February 8, 2009
富山の日本酒 その1「純米酒 富山県」!?
こんなにストレートな商品名って見た事なかったなあ。
純米酒「富山県」
米も水も富山のもん。もちろん仕込みも富山やちゃ。 とサブコピー。
そういう商品名をつけていいんだ…ということと、つける気になればつけられるってことにいろいろ思う。
人それぞれだな〜。お酒は味見していません。
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2009/2/8 16:07:53
富山の百姓納豆、百姓もち
dancyu plusで紹介させていただいた小原営農センターのお餅と納豆。生産者の三浦さんにお会いしました。大阪出身の三浦さんは草刈り十字軍に参加したのがきっかけで富山県で農業の道へ進みました。
現在、30町歩、80トンのお米、大豆、野菜を農業志望の若者と一緒に栽培に、化学合成された農薬も化学肥料も一切使用しない有機JAS認定の田んぼ、畑で育てています。
美しい大豆!品種はエンレイです。
(右)三浦さん。豆腐を作る時のにがりは天草塩の会の松本明生さんから直送してもらっています。
揚げ油は鹿北精油さんの菜種油を使用。
大豆の甘さがよくわかります。できたてのおからをいただいたらまろやかでしっとりクリーミィ。そのままでおいしくてビックリ!「ポテトサラダみたいでしょう」と三浦さんの奥さん・よしこさん。
減反で大豆を作っても行く先が生産者にはわからない…それじゃ面白くない。どう反応があるか受け止めたい。そんな思いもあって豆腐や納豆の加工を始めたそうです。「食べ物を作っていればお客様のおいしいという声が聞けるし、言わせたいですね(笑)」製品は直販、アンテナショップ、ポランの広場などで販売しています。
有機の大豆300g180円、有機の黒大豆250g320円、黒米(農薬、化学肥料不使用)300g350円も。
そして豆や黒米はお餅の材料にも。冬場だけの限定品「百姓もち」。もち米は自家栽培の有機栽培・新大正もち米を使い杵つきで。味は濃く食べごたえあり。白、玄米、昆布、黒豆、よもぎがあります。
POPやチラシはすべてよしこさんの手書きです。
ここに来た人だけのとっておき商品。お餅のはしっこだけ集めたもので、その名もずばり「はしっこ」!
きれいなお餅づくりの道具は、すべてスタッフの手作り製品。(右)奥さんのよしこさん。富山にくる前は知的障害者施設で働いていました。
「その子どもたちと農業=植物は同じなんです。言葉を持っていない同士です。通じあうために何をしていいか、何を欲しているかを探っていくのが仕事です」
●農業生産法人 有限会社 小原営農センター
〒939-2232 富山県富山市小羽222
Tel/Fax 076-468-0034
Blog 富山お百姓生活
Topics: ご当地もの | 2009/2/8 14:47:49
February 7, 2009
富山の海幸で一杯「大衆割烹 あら川」
富山県日記つづき。2日目の宿泊はANAクラウンプラザホテル富山。アクセス最高。ロケーションも抜群!お城の真ん前です。(こちらのホテル、富山県民プランがユニーク)
濃いワイン色!がアクセントカラー。
引き出しをあけるとランケーブルが。ネット環境もスムーズ。ツインルームをシングルユースで、のんびりゆったり快適な室内。前日の宿も楽しかったですが、180度違う展開もまた素敵!
朝ご飯をちょこっとご紹介。
お米も豆腐も富山産!
シリアルに全粒粉のパン、ライ麦粉のパン。富山産の牛乳に、豆乳!富山の食にヘルシーアイテムもしっかり。
ホテルから夕食のお店まで歩いて向かいました。通りにはアートが飾られ、楽しくきれいな街並みです。
櫻井課長のイチオシ!大衆割烹 あら川。
のれんをくぐると
「いらっしゃいませ〜!」いい感じの熱気がムンムン
メニューには地元素材のオンパレード! どれもこれもおいしそう!
