日本酒
« Previous Entries Next Entries »純米酒BOOK出版記念の会。ちひろさんのお店で
March 4, 20102月20日。小田原のポタジェララさんで『純米酒BOOK』の会。
『未来の食卓シンポジウム』で話しが盛り上がり開催が決定。イケメンレモン栽培家石綿さんの日程に合わせたのに「地方から畑見学者があるのをうっかり」でWブッキング。石綿さん、また!
お店のレイアウトを変えて20人体制。
お料理はちひろさんが腕をふるってくれました!『純米酒BOOK』レシピより蕪とキャベツの梅酢漬け。
ちひろさん自慢の野菜酵素が入ってほんのり甘い仕上がりに。
ポタジェのスタッフが「ど」の酒粕をお土産用に分け分け。(右)その「ど」の酒粕にイワシの丸干しを漬けて、準備中。こちらも『純米酒BOOK』で紹介のレシピです。
ちひろさんです! オトコっぽさで(笑)気があう友達。大学時代、東城百合子先生のあなたと健康社(通称=あな健)で料理アシスタントを努めていました。根性あります!料理も超早。パンをこねる姿はほれぼれするほどの職人(オヤヂ)姿!
大好き和田先生!CLCA子どもと生活文化協会・和田重宏さん(真ん中)
皆さんが集まってきました!右側奥の緑ジャンパー男性は早瀬の干物やさん。ミニチュアみたいな豆鯵の干物で賞をゲット☆ 初めて、早瀬さんの豆鯵干物を見た時は本当にたまげました。こんな小さな鯵を干物にする発想に。「あれはさばくのが大変で〜っ」と早瀬さん。私と同い年というのでまた、たまげました。
美人姉妹↑ちひろさんの料理教室の生徒さん。人参は農薬、化学肥料不使用栽培”そらや”さん作。
「伊勢の白酒」からはじまって、静岡の「喜久酔・純米大吟醸」
そして
「ど」!
少しずつお話させていただきながら、食べ+飲み♡♠
「ど」酒粕を味わい、「ど」そのものを味わってもらいました(これはわかりやすい!と自負)。「ど」はまさるやさんで直前に購入。そして静岡のわさび漬け。酒粕の利用法は盛りだくさん!(右) 『純米酒BOOK』のレシピからネギカツ登場。これはおいしい〜! パンやさんだけにパン粉が違う?
ちひろさんの長女、芸大生のナオさん。お手伝いありがとう!(右)これが「ど」に1日漬けたイワシの丸干し。ふっくらした酒粕のうまみが加わってイワシが何倍にもおいしく。日持ちもします。おいしい酒粕のマジック。「ど」の酒粕はクリーミィなのでそのまま漬けたらOKで簡単。
植物性たんぱく質の唐揚げ。醤油と生姜で下味つけて胡麻をまぶしてカラリ揚げ。初めて食べる人は鶏の唐揚げと勘違いする一品。(右)秋鹿の差し入れあり。
ここで、お酒は、80%の王祿と85%の新政を飲み比べました。いいお米で丁寧に醸すと米を削らなくてもいい見本。しかも安い!(笑)
ちひろさんの実家は静岡。というわけで!?おでんが登場。出汁は昆布と椎茸たっぷり!植物系です。(左)ちひろさんのご子息。おでんを運ぶの図。今年、大学受験生。お受験がんばってください。東の大学目指しているそうです。
おでんが出たところでお燗酒に突入。奈良県の久保本家「きもとのどぶ」。60℃でもへこたれない!どころか真価を発揮するうま酒! くーぃっと皆な、飲む飲む。これは入るところが違うお酒かも。
瓶ごとお燗したので、ラベルがとれましたが、これが「きもとのどぶ」
美人姉妹もちゃくちゃくのみのみ。顔色一切変化なし(笑)。(右)お燗に合わせて韓国風チヂミ登場。
ここで変わり種!新政さんの新製品、乳酸菌、乳酸を一切使わない製法の「白麹純米 亜麻猫」、くっきりした日本酒ばなれした酸が特徴。新政の佐藤さんチャレンジャーです。蔵元駄文
ちひろさんと湘南マリリンさんからお花をいただきました!わ〜いオンナノコみたい(笑)
最後に出た玄米。ふんわり柔らかに炊いた玄米を小さなおむすびにしてさっと揚げ、醤油にジュッと漬けた揚げ玄米むすび醤油風味。砂糖を使っていないのにまるで歌舞伎揚げみたいな甘さでした。表面カリッ、なかはふんわりですこぶるうま味。ポタジェララの料理バイキングで人気の一品なんだとか。本わさび添え。静岡県人です。
おみやげは「ど」の酒粕!
