February 21, 2009
PLAIN PEOPLE オープニングパーティ
勇人くんのママ、ジャンさんがデザインするファッションブランドPLAIN PEOPLEが20日にオープン。オープニングパーティの料理をガイアが担当。PLAIN PEOPLEでは、服飾の他、マカイバリ紅茶、よっちゃんなんばんまであるというビックリの品揃え。
着心地の良さそうな自由でおしゃれな服がいっぱい!
ジャンさん、そしてお姉さまの高山泰子さん、稲垣知子さん、勇人くん、やまよ。
勇人くんは相模原に畑を借り、野菜を栽培する農大生。畑でお世話になっている「風の畑」の安田弥生さんによる自家製甘酒のおふるまいがありました。無農薬米、七分搗きのお米です。
桜の花の塩漬けも弥生さんお手製。桜は八重。香りが塩にいっぱい閉じ込められていました。
(右)安田弥生さんです。桜の塩漬けを入れると麹の甘さがぐっと引き締まります。甘酒の自然な甘さに桜がふんわり香って春らしさ満点のウエルカムドリンク! 感激のおいしさでした。
さて、多彩な勇人くん
ワイヤのアート、メッシュの立体アートも製作。
このカエルとってもいい!うちの白い壁に飾りたい〜。作ってほしい勇人くん。バッグのイラストも勇人くんです。
そしてガイアのお料理をご紹介。下北沢のスタッフ、ミホちゃん、やっさん、清水さんも楽しそうに動いてました。
佐藤画伯率いる太ももの会のお米を使った玄米ごはんおむすび。
蒸し野菜各種に、「よっちゃんなんばん春味」を塗った天然酵母パン。
(左)蕪を蒸したもの。(右)豆腐クリーム、プレーンと抹茶味。
「初めて食べたわ〜っ」と楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。
里芋の蒸したもの。法蓮草の海苔巻き。ガイアらしい!
青山のファッションショップのオープニングパーティで、大地の素材そのままの料理が選ばれる。喜ばれる。お肉はナシ!
時代を感じます!!
三年番茶が当たり前のようにあるパーティはそうそうありません。
いいなあと思ったお皿代わりの竹の皮。
飲み物はマヴィのワインに伊勢の白酒も。高橋さん評判良かったです!(お酒の説明も高橋さんになり代わってしときました。笑)
マヴィのワイン+伊勢の白酒、竹鶴は浅草のニシザワで購入できます。
一日のスタートは必ずマカイバリ!のやまよ。お世話になっているマカイバリジャパンの石井道子さんと妹の博子さんのマカイバリシスターズ。
マカイバリの紅茶は春、夏、秋の3シーズン+αありますが、シーズンごとに味が違います。今年の秋紅茶は風味が抜群!
紅茶もワインも原料を一度も洗わないからぜったいオーガニック!(技術力が高く、おいしいもの)を選んでいます。
飲むバラ!water。PLAIN PEOPLEで販売しています。
小料理屋の女将風な知子さん。大島紬決まってました。小笹屋 竹鶴(生もと純米吟醸原酒 無濾過 山田錦100% 精米歩合50% 酵母無添加 アルコール分19~20度 18BY)のお燗番ありがとう!
●PLAIN PEOPLE
東京都港区南青山5-3-5 (ヨックモックの隣)
TEL 03-6419-0978 11:00〜20:00
Topics: event, shop, 日本酒 | 2009/2/21 23:31:49
February 20, 2009
コンラッド風花 マクロビオティック・クッキングセミナー
2月16日(月)、コンラッド東京 風花でマクロビオティッククッキングセミナーが開催されました。今回は希望者多数で会議室で講義。
春らしい料理が組まれたコースメニューから、3品のデモンストレーションがありました。
まずは、先付の「葉山葵と生麩、くこの実、山葵あんかけ、天 針山葵」
山葵の使い方を教えてもらいました。軸と葉の大きさを揃えて切ること。この段階で手間をかけることであとの作業が素早く、そして仕上がりがおいしくなる。店では70〜75℃でゆでるそうです。家庭では90℃で簡単にとのこと。針山葵は桂剥きしてから針状に切るという。かつらむき……。できなかったら薄切りにしてから切ってもいいそうですが。
御椀は「筍葛焼き 翁昆布 笹打ち蕗 鍵蕨 口祝い粉」
今の筍は畑で栽培しており、鮮度がよければアクはほとんどなく鷹の爪は不要。「料理本にはよく鷹の爪を入れると書いてありますが、素材は変わります。見極めることが必要です」
去年、お茶農家の片平さんちで茹でるとこを見ましたが、鷹の爪なんて入れてませんでした。やまよもその昔、鷹の爪入れてゆでたらピリ辛になってしまった経験があります。
鷹の爪をまじないのように入れるのは、強いアクがある時代のこと。料理法も素材とともに変化。自分で感じなくてはなりませんね。
筍は精進出汁で味を含ませ、水溶き葛粉を塗って、きんつばのように表面を丁寧に焼く。 食べやすいように隠し包丁も入れあります。
マクロビオティックでは不可欠な葛、そしてお出汁の昆布と椎茸。
御椀のできあがり!