富山湾でとれたキトキトの魚がいっぱい! 回転寿司もすごかったですが、こちらも負けてはいません。
じゃんっ! まずはお刺身。いろいろな種類が少しずつ楽しめるよう、少量多品種盛りがあら川さんの特徴。1回でいろいろ食べたい旅人や出張族に好評なのだとか。確かにバラエティ豊か。この時季しか食べられないおすすめの魚介がずらり。
白海老がいかにも富山。タコの吸盤が〜。
そしてメニューの「焼物」欄には、これまたそそられる文字が
「カキ昆布焼き!」口を揃えて皆ながリクエスト。カキは富山産ではありませんが、昆布焼きでの展開はどうなっているのかみたいです。
きました、きましたアツアツが。昆布の敷き布団にのったカキが。
富山といったらなんでも昆布でしめるのが有名ですが、使ったあとの昆布がもったいないなあ〜っと思ってました(ケチ)。すると、この店では食べたあと揚げてくれるという。最後まで無駄にしないんですね。揚げてもらったのがコチラ↓
カキの風味がするパリンとおいしい昆布揚げでした。
さて、酢の物に欄にある「まんじゅ蟹」というのはずわい蟹のメスで通称「親蟹」。鳥取では「セイコ蟹」といいます。地方名いろいろです。そういうのを知るのが旅の面白さ。
名物の白海老は、揚げるとさぞおいしいでしょう! モチロン注文。
表面さっくり、白海老の甘い風味が口中いっぱいに広がります。
まんじゅ蟹のゆでたもの。味が濃い!
そしてこのお店の名物は珍味なんだとか
は〜っ。どれもこれも珍しい〜!というわけで盛り合わせをいただきました。
ドライもの、ウエットもの。見ただけではわからない。ねー、ふー、ほーの盛り合わせ。店のオリジナル品だとか。
「スズキの卵の干したものこのわたあえ、ホタルイカ本体の干物と内臓の醤油漬け、ブリの内臓(胃or腸)の酢味噌あえと鮎ウルカだと思います」櫻井課長談
これにはお燗!でしょう。
ここで、仕事していた櫻井課長が遅れて参加。座らずサービスに徹しています。働きもんです。富山県の前はハーバードにいたという。
玉沖仁美さんにサービング中。
櫻井課長とあら川代表の荒川数夫さんです。
荒川さんの趣味が高じた品があちこちに。この絵、そしてギター。
料理人さんの頭の上には珍味がぶらぶら。
最後にいただいたたら汁です。温まりました〜。そして富山県観光・地域振興局 観光課 主任の杉田尚美さんです。大学出たてのお嬢さんかと思ったら、大きなお子さんがいらっしゃると聞いてビックリ。テキパキ&スムーズな進行、ありがとうございました!
富山市桜町二丁目2−22
電話076−441−9369
Topics: shop, ご当地もの | 2009/2/7 21:17:52
February 5, 2009
胡桃ペーストに干し柿のジャム
アメリカで死者が出たというピーナッツバター。市販品はうかつに口にできない時代です。
そんな話題のピーナッツバターですが、カフェエイトにはピーナッツバターマシーンがあり、出来立てホヤホヤが食べられるとレイコさんに聞きました。マシーンにピーナッツをいれると辺り一面香ばしい匂いでいっぱいに。クリーミィ感もたまらないそうです。
そんなことを聞かされたとある週末の朝、どうしてもそれっぽいものが食べたくなり、冷蔵庫を見たら奥〜の方に山胡桃のペースト瓶を発見。
マクロビオティックではピーナッツペーストに味噌をブレンドしたりしますが、この日は甘いものと合わせたい、アメリカンな組み合わせの気分。冷凍庫に干し柿があったので煮てジャムにすることに。
すでに甘い干し柿なので甘味料はもちろん不要、しかも冷凍を解凍したら繊維が超柔らか。干しイチジクもあったので一緒に鍋に入れ、水分とシェリー酒少々加えて加熱したらあっと言う間にいい感じとなりました。
色が地味ーっですが、香ばしくってコッテリと非常にリッチなおいしさでとりあえず満足。山胡桃のすったものに干し柿はぴったり! 国産同士は相性も抜群。パンも国産小麦使用で日本素材の重ね合わせサンドくんとなりました。
でもカフェエイトの出来立て本物は食べてみなくちゃ。自転車で行ける季節になったらトライするつもり。
できたてピーナッツメニューはティータイム限定。定休日も要注意。あそこまで行ってお休みだと悲しいですよー。
Topics: cooking, shop | 2009/2/5 18:57:53
February 4, 2009
ところ変われば…富山県氷見にて
富山視察の報告つづき。氷見にあるJAのお店をのぞきました。
手作りお菓子もいろいろです。
おや、マカロニのかりんとう?!
