April 9, 2015
食が直結した境港水産物直売センター
2015年より県から、山陰旋網漁業協同組合に運営が変わった境港水産直売センター。その場で食べることもOKに! 施設内には食事処「海陽亭」、「境港の漁師小屋」もでき、魚と食がより直結!一層楽しめる形に変わりました
鮮度抜群で安い!とれたて魚介類を、家に送って楽しむも良しですが(どの店舗も直送可)、今、ここで出会った目の前の魚介類を即、味わってみたいです!まさに旬の岩牡蠣なんて特に
浜橋水産さんの売場で「岩牡蠣食べる人、殻をあけます」の文字発見
岩牡蠣といったら伊勢志摩、畔蛸に名産が多い三重県です。三重県庁の福島頼子さん「勉強に食べてみやんと」隠岐島の岩牡蠣「海輝王」です!
せっかくなので、一番大きな岩牡蠣「海輝王」をあけてもらいました!
一に勉強、二に勉強!隠岐の島の岩牡蠣は外洋育ち
日本海育ちの養殖岩牡蠣は、ギュッとしまった身質で海水の味が濃く、ぷるんツルン、ミネラリー。調味料まったく不要。爽やかで美味でした☆
ヨソを知らねば、地元のいいものは客観的に語れません。漁師さん、行政の方も含めてヨソを食べずに地元自慢されることが多々ありますが、やっぱりヨソも食べてみやんと!
浜橋水産さんの名物は一夜干し。とくにこのエテガレイの干物!
私は白身魚が好き!
松葉蟹漁が終わると、ようやくハタハタが市場に姿を現します。
浜橋水産さんで送ってもらった干物たち↓ ビニールにドンとくるのが市場っぽい
なぜ浜橋水産かといいますと
いとこのミッちゃんが浜橋水産に嫁いだからです。嫁いだって30年以上前の話。年々、お会いするたびに、たくましくなっていくミッちゃんです♡ 嫁ぐ前はワンレン、スリム、ストッキングにパンプスな女性でした。
境港水産物直売センターには様々な店があります。それぞれに個性がいっぱい!
今回、おぉっと思ったのが
右の1200円は「ばばちゃん」です!
ひどいところは「ばばあ」と呼ぶそうです。その名は、顔からだそうです…。
いろんな魚種が勢揃い!
名物はハタハタ。境港では「白ハタ」といいます。
サザエも安い!
隠岐島産の赤生子!
ナマコのあの部分がこんなふうに売られていました!や、安い!
「ぼーず殺し」という物騒な名前がつけられた真っ黒の麺のような海藻。独特の濃い風味があって美味です。この時期のみ!
ややっ。こんな妙ちくりんな蟹が!
足のない甲羅のみ!安い!
カニミソ好きにはたまらない袋売り
なんでも、試食用に足をとった残りなんだとか。気前よく試食させてくれました。
店の名前は、土井商店さん、多品種で説明もしっかりあり、面白いです!
土井商店さん、この日の鮮魚おすすめセットなるものがあり、あまりにその組み合わせが面白いので蟹好きのお友達に甲羅とミックスセットで送っちゃいました。
「境港の今日がわかる図鑑セット!」と喜んでもらえました〜〜!
鳥取県境港市昭和町9-5
TEL:0859-30-3857
営業時間 8:00~16:00 火曜休(一部店舗は火曜日も営業)
Topics: shop, お取り寄せ, ご当地もの, 魚 | 2015/4/9 10:40:21
April 8, 2015
境港の蕎麦店・平田屋
「強風のため、着陸できない場合は羽田に引き返す」宣言があったゲゲゲの米子鬼太郎空港。到着時間はちょうど晴れ、風も止み無事着陸でホッ。
境港は突端にある半島で、市内から見える景色はほとんど島根県。ゆえに皆さん「ここは鳥取?島根?」状態。
何度「鳥取」といっても「島根はいいわね〜」とか言われちゃうと、コマッちゃうリンダよ!
境港は鳥取県ですっ!
まず、腹ごしらえはお蕎麦。境港は意外にも蕎麦文化圏なのです。
おすすめは平田屋さん! 味がある佇まい
創業万延元年という老舗
味のある看板に、暖簾にも蕎麦の絵が染め抜かれています。
ガラリと戸を開けると
「蕎麦 有名店」
メニューは3種類のみ!と潔い。
量は少なめなので、最初に「釜あげ」→後で「ざる」の順で頼むのが正解です
畳の間でいただきます
こちらが「釜あげ」蕎麦
蕎麦の甘みを感じる、ほのぼのした懐かし〜い味わい
松田美智子先生と小川節子さん「釜あげ」食べるの図
具は葱とかつお節のみ
薬味は七味!
