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日本酒

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週末、静岡へ

June 6, 2011

6月4日「誉富士」酒米研究会の田植えに参加。しっかりレポートは後日。まずはiphone4撮影した『携帯百景』の画像をまとめて紹介。2010の誉富士田植え、昨年は手植えと機械植えのダブルでしたが、今年は手植えオンリー。

紐定規登場。梅原組長…とつい呼んでしまいますが、ホントは会長。

オモシロすぎ。

グングン酒質向上。誉富士、お米になるのが楽しみです! お昼ご飯はJA大井川内でとれた「あいちのかおり」で炊いたおむすびをいただきました。お酒はナシです(笑)
田植え終了後、沼津へ。

REFSさん。小松浩二さんというなんとも頼もしい若者に会いました!
リアル店舗はミニマムですが

生産者を応援する取組みづくりが素晴らしい!

漁師と農家のトマトソース

Re LIFE

すごい干物をつくるオトコにも会いました!マルハチ金龍丸水産の浜道本臣さん。”なぜ、沼津で干物を作るのか”が明快で頼もしい。手に持っているのは自慢の太刀魚と金目鯛。夜干しで、機械は使いません。冬に作る3日間熟成干しに自信ありという。
そして、以前から訪問したかった酒販店・まるしげ芹澤さんへ。

一見すると普通の酒屋さんですが、じつはどっこい古酒のコレクションがもの凄いのです。当たり前のように(頼めば)古〜いお酒がじゃんじゃか出てきます。それも良心的価格。東京から買いにいく人がいるのも、わけがわかりました。蔵にナイ酒がアル。芹澤さんご夫妻のほのぼの優しいお人柄もおすすめ。
ですが、品揃えが偏っているかというと、そんなことはまったくなく、獺祭や郷の誉、書ききれないくらい種類が豊富。ベアードビールにイチローズモルト、リキュールもあり。その中に、とんでもない神亀や杉錦他多数。マニア垂涎ですが、いろんな人に対応しています(笑)

1997年の神亀ひこ孫純米吟醸だって当たり前。

秋田清酒さんの古酒は平成4年仕込みだから。
浮島産誉富士使用の 特純(60%.NEW-5)「浮島」と、滋系56号 96BYの2(←?)有機栽培米100%純米吟醸杉錦を購入。
●2010杉錦さん蔵訪問
そしてその芹澤さんからお酒を購入しているという「いっぽ」さんへ。

まともな日本酒が1600円で飲み放題!
しかも、2〜16年の古酒!さえも飲み放題のアイテムに惜しげなく加えてしまうこの店はいったい…。
「冷酒もいいけど、燗酒一番」

アイテムが書ききれません〜。
常温でヘコタレナイお酒が一升瓶、四合瓶でずらずらずら。こんな店、見た事ありませんっ。

名物「肉なしキャベツのホイコーロー」八丁味噌はまともな日本酒にあう!を実感。いっぽ店主は中華料理出身。人柄最高、オモロすぎ。リクエストにも応じてくれます。日本酒を選んで飲んでもらいたくて、この飲み放題を始めたそうです。普段、焼酎飲んでいる人も、飲み放題にしたら飲んでくれたのがきっかけという。
「日本酒飲んでもらえたら嬉しいんですよ!」と、いっぽ店主。
飲み放題といってもまともな日本酒しかないのが嬉しい。
スーパースパイシーな麻婆豆腐は最後の〆にどうぞ。痺れた口を癒す古酒もお待ちしています。
沼津東急ホテルに泊まり、翌朝、ホテル1階に開店したばかりのMAZERUさんへ。セレクトショップを併設したとってもセンスよいおしゃれなカフェ。いろいろなフード+モノ+人+ことがMAZERUという意味のようです。

ケンブリッジの森デザイン事務所
お花のセンスも抜群!お花はMIDORIYAチーフの岩崎有加さんでお料理はOPERAさん、cakeはirodoriさん。ほか多数が混ざる、混ぜる。
沼津魚市場も見学

