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Archive for January, 2011

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ラーラぱど

January 20, 2011

フリーペーパー『L’ala Pado』で取材を受けました。

特集タイトルが
『美しきニッポン女子のためのお酒 艶やかな日本酒ワールドへ』
まったく日本酒を知らない女子へのアプローチです。
記事が読めます。いっぱい左へめくってください。

12月食べたもの記録3christmas

January 19, 2011

12月24日。うちのトノサマガエルくんの指になんと指輪がつきました。白洲千代子さんがカエルくんを見て叫んだのが「このカエルには指輪がないっ」が、きっかけです。

年内には…というので急遽12月24日(なぜか、空いていた。いや間際まで空けといたの?な)カエル作家の勇人さんとやっぱり空いていたご近所さんに声をかけ、いざ指輪はめ会。

Vin sur Vin さん取扱いのヴォーヌ・ロマネ村、ブルーノ・クラヴリエさんのブルゴーニュ・アリゴテ。

じつはこの日、岡山県から一斗缶で牡蠣が届きました!寄島の小笠原水産さんの牡蠣です。地元の酒蔵、丸本酒造の丸本仁一郎さんイチオシ。

ドカンと今年も一斗缶☆ほんとに一斗缶だから、宅急便さんもオオウケ。

その丸本さんのおめでたい「ゆく年、くる年」のセット。

むきたての牡蠣は身がぷっくりぷるぷる。海のミネラリー満点。生、茹で、蒸し、グリルといろいろ試しました。なにしろ一斗缶、食べても食べてもある。グリム童話みたい。

レーコさんとアッキー、一斗缶を見て驚く。

みずみずしい!むきたての牡蠣。

牡蠣が主役なので、おつまみはベジ中心にちょこり。

春菊とか蕪とか豆腐とか豆とか。

群馬産の原木栽培の椎茸と下仁田ネギ=の上級品で「殿様ネギ」。「ごぱん」の華代ちゃんママ・鈴木陽子さん(超☆梅干し名人)が教えてくれました。

原木椎茸は焼いても縮まないし味が濃い。その椎茸と殿様ネギをレーコさんがオリーブオイルcooking
コチラ↓珍味ベジするめ

妙なこのするめは「竹するめ」。鳥取県のアンテナショップ「食のみやことっとりプラザ」で発見。誰かきたら開けようと思っていた一品です。
○緑水園HPより
手入れがされず、広がりすぎた竹林どうしよう・・・・えーい 食べちゃえ!の発想から生まれた「竹するめ」、竹の子を食べやすい大きさにカットし味を付け、乾燥(…略)
とか「え〜い食べちゃえっ」てスゴイ。それがなかなかどうして「するめ」でした

2010は究極のデトックスyearだったアッキー。大きな手術も乗り越えました。一緒にこうして過ごせることは、ほんとうに素敵なことなんだとしみじみする年末。

というわけで、〆はcafe8のchristmas sweets。キャンドルつき。アッキーにシュッと吹いてもらいました。
パチパチ☆
もちろん純米酒もいろいろ楽しみました。
お燗酒には、それぞれが好きな器をチョイス。普段自分では選ばない器が登場し、へ〜っという感じ。そんな楽しみ方ができるのも日本の米の酒ならでは!

最近は木村硝子のグラスを使うことが増えました。器で味がぐーんと変わります。薄手の器で素材を変え、いろいろで味わってみる!これが楽しいのです。

酒器引出し(の一部)

蟹にあう純米酒

January 18, 2011

境港市商工会議所さんに贈っていただいた松葉蟹です。美しい! いたくらさんの商品です。

誰しも生まれ故郷の味が一番とおもいますが、私にとっての蟹は山陰沖でとれる松葉蟹と紅ずわい。これが最高!上品な甘さと身のしっとり加減、香りともに世界一
そんな松葉蟹にあうお酒となると、これは昔からの課題 もっとも忙しくて飲むどころではありませんがっ
焼いた松葉蟹とピノノワールのロゼがあう!と教えてくれたのは順子さん。試してみたら互いのよさを生かしあう関係でした。そう聞いて試した会2009も。ピンポイントで合わせる面白さがワインにはありますね。2010Feb