皆さん、楽しい時間ありがとうございました!
今宵のラインナップ! そうです。最後は神亀の大古酒! ヘーゼルナッツ、ココアのような香り、そしてコクある甘みを楽しんで。デザート酒ですね。このお酒は料理に大さじ1使うと劇的においしくなるんです。
お手伝いありがとう!ちひろさんチルドレン姉弟。
ちひろさんの店ではイケメン石綿のレモン2コで100円で販売。有機JAS認定取得のあのレモンが、です。安すぎますよ。石綿さんもちひろさんも!
ちひろさんの新製品。ベリーハート。かわいいじゃないの♡♡♡ ベジ対応。
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おまけ
ちひろさんちの贅沢メロンパン。注文受けてから中身のクリームを詰めるという。普通食の人用。
切干し大根入りのおやきパン。砂糖、動物性素材不使用。おかずパンですね。ちひろさんちのパンはすべて国産小麦で天然酵母です。ベジ対応。
野菜で色をつけたかわいいプチパン。紫芋、かぼちゃ、よもぎ、紅麹などカラフルで楽しい。和総菜が似合うパンです。
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余談
いただいた花束。ラッピングをはずすと茎は袋にズボンと入ってました。エコゼリーとか。ほぉ。
獺祭2010新酒の会
February 27, 2010
前日引き続き獺祭話。2月12日に開催された「獺祭2010新酒の会」に出席。
蔵元の桜井社長の挨拶。去年は値上げについての説明。今年は3月末完成予定の新蔵話しが盛り込まれました。
今宵の獺祭オールスター。
桜井社長の言葉から。新蔵について
「合理化を求めるのでなく、小規模な仕込を積み上げて6千石を醸造します。従来の日本酒業界から見れば、異端の製造方式の酒蔵です」
倒産寸前だった蔵をついで24年。
「数量で4倍強。金額で10倍強になりました。30年以上縮小が続く日本酒市場で、皆様のご愛顧は得がたい、ありがたいものと感謝しております」
純米大吟醸のみ、山田錦だけというわかりやすさ、味の方向性、そして価格設定。この3本柱が明快なメッセージとなったように思います。
乾杯のご発声は「ぼくらの七日間戦争」映画監督の菅原浩志さん。人気映画の4要素を皆さんご存知ですか?と。なんでも「愛」「生」「死」「戦い」なんですと。
この4要素が「獺祭」にはあるという!?
また、とある海外作品の乾杯シーンが日本酒だったものの、銘柄が○○○で、残念だったとも。「獺祭をハリウッド映画に!」と、なんとも元気のいい乾杯となりました。
いよいよ試飲タイム
試飲台の背後に冷蔵庫完備。(右)「純米大吟醸48 寒造早槽」11月〜3月の期間限定しぼりたて。どうして48という中途半端な数字かといいますと、39と50のブレンドという。確かに磨き(精米)48とは書いてありません。まだまだ知らない獺祭隠れキャラあり。
純米大吟醸しかつくらない。
山田錦しか使わない。
銘柄名はすべて「獺祭」。
と、他蔵より、ずっとわかりやすい蔵元ですが、それでも種類ありすぎます。この日のラインナップは17種類。精米歩合の差、搾り方の差、泡モノ、おりがらみ、期間限定などなど。全銘柄制覇は今回も難しかった。
頼もしいスタッフ(左)大平由美さん。(中)越七さん。(右)旭酒造の木下さん。
(左)お腹引っ込めて注ぐ寺田さん。(中)フランス人研修生セリックさん(漢字得意で魚ヘンの漢字がすべて読めるという)。(右)人気の発泡にごりが氷水にチャポン。
1種類だけあるお燗酒用の「温め酒50」。鍋に瓶ごとちゃぽん。いい湯だな〜状態。
(左)久しぶりにお会いした藤原さん。奥様が境港市出身なんです。ますます元気で活躍中。 (右)3人で記念撮影。おないどしの寺田さん、顔、オモシロすぎだから。
『純米酒BOOK』を持っていた南sisters。嬉し恥ずかしでした。でも、ありがとう!