午後はガランとしてます。すっきりきれいで清潔感あり。最新施設で、2階から競りの風景が見学可。

境港から!わ〜。長旅だったね。
そしてクレマチスの丘へ

ピッツェリア&トラットリア CIAO CIAO
この他に、良心的な魚屋さん(生鮮以外のおかずや干物が楽しい)で買物し、白隠正宗さんで水を汲ませていただいて、帰路へ。帰る前に、もう一軒。Mr.タタミイワシくんこと酒の矢田を訪問。

やってみようと思ったこともなかった漬け込み。いや〜、驚きました。鰹節は香りがいいし、にごり酒を使った梅酒もおいしい!ただし、この瓶がすっぽり収まる冷蔵庫はうちにはナイ。あっ、こちらは提案見本で売り物ではありません。

濃いこといっぱい!魅力満載の沼津でした。矢田さん切手も販売。「国土緑化・国際森林年」切手と甘夏と玉泉白瀧の本味醂と臥龍梅のにごりを購入。マヴィのワインもあり。キャンドルと婦人服もありました。
○誉富士応援ブログ
○静岡県酒造組合

○2010静岡県東部新酒お披露目会

春の宵・リーガロイヤル東京日本酒の会3

June 3, 2011

福岡県・杜の蔵 独楽蔵さん! お燗酒向きのお酒ずらり。会場でもしっかり燗つけてました。

そこにたむろるnomyくんと仲間。

隣の席はニシノセキが合い言葉の大分県・ 萱島酒造西の関さん。

七田のケンスキー社長。ここの甑倒しは体力勝負!

なぜ、最後の最後にこんな荒行を…(ケン社長、写真借りたよ〜)

七田には若いファンもいっぱい。いいね!
そして

宮城県の浦霞さん。0311大変でした。蔵の様子を写真で展示。

流されたり、人的被害がなかったことは幸いでした。しかし、片付けに気が遠くなりそうです。
「復興へ 頑張ろう!みやぎ-浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクト

宮城県の綿屋さんはお休みでした。元気な笑顔にまた会いたいです! 2008年の会
そして福島県の天明さん!

↑特別出演=酒蔵犬のりりーです→「これがらも いっぺ がんばっからねクラッカー」blog
さて、三重県の伊賀からは森喜酒造、るみこさんのダンナ=るみダン・もんどさんです。

るみこに英(はなぶさ)を。14.5度のるみこってすこぶるチャーミングですよ。お試しください。

秋鹿の奥さんです!ラベルの字はすべてご本人。達筆です。誠実でおいしそうに感じますね。じっさい、そうです。

秋鹿ときたら、つづいて奈良県の春鹿、今西さんです。蔵shopではオリジナルグラスできき酒ありという。

京都からは月の桂のトクビーさん! こちらのおじゃこ、以前にもいただいのがですが、上品でおいしいミヤビな味。

月の桂さんは泡道にかけては古いです。泡具合はいつも安定しています。
お近くは神奈川県から

いづみ橋酒造の橋場さんです。
日本酒義援金プロジェクト 始動中!
神奈川のもうひと蔵のやんちゃ蔵元

露木さんです。
じつはこの時点で会は終了し、♪蛍の光が流れる中、最後の最後までブースに残っていた露木さんとこにお邪魔。

今宵のラインナップ!

お米違いで各種あり。しかし阿波山田錦を使ったお酒はさすがのおいしさです。

今宵、おいしい日本酒を大好きな人と楽しく一緒に過ごせた事に感謝!
_________________________

今日の出会いは明日はまったくわからない。だからこそ、この一瞬が大事だと思うのです。
幸せな時間、充実した時間を一瞬ずつ、丁寧につないでいく。
そう思ったら一瞬たりとてツマラナイ考えや、ムダな争いをすることなんて、もったいなくてできないはず。怒りの感情は自分が損する時間をつくること。
元気に楽しく会えてよかった!

日本のあちこちで栽培されるお米。そのお米で丁寧に醸される日本酒。今まで、当たり前のように存在した日本酒ですが、良き米があり、清らかな水があり、環境が整った蔵があり、技術を継承した人がいて、初めて完成。
当たり前のように思っても、ある日突然、一瞬で消え行くこともある。それがわかった今は、一滴のお酒にありがとうの気持ち&感謝でいっぱい(で一杯!)。
健全な土地がなくては、一滴のお酒でさえできないのですからね。田んぼから始まる日本のお酒。未来永劫つづきますように!

