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末永利幸杜氏、最後の1本

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杜氏が最後の最後に仕込むお酒とは…。

福岡県久留米市・杜の蔵の末永利幸杜氏が今季で引退。

杜の蔵で杜氏を努めて38年。トータルでの酒造り歴は58年にもなるそうです。酒造り人生まっしぐら。そしてとうとう引退の時期を迎えられました。

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お酒の名前は「末永利幸」。ラベルの絵は尾瀬あきら先生。

杜氏はいつも手の中の米を見つめます。

精米した米

蒸した米

麹になった米

いつも手の平に米をのせ、じっと見る。そんな様子を描いたものだとか。

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裏面には杜氏のプロフィール

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次の杜氏は末永杜氏の実の息子さん。末永家は代々、杜の蔵で杜氏をつとめ息子さんで四代目だそうです。

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さて、このお酒

すこぶる美しい!!!

最後のお酒というので、フルボディでくるのか、別のインパクトでくるのか、 いったいどんな味なのか想像つきませんでした。

そしたら、この清らかさです!  繊細ですーっとした上品な甘さが、おだやかな波のよう。そしてすっと、きれいに消えていきます。杜氏の精神性の高さを感じるような仕上がり。

今までの杜の蔵にはちょっとないタイプ!?

どうやって最後の1本を選んだのか、森永朋子さんにお聞きすると、最後のお酒は “一番造りたいお酒を好きなように” 杜氏の好きなように醸してもらったそうです。歩合も酵母も。すべて。

えっ!おまかせ?

本当に造りたい、飲みたいお酒はこの味だったの?…と驚きました。

末永杜氏、引退なんて言わないで、年に1本ゲスト杜氏でスペシャル仕込みをしてほしいものです。

そして、思ったのは

”あの杜氏” が最後の最後に醸すのはどんなお酒なんだろう…と。

人生最後に醸す酒とは。

撮影 Canon EOS Kiss Digital X EF-S 60mm F2.8 マクロ USM


Topics: 日本酒 | No Comments »

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