〆は桜井Jr.がつとめます。すがすがしい挨拶はまるで活性にごりのごとく。
桜井社長の笑い方、腹話術の人形を思い出すやまよであった。
獺祭とふぐ
February 26, 2010思い出しブログ。獺祭(だっさい)さんのお酒を飲む機会が多かった年の瀬&年明け。2010の始まりは1月頭に開催の獺祭新年会です。お正月用の獺祭+フグを楽しむという趣旨。
この会は桜井社長が知合いと会うのを”まとめて会っちゃえ”としたのがきっかけ。
(写真上)スタートのお酒は「元旦届け」です。予約すると蔵から直接、元旦の朝、宅急便で届くというおめでたい1本。磨き2割3分、遠心分離による純米大吟醸で、繊細な味幅。贅沢の極みですね。
旭酒造御用達の山口県の店からフグが空輸。フグといえば、もみじおろし、ポン酢で食べるのが一般的ですが、ポン酢ばかりじゃモッタイナイ(23%にはポン酢じゃないかも…と思ったり)というわけで、今年はレモン・海の精焼き塩・EXVオリーブオイルを持参。柑橘果汁にフレッシュグリーン系オリーブオイルは、きれい系の純米酒にあうと思うのです。
レモン汁たら〜り。
「なに?レモン持ち込み? うちだってたくさん用意してるわよ〜っ」と店のおかあさんが山盛りの柚子皿を手に登場。柑橘好きなので柑橘味がいろいろ試せるのはとっても嬉しい!
鍋準備中。(右)鍋用の野菜かごを持つショウコさん。すごいボリューム。
恒例の「獺祭にひとこと」コーナー。スキンヘッズは越前屋の越七兄貴。親子で参加。
赤いセーターは柴田書店、「居酒屋」編集長の池本恵子さん。
やまよの番。櫻井社長にもひとこと聞いてみよう。
アシェット婦人画報社の野々山豊純さん、葉石かおりさん(この日は洋装!モデル風)。
虎ノ門マスモトの篠原社長、(右)大平由美さん。由美さんノースリーブ! 暑がりです。
鍋の最後は野菜をどっさり! ふぐ出汁は味がキレイ系ながら懐が広い。
こうしてカワウソとともに、夜がふけていき
最後の記念撮影。少しは皆さん、酔ってくだっさい…というくらい元気いっぱい。「きれいに撮ってくだっさい!」callの笑いで〆。今年もいい年になりますように…って、1月に言いあったのが懐かしい!? すでに2月末じゃないの。1月ってホントにあっと言う間に「行く」感じ、2月は逃げる〜確かに。
今年もいいお酒を、元気に!を合い言葉にお開き。
2010も清らかな精神で上質な純米酒を毎晩、1合(以上)飲むことを誓います(笑)
↓先日行われた2月12日都市センターホテルで開催の獺祭新酒発表会で、「48%」という中途半端な数字の純米大吟醸を飲む。これについては次回。
坂戸屋の武笠陽一さん
February 23, 2010坂戸屋の武笠陽一さん=通称「むかちゃん」のお店へ。お願いしていたものを受け取りに。初めて行きましたがお店はおしゃれで楽しい。お酒の量り売りもしています。
この日は丹沢山の樽酒が量り売りされていました。(右)日本酒冷蔵庫の前で、三重の「天遊琳」を手にするむかちゃん。
「隆」、「綿屋」、「悦凱陣」もあります〜。
趣味の良い品揃えは日本酒だけではありませんでした。ワインも素晴らしいラインナップ! とくにオーガニック、そして国産ワインは目をみはる充実度。
見る人が見たら、ほほ〜っでしょう。(右)「それいゆ」だって各種いろいろ。旭洋酒さんには葡萄の収穫手伝にも行ってるそうです。
というわけで、この日のお買い物の一部。面白い品がいっぱいで買い占めたいくらいでした(笑)。プレゼント包装を頼んだら、手早かった。ラッピングはシンプルでスマート!