ゴリゴリしたであろう粗挽きです。
これがまた辛くて、この蕎麦にぴったり
そして冷たい蕎麦「ざる」でございます。
入口前に、昔のお道具類が
営業時間は11時から19時までノンストップ営業。お休みは水曜日
帰りにお店の前でパチリ。映画のセットみたいです
◯ 平田屋
鳥取県境港市渡町1301 ☎ 0859-45-0216
■営業時間 11:00~19:00
■定休日 水曜日
■JR境港駅より車で10分
Topics: shop, ご当地もの | 2015/4/8 19:27:37
April 7, 2015
境港でベニガニを学ぶ
初日夜は境港の味処 美沙で紅ズワイガニの勉強会。店主・濱野政和さんは境港ベニガニ有志の会会長。会では、保育園や幼稚園でカニ集会(説明&試食)、小学校で給食提供、高校で実習、大人向け料理教室。水木しげる記念館で予告なしのベニガニ振る舞い!という精力的な活動。これが評価され、県の三ツ星サポーター第1号に認定。
そんな美佐のテーブルでは、カニ甲羅が炭火焼きでスタンバイ!
茹でベニガニもスタンバイ
境港ベニガニ有志の会・蟹博士ベニガニ・カワグチこと川口商店の川口利之さんに、ベニガニ手ほどきをうけました。
炭火焼きの網にはアルミホイル。炭焼き直接だと、甲羅に穴が空いてしまうためだそうで、いろいろさんざん試した結果、このスタイルになったとか。
次から次へとベニガニが運ばれてきます。
ベニガニとひとことで言っても、千差万別。誰がどの船から選び、どの等級を選ぶのか、身質を見極める眼が必要。
以前、取材させてもらいました↓
お宝!日本の「郷土」食 18 [鳥取県境港市]味は極上、値段は格安、知られざるカニ ベニズワイガニの圧巻甲羅酒
境港では夕飯にカニが出ますが、みそ汁には雌ガニをよく入れます。東京ではまずそんなことがないと聞いて驚きました。
カニ好きの人でも、意外に知られていない日本のカニ。日本で食べる大きめのカニは、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニの3種類が主流。特にズワイガニは越前や松葉、間人など「地域名」がついているため、それぞれ種類が違うカニだと思っている人多し。メスのカニも地方によって違う呼び名がついているため、これまた別のカニだと勘違いしている人も!
こちらは甲羅の味噌を活かした茶碗蒸し!
カニミソの味がこっくり、とろ〜り!
ベニガニの甲羅焼き!そのままを焼くの図。ベニガニの甲羅は、ぱかっとあけて焼くだけでオオゴチソウ☆
ベニガニ・カワグチ先生から質問が
「カニの味噌は、人間で言えばどの臓器にあたるでしょう?」
「脳みそですか?」と、○子さん
ベニ先生「こんなにたくさん脳みそがあったら(笑)海に沈んでいません」
答えを聞いてなるほど〜〜!でした
ぜひ、美佐でカニを食べながら、川口商店でカニを注文して、答えを聞いてほしいもんです
その貴重なカニ味噌、アツアツに焼きあがったら!
カニミソにカニ肉をつけて食べる!
たまりません☆
カニの身はさっと茹でただけでウマシ! 余計な調味料は一切不要と思いました。
そして、食べきった甲羅にHOT純米酒を注いで炭火焼きして甲羅酒!
味処 美佐の日本酒ラインナップ。すべて純米酒。左から太平洋側の酒蔵、高知県の司牡丹・純米酒。お隣、島根県の月山・純米吟醸。境港市内の酒蔵、千代むすび・純米強力など
千代むすび酒造のスパークリング「しゅわっと空」。
とはいえ、皆さんカニに黙々
持ち込みもさせてもらい、カニに合う酒のマッチングを試しました。
しゃぶしゃぶで!
鍋にチャポン。身がふっくら広がったら即、引き上げ!