さて、最後の最後にいただいたのは、各蔵の仕込み水。露木さんと一緒にきき水しました。水の味はわからない…と思ったら、こうして飲み比べると、そりゃ〜も〜大いに異なりました! なめらかでするすると「あ〜おいしい!」と思うものや、「これって水道水!??」というものまで。お酒は水があってこそといいますが、いや、ホントにまさにであります。水を汚さないようにしないといけません。結局は自分にかえってくるってことです。

春の宵・リーガロイヤル東京日本酒の会2

June 2, 2011

昨日の続き。お酒と何をあわせるのかで、そのお酒が何倍にもおいしく楽しく味わえます。懐の広い日本酒はどんなつまみもドンとこい!ワインほどピンポイントであわせる必要はないものの、その酒質にあったドンピシャ素材はあるものです。

純米大吟醸のみを醸す山口県・獺祭さんのブース。精米歩合がわかる磨いた米を展示。

なにやら忙しそうなっ

持ち寄りの一品は「河豚」。保管は発泡スチロール箱。そのつどぽん酢をかけて、手をふいてお酒を注いで…の繰り返しで、オオイソガシの木下さん。

しかし、河豚とは太っ腹!

香川県・悦凱陣の丸尾さん。先日の凱陣3杜氏飲み比べはすごかったです。

ブースの前にはなにやらタッパーに入ったお手製品が。甘酢生姜?

3つのお酒に3つの素材。

オオセト↑↓

そして ↓ 赤磐雄町

↓ 山田錦

この3つの酒米に合わせて、試してほしいという3つの素材が用意されていたのです。
オオセトは生姜の甘酢漬け

雄町はご当地の郷土料理「醤油豆」。空豆を煎って甘い醤油だれで漬け込んだもの。黒糖のようなコクあり。

そして山田錦には上質の和三盆!

これらの甘み、スパイシーさがまさにドンピシャリとあって驚きました。
お酒の秘めた味がそこにあるようです。味を同調させて強調へ。素材を引き出す力炸裂。なるほどねえ〜!と勉強になりましたとさ。
つづく

春の宵・リーガロイヤル東京日本酒の会1

June 1, 2011

3月30日水曜日。リーガロイヤルホテル東京で恒例の「春の宵 美酒でいっぱい」が開催されました。

0311直後の会で、自粛、延期のムードも高い時で開催が危ぶまれましたが、決行。皆さんの元気な笑顔に会って嬉しかったです!

リーガロイヤルホテル東京の仮谷さんと同い年の中川さん。テーブルのお料理。

奥播磨の下村さん父息子。「純米酒が日本の田んぼを救う!?」のぼりも登場。事前に下村さんから電話があり「純米酒BOOKから引用させてもらっていいですか?」と。モチのロンロンです。みんなで飲みましょ。守りましょ。日本の田んぼと純米酒!(右)各蔵元、自慢の一品を持参。
机に敷いた敷物を帰りに見せてもらいました。

使い込んだ酒袋をパッチワーク! ビッグです。大きなテーブル、カモン!
そして、神亀酒造さん

まずは、活性にごりの上澄みをグラスに注ぐ小川原専務です。

活性にごりは透明の上の部分と下の濃い部分と、二層にわけて楽しむのが小川原流。

藤田千恵子さん。
この会は、相当素晴らしい蔵元が参加してよいのですが、蔵数が多くて、全部まわりきれないのが難。
そうこうするうち、ステージでは蔵元の紹介と抽選がスタート。七田のケンスキー社長登壇!