氷見産のはとむぎ使用。組み合わせが面白い。
でも、もう一歩なにかひねりがあるといいかも。ちょっと惜しい感あり。
ほーぉ。氷見米 金時 赤飯パン。
おめでたごはんパンですね。
↓こちら、おかずのスタンダードとみました。
みそ焼き!
あじもさばも、ときにはふくらぎも。さまざまな魚種がみそで焼かれておりました〜。 ごはんにあいそう。
氷見のスタンダード海藻。民宿でも出ました。
ながらも、意外に安いです。
くさぎ菜です。宮崎県、高知県でも食されていましたが、富山でも食べるんですねえ。売られているんですね。戻すのがちょっと大変そうです。
土地のスタンダードは「ところ変われば…」ですが、薬草類は結構、共通項があります。
Topics: ご当地もの | 2009/2/4 20:53:19
February 3, 2009
柿太水産の氷見ぬかいわし[お取り寄せd(>_・ )]
dancyu plusで紹介した日本のアンチョビー!
前回の富山視察で、富山アンテナショップのゴッドマザー大谷洋子さん大推薦の柿太水産さんを訪問。
桶に眠る片口いわし。煎り糠の布団、乳酸菌につつまれ熟睡中。
この素晴らしい商品を企画したのは柿太水産6代目へなちょこ店長こと柿谷政希子さん。
伝統製法+いわしは片口、糠は煎る、そして白こうじを配合などなど、工夫満点! 海のチーズと異名をとるこの商品は「氷見ぬかいわし」!
お取り寄せしました〜。
焼いて酒の肴に。パスタ、ピザにも使えます。
政希子さんは、煮干しの復権「ボッシーニ」運動を展開しています。
氷見ぬかいわしを使っておもてなししてくれました。
真ん中の女性が↑大谷洋子さんです。カレーのプランも計画中とか。
煮干しを手にする富山県庁の櫻井課長。小泉武夫先生も柿太水産のファン!3回もいらしたそうです。
柿太パパ。セリに参加するときの帽子をかぶってもらいました。決まってます!
いかごろのちょっこり干 がストーブの上。ぬくぬくこんがり温め中。どうりで部屋中ぷ〜んといいにおい!
柿太パパに手渡されたアツアツのいかごろ。「これには酒だよね。飲む?」
朝いちでなければいただいたとこでしたー(笑)。机にさりげなく置かれていた盃はすべて古九谷。
いか干し作業中。いかがなんとも美しい!
お取り寄せしました。冷凍できて便利!
おすすめたくさん。酸化防止剤無添加の煮干し。きれいな味。
丸干しもビューティフル!
柿太ファミリーと記念撮影!
名残惜しい…。もっといたかった〜。もっとお話しをうかがいたかった。作業も手伝いたかった。パパと一緒に飲みたかった!? 魚はまだまだ、やること、やれることたくさんあり!を実感。
楽しくまじめに魚に取り組む柿太水産の柿谷ファミリー。魚の可能性、どんどん追求してください〜。
お取り寄せもできます。もちろん東京・有楽町のいきいき富山館でも購入できます! 富山館では大谷洋子さんにも会えますよ。大谷さんの商品にかける熱いトーク、ぜひ聞いてほしい!