「カニは火加減が重要」とカワグチ先生
焼きもですが、「火を通しすぎると身がどんどん縮むので要注意」と。
「生で食べられる鮮度なので、火がはいって、身が白くなったら、そのタイミングで」だそうです
素敵状態☆
ベニガニ記念撮影の図。カニの手、「V」ポーズをするのがお約束
「はい、カニ〜〜〜」
あとで写真を見たら、ひとり協調性のない人が。問うと、「えっ!皆さんしていたんですか?」というトボけた発言の三輪さんであった。
池田陽子さんが丁寧に取材しレポートを ↓ ベニガニのことがよくわかります。
激安なのに磨けば光る“赤い宝石”
鳥取・境港発「ベニズワイガニの逆襲」
●味処 美佐
http://www.sakaiminato-misa.server-shared.com/
Topics: ご当地もの, 日本酒, 魚 | 2015/4/7 11:16:49
April 6, 2015
鳥取❤蟹ツアー1
日本海の波音を久々に聞きました!
松田美智子先生に蟹のリクエストを頂戴し、ツアーしました鳥取県
ここは皆生の華水亭さん。日本海に面した温泉です。
*毎日、おいしい楽しいナルホドがいっぱいで書きたいことだらけなのですが、ブログがなかなか更新できません。Instagram、facebook(リアル会いした方のみ)は写真UPが簡単なのですが・・・課題です。
誰もいない瞬間をパチリ☆久しぶりになんとも優雅な時間を過ごしました
夕食ナシのビジネスプランがリーズナブルです! お湯は美肌の湯
いつの間にか鳥取県は「蟹」取県に!?
境港の「味処 美佐」さんで蟹三昧!
川口商店のカワグチ・ベニカニ博士にご指導いただきました!
美智子先生もニッコリ!カニ笑顔
●味処 美佐
http://www.sakaiminato-misa.server-shared.com/
●蟹専門 川口商店
http://kani.ocnk.net/
Topics: ご当地もの, 魚 | 2015/4/6 13:56:21
April 2, 2015
移動の季節、三重のマハタ鍋
三重県庁の星!福島頼子さんと水谷祐子さん。東京続投が決まった頼子さんと、三重県に戻る祐子さん。イベント「魚は人を良くする講座~三重の海から魚で肴×酒+土鍋in三重テラス~」の打ち上げとおつかれさま会をリクエストに応えて我が家で
三重テラスイベントでは、みんながそれは美味しそうに食べるのを見ていただけの自分(いや、本当に皆さん幸せそうな笑顔でした。そうでしょうよ!)それを悪がった頼子さんが「洋子さんに食べてもらわないと!」と尾鷲の北村商店からマハタを取り寄せてくれたのです。しかも鍋用にカットされ冷凍cool便。気がきいてます。切り身の一部は鍋にせず、焼いて食べようと、ひとつは塩麹+にんにくすりおろしでまぶし、もうひとつは新政の純米酒粕と菊姫の味噌という贅沢三昧で漬け込んでみました。
アラ部分は鍋!
三重県の元気酒、伊賀の森喜酒造「るみこの酒」で乾杯!
切り昆布をたっぷり入れた白菜漬け(塩麹と柑橘汁で3日間)
キャベツのグリル酒蒸し焼きてんこ盛り、粗挽き黒胡椒パラパラガッツリ定食風野菜つまみ!
マハタの出汁は、マハタの味を活かすべく「こんぶ土居」の昆布で出汁、宮崎県の干し椎茸をひとつだけでとりました。
最初はアラを入れ、ネギと白菜とえのき、焼き豆腐、春菊
BIOの泡やいろいろ開栓し
新政を開栓。初めて飲む、まるで先入観のない二人が声を揃えて「美味しいですね〜♡」と。このシーン、何度も見ています。そういうお酒です新政は。そして、するっと空いてしまう。普段日本酒を飲まない人たちが。新政の役割の大きさを実感します。
さて、この鍋の具をすべて食べたあと、お酒(もちろん純米酒!)をたっぷり注ぎ、その出汁で白菜とえのきを入れてクタクタに〜
この白菜がたまらない美味しさでした!マハタの出汁と黒胡椒のピリ辛さもピッタリ。
白身の魚好きですが、マハタからこんないい出汁が出るとは知りませんでした〜。
おいしい笑顔の二人
最後に鍋を再び仕切り直して、メインのマハタ切り身をいただきました。今度の切り身は一瞬だけ加熱して鍋へ。マハタ、レアでもいけます!プリプリ
白身の醍醐味!それはそれは食べでがある「マハタ鍋」でした。
塩麹と酒粕味噌漬けにしたマハタもgood★
祐子さんがくださった第六十二回神宮式年遷宮「木守」。20年に一度の式年遷宮
神宮で教わったのは「常若(とこわか)」の精神です。
式年遷宮とは〜式年遷宮NAVIより〜
伊勢神宮は式年遷宮で全てを造り替え、その美しさを保ち続けています。繰り返し再生することで、みずみずしいままに「永遠」をめざす——。伊勢神宮の「常若」の精神を、式年遷宮は象徴しています。
なぜ20年?