●むかちゃんに教わった子猫ちゃん動画くちゅちゅちゅぱっ。最高!
マヴィ泡の会〜鈴木三河屋さん
February 11, 20101月9日土曜日mavieで泡の会あり。「泡のフルコースをどうぞ!マヴィ赤坂店開店5周年パーティ」詳細
5種類を飲み比べるという初泡イベント。田村さんから泡用ぶどうの栽培風景、製造方法のお勉強タイムあり。
一杯目はクレレット ド ディ ブリュット2005 フランス・ヴァレデュローヌのアシャールさんちの看板ワイン。伝統的な古代製法で、糖分や酵母の添加ナシ!ふくよか味。
おつまみはレストラン オゥレギュームより。有機野菜のチップ。
場所は赤坂の店内です。
野菜のフィンガーフード。プチトマトの中にクスクス、セロリ。
フレンチだからバターを使った料理も
野菜や帆立を使ったタルトレット。右は玉ネギたっぷりパイ。炒めた玉ネギって本当に甘い! キャラメルみたいです。バター味、久々。リッチな味ですが1つ食べると膨満感。
ヘルシー路線もあり! 野菜が嬉しい。
飲んだ泡にチェックして、次を注いでもらうシステム。この商品説明を兼ねたチェックカードは首にかけるようになってます。これだと、飲んだ飲まない!? これなあに?等、まちがいがありません。首にかかっていれば。
次はフランス・アルザス MEYER=メイエー家のクレマン ダルザス。繊細な泡だち、白い花の香り。爽やか〜な果実味。アルザスらしい1本。
同じメイエーさんちのクレマン ダルザス ロゼ。後味すっきりキレ良い味。
いよいよ
ブリヤールさんちのシャンパーニュ3年熟成を飲む。
エレガント!かろやかな花の香り、樽香もちょっぴり。ゴージャスな味。
そして苺登場!
最後はイタリア・ピエモンテ、ロヴェロさんちのルビー色ブラケット 微発泡。甘口です。フレッシュな苺にそそいでデザートドリンクに。
赤に赤が重なって美しい〜。
赤って色は見た目もアゲアゲ! さらに発泡してればなおのこと。
マヴィのスタッフの長谷川浩代さんをたずねてフランスまで行った秋場奈奈さん。マウンテンバイクを持ってフランス内は自転車で移動したという。根性あります! だって浩代さんの宿は山岳地帯にあり。「方位磁石が頼りでした!ヒロヨ〜、ヒロヨ〜〜〜って叫びながらこいでました(笑)」
すごい!
そのヒロヨと。
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会終了後、マヴィから徒歩2分の鈴木三河屋さんへ。野々山さんが実家の新年会用の日本酒を買いに行くという。
真っ白の棚に王祿ずらり。王祿棚です! 昨年の12月から王祿の取り扱いがスタートしたのです。
「修羅が醸す」ですと。大熊潤さんが書いたでしょ! そしてなになに「誇り高き醸造家が全霊を込めて醸す味わい」 。ぽっ。読んでるこっちが赤面。情熱家のクマジュン→顔こちら *注 クマジュンはいつも帽子をかぶっています。この時の帽子はぴったり黒で微妙…なんつーか、ヅラみたいです。
鈴木三河屋社長の鈴木さんとワイワイ話していると、マビィのスタッフがひとり、またひとりと約束もしていないのに増えていく(笑) 明日の休日用のお酒選び? みんなワインが大好きで、日本酒も大好き! う〜ん、頼もしい女子ばかり。
集合写真をパチリ。石原丈径さん、ちあきさん! 今季のつくりもがんばってくださいね。楽しみにしています☆メッセージでした。
というわけで、野々山さんもマヴィ女子も王祿をお買い上げ。もちろん三河屋さんには王祿以外にもいろいろな銘柄が揃っているんです。七田とか石鎚とか喜久酔とか貴とか郷の誉とか天遊琳とか飛露喜とか而今とか木戸泉とか竹林とか月の井とか三芳菊まで。紹介しきれないので行ってみてください。小さな店内にぎ〜っしりと内容濃くつまっているのです。温厚な鈴木社長をはじめ、スタッフ全員人柄も最高。
こちらは木箱入り!