もう1品は「落花生豆腐」でした。クリーミィなコクがあり、胡麻豆腐とは違う香ばしさ、甘さでした。
講義の後はコース料理を試食。
この日のお品書き。
あちこちから知合いが参加。
ベラビスタ境ガ浜・ケニーさんの奥さん。お名前はカー(と言ってからRとLを発音する。よう言わん)ラ さん。美人です。このセミナーに参加し、前回は納豆が克服でき、今回は山葵が克服できたとか。もうお寿司やさんで「さびぬきっ」と言わなくて済むかも!? でも今回は針山葵だったからかもしれません。「じゃ、お寿司やさんで「さびは針で!」と言ってみたら!」と提案。そんなリクエストに応じてくれるお寿司やさんがあったら行ってみたい。
これがその針山葵↑上品で爽やかです。
先付あと2品は「つぼみ菜焼きうす揚げ浸し」「白葱摺り流し」
齋藤料理長がサービスに。稲垣知子さん(多酸系純米酒偏愛の料理研究家!)
御椀のあとはお弁当が登場。
蓋を開けると! 一段目には落花生豆腐。二段目には野菜寿司、スナックえんどう豆に玄米の寿司飯が入ってかわいい! そしてうどの細巻き、蕨の軍艦巻き。
三段目は「トカラ芋たれ焼き、亀戸大根粕漬け、慈姑天ぷら焼き、菜の花昆布〆、蕗の莟有馬煮、真菜と湯葉胡麻まぶし、野蒜金山あえ、梅蕪酢漬け、ふく豆」とぎっしり。
そして炊き合わせ代わりに「新玉葱、豆苗の揚げ出し」
〆は釜炊きの玄米ごはん。
菅谷亜希子さんのサービスで胡麻塩、香の物、湯桶が。
如月をしかと味わわせていただきました。植物性素材だけの力強さ、滋味深さは本当に印象に残ります。
*マクロビオティックコースは要予約。 詳しくはコチラ
Topics: cooking, event, macrobiotic | 2009/2/20 10:36:37
February 18, 2009
日本人には塩が足りない
製塩法の改正で自然塩が10年前にOKになり、今は百花繚乱の塩時代です。
こんな時代だからこそ「いい塩ってどんな塩?」という議論が必要ですが、語られることはまずありません。
いい塩とはどんな塩でしょう。
塩田が日本から姿を消したのが1971年。
その時に精製塩=イオン交換式製塩だけとなりました。これは高純度の塩で塩化ナトリウムが99%以上。ほとんどミネラルを含みません。
では海まるごとの海水を煮詰めただけの塩がいいかというと、雑味が多く、えぐみ、渋みがあり、おいしくありません。
日本では昔からにがり成分をいかに除去するかしのぎを削り、いい塩を作ってきた長い歴史があります。
煮詰める過程で析出する順番があり、最初がカルシウム塩→次にナトリウム塩→そしてカリウム塩→最後にマグネシウム塩(=にがり)これをどの塩梅でバランス良く入れていくかが大問題。ただ煮詰めればいいというもんではないのです。抜くものは抜かねばなりませんし、入れるものは入れなくてはなりません。
では、岩塩は? 湖塩は? と疑問はいっぱいですよね。
命にかかわる塩だけに、現在、やまよ勉強中です。
そんなやまよの塩のお師匠さんが海の精の村上社長です。どんな疑問にも即答してくれます。
村上さんは学生時代にマクロビオティックに出会い、それがきっかけとなり、伊豆大島で塩を作り始めます。塩に関って40年近くになるそうです。
村上さんが戦わなければ、今もこの日本に精製塩しかなかったかもしれないのです。村上さんの作ったレールの上に現在の日本の自然塩があるのです。
その村上さんが初めて本を書きました。女性にこそ読んでほしいと願いわかりやすい言葉で書いたそうです。
2月15日は出版記念パーティが開催。第一部の講演は松藤民輔さん。
松藤さんは15年来の海の精ファンとか。常にバッグに5g単位の海の精を入れて持ち歩き、具合が悪い時は3袋を水分に溶かして飲むそうです。明るく楽しく世界情勢から塩の話までできる方でファンになりました!