兄の知人、純米酒好きのM田さん(鳥取県倉吉市在住)から「境港で蟹を食べるのでお酒を選んでほしい」とリクエストが。お酒に詳しい方なので、地元山陰、中国地方はパス。会のメンバーには普段、日本酒を飲まない人もいるという。本人は獺祭が好き。となると傾向がみえてきた!
それならと、アイテムの多さではピカイチの町田鶴川・酒舗まさるやさんに日曜日の夜、車でビューンと行ってきました。こういう時はリアル店舗で生情報を聞きながらでないと。

ついた〜!まさるやさんです。秋田の酒の会2010以来なので1年ぶりの訪問。いろいろあります。目移りします。

蟹はうま味が多いので、味の多いお酒だと難しいことも。甲羅酒には向きますが!
ムフフ

冷蔵庫をのぞくと新酒がちらほら。きれい系の豊盃、醸し人九平次、山形正宗、満寿泉、墨廼江や、宝剣、くどき上手、貴、七本槍…。そして十四代もあり。対極にある神亀、るみこの酒その系列も揃ってます。

あれに、それに、これに、どれに、いったい。

お正月らしいラベルもたくさん。このウサギラベルは三井の寿さん。ゆきの美人の姿も。当然、Next5のメンバー酒も。へ〜っいろいろあるな〜。今飲むならコレか?…と違うこと考えだしたり 品揃えに感心している場合じゃない。選ばなくちゃ!松葉蟹にあうお酒です。

それはそうと、気になるウサギ顔のパッケージ。中身はイタリア製のボトル入。グラッパでも入っていそうでした。
さて、今回のリクエストは蟹が主役。そこでまさるやの園部さんと話しながら、万人がおいしいと思うきれい系でまとめてみることに。正雪の天満月(あまみつき)=ほんとにきれいな美酒! あんまり売っていませんね。それから安全パイの醸し人九平次、クリアーな酒質の山形正宗など。アフターがいいお酒中心。いろいろあった方が楽しいから4合瓶で。一升瓶しかないお酒は見送り。

口開けのスパークリングも必須。獺祭の他に御湖鶴をチョイス。

醸し人九平次2009純米吟醸

神沢川酒造場の天満月 純米大吟醸
山形正宗

そして最後に鍋でお燗ならと園部さんがすすめてくれたのは山口県の中島屋酒造場のカネナカ。初めてのチョイスです。

M田さんが宴会するお店へ直送。活性にごり酒があるので「すぐに冷蔵庫へ。立てて静かに収納してください」と注意書きを大きく

というわけでM田さんの松葉蟹宴会用のお酒ラインナップ。同じ状態のものを味わってみないくちゃ…というわけで、同じセットを購入

まさるやAll Star☆園部さんご夫妻と左がお店の名前になった、息子のまさるさんです! お世話になりました。
→後日談。日本酒を普段飲まない人は活性にごりに感激してくれたそうです。泡の功績は大きい。

●酒舗まさるや
〒195-0061 東京都町田市鶴川6-7-2-102
電話042-735-5141
定休日/木曜日
営業時間/9:00〜19:30

美し国三重フェア開催

January 17, 2011

新丸ビル7階「丸の内ハウス」で『まるごと まるみえ まるのうち 美(うま)し国三重フェア』が本日からスタート!〜28日まで。
そして三重がよくわかるセミナーあり。
1月25日(火) 19時〜
「臭いがキレイ!? 三重の 美 発酵食」

「しょっから」のカリスマ・北川聡さんと、海女でもある奥さん登場!ナマの北川夫妻に会える! しょっからと三重の純米酒のマッチングも。

三重には自然が育んだ〈珍〉発酵食がいっぱい。中でも伊勢志摩国立公園・的矢湾内の小さな漁港、畔蛸町の郷土食「しょっから」(塩辛)は、魚を丸ごと塩漬 けにするという見た目も味もインパクトのある珍味。トップ漁師の北川聡さんを招き、遊女も食べた!?という北川さん直伝の「しょっから」(塩辛)を、三重 の米の酒とともに試食しながら【臭い=キレイ】のヒミツに迫る体感セミナー。
申し込み方法など詳しくはコチラを!

