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王祿を飲む 楽で飲む

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島根県の蔵元・王祿酒造の石原丈径(たけみち)さんとちあきさんが、地方行脚の旅で東京に立ち寄りました。王祿とは実家が近く、山陰で会うこともありますが、東京で会うのはまた新鮮。まず、お互い服装が違う!? 

さて、渾身の王祿の酒、いろいろいただきました。丈径さんは蔵元杜氏です。

まずは「意宇」

おうと読みます。以下、島根県庁のHPより

「意宇(おう)」という呼び名の起源は、風土記によると、「八束水臣津野命(やつかみずつぬのみこと)」が国引きを終えたとき、「意恵(おえ)」と言ったことから「意宇郡」と呼ぶようになった、と書かれています。
 意宇郡は出雲国の中心として、出雲国庁、出雲国分寺、出雲国分尼寺などが置かれました。現在は八雲立つ風土記の丘として保存され、当時に近い風景を残しています。

この地で酒づくりをする王祿にとっては特別な意味を持つ言葉。王祿最高峰の酒。

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そして「超辛純米 王祿」。このシリーズ名の酒は王祿のスタンダード。今宵は15BY。

王祿は、一切濾過しない、ブレンドしない、 蔵そのままの味を出荷という非常に珍しい蔵元。蔵の状態を保つためには、マイナス5度の冷蔵庫が必要。これが用意できない酒販店には出せない…というわけで全国で21店しか取り扱いがなく、出会いが難しいお酒です。

とはいえ余裕がある蔵なのか…というとまったくそんなことはなく、武士道まっしぐらという感じですかね。

そして、地元東出雲町で無農薬無肥料栽培した山田錦を100%使用「丈径」。これはお燗がグッ!

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そして
「丈径」と同じ、無農薬無肥料栽培の山田錦を使った「相伝」(そうでん)。こちらは木桶で醸し、味わいがぐっと深く、やわらかかつ豊潤。

この味のある書は、蕗翠先生によるもの。じつは、合気道と習字が得意な蕗翠先生に月に一回、習字をならっていますが、へっぽこやまよは何年たってもいっこうに近づけません。こんな字がすらすらと書いてみたいです(えっ、100年早い!?

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湯島にある「旬彩幸味 楽」の長谷川さん(昔は、湯島のヨン キムタク。今は池之端のポニョと自称)も、王祿の大ファン。挑戦だーっといわんばかりの凝った肴が次々と登場。一部紹介。

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お出汁がきちんととられた温かい汁はお酒にあいます。普段口にしない素材オンパレード。

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「イノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸すべてのうま味が入ってます!」というトマトのコロッケ。ソースは水を一滴も使わず素材の持ち味を最大限に引き出した料理法で、とかなんとか。確かにそういう味!(な気がしました)

「食べさせてやろ〜! びっくりさせてやろ〜〜〜!」と、気合いが入った料理は確実にささってきます。長谷川さん、美味でございました!

IMG_0770.JPG 最後に記念撮影。杜氏と料理人のコラボは最高! どう味をつくるか! どう味わわせてやろうかと! 毎日そればかり考えている二人の味対決、熱い夜でした。

池之端のポニョ…ぴったり。

●王祿のお酒は山中酒の店などで購入できます。

ポニョの店 


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