歌山県の老舗蔵・九重雑賀さんを取材。
日本酒から酒粕、そして吟醸酢と、酒と酢を醸す蔵元ならではの米展開があるのです。
詳しくはここをクリック!誌面まるごと紹介あり。

和歌山は柿の葉や笹で包んだ「葉っぱ寿司」、熊野灘のサンマや川魚を使った「魚寿司」などご当地寿司が名物です。
写真上は紀州有田の太刀魚を昆布〆し、大葉と山椒の実を添えた棒寿司。シルバー色に光輝き美しい! 淡白な太刀魚に爽やかな山の香りがなんとも風流。白昆布を重ねた上品な仕上がり。
可吉(こうき)の紀州たちうおの浜ずし。もちろん雑賀の酢を使っています。945円。TEL:0737-82-2444

そしてこの生姜の甘酢漬けは俊光さんのお母様、洋子さんのお手製。ピンクベージュ色したほんのり甘いお手製酢生姜です。お寿司やさんでこれくらいの生姜が出たら素晴らしいのにな…と。酢がいいと違いますね。ぜひ商品化してください!

和歌山北部、貴志川の郷土寿司は川魚がネタ。写真上は橋豊(はしとよ)のじゃこ寿司750円と鮎寿司950円。じゃこといってもちりめんじゃこでなく、川の小魚なのです。甘辛い出汁で煮含めた独特のお寿司。この地域の寿司飯はちょっと甘めです。TEL:0736-64-7181

九重雑賀の雑賀ファミリー! 左から。お酢を使った新商品を次々と開発する料理上手のヒラメキ名人俊光さんの母・洋子さん、そして温厚なお人柄の父・正雄さん。俊光さん、奥さんの桂さんです。俊光さんは元ジュニアライト級のプロボクサー。強靭な身体の秘訣は「お酢料理!」なのだとかっ☆

日本酒蔵でしぼられた酒粕を酢蔵へ移し1〜2年間熟成させます。
その後、湯をはった桶に入れて櫂入れ作業をし、酒粕がなめらかになったら、別の発酵中のもろみ桶から酢酸菌を採取して入れます。

酢酸菌は途絶える事なく永遠に続くわけです。そして、酢を守るのは藁を編んだ特製シート。

巻いたり、かけたり温度調整に欠かせない素材。原料も道具も昔から何ひとつ変わらない作業です。

洋子ママのお酢を使った料理。左はロシア漬け。ニンニクをきかせた野菜の甘酢漬けです。俊光さんは朝のトーストにのせるとか。

海藻やちりめんじゃこには「柚子寿司召し酢」を。柚子を皮ごとすりおろした寿司飯用の合わせ酢です。洋子ママご幼少を過ごした故郷田辺では “寿司飯には柚子を皮ごとすりおろした” ことを思い出して商品化。果汁ではなく皮を利用し、とろとろ〜のとろみ感あり。ご飯とのからみも抜群。

寿司飯用の合わせ酢ですが、マリネにも良し。ドレッシングに使っても良し。しめた鯵やオニオンスライスにもかけても楽しめるそうです。

いいお米からいいお酒、そしていい酢ができる。ひとつの田んぼでお酒から酢まで。素敵な流れがここ和歌山にありました。
『酸っぱい味に土地の知恵あり。米から酒、そして木桶仕込みの吟醸酢』
* * * * *
「海ぽん山ぽん」「柚子寿司召し酢」はガイアで販売中。
横浜・中華街の一石屋酒店さん「柚子寿司召し酢」blogで紹介。
●九重雑賀
http://www.kokonoesaika.co.jp/

落合酒造場のヨモギ焼酎

July 29, 2010

宮崎を代表する景色! 道の駅フェニックスから望む。広大な太平洋に身も心も洗われて……。
珍しく、久々の二日酔い (アル添のたたりか)。お昼ごはんとても入らずで、道の駅フェニックスの冷やし串パイナップルをひとくち食べる。
そして
亮子お姉さまと神亀酒造の小川原さんのおともをさせてもらって落合酒造場さんへ。単式蒸留器による常圧蒸留で、昔ながらのカメ仕込み。神亀の酒粕も使用。
落合一平さんにお話をうかがいました。

伝承カメ仕込み!
原材料がユニーク。紫芋を使った「赤紅」焼酎、そしてピーマンやかぼちゃなど意外な野菜で焼酎を仕込んでいます。
一番気になったのはヨモギを使った焼酎「てんほうらい」

乾燥状態のヨモギがなんと10%も入っているという。

香りをきかせてもらうと、ぽわ〜ん!めいっぱいヨモギ!!しかも10年貯蔵という。飲むと身体がきれいになる、温まる…と、健康指向の人たちにファン多し。内蔵を温めるボディマッサージのローションとしてもよさそうでした。

伝統的なつくりを守っている落合酒造場さん。どこもかしこも清潔!