今の世界の状況、そして正しい判断力のために塩をしっかりとる重要性を熱く語られました。
松藤さんは今まで断食を16回行い、そのなかで最長は10日間とか。断食の合間も塩は摂っていたそうですが。断食と瞑想、塩。その繰り返しで今の松藤さんがあるときいてビックリでした。
人間は塩がなければ生きていけません。いい塩を適量とることが重要。減塩には問題あり!と熱いメッセージがいっぱいでした。
じつは村上さんもやまよも塩知らずの時は下戸で、いい塩をきちんたくさん摂り始めてからお酒が飲めるようになったのでした。
「塩は命のもと」と村上さん。
Topics: event, macrobiotic | 2009/2/18 0:21:48
February 17, 2009
バレンタインは蟹でワイン
2月14日のバレンタインは蟹+ワイン。
事の発端は、順子さんから「境港で焼き蟹を食べたとき、マヴィのアルザスのピノやロゼとあうのを発見したの!」と聞いたことにあり。
焼き蟹とピノ? ロゼ! 香ばしく甘い風味があうのかも。蟹というと飲んでる場合じゃない(笑)ことのほうが多いので試した事ありません。いつか試したいとずっと思っていたのです。
「順子さんが感動した相性を試したい!」と口に出すと、蟹好きが世の中にいかに多いことか。瞬時にメンバー10人決まってしまいました。
365日蟹でもいいという伊藤宏子さんがタクシーで到着。なぜなら七輪と炭持参。蟹を焼くために四角い七輪を買ったという蟹専門七輪です。川口商店から届いた発泡スチロール箱は2個。ワインセラーに保管。紅も松葉もモサ海老もハタハタもぎっしり!
撮影する野々山さん。野々山さんはブログでアップすると前もって宣言あり「今日は撮影に専念します!」
真っ赤な紅ずわい。正面から見ると鼻がぶたさんみたいです。
まずは茹で紅ずわい。並んだ並んだ、ひとり一杯。
蟹とシャンパングラスだけという、怪しいテーブル。
紅で落ち着いたら、いよいよ生の松葉蟹へgo!
今回、川口商店さんから送ってもらった資料にあった「しゃぶしゃぶ蟹」の作り方を試す。博樹さんが習得し、皆にその方法を伝授。すると、超簡単にするっと身がとれるじゃありませんか!
これには感動。わーいわーいの皆なの笑顔。生の蟹の身がするっととれることが、こんなに楽しいとは知りませんでした。
抜けるところが快感!(左)順子さん、透明感ある松葉の足 (右)超蟹好きというマダム野々山もhappy Face
そして幕間に甲羅酒。これにはやっぱり日本酒。竹林登場!
撮ってる、撮ってる。蟹の形が変わるたび撮影する野々山さんです。
ファイヤーの薪状態に置かれた足。この並べ方は斬新かも。
外で七輪焼きが始まりました。ふーふー吹いてる宏子さん。野々山さん店の備品であおぐのはやめてくださいっ(笑)
六本木から赤坂へ抜ける一方通行の道。タクシーがみな、徐行運転して見ていく。歩く人はうらやましそうに見ている。そりゃそうでしょう。
焼きたては最高! 川口さん、このように楽しみましたがお正月の川口さんの切り方とはちょっと遠かったです。 今度、蟹と一緒にきてほしい!
そして試しました! 松葉の焼き蟹とロゼ。やわらかな甘み同士引き立て合って確かにピッタリ。ピノノワールもよかったですが、おいしいピノの味におされちゃうかな〜っという印象です(なんでもピノ味になっちゃう)。焼き蟹にはロゼがおすすめ!
