February 26, 2013
第21回 豊好園お茶飲み会
またまたお邪魔しました!静岡は
豊好園さんの山の茶畑(訪問は2012年の11月23日のこと。思い出し記録)
しとしと雨降りの一日でした。豊好園の山の茶畑は傾斜30度、スキー場のような急斜面です。
11月23日は恒例の「豊好園お茶飲み会」。普段、なかなか飲めない出品茶を教わりながら自分でいれて味わう会。なんともう21回目だそうです。今年は初の雨降り。
お客様が静岡市内や東京(^^ゞから訪れるため、臨時駐車場も準備
山に囲まれた集落、川の流れの音を聞きながら…。のんびりいいところ。
2012年の案内図。ティールームが出来たり、地域産品の出店があったりと、どんどん内容が充実、進化してます! お茶以外のおふるまいも充実。
この会のために育てた椎茸や里芋、さつまいもをグリル!
豊好園・片平次郎さんと育てたデカ椎茸。次郎さんが苺農家さんとコラボした「苺が浮かぶ、紅茶」が世界緑茶コンテストで最高金賞をget★
そして豊好園・次郎さんお父上の片平豊さん!
地域近所全員以上が集まる大賑わいのこの会、お友達が皆さん総出でお手伝いにいらしてます。
おいしいもの!たくさん\(^o^)/
とろろ汁〜〜!もちろんお芋も片平さんが掘り出したもの。この日、1本1,500円で販売あり。
豊好園の名物、竹の子煮物
しずーかおでん
漬物〜〜〜。などなどいただきながら、「出品茶」を味わう順番待ち。
そしていよいよ!
第66回 全国お茶まつり 「全国茶品評会」かぶせ茶の部、今年は三等入賞とか。
茶名は「燦(きらら)」
つづく
●blog2008
静岡 超絶景!片平豊さんの茶園
●blog 2009
FOODEXで会う!豊好園の片平豊さん
絶景!豊好園の茶畑再び その3
お茶の豊好園にピエール・エルメさんが!
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その1
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その2 燦の煎れ方
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その3 釜炊きとろろご飯α
静岡・豊好園の出品茶を味わう会 その4 傾斜30度の茶畑
Topics: ご当地もの | 2013/2/26 13:07:23
February 19, 2013
師匠・こんぶ土居さん!
尊敬するこんぶ土居さん。良心の塊のようなこんぶ製品もさることながら、この箱に貼られたシールの文章にも感動です。
コストも大事ですが、使うことに意味ある素材かどうか? 何が重要なのか‥いつも行くたびに、土居成吉さんに教えてもらっています。
スタンダードブックストアの中川さんは「お土産はいつも、こんぶ土居さんです」と決めておられるそうです。
最初に、こんぶ土居さんを教えてくれたのは山中酒の店の山中さん。そして中川さんと山中さんの店・佳酒真楽 へっついへ一緒にいって、中川さんがまた知合いを連れて行って…と、まさに口コミ・ネットワーク!
天の戸・森谷杜氏にも見せたくて大阪Deep発酵イベントでご一緒したさい、お連れしました。
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その時、INSPIRING PEOPLE & PROJECTSの岡田さんが取材中!
土居成吉さんINSPIRING PEOPLE & PROJECTS↓で紹介されています。以下、色文字部分引用。
2012年、こんぶ土居四代目 土居純一さんをフィーチャーしたINSPIRING PEOPLE & PROJECTSは、撮影時に彼の父、三代目 土居成吉さんにも大きな興味を持ち始めていました。私たちが土居昆布に感じていた魅力は何なのか?新たなテーマに取り組む中で、どうしても心残りを感じていたスタッフは私たちはお父様へのインタビューを通して、こんぶ土居の哲学・本物とは何かを知ろうと再び空堀に集まることにしました。
Meeting 02 Spin-off “SHIGEYOSHI DOI” chap.#01 “What is honmono / 本物 ? ”
土居さんに教わった、だしのとり方
からほり通りのこんぶ 土居さん「日本一のだしのとり方教室」開催
目からウロコでした。こんな簡単でいいの!?と。 是非、お読みくださいね↑↑↑
◯お知らせ このブログ「赤字」部分はすべて関連のリンクが貼ってあります。それをご存知ない人がいらして…。赤字はクリックしてみてくださいね!