ワインじゃなくて、富山の満寿泉! きれいな酒質で有名なお蔵です。
ワイン樽仕込みでございます。
どれくらい大きな木箱かといいますと! 鈴木社長に持ってもらいました。相当でかいです。これもらったら悶絶するかも〜。日本酒もこういう楽しみなくっちゃね。
『純米酒BOOK』も販売してくれてます!
湯島の楽。Kさんと
February 9, 2010今年はじめての「楽」訪問。具をまったく入れない茶碗蒸しが名物。なぜ具を入れないのかというと”だしが命”だから。30種類もの材料を使って1週間かけてだしをとるといいます。
という話しをベラビスタのケニーさんにしたところ「楽」はご実家のお墓の近くとか。
2皿目はお酒の肴ずらり。塩漬けだったり、発酵だったり。それぞれが個性ある滋味深い味わい。
ケニーさんと「料理通信」編集長・君島佐和子さん!
古典的なお皿は百人一首が描かれています。
(左)これが噂の茶碗蒸し。(右)3ショット。オイラ変な顔。こんなお面を見た事がある。
そして
お刺身です。いろんな味を楽しんでほしいと1切れずつ。ヒラメとカレイは昆布〆になって塩でどうぞと。
次なる焼きものは粕漬け、そして飯寿司。酸味もほどよく日本酒が進みます。
そしてお椀。次にお鍋!
珍しくアンコウの鍋。生麩が入り、きれいな味に。〆のごはん。
王祿「出雲麹屋」のスパークリング、醸し人九平次、開運、天明、丈径、王祿超辛etc.
十四代の逸品で。
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●楽 はせ川
電話03-3836-0417
東京都台東区池之端1-1-1 MK池之端ビル B1F
日曜・祝日休み 18:00~21:00(ラストオーダー)
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20091031訪問
地酒 みゆきや
January 25, 20101月11日。熊野本宮の帰り道、今宵の宿には上質な純米酒がある可能性はゼロに近い…。なにかいいお酒があれば嬉しい…と、国道42号線を移動中、あっ!
諏訪泉さんのお酒がある! 車をUターンしました。みゆきやさんです。
店内は小さいながら、いいお酒がぎっしり! 店主の想いが伝わってきます。諏訪泉のほか、白瀑もありました。諏訪泉は三斗蔵元の会員のやまよ、白瀑はおうちにあるぞよ…、せっかくなので和歌山のお酒を飲もうじゃないの。出会いが旅の醍醐味ですからね。
感じの良いハキハキした店主に、普段好きなお酒の銘柄や今飲みたい味のタイプを伝え、和歌山ならではの純米酒をリクエスト、すると出てくる出てくる。次から次へ。
みゆきやさん試飲もOK! (HPで、熱い思いが語られています)
ありとあらゆる純米酒、純米吟醸、純米大吟醸を試飲させてくれます。その順番、内容、店主の知識たるや超オモシロイ! 温度帯を変えてビックリもさせてくれます(笑) 試飲なのに冷や→お燗まで、よくひとりでできるなあとひたすら感心。しかも押しつけや独りよがりな意見はほとんどなし! お人柄が素敵でなにしろ楽しいのです。
そして
やまよがある程度の日本酒好きだとわかると、だんだんdeepな世界へ(笑) こちら松竹梅の99年3月製造品。「ちょっと試してみてください。日本酒はこういう事があるから面白いです」と注いでくれました。
琥珀色!いい色です〜。口に入れてみると長期熟成酒独特の香ばしさあり、そしておだやかな甘み、酸味、バランスがなかなか良好。確かに悪くない! 松竹梅が〜ね〜っ。古酒力おそるべし。
ホワイトスワンもありましたとさ。店主の実験オモシロすぎ。
色は淡いイエロー。そして店主のおすすめ(の、ひとつ)徳島県の三芳菊!