蟹しゃぶむき名人の称号をあげたい!博樹さんと順子さん。理系な二人は双子座のB型。
今宵のワインです。いろいろ試しました! さまざまな発見あり。
Topics: event, shop, wine | 2009/2/17 10:57:16
February 16, 2009
佐藤画伯の新作inGAIA
粘り腰50歳の佐藤画伯。米や餅をガイアに届けるときは必ず絵が一緒とか。今回は「寒」がテーマで強烈なおなごみキャラが描かれていました。
この日のお料理
写真はいまいちですが絶品蕎麦サラダ。蕎麦は津南町産。もちろんガイアで打ち立て。
ミホちゃん↑料理上手!しみじみおいしい味つけです。料理は人柄が反映されますね。
牛蒡と牡蠣の炊き込みごはん。葱一杯のあさり汁。
今宵もいつもの家族(笑)と平和なごはんをいただきました。自然な食を愛する人と農業やお酒の話をしながら食べるのはホントに楽しい!
家族といえば午前中に珍しく兄から電話があり「今日は何しているの?」と普段ありえない質問が。なんでも東京で会議があり午前中の飛行機でやってきたという。3時間ほどあるからお昼でもという。最近の素行調査に現れたのかと一瞬ビックリしました〜。
公開、博敏さん。境港で税理士しています。5つ違いです。似てるとよく言われます。お互い否定しています。
Topics: shop | 2009/2/16 9:18:00
February 14, 2009
3月4日は美酒王国「秋田の酒きき酒会」
今年もあります!秋田の酒きき酒会。秋田の美酒27蔵が大集合。昨年の様子はコチラ。
山内杜氏による本物の酒屋唄の披露あり(聴きごたえあり!)。そして新開発酵母【秋田酵母№12】、【秋田酵母№15】仕込のお酒が試飲ができます。昼と夜の2部構成です。
昼の部では酒販店・プロ向けの「試飲会+パネル・ディスカッション」があり、蔵家の浅沼清子さん、神田新八の渡邉 愛さんとともにパネラーをつとめます。
先月、熱い打ち合わせも! 皆さんよろしくお願いします。
秋田といえば、このお酒 ↓
今年デビュー2年目!純米吟醸「山本」 昨年と書体が違います。白瀑の山本友文さんに聞いたところ「気に入らなかったので変えました」とのこと。こうなったら来年も違う書でお酒をみたいもんです。こちらのお酒、お求めは天洋酒店さんまで。
●[秋田の酒きき酒会]参加27蔵元
新政/竿灯/高清水/秋田晴/銀鱗/一白水成/太平山/北鹿/喜久水/白瀑/秋田誉/雪の茅舎/天寿/飛良泉/出羽の冨士/福乃友/春霞/秀よし/出羽鶴・刈穂/阿櫻/天の戸/大納川/まんさくの花/両関/爛漫/福小町/一滴千両
Topics: event, 日本酒 | 2009/2/14 13:03:59
February 13, 2009
きれいのたねオープニングパーティ*純米酒編
↑こちらがワインのお料理でした。
15時からはガラリと変わって純米酒タイム
テーマはオーガニックなので、自然な栽培方法で育てられた酒米の純米酒2種類を用意。味の方向が両極端のお酒を選びました。埼玉県・神亀酒造の小鳥のさえずり、静岡県・青島酒造の喜久醉(きくよい) 松下米 純米吟醸です。
お料理もフルチェンジ!
柚子胡椒をきかせた若布と葱の蕎麦サラダ、ひたし豆をドン!
ひたし豆は某居酒屋さんの定番。その店は始めの一皿が夏は枝豆、それ以外の季節はこのひたし豆になるのです。爽やかで豆の甘みも味わえて最初に飲むお酒にはぴったり! 硬めに茹でてから塩+醤油の淡い塩分のつけ汁に一晩浸けました。
醤油、ごま油、塩、酢のたれに柚子胡椒を入れてからめた「若布と葱の蕎麦サラダ」。穀物+海藻はおつまみに最高です。
(左)奮闘するかおりさんとよしえさん。生姜と葱と若布を山のように切ってくれました。感謝!
(右)余裕のやまよ。朝から立ち通しですが、まったく疲れ知らず。ここのフローリングは飫肥杉で、自然なオイル仕上げ。足の当たりが柔らかでなんともやさしい。飫肥杉の箸箱は宮崎県北郷町からプレゼントされて持っていますが、踏むのは初めて!(笑) しかも床暖房なので足もとからぬくぬく。壁は珪藻土です。早稲田ハウスさんはアトピーのお客様に出会ったことがきっかけで有害なケミカル系素材を使わない「帰りたくなる」家を提案しています。
ハムかサーモンに見えるピンク色は、近藤けいこさんちの切り干し大根です。アッキーの誕生日でレイコさんが作っていたのがあまりにもおいしくてマネしてみました〜。
ワインの時はお皿に盛り合わせてサービスしましたが、純米酒の時はセルフサービス。お好きなだけどうぞ!