Topics: shop, お取り寄せ, ご当地もの | 2009/2/3 6:26:26
February 2, 2009
鳥取へ。会議と純米酒そして
30日は「とっとりビジネスサポーター会議」へ出席するため鳥取県庁へ。県庁内にあった鳥取県のデータ。へーほー。そうなんですか。
会議室は県庁第2庁舎9階にある第21会議室で「県庁食堂」の隣でした。県庁食堂の話題メニューは「しかカレー」と「いのししカレー」!(曜日限定)。どちらのお肉も、ワケありの鳥取産。
明るく見晴らしのいい県庁食堂です。 一般の人もOK。
いのししは鹿野町産。
特産の椎茸を使用したメニュー多し。
午後から知事と委員で意見交換。そしてビジネスサポーター会議の始まり。この会は「まちなかビジネス創出」に対する具体的支援施策についての委員会です。
終了後は最後の会議ということもあり、懇親会が開かれました。
鳥取県商工労働部経済・雇用政策総室長の木村 敬さん。木村さんとは鳥取藩酒の会も。
富士通総研 公共コンサルティング事業部マネジメントコンサルタントの高橋誠司さん。的確でスピーディな判断力を持つオトコ(翌日、飛行機が欠航するとはこの時、知らず)。木村さんの乾杯で会がスタート。右は米子で革新的なカフェをプロデュースするRISKの土橋さん。
カフェというだけに、カフェっぽいこじゃれた料理が次々と。竹串に刺さったピンチョス風は大根の上にフォアグラがのったもの。ひーん大の苦手。魚は鳥取産とか。
野菜のグリル。皆さん、ありがとうございました。おつかれさまでした。
会終了後、「山本さん、日本酒でしょう!」と木村さんが連れて行ってくれたお店は、その昔、故上原先生と一度だけ行った事がある「しもむら」でした。
「弁天娘」の一升瓶を持つ木村さん。弁天娘はバランスの良いいいお酒です!(小島さん飲んでます)
次は諏訪酒造さんの「田中農場」です。諏訪さんに去年5月に行った時の話はこちら。
田中農場さんのお米は埼玉県の神亀酒造「小鳥のさえずり」にも使われています。
今宵いただいたのは2006年の特別選別米。
裏ラベルで諏訪酒造の東田さんが田中さんのお米について熱い思いを語っています。「田中農場」はフルボディ系。あ〜っ。純米のお燗はうまい! 細胞がほぐれていくように染み渡ります。他のお酒にはない体の感覚です。しもむらさんは燗酒温度がこれまたどんぴしゃ!で最高。
「つまんでください」と出されたチャコールグレーのシート状。乾きもの系かと思いきや、とても冷たい。なんと!カニ味噌の冷凍シート状。うんまい! しもむらさんやりますね。
純米のお燗をいただいたら、皆さん、突如ほぐれてきました。左は米子信用金庫 総合企画部地域振興課の遠藤彰さん、右は県庁の足立さん。
木村さんが今、一押しの日置桜! 八分づきの強力。多酸系の個性派です。
遠藤さんってそういうキャラだったんですね。委員会では想像だにしませんでした。
しもむらさんお手製の黒豆豆腐。そして改めて熱い弁天娘で乾杯。いいなあ。日本酒っての図。
穏やかなしもむらさんです。野菜も米も栽培しています。
お米は棚田で栽培。販売もしています。青首大根も自ら栽培したものとか。 しもむらさん、小さなお店ですが、こだわりがぎっしり! 最後は鷹勇のお燗で〆。ごちそうさまでした。
そして翌朝。
8時45分の便で東京へ。空港につくとなにやらザワザワ。なぬ、強風のため、着陸できない場合は他空港へおりちゃう? その場合は使用機がないため、東京便は欠航?? 東京までの陸路での行き方が詳しく紹介されています。ひえ〜っ。13時からテアトル銀座で小朝の会に行く予定なのに。
こういう時は、13時からテアトル銀座で小朝を聴いているところを想像するのです。その先をイメージして思い描けばそうなります。でも、ちょっと不安も…。滑走路が見える喫茶店で熱い紅茶を飲みながらじっと見ていたら! 風の音が強くなり、きった〜。
わたしのB737−800が!
「よっ待ってました!」落語家さんならそう声かける場面。 よくぞ飛んできてくれました〜!!