「六代目蔵元ケンスキーの日記」に、この日の会の様子が紹介されています↓
春の宵 リーガロイヤル東京での日本酒イベント
そして、鳥取県は諏訪泉さん

最近、とみに実力派。どれを飲んでもお燗向きの完全発酵型。しっかり辛口酒揃い。お燗にあわせて干しイカちゃん。

ひととおりきいてみました!はずれナシ

(左)するめの麹漬け。(右)東田さんと。
お隣は岡山県の御前酒 辻本店

七代目!ご夫妻。9nineが好調。↑大塚屋の京子さんです。お店では昔から炭屋弥兵衛の取扱いがあります。大塚屋さんは中国地方のお酒に強く、しかもどれもお燗向きの純米酒中心という頼もしいラインナップ。中央線沿線でうまいお燗酒を出す飲食店があれば、ほぼ大塚屋さんの息がかかっております。はい。
初めていただくお蔵さんで、広島の盛川酒造さん

白鴻さんです。古酒もいろいろ!ありました。

おつまみは牡蠣のオリーブオイル漬け。広島じゃけん。

こちらの白鴻の古酒に、これがピッタリ!

純米軟水仕込み。お米の%は手書き。広島らしく八反と八反錦。

ちょっと失礼して牡蠣オイル漬けの断面。なんとも身がもっちり!
そしてH15BYも!

よく読むと「メチャ熱いくらいの熱燗」ですと!盛川元晴さんオチャメかも。
つづく

というわけで『あきたよる金』

May 26, 2011

『あきたよる金』は、まるごと秋田の日本酒特集!しかも、酒の紹介だけでなく、地域が大事にしてきた伝統食と合わせての紹介。日本各地で、こういう番組があるといいなあと思います。

3カ所の発酵現場取材を終えた数日後。本番のため再び秋田へ。『あきたよる金』は生放送。しかもNHK秋田始まって以来の”双方向クイズ”にトライということで盛りだくさん。リハーサル風景。

秋田のお酒が一同にスタジオ入り。そしてお酒のつまみも待機中! もちろん訪問した秋田三大発酵食品が出番待ち。

伝えたいことが、限りある時間内にできるかどうか。
そして、どんな服で出演するか。素人がおしゃれしても面白くないしなあと。なにかお酒の宣伝につながればいいと考えて、用意したのは!
秋田県酒造協同組合の前掛け!

酒造組合の前掛け着用でスタジオ入りします!と、ディレクターの上原さんにこの姿を見せたら、ぶーっっっっと吹き出して笑ってくれました! が、「上司に、確認しますね」と。
結局、却下となりました。なんでやねんっ。
ゲストのルー大柴さん(生はたまらん面白さ)、林マヤさん(ワインを飲み込んでおられコメント的確。今は農業に励む日々だとか)、そしてめんこい民謡歌手の藤原美幸さんも加わってそれはにぎやかで楽しい番組となりました。
前掛けはアキモト酒店さんで販売中→このblogに

●後日談
翌日、市民市場でいつもの猿顔でウキキと買物していたら「あら!あなた!昨日の」と何人もの人に声かけられました。嬉しかったのは「わたしね、日本酒はよ〜く知っていたけど、種類があるなんて今までしらねかったのよ。勉強なったわ〜!」と言われた事。天洋酒店の浅野さんによると、番組で紹介した活性にごり、白瀑さんの「ど」。注文がいっぱいあったそうです。
日本酒の種類は、”ひとつじゃない” ことがわかってもらえてよかったです。
終わったあとは、「おもろ」へ一直線!

雪がしんしんと積もる夜。ゲストが大絶賛したNEXT5のお酒。500mlボトル。その右の豹柄は阿櫻さんの「ひい坊」。仕掛けが多いよ秋田のお酒。

そのNEXT5のうち市内派の二人と。NEXT5は東京でこんなイベントをやらかすそうです。
その名の通り、雪のごとくスーッとキレある清潔な味の「ゆきの美人」、蔵元の小林さんは同い年だった!

メカブ!そして、大好きなセリの根のおひたし!
ひと仕事したあとのお酒は最高に美味しいのでありました。

_________________

●秋田の酒を楽しむ会at東京日比谷

秋田三大発酵食で酒の肴

May 24, 2011

というわけで、発酵食品の生産者さんを3カ所訪問したのでした

それがいかに秋田の日本酒にあうか、番組でお伝えしたのです。

いぶりがっこの高橋朝子さんのいぶりがっこ。もちろんそのままでもおいしいですが、上等のオリーブオイルをたら〜りかけると、不思議と卵黄のようなコクが。そこに、ベジタリアンのキャビア、ぷちぷちの食感が楽しい”とんぶり”をパラリ。粗挽きの黒こしょうパラパラリで辛みもプラス!するとベリーお酒向きの一品に。

『いぶりがっこのカルパッチョ風』
材料
いぶりがっこ 適宜
エキストラ・バージン・オリーブオイル
トッピング=とんぶり、黒こしょう

作り方
いぶりがっこを薄くスライスする。皿に並べ、EXVオイルをかけ、トッピングをふる。

それから

桧山納豆!