Topics: cooking, ご当地もの | 2013/2/19 12:13:32
February 18, 2013
好みなんて聞いてないぜSORRY
「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY
・・・米麹SAKE仕立て ストロングエール」
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米麹と酒粕入りのキワモノか? と思いきや超★しっかりコクありのおいしいエールビール!驚いたぜ
オーガニックビールの他、変わり種のビールをさんざん醸造している会社ですが(よなよなの里)やってくれます〜。その裏書!
「発泡酒 この製品は原料に米麹・酒粕を使用しているため、日本の酒税法上は発泡酒に区分されます。麦芽使用比率が高いため、税率はビールと同じです」
ううむ ご愁傷さま
それにしても米麹と酒粕は力があリますわ!
Topics: ご当地もの | 2013/2/18 17:07:39
村公一さんのボラの燻製
先日ポストに不在通知が入ってました。鳴門の漁師・村 公一さんから荷物が届いていると。
郵便局のレターパックで。
レターパック?
ぺたんこ封筒レターパックに入るもので、村さんが私に送りたい荷物って? 生ワカメではないことは確か。いやまて、板わかめなら可能性あり?…などと推理していたら、なんとボラの燻製!
ナルホド!!!
ボラといえば、メスの卵巣を塩漬けして干した高級珍味カラスミが有名ですが、身そのものを食べることはほとんどありません。燻製も初めてです。皮が非常に美しく驚きました。
なんでも村さんのボラを知り合いの方が燻製にしたそうです。ボラのあらたな活用法を知りました……って自分じゃできませんが!(笑)
「日本酒によくあいます」と村さんからのメッセージ。
まさに!飲みたくなっちゃう味。 ボラの燻製は、噛むほどにうまさが滲み出て、ちょっと炙ると、温めた日本酒とじっくりぴったり。 美しい鳴門の海を思い描きながら頂戴しました。身のうまさもさることながら、皮のパリパリ感が最高。ふ〜ん長生きはするもんだ!
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●追記「ボラ」『ウィキペディア』によりますと 以下↓引用
出世魚
ブリやクロダイ、スズキなどと同様に、大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚にもなっている。
関東 – オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西 – ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知 – イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北 – コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ
「トド」は、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。
「イナ」は若い衆の月代の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことから、「いなせ」の語源とも言われる。また、「若い衆が粋さを見せるために跳ね上げた髷の形をイナの背びれの形にたとえた」との説もある。
「オボコ」は子供などの幼い様子や、可愛いことを表す「おぼこい」の語源となっており、また「未通女」と書いてオボコと読んで処女を意味していた。
なのだそうです!
撮影 RICOH GXR A16 24mm-85mm
Topics: ご当地もの | 2013/2/18 13:42:03
February 14, 2013
馬野農園・まごころ巻
「馬野農園の巻柿を送りました」と鳥取県中部総合事務所農林局 ・倉吉農業改良普及所の淺見浩行さん。
「三朝町の馬野農園さんの巻柿は、ひとつひとつが丁寧で抜群の甘さ! 評判の品でお茶菓子にも使われています」とのこと。日本各地に巻柿はありますが一体どんな?
届いたそれは巻手紙か棍棒か、細〜い茶筒かはたまた…というくらい見事なほど固くギュッとした巻き具合。いったい干柿何個分でしょう? 芯には「柚子」が巻いてあり、口の中に干し柿のジャムのような甘さと柑橘の爽やかな余韻が残ります。
スライスして透かすとそれはきれい、食べでがあります。これにチョコがけしても凄いかも…などと思いながら日本の素晴らしいドライフルーツを頂戴しました。渋い赤ワインにもgood☆
それにしても。外見、損してます。何しろアルミホイル巻なので一瞬「サラミ」!?
1回開けて食べた人には、この素晴らしさと大変さがわかりますが、見ただけでは、めくるめく巻物展開がわかりません。
商品名の「まごころ巻」も気持ちは痛いほどわかりますが、中身を伝えておりませんからね。惜しい。
いや、それにしてもギッシリ! いったい干柿何個分?