びゅ〜ん。良い空は青い…というANAのコピーを思い出すほど上空はおだやか。
その後、次の第三便を予約していた富士通総研の高橋さんから届いたメール
「残念なことに、私が乗る予定の第三便は風のために東京からやってこず、欠航になり、陸路で延々と長旅をして帰る羽目になってしまいました」
なんと。次の便は鳥取空港に降りられなかったようです。鳥取から陸路とはさぞや駅弁を食べたことでしょう。高橋さん、それも含めたおつかれさん会しましょうね!
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2009/2/2 11:57:36
January 31, 2009
ぶり、カニ、はと麦も名産!氷見・海鮮館
大看板には「道ある限り、どこでも発送いたします」と心強い。
この季節はなんといっても寒ぶり! ぶりぶりぶりぶりだらけ!
重量と値段が明記されたぶり。ずらり勢揃い!
氷をかけるおじさん。
ぶり以外もありとあらゆる魚介類が並びます。
お店によってはぶりを半身で買うことも可。
そしてぶりの、こんな部位も!
ぶりのフト=胃袋です。 地方名、食べ方、値段がよくわかる名コピー。
「本日は身がしっかり入ってます」
午前中だというのに、「今から5ひきで1万円」とは
昨日も、一昨日もこのコピー!?
寿司もあり。こちらにもコピーがしっかりついてます。
氷見は魚だけではありません。どっこい、はと麦も特産なんだとか。
市場の奥にはお餅やさんも。
まるめたばかりのはとむぎ餅に、はとむぎ茶いろいろ
ほ〜。
前日に食べた海藻「ながらも」を練り込んだ乾めんも。
壁面には旬の魚が大きく描かれていました。これはわかりやすい!
飲食店も併設され、なかなか楽しめます!
Topics: ご当地もの | 2009/1/31 19:27:22
January 29, 2009
キトキトの魚づくし民宿 魚恵
午後は有形文化財の村上家で「こきりこ節」を習い、五箇荘を見学と風情ある雪の富山を楽しみました。
↑室内なのに吐く息、真っ白という寒さにビックリ。寒さに強い当主であった。そして打ち方を皆で真剣に習うの図。結構スパルタ
村上家話しもうひとつ。柱に掛けられていた昔の暦板。大と小。月で裏返して使ったそうです。売店で販売も。里見美香さん曰く「トイレに掛けた方が役にたつかも(笑)」確かに。
さて、夕食とお泊まりは氷見の「民宿・磯料理 魚恵(ぎょけい )」さんです。
民宿と聞いていましたが、建物も器も素敵!なカジュアル割烹風。食事がメインで、お泊まりもできるという感じです。
じゃんじゃんお料理が運ばれてきました。おつくり登場。キトキトの氷見の夕食!
うっわお頭つき。無念でござる…の顔したクルマダイくん。
ぺったんこのヒラメくん。白身に透明感があります。ぶりぶりのぶりに、メジマグロ、ヤリイカ、甘えびと、氷見のキトキトが続きます。
初めていただいた海藻「ながらも」の酢の物。ぬめり感良し、しゃきしゃきと食感も良し。ホンダワラ科の海藻で正式名称は「アカモク」とか。このアカモク、海水を浄化する力があるとか。大変、役にたつ海藻のようです。
金箔が散らしてある温かなカブラ蒸し。そして、ぶりの塩焼き。
氷見の名物、海津屋のうどん。これをいただいてお腹いっぱいに。さてと〆かと思ったら、なんと、さらにぶりしゃぶが…。さすがに一同びっくり。
お休みは隣の部屋。わ〜。修学旅行みたい!