変わり種が山ほどありました。
安くて上質なお酒が間違いなく揃っています。目移りしますよ〜。試飲だけで幸せフラフラになりそうでした。
レジ脇にかけてあった不在時の札。「配達に行っちゃうとお店閉めちゃうので悪いでしょ」と店主。
裏を返すと、これまた情報たっぷり。待ってる間もたいくつしませんね。
小さな店内の壁3面は冷蔵庫がぎっしり。
(左)店内にあった試飲グッズ。地さけやみゆきのヒストリー、ぜひご一読ください。(右)店外観。マグロと鯛の生ハムも買っちゃいましたよ。まともな日本酒を知ってほしいとがんばっている酒販店さん。出会いに感謝。また伺いたいです!
■地酒みゆきや
営業時間10:00~19:00
定休日 毎週火曜(祭日・連休・お正月・お盆は営業)
電話0735-23-1006 FAX0735-29-1016
www.miyukiya.sakura.ne.jp
七田謙介社長
January 18, 2010「七田」を醸す佐賀県・天山酒造の七田謙介さん。2010年から社長に就任! 新酒お披露目と社長就任祝いを兼ねて新年新酒新社長でおめでとう会が開かれました。
とはいえ、お祝いとは本人だけ知らされておらず、ただの飲み会と思ってあらわれた謙介さん。大勢集まっていてビックリの巻。
無濾過純米「七田の心」3シリーズすべて生、無濾過。お米はすべて佐賀県産で「天山酒米研究会」のもの。
55%は山田錦&佐賀の華
65%は山田錦&麗峰
75%は山田錦100%
さて、おめでたい時は、おめで鯛!ということで、店のお母さんが魚屋さんに注文した大きな天然鯛のお刺身。うまみがのって久しぶりにおいしい鯛に出会いました。コク、甘み、うま味、食感。ひとくちに鯛といっても違うもんです。この時季はエサも違うでしょうし。これだけ味に違いがでる…というのは、人間の体もそうなのでしょうねえ。食べたもので体は変わる。
山田錦を25%削って醸した75%の七田。これは新酒、後に75%の1年熟成をいただきました。味のりがグーンとワイドに。
冬名物、三浦大根のふろふき。そして店主の知人、愛知県在住のオジさんが海に潜って穫ったという冬なまこ。聞くだけで寒い。
新潟県「鶴齢」の青木社長が、新社長にプレゼントした本「社長の手帳」。
内容が? という質問に青木社長は
「僕は読んでないの。読んだら要約して教えて(笑)」
ジャズフルート奏者の小島のりこさんの演奏も。飲みながら演奏できるのはスゴい。
鳥取県のらっきょう。甘みを加えていないのに甘い塩漬けらっきょうです。
ご参加の明るく楽しい酒販店さん。右は江戸川区・宇田川商店の宇田川さん、そして永福町・松坂屋酒店の池田さん。
鶴齢の青木さん↑お帰りです。江東区のかねゑ越前屋の藤井さん。二人でハグハグ。巨体の重なり(笑)
こうしてお祝いの一夜はふけていくのでありました。
謙介社長、ますますのご活躍お祈りしています!
注目!白瀑さんのミルキー「ど」分けてもらえます☆限定
January 14, 2010世界遺産、白神山地のふもとにある秋田の蔵元白瀑 ↑蔵元杜氏の山本友文さん
水は白神山地のナチュラルミネラルウォーター。
お蔵に伺ったら、活性にごり酒「ど」の酒粕を発見。
味わわせてもらったら、なんとも
とろ〜りミルキー♡
スーパーで売っている酒粕は”板粕”と呼ばれる、板状になった堅いもの。そんな堅い板粕は水を入れて柔らかくし、すり鉢でする必要がありますが、ミルキー「ど」はすでにとろとろ状態なのですぐ使えます。
このままで、おいしい!
このままが、おいしい!!
「ど」という活性にごり酒になるわけで、酒粕といえども酒が搾りきれておらず!? 甘さもしっかり、お酒の味がなにしろたっぷ〜りと残っています。
(↑ 「ど」の瓶。出番待ち)
「欲しい!」と思い、蔵元杜氏の山本友文さんに聞いたら「お分けしますよ」とのこと。
20kg入りを特別に!