浅見さんいわく「80歳を超えるおばあちゃんが独自のノウハウで作っています。娘さん(60歳台)が手伝っておられますが、なにせ柿と柚子の栽培から加工、包 装、発送まで2人。大変なので徐々に減らして…と考えておられるようです」
うーん惜しい。とはいえ農園のHPもない。
「動画を撮ってアップしてほしい!」と浅見さんにいうと「以前、工程を見せてノウハウを盗まれた苦い経験があるらしく、撮影に抵抗があって…。値段もずっと変えてなく、儲けがほとんどないそうです」(T_T)
とはいえこのまま廃れていくのも勿体ない話。こういう商品が日本各地に埋もれています。価格は2本で3,800円。1本で相当、食べでがあります。2分の1本・ハーフやスライスで販売してもいいと思いました。
それにしても巻き方がナゾ★
その昔、砂糖がなかった時代は干柿が最も甘い品。日本の誇るべきドライフルーツ・干柿。繊維質もいっぱい。すべてお天道さまのお力による無添加の自然食品。原材料は「柿」以上。西条柿を使用。
「 鳥取県ふるさと認証食品」に認定も。 ●干柿
馬野農園の紹介HP↓
2本で3,800円、冷凍保存も可。送料別でございます。
●馬野農園 電話&FAX 0858-43-2151
注文は上記、馬野さんまでどうぞ!「電話でも良いですが、FAXの方が送り先等に間違いがないです」と馬野さん。基本は注文の翌日発送で「着日希望があれば書いてください」。また「代金はヤマトの代引きでお願いします」とのことです(^^)
発酵系珍味やチーズ、酒粕やフレッシュフルーツとサンドしたり、お酒のおつまみに活用できそう! 薄切りスライスと大根を重ねてベジタリアンのカラスミとか(笑)
相当楽しめます。はい。
Topics: おやつ&パン, ご当地もの | 2013/2/14 8:49:05
February 12, 2013
銘柄名「はなゑ」
ほんわりした「はなゑ」という文字。いろんなお酒があるもんだ!・・・ではなくて、世界にひとつのオリジナルラベル!
「天の戸の酒蔵開放に行ったスよ〜。森谷杜氏に書いてもらっただす(^^)」 とニッコリ笑顔の秋田県うまいもの販売課の加藤はなゑさんの手土産。打ち合わせのさい、なにやら荷物が多いと思ったらセーターにくるんでの持参。こちらまでほっこり。文字みて、ハート❤ウォーミング!なんとも味がある字です。
お酒の中身は特別純米酒ささにごり・生。
霞がかったようなうすにごりの55%精米。使用酵母は秋田流花酵母というから、意外と中身と名前が合ってます(笑)
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天の戸夏田冬蔵ブログを見ていたら(ブログより↓お写真拝借)
「今日は ↑ こんなラベルの注文を頂きました。中身は、御予算に合わせて何にでも対応致しますので
何かの記念に是非ご利用下さいませ。ご注文をお待ちしております」
という一文を発見!
「酒蔵開放」以外でも相談すれば、オリジナルラベルも夢ではないようです(*´艸`*)
料理も上手、写真も上手、文字を書かせりゃ書家なみという器用な森谷杜氏
●blog 天の戸・森谷杜氏の酒粕料理
dancyu3月号 「新しい日本酒の教科書」特集号で
藤田千恵子さんが森谷杜氏にインタビューしています(^O^)
「進化する「大吟醸」 天の戸 森谷杜氏は造る大吟醸は、いま。」
森谷杜氏、今期で25年めの大吟醸造り。
「大吟醸は米がきれい、水がきれい、発酵してきたときの泡もきれいです。こんなにもきれいなものに触れられること自体が贅沢だと思いますね」
と、酒造りする人だけが感じる美しい光景が言葉でつづられています。つづきは誌面で!
Topics: 日本酒 | 2013/2/12 17:07:09
February 11, 2013
さとうきびの北限。よこすか・しろ
知らないことがあるもんだ〜の話。
「静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会」で料理担当はとうもんの会代表であり名倉メロン農場の名倉光子さん。調理をお願いするとき、地酒には地素材=身土不二でと「県内素材でお願いします。砂糖も使わないで」とリクエスト。すると光子さん
「掛川には地砂糖があります!」と。いや、驚きました。
横須賀といっても「これっきり〜ですか〜♪」の神奈川県ではなく、遠州は掛川でございます。
「サトウキビの搾り汁を、丁寧に灰汁を取り除きながら時間をかけて煮詰めて結晶化させた白下糖。添加物不使用」ゆえ「要冷蔵」。蜂蜜のような色をした↑よこすか・しろはしっとり。そしてナチュラルな甘みで複雑なコクあり。黒砂糖よりおだやかです。
北緯34.5度に位置する掛川市がサトウキビ栽培の日本の北限!