神亀酒造の「小鳥のさえずり」はお燗がおいしいお酒です。宴たけなわのお燗酒に合わせてお出ししたのは!
やまよイチオシ! 長栄丸さんの朝どれサンマの丸干しです。まるで生きてるみたいに美しいですが、干物です。一回も包丁を入れていません。手でさわってもべたつき一切なし。くどさと無縁。きれいな味の奇跡の丸干し! 濱中さんから直送してもらいました。
フル回転で焼き焼き。ひとり1本ずつ召し上がっていただきました。濱中さん、好評でしたよ〜!
柿太水産さんのおちょぼいかの丸干しも出しましたが写真撮り忘れ。スミそのまま入った一物全体珍味です。
早稲田ハウスさんが酵素玄米を炊いてくださるというので、漬物を2種用意。(左)切り干し大根のハリハリ漬け。柑橘の汁、生姜を使って爽やかに。(右)熊本県郷土食の寒漬大根(マクロビオティックでは定番中の定番!)乾物の柚子スライスと一緒に割り醤油+柑橘汁+酢でつけました。
ありがとうございました〜。
会も無事終了!
洗いものから取り分けまで担当してくださった早稲田ハウスの女性スタッフの皆さんに心から感謝です。
・・・・
お客さまが帰られたあと、大テーブルを製作した彫刻家の三宅之功さんから苦労話を聞く。「土居さんからの依頼は無垢の木を使って、モダンで、女性的で!?、角は丸く安全で、予算はあまりなくて(笑)という無理難題でした」詳しくはコチラ
素敵な古材との出会い、今まで重ねてきた木の歴史をどう魅力的に生かすかなど、三宅さんからじ〜んとくるいい話をたくさん聞きました。「彫刻家なのでエッジが美しいデザインが好きでしたが、子供がテーブルのカドであごを傷つけた時に、デザインに対する意識が変わりました」
「鉄を使う彫刻が本業なので、テーブルの脚は鉄を提案したのですが、土居さんがどうしても”木”にこだわりたいと。最も考え悩んだのは脚です」
デザイン+強度+椅子が入ることを考慮した脚部分。迫力です。
最後に三宅さん、サインを掘って兵庫へ帰られました。
なるほど。そう掘るのか…と一同感心。彫刻刀、久しぶりに見ました。
金光社長とカフェテーブルのベンチに腰掛けておしゃべり。ベンチも三宅さんの作。座り心地抜群です。普通、この手の木のベンチはお尻と膝裏が疲れるものですが
どこを触ってもやわらか! ゆるくまるいカーブがついていたのです。特にカドはゆるやかな傾斜が。座り心地も触り心地も満点で温かい。冷えない木のベンチ。
ここで、社長に聞きたかった質問
「どうして”ありがとう早稲田ビル”なんですか?」
金光社長「宗教がかっているようで、看板やさんからもヤメた方がいいと言われました(笑)。子供からおじいちゃんまで誰もがわかるビルにしたかったんです。小さなお子さんがあそこ行きたい〜と言ってくれような建物になりたいと。実際、お子さんいらっしゃると、親御さんが帰るよーっと言っても、やだー、帰りたくないと言ってくれます(笑) 嬉しいですね!」
血だらけの23歳のアトピー女性がたずねてきたことがきっかけで、自然素材の住宅に取り組むようになった金光社長。「どんな幸せな家族でも、家族のひとりが病気になると不幸になります。 絶対条件は健康です。心と身体どちらも健康であること。帰りたくなる家というコピーはここから生まれました」
アトピーの他、偏頭痛が治った、犬の病気まで治ったという事例も。施工主さんからの「ありがとう!」に感無量という金光社長。「喜ばれる存在になりたい!」と熱い想いでいっぱいです。
ありがとうはいい言葉ですが「ありがとう早稲田ビル」と名付けてしまうのはなんとベタな〜っと思っていましたが、やっぱりいい言葉です。一発で覚えましたから(笑)
田中さんと土居さんと金光社長の出会いで生まれた「きれいのたね」。いろいろな教室を企画中です。
その田中さん(右)と土居さん(左)とやまよ。もとはジーコンシャスのみゆきさんからのご縁です。二人が神田で開催された北川さんの牡蠣の会まで会いにきてくれて、その後、田中さんが獺祭の会にきてくれて…。その二人が金光社長に出会って…と、いいご縁が続いています。
「ありがとう早稲田ビル」近くに行ったら飫肥杉のフローリングを踏んで、テーブルに触ってみてくださいね。そして社長がいたらつかまえて話を聞いてみてください「健康住宅に関することならどこにも負けません!」だそうです。
ありがとう! 早稲田ビル。言うだけで楽しいから。
Topics: cooking, event, shop | 2009/2/13 12:08:27
February 12, 2009
きれいのたねオープニングパーティ*ワイン編
Ti Leaf,Inc. の田中さんと土居さんからありがとう早稲田ビル内にできる「きれいのたね」オープニングパーティのお酒のチョイスとそれにあうオーガニック素材を使った料理の依頼がありました。大好きなお蔵さんのお酒を皆さんに知ってもらえるのは大歓迎!と、引き受けたものの、100名分なんて考えたら作ったことありません。
ワインで50人、日本酒で50人分…。他の仕事も抱えているのに、ダイジョブかやまよ!