儲け度外視で「段ボール代と手数料程度でいいですよ〜」と。
送料込み!2000円+代引き手数料
20kgってピンとこないかもしれませんが、スーパーで売っているのは200g程度です。
今回は20kg!
2kgじゃなくて、20kgです。
使い出ありますよ〜。
このままスプーンですくって、大人のsweetsとして
少し温めて「ど」ミルキーdrinkに(温めすぎは風味が飛んでもったいないです)
お漬物に
美容に(笑)
このブログを見た人だけの限定です。
というわけで、お酒屋さん、お店で売っていない「ど」のミルキー酒粕。ぜひ、お取り寄せして、本物のとろとろ味の酒粕を楽しんでくださいませ。
超お買い得!
なんといっても20kgですから。
私の体重の半分しかない(ウソ)
・純米吟醸「山本」と蔵紹介したblogはコチラ
●山本友文さんの「ど」酒粕 beauty で試している報告
「お風呂上りに酒粕を塗って、シャワーで洗い流すというようなことを毎日しております。まずは自分が実験台!にと。
酒粕はユルユルですので肌には良く馴染みますが、匂いはキツイです(笑)。鼻はすぐに慣れるので、直ぐに気にならなくなります(爆) 毎回、自分が魚の粕漬けになった気分になるのが面白いです。
使用量はお玉で1杯分ぐらいなので、一袋を使い切るのに半年はかかるでしょう。経済的ですね。塗った状態をどれだけ維持するのかで効果が大きく変わると思うのですが、
秋田は数日前から冷え込みが厳しく、酒粕まみれでジーッとしていると風邪を引きそうになるので、3分が限界です。風呂上りのボディーローションなしでもしっとりツルツルになりますし、匂いも肌に残らないので、今後も継続したいと思います」
美肌です!
お試しになる場合は自己責任で(笑)
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ミルキー「ど」の申し込み先は
メール → sirataki@shirakami.or.jp
または
fax → 0185-77-2312
「以下の項目をお忘れなく!」と山本さんより。
受け取り人の
1.住所
2.氏名
3.電話番号
4.受け取りに都合の良い時間帯
です。
送料込みで2000円+代引き手数料ですが
離島の方は送料が変わってしまうそうなので、
お問い合わせくださいとのことでした。
蔵は超少人数のため、電話をしても出ません(ほんと)
というわけで、メールかファックスでご注文をよろしくお願いします。
sirataki@shirakami.or.jp
fax 0185-77-2312
*お酒の販売は行っておりません。HPに販売店あり。
秋田のイケメン☆山本さんと天洋酒店浅野さん。もちろん天洋さんで白瀑バンバン売ってます。
参加者募集。初代どぶろく大賞!
January 13, 2010先日『どぶろくと女』の出版記念パーティに参加。
その主催者、酒文化研究所の山田聡昭さんから東京初!というどぶろくeventのお知らせが
「阿部さんの本を出したこの機に、ちょっと大々的に”どぶろくイベント”をやります」ふむふむ。
「北は北海道から南は宮崎まで。
全国133のどぶろく生産農家から、厳選した60点を集めます!
一緒に初代どぶろく大賞を選びましょう!」
東京初! 各地のどぶろくを飲み較べ
「TOKYOどぶろくフェスタ2010」
「日本の酒文化のルーツを体験してみませんか? 東京で初めて、2度とやれないかもしれない、レアもの企画です」
なんだそうです。
↑「田圃でどぶろくは味わいが増すねえ」とご満悦の山田聡昭実行委員長。どぶろく大賞は誰の手に?
日時:1月30日(土) 14:00~16:30
会場:東京農業大学校友会館グリーンアカデミーホール
●詳しくはコチラ
■お申込みは
〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-3-14CMビル
酒文化研究所 山田聡昭さんまで
TEL03-3865-3010 FAX03-3865-3015
yamada@sakebunka.co.jp
↑生産者と酌み交わすどぶろくの図。全国で133……。そんなにどぶろくつくっているんですねえ。
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