12月食べたもの記録2+wine

January 15, 2011

永福町の松坂屋酒店さんでニッポンワインを買う。四恩醸造など日本のいい和イン(獺祭、七田など日本酒も)揃ってます。この日はタケダワイナリーのサン・スフル 「山形県産ぶどう100%。良質な部分だけを発酵させてつくった酸化防止剤不使用、無濾過で仕上げたナチュラルなワイン」という応援したい個性派の微々発泡。意気込み買います!
松坂屋酒店 東京都杉並区和泉3−46−7
電話03−3323−2266
そしてもう1本は

店主・池田さんイチオシのイタリアの白!
「濃いですよ」と言われたけど本当に濃かった 濃縮りんごジュース色。ベークドした粉ものと相性良し。

↑これはちひろさんが焼いた国産小麦のシュトーレン。私には粉糖ナシで送ってくれました。心づかいありがとう! 不思議な風味のワインは和食にも良し。

12月4日暮らしのうつわ花田へ。新婚さんへのgiftを購入。

12月6日affの原稿を書き上げてからカナリアの徳田祐司さんとランチ。いろはす、サントリー、鳩カフェなど多種多用なデザインを手がけるクリエーティブディレクターの徳田さん「ポジティブなコミュニケーションデザイン」が信条。オランダでの壁を使ったメッセージ、そしてretired weaponsのストーリィをいっぱい聞く。
デザインは「救える!」が可能になる(かもしれない)。可能の可能性。デザインひとつでどうして?なぜ?というハテナが、国籍問わず瞬時に伝えることができる。デザインの力はすごいと思う。もっとも優れたデザインに限りますが!

retired weapons
そして

グリル調理をよくするので耐熱容器は必需品。こんな取手つきの白を発見!新品の器は楽しい嬉しい。ですが、イカにオイルをかけてグリラーで焼いたら、縁が一発で黒ずみましたとさ。美人薄命。丈夫さには問題ありません。ブスは強い。ちょと違う!?

12月に入るとクリスマス月間

2010のテーマはワイン!ブルゴーニュで素晴らしい生産者さんに会いました(blogで書いてません。じっくりと思うとなかなか )

好きなクリスタルも!好きなものを木の枝に飾る機会は普段ないので嬉しい。子供の時、1年中クリスマスならいいと思ってました。
12月7日三重県出張へ。こちらも、どこもかしこもツリー三昧

夜はホテル ドーミーインへ。このホテルのキャラクター、ドーミーいんこが「ボクといっしょに写真を撮ろう」だって、ばかばかしい〜っ

っと思ってましたが、夕ご飯食べて一杯飲んで楽しく戻ってきたら、撮ってました(笑)梅原真さんと。
その一杯(いっぱい!)飲んだ夜。初めてのお店で一杯だけ飲んで(はずしたらすぐ出るに限る)、もう一軒の候補だったお寿司屋さんへ。地酒で純米酒とオーダー!

伊賀の蔵元・森喜酒造場「るみ子の酒」があるという。 良かった。それお願いします! 阿波山田錦、新潟五百万石、9号酵母の四合瓶。
お店の人がボトルとグラスをドンと置いて去ってしまう。自分でつぐの?どういうシステム? 飲み放題??(な、わけない)。
手酌の2杯目が終わるころ、あのーっと聞いたら「ボトル売りです」あ、そうですか。じゃ、遠慮なくってか。
NEXT!

元坂酒造さんの酒屋八平衛。山廃純米。「ええっ?お燗するんですか?」と言われながら負けずにお燗してもらう。るみ子もお燗してもらう。

紅葉おろしの着色レッド。生姜のはじかみ着色ピンクがご愛嬌。お寿司屋さんはあぶったり、煮たり揚げたりが自由自在にオーダーできるのがいいですね。米もあるし、肉はないし。

初めてのお店でしたが何でも心よくしてもらえて助かりました。ピース!
翌日の昼。Tさん&Mさんが一生懸命考えて連れて行ってくれた(と思う)ランチの店。

おもろいな〜。
とある蒲鉾屋さんが始めたというレストラン。外観はおしゃれなシンプルモダン風。箸置きが埴輪と予想外。

その予想外は料理にも。お寿司ランチを頼んだら前菜に登場したミニ小鉢が妙。小さな器に蒲鉾と卵焼、コンニャク、昆布巻が積み木のように積み重なって登場。小さな器が安定悪いためか、見栄えのためか、白い器にのってます。
頂上にONされた目玉オヤジのような丸いもの、何かと思ったら甘い求肥  自社製品を重ねてみた?とみた。味の組み合わせはこの上なく不思議。もっとも見た目も不思議。よくこんな妙なこと考えたな〜とある意味感心。お寿司にはイクラがチャラリラ…なくてもいいと思いますだよ。ワタクシは。