「甘蔗糖は感謝糖」と →よこすか・しろの由来
よこすか・しろ「糖蜜」もあり→商品ラインナップ
「よこすか・しろはサトウキビの搾り汁100%で製造。添加物・保存料を一切使用しておりませんので、ご購入後は必ず冷蔵庫で保存し、開封後はお早めにお使い下さい」ですよ。
価格、販売店など詳しくは大須賀町商工会のHPを↓季節によっては工場見学もできるそうです。
日本の地域はお宝いっぱい!知らないことだらけですわ。
Topics: ご当地もの | 2013/2/11 11:04:35
February 6, 2013
メロンの気持ちがわかるから!名倉メロン農場
開運醸造元 土井酒造場のあと、「静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会」で料理を担当してくれたとうもんの会代表・名倉光子さんの名倉メロン農場へ(光子さんは静岡県農業経営士、掛川市農業委員、とうもんの里理事長も兼任)
元気ハツラツな光子さん、聞けば農場には完熟メロンを食べさせるcafeがあるという
基本は土日OPENのカフェです(平日は要問い合わせ)
食べどきがなかなかわからないマスクメロン。プロが太鼓判押す完熟マスクメロンって? 一番おいしい完熟度合ってどんな味?と興味津津。
・・・と、いうのも本物のマスクメロン、ほとんど食べたことありません〜ヽ(´エ`)ノ
光子さん登場! 会の余韻で白隠正宗の純米酒を(注:普段はおいてません)
イガイガ、ピリピリするのは進み過ぎたメロンだそうです。なるほどこれが食べドキ、高貴な香り、肉質なめらか。舌ピリ、喉イガしません。流通してない栽培場直結のメロン☆
「静岡県産ガラス温室(ビニールではない)での純系アールス・フェボリット種青肉マスクメロン」なのだそうです。栽培方法についてはコチラ
光子さんおすすめの食べ方は「完熟メロン+ブランデー」!
「マスクメロンを最大においしくするのは上質なブランデーを惜しげなくかけること!」だそうです。
とはいうものの、まずは白隠正宗で試しました。上品でよござんした〜。蔵元の高嶋一孝さんも未体験といいます(笑)
こちらがメニュー! 二分の一カットが1,300円。ブランデーは別料金
メニューの裏。「温室をどうぞご覧ください」はい!拝見いたします。
光子さんのご主人、名倉正司さんの噂を聞いていたので、ウキウキ! どこにいるのかお父さん〜っを探す。
それは・・・なぜかといいますとっ!お父さんは一年中、作業服が「海パン」!と聞いていたからです。
試しに「海パン メロン」で検索するとトップに出てきます。
なぜ海パンなのか!?というと「メロンの声が聞ける、気持ちがわかる!」からだそうです。
いた!お父さん・・・なのにこの日は外で水を使う作業ありで、珍しく海パンならぬカッパ姿(T_T)
残念でしたが初めまして! (右)二葉がでたばかりのメロンのベビー
ハウス内。「静岡県遠州地方独特のスリークォーター型ガラス温室と隔離ベッド栽培」だそうです。名倉メロン農場は、しずおか農林水産物認証を平成21年4月に取得。県内メロン農家としては初認証。
大切に育てられているマスクメロンちゃん!
唐傘地蔵を思い出しました・・・
お父さんカッパで水やり中。
メロンが育つスリークォーター型ガラス温室は、日陰を減らし、日照時間が少ない冬でも日光を最大限取り入れることが可能。+細やかな技術力でカバー。それで1年中、おいしいメロンができる!