白神大豆を丁寧に蒸したコクある味。十四代目に教わった秘伝タテマゼで、ふんわり上下混ぜ混ぜ。おすすめは「塩」
コシあります。

温かい玄米ごはんにかけると最高です!
もちろんお酒のつまみにもグーッ!
諸井醸造所のしょっつるを醤油の代わりに入れると深みがゴツンと出てよかったです。それをオムレツにするとよりおおつまみ向き! 火を通しすぎない半熟でどうぞ。ネギもたっぷりがいい感じ!

しょっつる納豆のオムレツ↑
しょっつる+納豆に、いぶりがっこを合体させると最強でした!
『しょっつる納豆いぶりがっこ』
材料

納豆90g

しょっつる 小さじ1

いぶりがっこ 2cmくらい(細かく刻む)

細ネギ 1本(細かく刻む)

作り方

納豆を混ぜ、粘りがでたら、いぶりがっこ、しょっつる、ネギを加えてよく混ぜる。まずは、そのままで! そこからアレンジも楽しいです。
例えば

●アレンジその1 卵1個加えて混ぜ、そのまま食べる。

その1の2 フライパンで焼いてオムレツにする。 炒り卵風にしてもよい。

●アレンジその2  油揚げに入れて焼き、稲荷風に。

●アレンジその3  厚揚げか水切りした木綿豆腐にのせて焼いて田楽風に。

「混ぜる時は、タテマゼでぜひ!」

そして!

『いぶりがっこと大根の親子サラダ』
いぶりがっこ、大根、しょっつる、ごま油……適宜
いぶりがっこと大根をせん切りにする。しょっつるとごま油を1:1で混ぜ合わせたドレッシングであえる。好みでカイワレ大根をのせる。
発酵食品は実に柔軟で奥が深いです!
飲みたくなってきました〜

DEEPな居酒屋さん

May 19, 2011

いぶりがっこ取材の夜、ホテルのロビーでひとり宅急便伝票を書いていたら「山本さん?」と声がかかる。顔を上げるとまんさくの花の佐藤社長。お互い「どうしてここに?」。佐藤社長はこれからお友達と会うという。「一緒にどう?」。こちらチームは新政の佐藤祐輔さんに加藤はなゑ嬢、そんな不思議なグループで居酒屋さん集合。

珍味ひと揃い。そしてご学友のお友達と佐藤社長。

新政の佐藤専務。
*7月3日に東京で東北のお酒を集めた意義ある会をNEXT5で開催とのこと。詳しくは ブログ蔵元駄文を(こまめに)チェック!

お魚自慢の店という。イカいっぱい。そしてダダミだ。

↑この目玉はいったいなんだったのか。(右)佐藤さん。

(左)佐藤さん。なんでも祐輔さんのお父上と日の丸の佐藤さんは同い年だそうです。しかし、佐藤姓が多いです。「だから、佐藤、高橋、馬の●●と言われたもんです」by日の丸佐藤さん。(右)お店には大型冷蔵庫があり日本酒がいろいろ揃っているのですが、これぞという秋田のお酒がなかったのがちょいと残念だす。
駅に向かう道すがら、こんな店も。いかにも秋田!という感じ

ナマハゲさんがケンタッキーのオジさんのようにスタンディング。暖簾は「天の戸」。直営店ではありません。

その帰りの道すがらディープ秋田地酒の話になり、佐藤社長が「はなゑちゃん、しののめって知ってる?」
は「知らねっす」
や「なんですか? しののめって」
さ「じゃ、見てみる?(笑)ちょっとだけ」