イクラない方がスッキリ。太巻きは二重になってボリュームあり。具にも自社製品蒲鉾がモチロン。大きいし海苔が噛み切れないので外輪から食べることに。そこには具がないので途中、中の具をつまむ。だんだん妙な姿になる。同じものを注文した梅原さんが「どうやって食べとんねん」と私の皿を見て、笑う。年輪はバームクーヘンに限る。

夜、この日は仕事終了が遅く、試食もあってかあまりお腹がすいてない状態。居酒屋さんへ。

初めての居酒屋さん

ダークブラウンのつまみ2品。蛍イカ沖漬け。おでんよく煮しまってました。丸丸四角四角。

三重県は牡蠣が有名。鳥羽浦村産の牡蠣という。そこで牡蠣フライ、牡蠣ホイル焼きも注文。The 居酒屋つまみ!
最後は「きれいなところできれいなものが飲みたい」と、この町の最後の砦、Wine Bar「壱」へ

この夜は4年間の事業の最終日でした。
「絶対おいしいワインが飲みたい!」と意見一致でブルゴーニュをチョイス。シャンボール・ミュジニー村!
次、モレ・サン・ドニ村。ブルゴーニュ祭だ! ベリーやすみれ、ローズのような香りにうっとり。ひとくち飲むと口中から幸せがあふれてくるよう。繊細な層が積み重なってできるおいしさ。発酵することでこんな素晴らしい変化が!すごいなあ発酵。こんなワインを飲むとつかれもふっ飛び、目がさめます。

長いようで短かった4年間に乾杯!
↓ブルゴーニュで出会った生産者さんとワイン

先祖代々受け継いだ土地への誇り!愛。感動する話をたくさん聞きました。
農産物は土を食べると同じことであると言われますが。水を一滴も加えないワインだからこそ、まさにそう。
ワインの葡萄は一度も洗わない…だからオーガニックであることは絶対条件。ただ最近は売れるからオーガニックというインチキな味(濃縮果汁で造る、火入れする、ミクロフィルターを通すetc.=まずい)ワインが増えました。オーガニックは特有の香りがすると言われますが、下手な人が造ればマズいんです。日本酒も最高の山田錦を使っているのに、おいおいというお酒があります。同じです。オーガニックだらかうまいまずい論ではなく、上手な人が造ればうまい。ワインは単発酵。葡萄の質が味にイコール。ゆえに葡萄の選別、製法がとってもデリケート。スペックではなく、味で価格が決まるので値段と味が比例するのです。
売れるからではなく、土地を健全に守ること。そこで最高級のワインができれば後継者に悩むこともない。未来永劫、自分の土地が守り続けられるという事。
そんな最高のワインを仕上げるためにはオーガニック栽培が不可欠。そのための努力は最大限にする。マイナーチェンジの繰り返し。今回お会いしたスペシャルおいしいワインを造る3箇所のワイナリーの方から、「なぜ、ここで自分がワインをつくるか」という哲学を教えてもらったように思います。
となると、日本酒の「地力」とはなんだろう。味と価格はイコールになっているのか。
なんちゃって。
口にするものはなんといっても、味で感動すること! 疲れが吹っ飛ぶおいしさ! 気分がアゲアゲになる味じゃなくちゃ飲む意味なし。
「ねえ、あのお酒あけちゃう?」「あけちゃうあけちゃう!!」といってる互いの目が「へ」の字になっちゃうようなお酒 が一番。

今年も行きたいブルゴーニュ!