日が暮れるとハウス内に布が
電動でガーッという音とともに
閉じられていきました。温度、湿度管理がなにより重要だそうです。細かい栽培ノウハウをお聞きしましたが、それは手がかかるフルーツです。
メロンができるまで。名倉メロン農場の女子チーム↓
高知からお嫁にきた朋子さん。そしてお孫さん(小学生の時、野菜を育ててJAに納品していたという。さすがおばあちゃんの孫)
名倉農場・売店コーナー
ちょいキズメロンをリーズナブルに販売中
マスクが美しく入ったメロンも
お父さんの海パン取材姿↑が壁に貼ってありました。
ただし海パン、海パンならなんでもいいのではなく、お気に入りのメーカーがあるそうです。最近の競技用は胸まであるものが増えたため、お父さんお気に入りのビキニタイプが手に入りにくくなって大変だと光子さん。還暦のお祝いは真っ赤な海パンだったそうです。
●ビキニ姿は以下のブログをどうぞ!写真をクリックすると各ブログに飛びます。
↓↓↓↓↓
↑これが噂の還暦海パン
SBSアナウンサー小沼みのりさんのブログ→●みのりのちからこぶ「メロンを愛する☆名倉メロン農場」
そしてこちら、YAMAHAのHPにも登場↓
Vol.40「SR」で行く夏の遠州メロン メロンな旅
あまりにいい写真だったのでそれぞれのHPより拝借いたしましたm(__)m
・
●名倉メロン農場
静岡県袋井市山崎4334
営業時間 : 10:00〜17:00 Tel:0537-48-5677
Topics: ご当地もの | 2013/2/6 20:09:22
February 5, 2013
開運醸造元 土井酒造場さんへ
2012年11月「静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会」で訪問した掛川市
その翌日、掛川の蔵「開運」を醸す土井酒造場を訪問。蔵は冬景色。
そして米洗いの真っ最中。きれいな酒質を決める米洗い。土井酒造場で使う水は「長命水」と呼ばれる高天神城の湧水。
なんでも高天神城跡から湧き出る軟水で、口あたりやわらかが特徴。この湧水をボリュームいっぱいのシャワーで洗うのが開運流!
機械と五感をフル回転。両方向から適切でブレのない判断をくだします。
圧倒されるような水流
土井酒造場・社長、土井清幌(どいきよあき)さんにご案内いただきました。
清幌さん四代目当主です。蔵内には酒米が続々到着
米置き場。酒造期だけ敷かれる板。この時期だけ倉庫がフローリングです。
兵庫県のスーパー山田錦
兵庫県産の山田穂
静岡県産の誉富士! その他にも岡山県から雄町など、様々なお米が
麹室をのぞかせてもらいました。
使いやすいよう、どこもかしこも整理整頓されています。
もやしも各種
土井さんと杜氏の榛葉農さんをパチリ
蔵をトントンと上がり、屋上へ。
蔵で一日に使う水の量は膨大です。
ですが、そのゆくえを考える話はあまり聞きません。
土井酒造場では平成12年9月からこの排水処理施設を稼働。米洗い、瓶洗いに使った洗浄用水はこの活性汚泥槽で処理しています。
汚泥は底にたまり、上層部のきれいな水のみを排水。1日30トン処理できるそうです。鼻を近づけても匂いはまったくありません。
自然に不可をかけてはいけない…環境を強く意識する土井さんは、この他にも平成15年、蔵の屋根にソーラー発電を設置。
人件費は極力かけず(なにしろ人がいません。蔵に電話をすると土井社長が出ます!)なのですが、かけるところにはかける。これも、報徳思想なのかなと思ってしまいます。
もろみのタンクからは
上質なマスクメロンのような爽やかな香りが。
クーラー、換気扇完備。涼やかな空気が循環
「開運」といえば
おめでたい「開運」なのであります。熊手の飾りにも引っ張りだこ!
玄関の「土井酒造場」の書。どなた様が書かれたのかお聞きすると前静岡県知事の石川嘉延氏という。
(左)杜氏の榛葉農さん。新婚❤冴子さんのダーリン(右)蔵の畑
ちょうど三輪明神の志るしの杉玉が到着、見せてもらいました。
三輪山の杉葉で作った杉玉。古来より酒造りの神様と呼ばれる大神神社には本殿がなく、三輪山自体をお祀りしています。
三輪明神 大神神社はご神体そのものが山なのでございます。そのご神木の杉でつくられたのがこの杉玉!
