Sidebar Window


Search




Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window


Sidebar Window




Topics



Monthly Archives





« 天の戸・稲の花見2018 仕込み水で蕎麦 | Home | 楽はせ川さんが9月15日で閉店 »

天の戸・稲の花見2018 田んぼ巡り

39074844_1908198885893030_8907160081913610240_o

20180811「山の日」は、浅舞酒造天の戸さんの「稲の花見2018 」へ。

この峠から見える浅舞地域に、酒蔵があり、酒米を育てる田んぼがあります。

この土地で、すべての稲を育て、酒を醸しているのです。

それが半径5キロの酒づくり!

「この風景を瓶につめたい」

と杜氏の森谷康市さんは言います。

IMG_5412

酒米を担当するグループ「平鹿町酒米研究会」は今年、結成30周年の記念年!


IMG_5327

「天の戸 稲の花見2018 」まずは、森谷杜氏が育てる「亀の尾」の田んぼからスタート!

亀の尾は、古い品種で、交配していない原生種。

穂のまわりをノギ(ノゲ)が包み、精米しづらいのも特徴。

ノギは白〜銀色に輝き、風が吹くと、稲が海の波のように流れるように動きだします。

いっせいにキラキラと眩しいきれいな光景が広がるので、遠くからでも「亀の尾」の田んぼだと、すぐにわかるのです。

kamenoo_nama

亀の尾を使った代表的なお酒が「天の戸 亀ノ尾」

39200702_1906490682730517_7912510686259838976_o

こちらの田んぼの稲は 「星あかり」です。

東北電力が開発した寒冷地向きの酒米品種で、栽培は 副杜氏の菅原康晴さんです。

180089c493c937e91a090af82a082a982e8

星あかりを使った代表的なお酒が「夏田冬蔵 星あかり」「SILKY」にも使われています。

●2011年blog Silky http://www.yohkoyama.com/archives/34918

そして!

39159189_1906491762730409_2506910829434109952_o

こちらは「吟の精」の田んぼ

栽培しているのは「平鹿町酒米研究会」の会長、御年84歳の武内竹蔵さんです!

39193485_1906491996063719_8725889303558750208_n

「吟の精」は、最近めっきり見ることがなくなりました。作り手が減り、奨励品種から外されてしまい、減ってしまった酒米です。

39145066_1906492209397031_8551071473047961600_o

そして、再び、森谷杜氏の「美山錦」 の田んぼです。

減農薬栽培を10年以上続け、タニシがこんなに復活!

180089c482cc8389839383h

美山錦を使った代表的なお酒が 「Land of Water」


39074844_1908198885893030_8907160081913610240_o

↑田んぼも蔵も全て一望できる峠で、最高峰の35%の秋田酒こまちの純米大吟醸をいただきました。

sake_020

秋田酒こまちを使った代表的なお酒が、鑑評会に出品する最高峰「天の戸 純米大吟醸35」

IWCでも高得点!https://www.sakigake.jp/news/article/20180518AK0052/


/


●天の戸・商品ラインアップ

「稲の花見2018 」は、それぞれの田んぼの前で、その品種100%で醸した純米酒をいただく田んぼ巡るツアー。単独品種だけを酒にするということは、コーヒーで言うところのシングルオリジンですね。


お米の品種ごとに、ひとりの栽培家がいる。

平鹿町酒米研究会は今年で結成30年!


田んぼで、尊い稲の花を愛でながら、酒米品種の背景と今の状況をお聞きしました。
風と太陽の暑い日差しのもと、稲と同じ環境を味わい、いただく一杯のお酒。

稲、発酵で生み出される生命力溢れる味を、身体で感じる格別な機会。


杜氏いわく、「私たちは稲の種で酒を醸している」

「お米はなにも酒になりたくて、粒をつけるのではない」ということ。忘れがちな視点です。

稲の命が醸されて、日本酒になる!

「命の種を醸して飲むのが日本酒」


その素晴らしさ、ありがたさを感じながら、その地域で完結する日本酒。

米の作り手、醸し手、売り手、飲み手が集結した暑い、熱い、811日、山の日でした!

(このあと、平鹿町酒米研究会の30周年を振り返りる会が開催されました)

森谷杜氏に教わったこと&レシピを「ゼロから分かる図解日本酒入門」で紹介しています。

IMG_5402

浅舞酒造 天の戸 「半径五キロ・地元の米だけで醸す純米蔵

秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388番地

●天の戸・森谷杜氏がよくわかるblog

2016年1月21日 天の戸の森谷杜氏は五感を大切にする人です

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-5ec0.html



Topics: 日本酒 | コメントは受け付けていません。

sohbet chat Kadin Sitemap Haber Edirne Tarih Sitemap Somine Mirc