和ごとを楽しむ会

January 14, 2011

12月4日長井尚美さんに誘われて「着物と和ごとを楽しむ会」へ。文字通り、着物を着て「和ごと」を楽しもうの趣旨で前回は講談。今回は落語です。
三遊亭きつつきさん登場。テンポよく、適度な独自毒があって、長井さんのお気に入りという。

着物は母に譲ってもらったものをウン年ぶりに引っ張りだしました。下北沢に引越す前、北区西ヶ原→湘南藤沢暮らしでしたが、その間、しまいっぱなしだった! 開けてみたらとんでもないシワが…。半襟にシミが…。だいたい帯ってどう締めんのさっ。ふがーっ。着物断念。

落語のあとは、かんぱーい。ほとんどの人が着物です。あたりまえですが。きつつきさんはお酒が飲めないとかでビールを1mmほど。

わいわい歓談のあとは、ひとことご挨拶タイム。今回最年少のお客様はこのおボッチャン。落語が始まる前に将棋の本を読んでいた!シブいぜ。将来は将棋士。なれなかったら落語家という。小学六年生ですぜ。右はおボッチャンのママ「日本の子供は着物姿が一番かわいいと思うんです!」
このおボッチャン落語にたいそう詳しく、笑うとこは大笑いするものの、結構厳しい(笑)
「君、あとでな」と、きつつきさん(爆)
ヒヤリングしたところスポーツはサッカーが趣味。着物大好き。でも、友達で着物を着てる子はいないという。

右が長井さん。この日はシックな紫色の結城。

そんなわけで服のやまよ。きつつきさんと2ショット

自己紹介は着物説明コーナーでもあり。皆さん、工夫自慢!

こちらも染め直した古代紫。半襟が男物の羽織を解体したというグレーの絞り。マニッシュ! 袖からチラ見えするのはターコイズブルー。遊びも忘れない。
初めて参加した和ごとを楽しむ会・2010年9月18日at高円寺

一龍斎貞寿さん。講談です。そうです、バンバンババンバンと叩きながらはなすアレです。こんなに若い女性も!いるんですね〜。一番若いと本人談。
あの叩く道具は自作なのだそうです。和紙をバタンバタンと厚く巻いて音をやわらかくするのが一龍斎系の好みだとか。ほ〜っ
HPを見ると「創作講談」もするという。
地元に残る民話や伝説、または個人の一代記などを一席の講談にして申し上げます。
(例)
☆慶長出羽合戦(山形)
☆練馬大根の由来(東京・練馬)
☆照姫伝説(東京・練馬)
☆へっぴりよめご

へっぴりよめご!
へっぴりのへ=屁 ですよっ へっ。かわいい題名です。口に出して言ってみそ。「へっぴりよめご」。あの話は発祥がきちんとあるの?と検索をかけたら、山形県の話のようです。
へ〜っ(やめろっ)
→ 屁っぴり嫁コ
あれ? 宮城県という説もある→ へっぴりよめごの話
おや? 岩手県説もあった→ 屁っぴり嫁っこ
まっ、そのあたりっ!てことで。がまんしちゃいかんね。

お品のいい長井さん。決まってます。

お隣のお姉さま、襦袢の柄を見せてもらいました。じつは織りが凝ってます。

なんでも帯は古いもので1000円で入手。長さが足りなくて、見えないところは違う布で足しているそうです。しかも、この朝切って仕立てて、モチロン自分で締めてきた…と。そうですかっ。

茶色の帯に、ブルーをちょっぴり差し色に。

お着替えした一龍斎貞寿さん。お嬢さんです。講談の先輩方はアニメの声優さんであることが多いそうです。

貞寿さん、明るいです。

帯ズラリ。あれ? 黒地の帯の柄は稲穂?

近くでじっくり見せてもらったら雑穀でした。たわわに実った粟か黍!そこにスズメちゃんがちゅんちゅん集まって。なんて素敵!美しいイエロー!日本人の感性万歳。ちょうど収穫の時季だったのでこの帯を締めたそうです。

なになに、地味に見える着物地だけど、よく見ればね、あ〜っ、ウサギさんが跳ねている!

皆さんそれぞれの着物で楽しんでおられます。

かっこいい。

長井さんのお母様。いつもにこやか、御年90歳!とても見えません。この日は大島でいらっしゃいました。「かるいんですよ」と。
皆さん、ただ買ってきたものをそのまま…なんて人は誰もおらず、「ひいおばあさんの着物です」とか、「お義母さんの着物を染め直しました」「20歳の時の着物を染め直して」「骨董市で見つけて」など。楽しんでおられる方ばかり。
「着物は長持ちするんです」と長井さん。「お茶会ではできない着物の楽しさがあるんですよ。楽しいですから山本さんもぜひ!」
   