ガラリ。秋田駅前とは思えないこの空間だけ超ディープな風がひゅるる。営業中ですか。映画のセットみたいです。

こんばんは〜。なにやら荷物ぎっしり。お住まいですか?状態。カウンターの端にはナゾの緑の布が。すべりどめ? さてはて。猫ちゃんもニャー。

いろんなものが貼ってあります。

ほがらか日本酒LOVEなご主人さん。「いらっしゃい」。
昔からお客さんを連れて酒蔵巡りをされているそうです。

お宅に突然お邪魔したよな雰囲気。これも秋田、それも秋田。こうして秋田の夜はふけていく。
今、発見。ご主人はロン毛だった!

日本酒バー 酔香さん

May 16, 2011

ずっと前の2月25日の話。憧れの人生をおくる菅原さんのお店「酔香」さんに! 堀越典子さんに「行きたいんですよ〜」「行きましょう!」と予約をとってもらいました。カウンター席8席の小さな店なので席は争奪戦であります。「酔香、いきたい〜」という人はホントに多いのですが、大人数ではいけない、いかないほうがいい店なのです。
店主の菅原さんと初めてお会いしたときは前職の「飲食店経営雑誌の編集長」時代。←この肩書きだっただけに店を始めるにあたってプレッシャーも相当あったとブログにあり。そうでしょうねえ。そんな酔香さん、5月21日で開店1周年!おめでとうございます。

ほぼ全員がまず頼むというお得なセットメニュー 酒肴3品+飲み物1点(2000円)です。米の酒にふさわしい素材ばかり。

典子さんと日本酒で乾杯の図。もちろん乾杯以後もずっと日本酒。

絶品!いぶりがっこ入りポテトサラダ。秋田が誇るスーパー漬物、スモークたくあんこと「いぶりがっこ」が入った大人のポテトサラダ。香ばしいいぶり風味とパリポリした食感がポテトサラダによくあいます。

お酒は定番のほかに、旬のおすすめもあり。この時は、発売したばかりの白瀑さんの飲み比べセットが。水と米が同じで酵母だけが違う、6号、7号酵母違いの飲み比べです。

緑と茶瓶。ボトルに首かけぶらり。

おつまみ食べて、じっくり飲んで

押上の古民家を改造した店舗は、ゆっくりなんとも落ち着いた時間が流れます。(左)酒粕おでん

お父上の晩酌酒だったという高清水。お酒界のスタンダードもいっぱいです。そしてお燗酒をよぶ珍味も。

出張中だった松崎晴雄先生も遅れて到着。
↓いただいたお酒記録。普段飲まないお酒をいろいろ試しました。

初雪盃

亀吉

ゆづりはの滴

牡蠣のスモークも

舞美人

雄東正宗

山陰は鷹勇に香住鶴。お酒がだんだん太くなってきました。

まったり

壁面にずらりと並んだ日本酒ボトル。いろいろありますわ。

結局、閉店まで(笑)。菅原さん&奥さんお世話になりました!そして最後に記念撮影パチリ。
近所にあったらどんなに幸せか〜という日本酒バー 酔香さんです。ブログもチェック

5月21日は開店1周年。イベントも楽しそうです!(出張なのが残念す)

musmus→世田谷BAL

May 11, 2011

3月25日金曜日。国立演芸場で三遊亭鳳楽師匠の独演会あり。地震から2週間目。他の会がのきなみ中止となる中、「こんな時だからこそ」と開催を。こんなときのマクラって? 興味津々で久々の都心、半蔵門まで。
(上右)休憩時間。おせんべいをほおばる佐藤としひろさんと、玉田泉さん。泉さんが持っているのはいずみ橋の純米カップ酒(いずみ橋の橋場さんブログ→日本酒義援金プロジェクト進行中!)
半年前から、国立演芸場の日本酒が純米に替わりました! これが意外においしくて嬉しいかぎり。売店の方も「これはおいしくてね、評判いいんですよ」とニッコリ。「おいしい」と薦められる純米酒バンザイ!
古典落語はいいですね。落ち着きますね。余韻がいいですね。日本酒がぴったりですね。というわけで落語終了後、musmusへ。