右)ご先祖さまから受け継いだカメ! 左)仕込み具合をのぞく亀専務。

カメを使わない時は、カメの内側に木灰の汁を塗ってカバー。アルカリの作用でカビがこず、衛生を保つといいます。賢い!ご先祖さまの知恵。(右)製品チェック。

ややゆがんだカメさん。いつ頃、どこで作られたものかわからないそうです。

芋洗いマシーン。どこも本当にピカピカ。

落合酒造場さんの焼酎ずらり。こんなに種類があるのです!
代表銘柄は「赤江」「竃猫」「蒼い永劫」「加江田」「姫豊玉」「鏡洲」「山吹の里 濁」「和一緒」「雲雀」「赤江灘」「風の梟」「ぴめんと」などなど。
日本人の知恵「木灰」、そして焼酎原料の可能性を知りました。
●落合酒造場 → 紹介記事その1
紹介記事その2

宮崎「大吟醸を楽しむ会」番外編

July 28, 2010

会終了後、蔵元さんたちの打ち上げ懇親会、潜入レポート。(上)竹村龍馬全身像。

移動のエスカレーターもこのポーズ!

おつかれさまでした〜の蔵元&スタッフ皆様。

宮崎大吟醸に乾杯!
ここでも竹村龍馬はやんちゃぶり発揮(ホントにこの方、オモシロすぎ。司会をさせたら玄人はだしだし)

竹村龍馬による、秋田県天寿酒造・大井建史さんのバックアップヘア!されるがままの大井さん(笑)

「あら〜」の図のるみこさんと、白扇酒造の加藤孝明さん。

ずらーり並んだ各蔵大吟醸。いろいろたっぷり。「はわゆ〜」も待機。

上品に飲む開運の土井さんと獺祭の櫻井ご夫妻。

大〜きな背中の御前酒・辻さん。長野県桝一酒造場の市村さん。

桝田隆一郎さんとるみこさんの身長差をパチリ!

なすがまま、されるがままの桝田さん。泣く子とるみこさん(年上)には勝てません〜。

すると、それを見ていた竹村龍馬が近づいて…。されるがままの桝田さん。

オモシロすぎる楽しいひとたち。

ちゃんとした竹村龍馬と大学の先輩である村田会長、市村さん。
翌朝

新聞に「大吟醸を楽しむ会」の模様が掲載。あ、亮子お姉さま…。

ミヤカンの朝食会場にて。日本最古の蔵、郷の誉醸造元、須藤本家の須藤悦康さんに会う。いつどこで会ってもスーツでキリリ、髪の毛バックアップのきちんとスタイル。ここ宮崎でもそれは朝から。

朝お会いすることは皆無ながら、やっぱり一糸乱れぬヘアスタイル!シャンプーあとのナチュラル頭を誰も見た人はいないという。シャンプー中もこの感じかもしれない(な、わけない)。爽やか笑顔で去って行くの図。
さすが五十五代目!
郷乃誉のお酒はきれいな酒質が特徴。お米にこだわり、収穫後5か月以内の新米のみ使用。醸造するのは純米吟醸、純米大吟醸だけ。醸造用アルコールを添加したお酒は一切なし!!

大学生の頃、リュックに酒瓶つめて酒販店営業をしていたという須藤さん。涼しいスマートな笑顔から想像できない過去あり。「重たい瓶の持ち過ぎで」と笑うその指は超極太!お公家顔した肉体派なのでありました。

宮崎「大吟醸を楽しむ会」5

July 27, 2010

宮崎「大吟醸を楽しむ会」つづき。山口県は獺祭旭酒造の櫻井社長ご夫妻です。昔は「山口の山奥の小さな酒蔵」がキャッチフレーズでしたが、小さく…なくなっちゃいました(笑)。目指すところがシンプル。飲み手にわかりやすいラインナップがその答えだったと思います。
櫻井さんはお会いするとなるほど!と膝を打つ言葉多し。飲む器の提案しかり、丸の内musmusでのことなどアレコレ。

奈良県・百楽門の葛城酒造、久保伊作社長です。大吟醸を楽しむ会のHPによると「酒造りのモットーはコツコツまじめに地道に本物の酒を醸すこと。人生の信条は、人はパンのみに生きるあらず…」詳しくはコチラ