カラスかあで夜があけて。
朝食もお魚がいっぱい! 干しカレイにお刺身、煮魚…。
窓から見ると雪がしんしんと降り続いています。寒そうな一日のはじまり。
宿の前の雪つもる木。そして、
道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館へ(つづく)
Topics: ご当地もの | 2009/1/29 19:55:36
廻る富山湾でエチオピア
富山県訪問はALL視察です。
県のキャッチフレーズは「パノラマ キトキト 富山に来られ」
3000m級の立山連峰から富山湾にかけての雄大な自然あり。ぶりや白えび、ホタルイカと全国区で名物の新鮮な魚介類あり。
立川志の輔師匠の出身県(師匠の事務所名はオフィスほたるいか)としても有名。
今回は富山県知事政策室観光・地域振興局観光課の櫻井課長の肝いりで企画が実現!参加者は全員知合いの濃い〜メンバー。
富山空港に12時05分に到着後、真っ先に向かったのは市内で一番人気!ネタは間違いなし!という回転寿司やさん。氷見港を中心に近郊の港からあがる天然ものだけを握るとか。その名も「廻る富山湾 すし玉」
「生」「活」と赤く書いてあるのは「冷凍ではない」という意思表示。サバは酢〆ではないという意味も。「地物」とあるのは、そうではない安いネタの用意もあるための差別化らしく。
おや?
見慣れぬ文字が
エチオピアってなんですか〜?
櫻井課長もおすすめ? えっこちらじゃ定番? ではそれをまず!
「エチオピア三皿お願いします」と櫻井課長。
この店では廻っている皿を選ぶのは子供くらいで、皆な声をはりあげ注文してました。
じゃーん。どんな魚がくるのかと思いきや、ピンクベージュ色した深海魚風。見た目は味がなさそうですが、どっこいマイルドなうまみあり、ほんのり甘みもあり。
エチオピアは俗称で、スズキ目シマガツオ科のシマガツオのようです。相模湾など各地でとれることもあとでわかりました。怪しい名の由来は諸説いろいろ。どれもたいした意味はなし。
「エチオピアといえば、アベベ選手。裸足で走ったわね〜」と古い話題でわいわい。一皿157円(6人分なので三皿重ね)
そ、し、て。富山にきたら!の名物「寒ぶり」です。 富山ではぶりの刺身には大根おろしを添えるのが一般的。お寿司にもトッピングされてました。一皿399円。
ひゃ〜。カワハギです。肝のせです。一皿399円(6人分なので三皿重ね)
ノドグロ(一皿525円)、ふくらぎ(ぶりの小さいもの 一皿157円)、生サバ(一皿399円)と続く。ふくらぎを持つ↑櫻井課長です。
「ちょっとふくらんできたからふくらぎ? 大きくなってぷりっとしてぶり?!(笑)」とオヤヂ入ってますdancyu plus編集長の里見美香さん。
お味噌汁はワタリガニ。
富山といったら昆布〆文化圏。すし玉さんにもありました。クルマダイの昆布〆です。昆布をほそ〜く切ってのせてるところがgood! 一皿262円。
すし玉は薬味をのせたり、隠し包丁を入れたり、芸がなかなか細かい。
地の素材が並んだお品書き。
ホタルイカは酢みそで。
気になるナマコも。寿司でナマコは見た事なかったので、どんな風に握ってくるのか興味津々。やわらかで爽やかでぷるんとした味。ほ〜っ。一皿262円。
最後に白えびの軍艦巻きです。一皿346円(写真は三皿分)。白えびは手むきと機械むきがあるとか。
「旨いすしなら玉寿司と客がマたくる通がくる 僕もタソガレひかり物」楽しい湯のみの文句は月がわり。どの月も「タマすし」をひっかけて書いてあります。飽きさせない工夫もいっぱい。
やまよはごちそうさま! えっと皆さんはまだまだこれからのマナコで回転皿を凝視。トロ(富山産ではない)を食べたり、何かのあぶったのを食べたりとなんじゃかんじゃ食べ続ける…恐ろし胃メンバー。
お皿がどんどん高くなります。皆さん、はじめから飛ばしすぎっ。
「今、お皿40枚!」と藤田千恵子さん。数えるの早〜い。「ほら、そろばん2級だから。なんの役にもたってないけど」回転寿司では役にたってる!?
ごちそうさまでした! 感じのいい寺西さん。すし玉の顔。繁盛店には理由があると納得。
Topics: ご当地もの | 2009/1/29 9:02:24