2011年の課題は着物を着てみる事であります。日本人なのに日本の衣が着れないとは。情けないことでございます。
半襟はどうやって取り替えるのかネットで調べたら、すごい案がありました。「両面テープでとめる」。ただ、それはそれで難しく、また、ずれてしまいがちだそうです。
母に聞いたら「ざくざく縫えばいいのよ」と。はい。ええ。まあそうです。

切干し大根、花と写る

January 13, 2011

野菜もすっかり冬景色。12月に届いた近藤けいこさんのカラフル野菜!少量多品種栽培なのでいつもにぎやかです。大根だけで10種類以上栽培していて、それをmixしたセレブな!切干し大根も人気。
2009Dec・blog

その切り干しが、なんと写真デビュー!

ポプリかと見間違うほど!? パステルトーンがなんともかわいい

ル ベスベさんのLe Vesuve Diary 2011ダイアリーです! 今年のテーマは「La Table」。『住む。』発行人の伊藤宏子さんが編集ディレクションしているこのダイアリー。ル ベスベの高橋郁代さんが毎年さまざまなテーマに挑戦します。花のアレンジと写真がとっても素敵で楽しみにしている一冊。リングノート式ダイアリーなので書き込みできるのですが、自分の字を入れてしまうと神聖な写真がアラドッコイしょ…となるので毎年、眺めて楽しむ専門。
←こんなページも

冬野菜のつづき

紅芯大根。中は濃いローズピンクです。

糠漬けしたものを櫛形にカットしたらパッと見、スイカのようでした

伊勢芋に金時人参とその仲間

小豆を炊きました。ゆで小豆が家にある!という状態は、幸せを感じます。
玄米餅は遊佐康弘さん作。もち米はみやこがね100%で発芽させてから餅についたという。

味があって食べごたえあるお餅です。玄米で作ったお餅はノドにへばりつかないので詰まる心配がありません。お年寄りと子供には餅は玄米をおすすめします。味も大好き(ワタクシは)

1年よろしくお願いします♡

12月食べたもの記録1

January 12, 2011

ON THE CORNER内にあるNO.8 BEAR POND
BEAR POND Espressoのアメリカーノが渋谷で飲める! 川口葉子さんの記事に詳しい紹介あり。

家飲みVOUVRAY。ABマークの泡試し。

三重ブランドの伊勢ひじき。ひとつひとつは小さく見えてももどすとビックショック(ふるっ。いや、そこまでは大きくもどりません)一番のビックリは戻しても弾力がしっかりあること。味が濃いこと。緻密です。乾物は戻してが勝負!オリーブオイルであえてもうまいひじき♥北村物産さんの製品。

そのひじきは餃子の主役になってもらうのが好き。(左)なぜひっくり返っているのかというと、反対面が焦げているからです。(右)お弁当にも入れました。焦げているバレ。

大丸ピーコック下北沢店はお魚がきれい。生鮮食品売場は毎日ガラリと表情が変わるので見るの大好き。中でも好きなのは魚のアラを売るコーナー。ここに時々出るのが平目。お刺身の残りですがきれいに処理してあってそそられます。しかも遅くなると半額。300円が150円!そうなると自分が買わずに誰が買う?となってお持ち帰りに。だいたい鍋の出汁に利用。この出汁がなんともね〜っ上品で美味!しかも時間がまったくかからないっ。脂肪分の多い魚は苦手ですが、白身の平目は別格!こういうの小さな幸せ。ちいせぃちいせぃ、人間ちいせぃ。

おつまみその1。秋田のいぶり人参。オリーブオイルに白胡椒がけ。静岡の酒の矢田・匠さんにいただいたタタミイワシさん。こういうのが冷蔵庫にあると幸せ。ちいせぃ。

独楽蔵・杜の蔵さんの「玄」は円熟型純米吟醸酒。温めて真価を発揮。
そして

下北沢にできた樽屋。若い人なのに(ってこの言い方、すでにおばちゃんの域。あ、おばちゃんか)日本酒が各種あり、お燗酒も! やかん燗ほか、なんでもお燗してくれます。若いっていいな(まだ言ってる)。寒い夜は(寒くなくても)お燗が嬉しい!
前回来た時、墨廼江があったのにこの日はナシ。地上のお品書きにもナシマークつけておいてください。

樽酒は秋田清酒さんのお酒「秋田櫻」という。初めて飲んでみました。そして年末年始はやっぱり「開運」!!