三之助油揚げ、1ダース大人買い!
豆腐も1ダース。cafe8お買い物バッグ持参。12丁すべて入ってナチュハのレジの人も感激してくれました。バッグの中身が全部豆腐ってかわいい〜!思わずパチリ。
さて、当日は強力な助っ人が
土居奈々さんのお友達がアシスタントしてくれました。よしえさんとかおりさん。搾菜豆腐と若布と葱の蕎麦サラダを担当してもらうことに。
野菜は近藤けいこさんからお取り寄せ! こちらも強力な助っ人(トマト、玉葱、葱のぞく)
お気に入りのレシピ「搾菜豆腐」。ワインにも日本酒にもあうんです。混ぜるだけ。火を使いません。材料だけが命! 国産有機栽培大豆の木綿豆腐、化学調味料無添加の搾菜、自然塩、胡麻油、葱、生姜。以上。
フルーツトマトとルッコラ! 塩とシェリービネガー、オリーブオイルでマリネ。
(左)ブロッコリーソースのくたくたペンネ。
(右)レンズ豆をペースト状になる手前まで塩茹でし、おろしたニンニクほんの少しとオリーブオイルとパセリのみじん切りを混ぜたもの。レンズ豆はすぐ柔らかくなって味が濃く、樽香がする(気がする)ので大好き。使ったレンズ豆はコレ。 パンにのせるとグー!(ちひろさん玄米パンにとってもあうよ) わらべ村さんで購入できます。
ギリシャの完熟オリーブにグリーンオリーブをニンニクとローズマリーで風味づけしたマリネ。そして近藤けいこさんの金柑を加えたら、柑橘の風味+鮮やかカラーでとってもキュート! 無農薬だから皮ごと安心。
10時になってお客さまがいらっしゃいました。マクロビオティックに詳しい方も。田中愛子先生のお知り合いという建築士の笠川慶道さん。川内翔保子先生主宰のマニホージュに8年間、通われたという方もいて、マクロビオティックをご存知ないお客さまに、やまよに代わって素材の説明をしてくださる場面も。嬉しいヘルプをたくさんいただきました。
ひよこ豆、キドニービーン、ブラックビーンが入ったネオファームの サラダブレンドビーンと新玉葱の組み合わせ。玉葱には少しのオイルをまぶし、塩をきかせ、あとはハーブ&スパイス。三重県産のマイヤーレモンをぎゅっと絞ってさっぱりと。このレモンはマンダリンとの掛け合わせで甘い風味が特徴です。
パンはお友達の小澤ちひろさんからお取り寄せ。玄米パンとカラフルプチパンです。やわらかくてふんわり甘い、素敵なパン。玄米パンは、まず誰も玄米が入っていると思わない味。ちひろさんは東城百合子先生の料理教室の助手をつとめたこともある筋金入り!