『神宮の社殿は桧の素木造りで屋根が茅葺きであるため、常に清々しい姿を保つには20年を限度として建て替える必要がある』
『宮大工、御神宝装束を調進する工匠などの伝統技術を次代に伝承するには20年が適当である』
『昔は20年を満数といって、20年経てば全てが初めに戻るという考え方があった』
『古代日本の経済を支えた稲(乾した飯)の貯蔵年限が20年であったから』
など、さまざまな説が…。
もっと知りたい人はせんぐう館へ→http://www.sengukan.jp/
それから、伊勢神宮の正式名称は「神宮」です。
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが、単に「神宮」というのが正式な名称です… HPより
伊勢神宮もとい「神宮」さんのひとこと紹介でした。
毎日が新しい日!
祐子さん、頼子さん 常若の精神で、これからも輝いてくださいね! 自分もあやかります。
Topics: cooking, 魚 | 2015/4/2 9:10:50
April 1, 2015
銀座君嶋屋さん
「濁酒」を購入した銀座君嶋屋さんの店頭です。気になるお酒がグラスで有料試飲できるのが嬉しい! 黒板を見ると、もう!あれもこれも試したいものばかり。この日は朝日カルチャーでお出しするお酒を事前チェック
黒板の左側はワインと泡で、そちらもそそられます☆
おつまみ欄にある「生ハム」は山形正宗・水戸部酒造さんの直輸入品!
新政は早々に売り切れでした。人気のほどがわかりますね。
今回の「にごり特集」で一番うすいにごりが「東一 純米大吟醸 うすにごり」。さっそく試しました。山田錦39%精米、酵母は熊本系自家培養、アルコール度数16度のエレガント系です。
島田貴子さんが会いにきてくれたので、2人で色々試すことができました(貴子さんはお酒に強く、頼もしい限り)
君嶋哲至さんが↓こんな会を開催「旨い酒と熱いライブで盛り上がろう!」
YOKOHAMA ROCK FES 4月26日。参加する日本酒蔵のメンバーが素敵です
いいお酒にいい音楽はつきものですね!ロックは楽しくなくちゃ
Topics: event, shop, 日本酒 | 2015/4/1 21:15:58
濁酒その後
あわあわ もくもく とろとろ
まるで、もろみ! 1つ前のブログで紹介した奈良の大倉本家の濁酒。開栓後、常温で3日目の様子です。
毎日「発酵が続くよ、どこまでも〜♪」な楽しさいっぱい!むくむくあわあわクリーミィ、そしてキャラメルフレーバーになってきました いや〜楽しい。製品は秋の濁酒でしたが、お米が違うという春の濁酒も楽しみに。
日本酒を飲むときは、必ず残すようにしています。その後がどう変化するのか、それも楽しみであり恐さであり、なるほど〜がいっぱい見つかるからです。
まるで濁酒ラテ!
Topics: 日本酒 | 2015/4/1 12:53:17
March 30, 2015
水もと仕込みの濁酒
土曜日の朝日カルチャー「楽しむ純米酒」講座は「白い酒」特集。その中の1本が奈良の大倉本家さんの「水もと仕込みの濁酒(だくしゅ)26BY 生」。カテゴリー分けが清酒ではなく濁酒。
「濁酒」で検索かけると最初にヒット→
http://www.kinko-ookura.com/dakushu.html
飲むというより「食べる」感覚のトロトロクリーミィタイプで、春濁酒と秋濁酒があり、使用する米が違うとか。飲んで(食べて?)イメージしたのは、日なた、おばあちゃんちの畳、たんぽぽ、奈良漬け…。初めて飲みましたが、どこか知ってるような懐かしい味です。
水もとは600年前に奈良で造られ、生もとや速醸のルーツと言われています。もちろん今とは米も精米歩合も違いますが、こういう味が日本酒だったのかな〜が想像できる1本です。
なんでも「新穀感謝祭」で神社に奉納したお酒が元だそうです。
HPには葉石かおりさんのティスティングコメントが紹介されていました。
●酒ジャーナリスト・エッセイスト 葉石かおり様より
乳酸飲料を思わせる甘酸っぱい香りが立つ。
見た目は米の形がほぼ残っており、お粥を思わせる。
甘酸っぱく、かなり濃厚な飲み口だが、
後口は意外にもドライで爽やか。
わずかな炭酸が切れを促す。冷が向く。
個性が強いので、単独主役でもいける酒。
デザート酒としても。(23BY 春濁酒)
枻(えい)出版社発行
“日本酒 テイスティングBOOK-西日本編-”より転載
※発売時(2013年2月)の内容をそのままテキスト化したものです
なるほど〜。春濁酒も興味わいてきました。銀座君嶋屋さんで購入。
Topics: shop, 日本酒 | 2015/3/30 10:40:43
March 28, 2015
利き猪口の蛇の目模様
今日6時半からの朝日カルチャー新宿教室「楽しむ純米酒」は白い酒特集。御神酒がもとになった「濁酒」も出すことから神事関連の話も。
利き猪口はなぜ蛇の目模様なのか?