鳳楽師匠大ファンの白隠正宗・高嶋一孝さんも参加。高嶋さん、1人で見ると大きさはよくわかりませんが、細身の堀しょうこさんが隣にいるとかなりビッグ!

musmus日本酒担当のナカジさんに本日のお薦めをいただく。るみこの活性にごり、そして獺祭。

皮つきごぼうをダイナミックにカットし、菜種油で揚げた天ぷら。そして同様の人参。お塩で。

秋田の阿櫻、岐阜の初緑。こうして夜はふけていく。→丸の内ハウスでは今、『岐阜九蔵』開催中。

(左)阿櫻といったら、いぶりがっこでしょう。(右)いつも笑顔のコンちゃんです。お会計お願いします。
高嶋さんは弟さんの車で東京にきたという。弟さんはお仕事だったという。世田谷方面は送ってくれるという。

運転席には感じのいい高嶋オトウトが!見かけからして兄とは、異なります。

そして、高嶋兄が「一度行ってみたかったんです!」という世田谷BALへ寄ってみることに。(右)店の前。やってるやってる。

(左)高嶋オトウトさん、そして畑口勇人さん。(右)高嶋アニキとやまよ。
ちょっと似てるけど、違いますわ!高嶋兄弟。オトウトさんは雰囲気も優しくて、気持ちのいい青年です。雰囲気も優しくて、気持ちのいい青年というのはアニキもそうですが(笑)でも、やんちゃ度が違う!? オトウトさんは昔、モデルをしていたこともあるそうです。なるほど〜。

世田谷BALはこの夜も大人気。小さな店はワイワイにぎやか。どんな時でも、いつも混んでる4坪の奇跡バル!インテリアと値段は居酒屋並、でもサービスはレストラン級。料理の作り置きナシ。グラスはピカピカ。詳しくは↓
世田谷BAL*2009年5月のブログ

マッシュルームのサラダを注文。

ドリンク一杯500円。

いつ撮ってもナイスなオトウトさん。

到着、マッシュルームサラダ。

ジュースを飲む勇人さんとオトウトさん。オトウトさん身長もお高い。そこは兄弟そっくり!

滑川のホタルイカ2定置網は藁の網

April 29, 2011

地震後は出張もキャンセル続き、また、出かける気にもならずでひきこもっていましたが、4月7日は地震前から決まっていた滑川市のホタルイカ漁見学でGO☆GO富山県。久しぶりの飛行機、立山連峰はワイドだな〜。
知ってるようで知らない、ホタルイカのことを勉強しに行きました。

富山はどこからでも立山連峰が背景に見えます。駅からもよく見えました。そして今回は大谷洋子さん=通称、ゴッド大谷と珍道中のホタルイカ滑川巡り。富山駅で待ち合わせ、JRに乗ってゴトゴトと滑川駅へ。はじめて降り立つ滑川駅前の前で「ようこそ滑川へ〜!」とゴッド。

市役所へ表敬訪問。クラシックな滑川市長室です。

滑川市長の上田昌孝さん。食育に力を注いでいます。(右)滑川のキャラクター☆キラリン。もちろんボディはホタルイカですわ。着ぐるみも完成!
そして、夜、上田市長と久保副市長&ゴッドと名物ホタルイカをいただくことに(市長は途中で次の仕事へ)。会食会場は、市内(唯一)のホテル、サンルート滑川レストラン「有磯」。

今回、滑川訪問の目的はホタルイカともうひとつ。「恵田(エデン)」を醸す千代鶴酒造さんを見たい事でした。滑川唯一の酒蔵の千代鶴さん。写真の恵田は、滑川市内で栽培した雄山錦を使った純米酒です。じつは去年の11月3日に初めて出会い、そのおだやかな味わいに感心したのでした。しかもご本人の雰囲気がそっくりそのまま!(お酒とそのご本人はよく似ていると思うことがあります)。そしてHPもお人柄、センスそのまま出ています→千代鶴酒造
ただし本当の少量生産
なんと、90石!
この「恵田」もとっくに売り切れで蔵に在庫ナシ。なのですが、そこを2本も確保してきてくださった副市長の久保さんに感謝!
みずはたさんで購入されたそうです。

貴重な「恵田」じっくり味わわせていただきました!ありがとうございました。
そして、いよいよ滑川産ホタルイカが登場!

