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島根のぼてぼて茶

秋摘み番茶の季節となりました。島根県出雲地方では昔から、番茶と茶の花を入れた「ぼてぼて茶」なるお茶…といいましょうか「郷土料理」があります。

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ごわごわ系の秋番茶に茶の花がブレンド

「ぼてぼて茶」まず、焙じた秋摘み番茶を茶の花と煮出します。そこに、抹茶碗よりひと回り大きな碗に注ぎ入れ、抹茶のように茶筅で「ぼてぼて」と泡立てます。

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↑その昔、母の友人・角満理子さんから譲り受けた古い茶碗。マスタード色!

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↑栗のような線画あり。素朴です。

さてその茶碗に、ご飯や漬物、煮物を刻んで入れ、飲むように食べる…のが「ぼてぼて茶」いわばカプチーノ仕立のお茶漬けです。

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ご飯や好みの漬物、煮物を細かく刻んでいただきます。片手で食べられる半流動食!?

元は、たたら職人の労働食説、松平不昧公の茶の湯文化に憧れた庶民が始めた説など、諸説あるようです。

カプチーノに通じる泡立てた番茶のうまさに加え、今、話題のダイエットに効く茶の花のサポニン効果を、昔から知って楽しんでいた!というのにビックリですよ、出雲の人。

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ぼてぼて茶/原材料 緑茶・茶の花。60g入り368円。にほんばし島根館では専用の茶筅、茶碗も販売。

もちろんそのまま飲んでもOK。素朴な茶色い焙じ番茶です。

他県で「茶の花」を使ったお茶は見たことないので、島根独自のブレンドなのでしょう。サポニンの効果は、体で感じたのでしょうかねえ。昔から続いているものは何かしら体にいい理由があります!

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●shop date

にほんばし島根館

東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1階 TEL03-3548-9511

日本橋三越の向かい。和菓子、茶、酒、工芸品まで品揃え豊か。島根直送の魚介類や酒が味わえる「主水」も併設。

●blog 2009 板わかめと開春「西田」


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