鶴齢もあり。普段みないパッケージ。味もであった。

この日の小鍋メニューにあった、ふわふわとろろ白雪仕立ての牡蠣鍋。興味津々で注文。表面をすくうと牡蠣が。すった山芋と泡立てた卵白だそうです。青のりもかわいい。若いのにがんばるねえ(ってまだ言ってるよ)
12月は出張あり、取材あり、忘年会あり、お歳暮あり、お友達の入院ありで盛りだくさんの月でした!すべてOKの新年を迎えられてhappy ☆

つづく

テレビが飛びつくPR

January 10, 2011

友人の殿村美樹ちゃん(同い年)が本を出しました!そのタイトルは『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』。今までの仕事の集大成とも言えるノウハウを紹介した本です。
今や年末行事となった「今年の漢字」をブームにしたのも美樹ちゃん。当時は、これからはパソコンの時代という風潮で、誰も漢字を振り返らなかった頃。協会も予算がなく、頭をひねった美樹ちゃんが考えたのが・・・詳しくは本をどうぞ。

アイディアあふれ てとっても明るい美樹ちゃんですが、じつはとっても苦労人。「父は年収50万円の貧乏画家だった(本人談)」で、昔からありとあらゆる仕事を経験したといいます。
大学進学するも、学費と生活費をかせぐため、朝4時から働いていたとか。そんな早朝どんなバイトがあったのか聞くと、豆腐の製造という。ほほー。
そして豆腐がすむと、その足で病院事務および受付のバイトへ。その後はハンバーガー店という具合だったそう。
「”ありがとうございますっ”ていわなあかんンのに、つい”お大事に”っていうてしもて、店長にえらい怒られたもんやわ(笑)」
そのときの仕事がすべて今の仕事に生かされているという。

↑最終の新幹線で帰るというので東京駅前新丸ビルのmus musで会いました。全国から届く地方素材を蒸したり焼いたりシンプルに味わうお店です。
阪神大震災のとき、神戸に住んでいた美樹ちゃん。買って1ヶ月目のマンション、ドアがあかなくなりベランダに出たら対面の古いマンションがぐしゃりとつぶれていた。
ベランダに出たお隣さんと初めて言葉を交わしたという。
大地震を体験し、生かされていることに感謝したという美樹ちゃん。
「これからは日本のいいものをPRする仕事にしよう!」と決意したという。

知り合って15年くらいたちました。お互い人生いろいろありました〜っ。
美樹ちゃんは5年ほど前、医療ミスで長期入院したことも。その時の体験もすごかった。

朝起きたらいきなり人工肛門になっていたという。
その時「何を食べたら腸が震えたか」話は実話だけに説得力ありましたとさ。→このブログでもちょこっと書きました 2010May・blog

さて新著「テレビが〜」という本のタイトルですが、物事や商品を ”可視化する” ということに意味があるということなんだ!と。
魅力がなんであるか、シンプルに伝わらなければ人は振り向いてくれないということ。
私(やまよ)は全国行脚で漁師さん、農家さん、豆腐やさん、お菓子やさん、パン屋さん、酒蔵さんetc.とお会いする機会が多いのですが「うちのは食べれば(飲めば)わかる」という人多し。
「口にする前にどうやって選んでもらうのか」
そこが課題。

この本の目玉は!

このシートかもしれません。

この本を読むうち、そしてシートを仕上げるうちに、だんだんわかってくるのです。
自分は何を売りたいのか!
何をどうしたいのか。どうやってモノづくりをしていったらいいのか。自分で気づく!ここが重要。
しかも今はインターネットという便利なものがある。地方でも予算がなくても、大丈夫。自分でできる!

美樹ちゃんは笑うと目が細い糸状態になるため、きちんと顔を撮影しようとテラスに出てもらいました。東京駅のあかりはザ・大都会!

これからも日本のいいもの発掘して、磨き上げてください!(左)やっぱり糸目。(右)ようやくちょっと開いた!
今、美樹ちゃんは「畳」というこれまた瀕死の業界を救うべく、挑戦を始めています。がんばれ美樹ちゃん。今年は大台だ(関係ない!?)