お刺身で。わさびではなくおろし生姜です。

ホタルイカを刺身にするときは背骨を抜いて、内臓をとって、水洗いし、頭と足に分けて提供。この刺身になった足は「竜宮そうめん」と呼ばれています。これが本場・滑川のホタルイカのお刺身です。
ホタルイカの足がどういうふうになっているか、↑きれいにのばしてみましたとさ。長い足2本は本当にずば抜けて長いのです。短くて黒いマニキュアをしている足先は発光部です。水のようなきれいな味です。

そして、こちらのホタルイカ。ぷっくりまんまるボディ!立派です。シャブシャブ用です。

昆布が入ったお風呂で、シャブシャブッと

シャブシャブッとしてポン酢醤油へチャポン。

きれいな桜色だと感激していたら、「ちょっと火通しが足りないですよ」と横からゴッド。

次のホタルイカはそのアドバイスをうけ、数秒増やすと内臓がぷしゅ〜っとはみ出てきました。「そう、これですよ!」とゴッド。内臓が出てくると、生臭みもすっかり消え、身はぷるん。一体感が出てきます。旨味複雑美味増。確かに! ホタルイカの加熱はこれが目安と知りました。

東京でもホタルイカの生は売ってはいますが、このぷりぷり鮮度で購入するのはかなり難しいと思います。しかし、立派なホタルイカがあるもんだ〜(驚)

富山県のホタルイカは定置網漁業により獲られています。定置網漁業は氷見が元祖。 「資源に優しい漁業」 「自然共生型漁業」 と評価が高く、「東南アジアから研修生もきています」と久保副市長。
ところが、 1984年から、 山陰・若狭(わかさ)沖で、 「底曳網(そこびきあみ)漁業」 によってホタルイカが獲られるようになった。 その漁獲量も、 最近では3,000トンから4,500トンに達し、 富山県の漁獲量を大きく上回っている。 県別にみても、 1996〜1998年は、 兵庫県が富山県を突き放し、 首位の座にある(県資料より)
と、他県の一網打尽の底引網漁業を問題視する声も。

定置網はホタルイカを追って獲る方法ではないため、効率は悪いけれど、乱獲にはつながりにくい。しかもホタルイカが「船に引き上げられるまで生きているので、富山湾産のホタルイカは鮮度が抜群」と、味のうえでもgood。滑川は漁場が15〜20分と近く、鮮度保持に関しても抜群!というわけで滑川産がブランドなのには理由があり。
しかも、網は ”わら” で編んで作られ、ホタルイカを傷めない工夫も。かつ、海を汚さない+エコ。
漁網が、藁=わらですよ、わら!! ご存知でしたか?
私は今回初めて知りました。おいしいものには、さまざまな持続可能な技術面での工夫があり! 今回は見る事が出来ませんでしたが、北日本新聞に取材記事がありました。
●北日本新聞→「先人のこだわり守る」 漁後は豊かな海育て わら網

千代鶴さんの滑川海洋深層水を使った純米吟醸酒。
蔵元の黒田さんいわく「深層水仕込みのお酒は、お米が五百万石で精米歩合50%。H19酒造年度に醸造し、瓶貯蔵で5℃以下の冷蔵庫で貯蔵しています。ホタルイカにあう様なお酒を目指して若干濃い目で考えています。深層水は脱塩水を使用」このお酒に対して、名水で仕込んだ山田錦の純米吟醸は「雑味が少なくきれいな感じです」
滑川の深層水分水は安全で格安。相当量を被災地へ運んだそうです。

ホタルイカと千代鶴さんで乾杯! ガツンと飲みたい気持ちをグッと抑えました。なぜならこの数時間後の朝2時集合でホタルイカ漁を見学する船に乗る事になっていたからです。

ホタルイカといえば、オリジナルネクタイも!

ホテルサンルート滑川のフロントで販売している『ホタルイカ・ネクタイ』全部ホタルイカ柄!
ここでも買えます →Desicaとやま または カラーズ

つづく

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