透明度やテリを見るなら他の柄でもよかったはず。そこには鏡餅と同じ蛇信仰が⁈
また、プロ用の蛇の目猪口は釉薬の上に手描き。一般の蛇の目猪口は機械描きで、その上に釉薬の順番。そして厚みは倍近く違う…などなど。
いやはや、日本酒の話はつきませんね〜!
それでは今日も楽しみましょう\(^o^)/
4月からは「純米酒を識る」講座です。
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/aff8ec1c-e723-1330-a80d-54cc4e656b20
Topics: セミナー, 日本酒 | 2015/3/28 16:14:31
March 27, 2015
強力手ぬぐい
「強力」
自分で書いてみても、力強く(強力=力強)文字通り!強いパワーを感じます。これをいろいろな書体であったら、それを見て書きたい!
そこで合気道書家である唐沢美智子先生にお願いしたのです。
GO GO GOHRIKI TOTTORI-KEN (笑)
皆さんも喜んでかぶったり巻いたり、楽しんでくれました。
皆さんが首からかけているのは
こちら、強力の各酒と蔵ガイドです。濡れてもいいよう防水紙で印刷しました。
今回は6蔵、10種類の強力を紹介しましたが、飲み残しがないよう、チェック欄を設けてみました。
その「強力」手ぬぐい!
書体もいろいろ。書によってガラリと雰囲気変わりますね!
今回の「強力」は楷書あり、隷書あり、草書あり…と、様々。
唐沢美智子さんこと書家名・蕗翠(ろすい)先生の力作です。
えっ、「強」力作!?
人により、巻き方も様々な強力手ぬぐい(左)特攻隊風あり。右は勅使河原さん
(右)田吾作風あり
正統派の農ギャル(ギャルか!?)風あり。浅井さん
姉さんかぶりあり。西村さん、山根さん、木村さん
↓合気道書家●唐沢美智子(蕗翠)先生のプロフィール(プロのアナウンサーでもあります)
暮らしに寄り添う書を提案されています
手ぬぐいのデザインはご主人の唐沢 耕(こう)さん。
私の編集人生の大先輩です!
半農半編の暮らしをされて、奥様のためにお弁当作りも!
蕗翠先生こと、唐沢美智子さんに「強力」ついてうかがいました
「強力は、意味的にも、文字そのものも強いのですが、それだけではなく作り手の皆さんが、真摯に丹精込めて作られたものということです。地酒造りの心意気、美味しいお酒を飲んで欲しい!その思いやりを感じながら書いてみました。」
そしてアドバイス!
「私が書を書く時に、一番大切にしていることは、ワクワク感です。書く時のポイントは、まず、この字がいいなぁ、書いてみたいと思ったら、その時のワクワク感を大切に、お手本となる字を穴があくほどよ~く見て、一枚目から清書するつもりで書いてみて下さい。意外にその作品が一番感動があって、良い作品だったりしますよ!」
筆は上の写真の中から、それぞれの書に合わせて選んだそうです。 「強力」とひとことで言っても、それに込める思いや、気持ち、それをぴったり表現する筆使いなど、書く前にいろいろな奥行きがあるのですね。さっそくお手本として書いてみたいです。
ワクワク強力
日置桜の「強力」が飲める神田バル・福33の店主アサリさんが強力手ぬぐいを頭に巻くの図。
いや〜美人だと絵になりますね。お似合いです!
ええ、飯島さんと山根さん、メンズもお似合いです。
Topics: event, ご当地もの, 日本酒 | 2015/3/27 9:55:24