この杉玉の存在を教えてくれたのは、岐阜の白扇酒造・加藤孝明さんでした。杉玉とは本来なんぞやというのを加藤さんにお伺いし、”ただ杉の葉で作れば杉玉”ではないことを知ったのでした。
ご加護をうけましょう
清らかで品のいい甘みの開運。どのクラスにも開運らしい1本の筋が通っています。
静岡のフルーツにも、うなぎにもあうのです。
春になれば、今、樹形だけの↑桜の樹が花で満開に。枝だけの冬は葉が日差しを遮ることなく光を集めていました。気持ちよさそうに玄関周りで酒造道具がひなたぼっこ!そんな光景も冬ならでは。四季でガラリと光景が変わる土井酒造場。今季のお酒も楽しみですヽ(^。^)ノ
Topics: ご当地もの, 日本酒 | 2013/2/5 11:58:59
February 3, 2013
不調の時に食べたいもの
撮影 iPhone5
珍しく寝込みました。このワタクシが。原因はわかっております。仕事で普段食べないものをちょいといただきすぎたのです。それから出張がひとつキャンセルになり「ゆっくりできる1週間かも」と思ったのも大きい。
それにしても身体を良くするのも悪くするのも「食」だと痛感。過信は禁物。ましてや冬。久々の不調の時に「食べたいものは?」と身体の声を聞くと「ヨモギ茶」「八朔」それから「リンゴ」でありました。赤い三年番茶(三年番茶は鹿児島の川上寛継さんのものが正統派)も久しぶりに飲みました。
(写真左)布団でヨモギ茶。不調になると欲するお茶。国本武春さまを聴きにいったときは赤い三年番茶をポットに詰め重装備していきました。武春さまの声に癒されました〜。それにしても!玉川奈々福さん。以前から気になっていましたが、なんとも気持ち良さそうに声を出します。いや、はや、そっちの世界素敵すぎました。
(写真右)落語の「千両みかん」その心境でした。「八朔が食べたい・・・」
夫がすぐに買ってきてくれて、丁寧に剥いてくれました。食べやすくて嬉しい!柑橘好きですが、苦味があり果肉がしっかりした八朔が昔から好きです。甘いだけの果物は苦手でほとんど食べません。輸入フルーツはまったく食べません。いつ絞ったかわからない市販のジュースも買いません。関係ないけどジャムも使いません。白砂糖で加工した甘いものが苦手なんです。
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身体になにが必要か、必要でないか。
普段、豊かすぎる食に囲まれていると、気が付くタイミングは…なかなかありません。頭で考えたおいしさや、知識としての興味、そして義理人情!? 自らの「欲」などなど
不調の時は食べないでいるチャンスでもあります。食べたいと思ったのは八朔とリンゴとオーガニックのお茶。 夫が出社前に八朔とリンゴを一日分、剥いてお弁当にヽ(^。^)ノ 持つべきものは八朔が上手に剥ける夫だと。皮の油分が果肉にさわらないので純粋においしい。自分で食べる時も剥いてから食べようかと(この時は思いました。せっかちだからなかなか出来ません〜)
ヨモギ茶や三年番茶の後、ちょっとしてからマカイバリティーの秋摘み茶を飲みたいまで回復! この変化も面白い。
そして4日後にようやくお粥と梅干し(ごぱんのママ、錫木陽子さん作の梅干し。一番好きな力ある梅干しです)、オーサワジャパンのたくあん
動物性食品は勿論のこと、植物性でも油揚げさえ見たくありませんでした。タンパク質不要。 まるでゴリラみたいな食生活でようやく快気!
普段は1日寝たら元に戻るワタクシですが、今回は都合6日間かかりました(とはいえ、一日中寝ていたのではなく、初日に立川志の輔師匠、次の日に国本武春&玉川奈々福&林家三平師、仕事打ち合わせと仕事講座ひとつ、三遊亭鳳楽師匠のプライベート落語会も楽しんだので長引いたと思います=コラッ)
その間、アルコールは一滴も飲まず。アル中ではないことをあらためて自覚(笑)
たまにはこんな食生活、デトックス兼ねていいかもしれませんね。おかげで今はお腹がぺっちゃんこです!(って、普段は食物が入っとるんかぃ)
薬も注射も一切ナシ!身体の声に聞いて判断。こんな感じで病院と薬、注射無縁の生活をここ十年以上続けています(^^)
暴飲暴食は慎む。とくに添加物モノに要注意!を肝に命じました。
新聞を見ていたら
「在家僧侶」の新聞広告。「心の時代に新しい教養」ですと!うまいこというもんだ。
”血糖値を上げない米に、中性脂肪を下げる大豆”の開発に20億!そんなものを開発しようと思うそのセンスが、信じられません…。
Topics: macrobiotic, 玄米 | 2013/2/3 8:32:42