山田錦を使った濁酒(だくしゅ)もあり。表記は「その他の醸造酒」となります。

岐阜の白扇酒造さんのブース。社長の加藤孝明さんはおらず…。ルビがないと読めない大吟醸。
『花美蔵 馥(ふく)』だけがブースに。
2009July蔵訪問記

日本最南端の酒蔵、雲海酒造さんの綾錦「登喜一」。焼酎がダントツ有名ですが、ビール、ワインもあって、じつは日本酒もある!?そうです。

宮崎県でただひとつの日本酒という。(右)吉田牧場のチーズを発見。

富山県は満寿泉・桝田酒造店の桝田隆一郎社長!きれいな酒質の爽やかフレーバー。日本酒初めてさんにもOKの銘柄です。桝田さんは話がオモシロイ! 加えてワインもめちゃ詳しい☆。背も高い!(関係ないってか)

富山といったら魚の宝庫。持参されたご当地肴は立派な鯛のグリル!……の祭りのあと(笑)しかしこのあと、もったいない〜。炊き込みご飯にしたらいいような。家が近くだったらいただいて帰りましたのに。

満寿泉大吟生酒「初々しい華やかさ」ですと。

最後に近づきました。ようやく岡山・御前酒の辻均一郎さんとこへたどり着きました。純米大吟醸「鳳凰」。娘の辻麻衣子さんが杜氏となって醸しています。2009年は智子夫人が参加。

洋服にお着替えの「日本の酒と食の文化を守る会」村田会長、三遊亭鳳楽師匠の一番若いお弟子さん、私の出身地・境港の蔵元千代むすび酒造の岡空晴夫さん(2009年は京子夫人が参加)。今宵は男前ならぬ男山だった藤倉さん〜。ふたりとも目が寝てしまった。

出入口いちばん端に刈穂と出羽鶴醸造元、秋田清酒株式会社社長の伊藤辰郎さん。『秋田の酒を楽しむ会』でもお世話になりました。

刈穂大吟醸。限定販売品!

いつもおしゃれな西山酒造場の西山裕三会長からお水をいただく。

花柄ネクタイはリバティプリントを使ったイタリア製。
最後の最後にまだブースを片付けていなかった司牡丹さんへ。竹村昭彦社長とは誕生日が同じ。年は1つ違い。暑い夏生まれ!でやんす。

今年の竹村さんは、どこへでもこの坂本龍馬スタイル! お酒は「黒金屋」。

「今頃、くるとは…」とお叱りをうけながら…やっぱり、今頃やってきた三遊亭鳳楽師匠と。

刀を借りて、あ〜れ〜の図。

竹村さん、早くピントを合わせてください…。

というわけで、楽しさ一杯の「大吟醸を楽しむ会」でした。結局、蔵元は半分も制覇できず。アルコール入りの日本酒を久しぶりに味わった夜でもありました。
竹村龍馬のblog

宮崎「大吟醸を楽しむ会」4

July 25, 2010

蔵元さんのブースを紹介。まず静岡県・土井酒造場の土井清幌さんをたずね、名杜氏・故波瀬正吉さんの遺作の大吟醸をいただきました。
The 開運!というべき綺麗系。日本酒なのに極上のメロンを思わせるような繊細な甘みとフルーティな味わい。磨き抜かれた大吟醸の感あり。波瀬杜氏に思いをはせる。

ご当地つまみはたたみいわし、桜えび、わさび漬、黒はんぺんという静岡名物ずらり。

お隣は月の桂を醸造する増田徳兵衛商店の増田TOKUBEEさん。1675年創業。こちらの大吟は「How are you」把和游=はわゆうという純米大吟醸滴酒 斗瓶囲い。名前がなんとも特徴的。兵庫の山田錦35%精米。

京都といったらちりめん山椒! 青山椒のバランスが見事な一品。最近はお酒の会にはこれを持参と決めているそうです。

能登の漆器作家、坂水幸雄先生です。

宮崎でもMy漆器を持参。金箔名前入り!誰のものかすぐわかる。

増田さんといったらスパークリング。今宵はこちらが登場!その名「龍馬に恋して」という純米にごり酒。龍馬ブームの前からある商品だそうです。
これは漆器では飲みにくかろう…と思ったらパコパコ容器(使い捨ての)が用意されていました。だすな。

「真澄」で有名な宮坂醸造、宮坂直孝さん。7号酵母発祥蔵です。こちらは「純米大吟醸七号」7号+山廃+美山錦。長野県にこだわります。

そして右のラベルは「夢殿」
*この翌日、蔵に車がつっこむという災難あり。宮坂さん大変でした。奥さま、宮坂公美さんのブログ。

新潟県から鶴齢さん登場。今年初参加。左が青木社長のママです。

澤乃井さんは父と娘で参加。いいですね〜。
と、この時点で終わりを告げるアナウンスが……。
37蔵を制覇するのは至難の技なのでした。
つづく

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