プチパンはよもぎ、紫芋、紅麹など天然色素を使用。
マヴィの田村さんも来てくれました。ミニオーガニックワイン講座もあり。
金時豆と水菜のサラダ、けいこさんのほうれん草は味がぎっしりと濃い!塩とごま油で生のままガッツリと。蕎麦の実をトッピング〜
トマトソースのペンネには、日本のアンチョビー、柿太水産さんの糠漬けいわしを入れてみました。
コレです↑刻んで糠ごと入れました。ぐっとパンチが出ました。
しかしこんなにたくさんのトマトソースを作ったのは生まれて初めての経験。お店屋さんってすごいなあ〜っと思いましたが、くせになる楽しさありっ! お料理って楽しい!
田村さんのオーガ二ックワイン講座スタート。
ワインもサービス! 飲みながら聴くのが一番です。先週までフランス出張だった田村さんの話は面白そう! あっち側で聴きたかった。
野菜と穀物中心のお料理。レンズ豆もひよこ豆も初めてという方が多かったものの、お豆も野菜もパンもお酒もとってもおいしい!とたくさん言われてHappy!
作り方をたずねられましたが、30秒で語れてしまうほど超簡単なものばかり。この日の調味料=オリーブオイルはオルチョサンニータ、塩は海の精(塩は少しずつ数回に分けて重ねていくようにしています)、醤油はかめびし、酢は柑橘の汁、甘くしたい時はシェリービネガー、オーガニック素材はそれだけで味があるのでシンプルが一番!
ワインの部終了。その後、日本酒に。お料理もフルチェンジ! つづく
Topics: cooking, event, macrobiotic, 未分類 | 2009/2/12 11:12:57
February 10, 2009
なごんで
料理の最後に登場! 一気になごんじゃいます。
ル・ロンポワンさんにて。
最近出会った猫の中で目つきがなんとも…インパクトがあった近藤けいこさんちの猫「プリン」通称プーサン。
撮影してたら
まっすぐ
近づいてきた〜っ
この目で!
そして、足にすりすりしてくれました。
目つきから想像できない意外な展開(笑)
プリンちゃん、チンチラ、御年14歳。
*近藤けいこさんいわく「本当はもっともっとふさふさの長毛なのですが、夫が毛玉が出来ているとはさみでチョキチョキして、あのスタイルになってしまいました〜」なるほど
Topics: ご当地もの | 2009/2/10 12:30:33
February 9, 2009
アッキーBirthady
アッキーことcafe8のカワムラアキコさんの誕生日。おうちでパーティです。とはいえ、ご本人は相棒のレイコさんと箱根の天山の湯〜ジンガロ鑑賞と終日外出、夜、家に帰るとみんなが待っている!?というサプライズなパーティ。レイコさんからテーマは事前に「ジプシー」と言われる。
主のいないダイニングでひるちゃんと記念撮影。ジプシーふう!? どこが。外寒いし。
NYでインテリアを勉強していたアッキー。海外の家みたいなインテリアですが、じつは普段はもっとCOOL。この日はバースディサプライズで本人が知らない(笑)赤が基調の燃え上がるような色使いに変身。このあたりもサプライズ!なプレゼントというわけ。
VEGEな料理が次々と登場! ファラフェル(ひよこ豆のお団子を揚げたもの)。タヒニソース(練り胡麻のソース) で。
ごぼうの丸ごとオイル煮。柑橘の皮がパラリ。こくたっぷりのごぼうを生かしたパンチある一品。
スモークマッシュルームとオリーブのマリネ 。ワインにあう〜。ワインはマヴィさん各種。
そして!3種の豆とカラフル干し大根のサラダ。近藤けいこさんの干し大根を使った感激のひと皿。干し大根はもどし、別に塩とハーブでゆでた豆Mixをあわせ、ドレッシングであえたもの。アップルビネガーがきいてます。レイコさんの新作! それぞれの大根の味がはっきりわかるし、しゃきしゃき感も鮮やか色も最高で、近藤さんに食べさせたい〜!
リコー派のアッキーにキャップとストラップをプレゼント。アッキーすっぴん美人です。
やまよの取り皿↑ 幸せバラエティ
アッキーの夫、トモアキさんがゲストにサービス。
里芋とセロリのブロシェット
そしてお約束のバースディケーキ!
VEGAN仕様です。乳製品と白砂糖ぬき!の大人味。久しぶりにおいしいスイートをいただきました。バニラが香る白ワインにもあいました。
いくつになってもお誕生日はいいもんだ!
左はカメラマンの新居明子さん、右がレイコさん。VEGE BOOKのチームです。3人ともほぼ同い年。
小梅ちゃん、定位置にて待つ。
Topics: event, macrobiotic | 2009/2/9 11:46:14