『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』
●とのねこblog

料理通信1月号でcafe8へ

January 8, 2011

料理通信 1月号でcafe8を取材!

↓写真は表参道にある姉妹店pure cafe。どちらもいい日本酒揃ってます。辨天娘、王祿、喜久酔、春霞、鶴齢、天の戸、而今、獺祭、貴etc.(銘柄は時々チェンジ)=すべて純米酒!

日本酒をカフェで? しかもveganのカフェで!? 清野玲子さん=通称レーコさん
2010年11月5日

料理通信編集部の曽根清子さん↑ 特集を組むにあたり、多くの店をリサーチ。中でもcafe8で純米酒と野菜料理を食べ、なるほど!と思ったそう。
「日本酒を何の偏見もなく、まっさらな「飲み物」として捉える。pure cafeやcafe8で日本酒をオーダーする外国人のように、ある意味『料理通信』は日本酒に関しては外国人なんだと思います。 だからcafe8で純米酒とヴィーガンフードをいただいた時、 これまでと違う文脈で日本酒を身近に感じました。 でも、そういう日本人、これから増えていくんじゃないかなぁと思ってます」
「日本とか、外国とか「国籍」に限定されない現代人のカフェ・cafe8。酒特集をcafe8でスタートすることで、日本酒をほとんど知らない、あるいは偏見をもっている層に「刺さる」ページにしたいです!」
料理通信は2010年5月号が初の日本酒特集

この号がすこぶる好調で、新年1月号でagain!今度は日本のワインとともに紹介。
なぜ料理通信で日本酒なのか、また今回の括りがジェネレーションにあること!など熱く語る曽根さんであった。独自の視点での日本酒とらえ方、頼もしい!
2011年 1月号 『日本酒はジェネレーションで飲み分ける!』

熱い話が一段落したところで、かるくノドでも湿らせて…と、レーコさんが選んだお酒と料理を楽しみながらワイワイ打ち合わせ。

メキシカン・エンチラーダ、サモサ、スパイシーシーウィードサラダなど世界の野菜料理が揃うカフェ。野菜大好き、お酒も大大好きなレーコさんならではのチョイス!味噌やオイル、薬味やスパイスの意外な組み合わせが新鮮。調味料もいいものばかりだから、どれも日本酒にあう〜!

すべて植物性素材only! pure cafe特製料理でした〜。

曽根さん、pure cafeスタッフのテンプルさん、レーコさん。
「健康だから野菜を食べるじゃなくて、おいしいから食べる!」とレーコさんがcafe8をオープンしたのが2000年秋。動物性原料いっさいナシ、お米は玄米…でも、ストイックさはみじんもなし。おしゃれで楽しく純米酒があるっ!
ライフスタイルに日本酒がある姿は日本人としてカッコいい!とレーコさん。
というわけで原稿を書かせてもらいました。以下は最後のコメント。
・・・略。
お酒は爽やか、ふくよか、キレ重視などバリエーションをつけて選んでいるが、清野さんが密かに飲んでほしいのは精米歩合80%の酒。
「いい米だから磨くのはもったいない」と考える蔵の酒だ。日本には米がある。その米で純米酒ができる。
「日本のいいものってムリ、ムダがない」そのメッセージを込めている。
詳しくは誌面を。

そのレーコさんの最新著書『VEGE BOOK 4』

9月3日猛暑の午後。パーティシーンを撮影するのでcafe8で撮影試食会!とお声がかかる。

野菜寿司にさつま揚げ風!
本のカラーページをちょっぴり紹介。

撮影は新居明子さん。

野菜の握り寿司!
目次★★★

そして

斎藤章雄料理長も登場(新店が六本木に決定!)

(左)お寿司をテキパキカットする和田仁美さん。今回は2名のメンズシェフが大活躍。右の写真右は増田直人さん→cafe8に行くと会えます。

夢のようなテーブルでした!作り方はすべてVEGE BOOK 4にのってます。

あんなに暑かったのに。こんなに寒くなるなんて…と川村明子さんの服装を見て思う(我が故郷、境港はこの正月、ありえない大雪に)
VEGE BOOK4は和食特集。この季節に嬉しいおでんメニューのレシピもあります。
純米酒が揃うpure cafe&cafe8は希望すればお燗もOK!ぜひオーダーを。VEGE料理と純米燗であったまろう!

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