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ORGANIC FESTA in Tokyo

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一日中、雨の降る寒〜い日曜日、勝ちどきのトリトンスクエアでNPO法人EUOFA(オーガニック協会)が主催する「ORGANIC FESTA in Tokyo」が開催。事務局から日本酒の話をしてほしいと依頼があり、行ってきました。

オーガニックのワイン生産者が多数来日する中で、どっこいオーガニッックの米でがんばる日本酒があるということで「日本酒だってオーガニック 〜米作りから始まる純米酒〜」というお題目で岡山県の丸本酒造の丸本仁一郎さんと壇上へ。

ワイナリーはぶどう作りから醸造までを行いますが、日本酒は米の栽培から手がける蔵はほとんどありません。

日本酒だって、原材料がおいしくて安全にこしたことない! 丸本さんは故永谷先生に指導を受け、三黄の稲作りに励んできました。特区ができた年、全国に先駆けて農業特区を取得。ゆくゆくは全量自家栽培の「農産酒蔵」を目指しています。

昨年、有機栽培の山田錦の田んぼで稲刈りを体験!

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NY帰りの丸本さん(ばりばり時差ぼけ中)

「山田錦は原始的なお米。だからこそオーガニック栽培に向くのです」

農薬、化学肥料を一切使わない田んぼには、なずな、はこべなど15種類以上の草がにぎやかに生えるといいます。特に熟成させると味のノリが断然違うとか。自然児米の底力! 丸本酒造は蔵見学OK。蔵の前の田んぼが黄金色になる9〜10月がお薦め!

オーガニックの純米酒とワインを扱う鈴木三河屋さんもブースを出され、静岡の喜久酔の松下米など、おいしい純米酒各種が有料試飲で楽しめました。

そしてお楽しみはまだまだ!

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海外の生産者に直接話が聞けることです。フランス語、英語ができないやまよですが、ボランティアスタッフたちが大活躍。

写真のアシャールさんは泡専門家。自信作は「クレレット ド ディ ビオ
シュールという
補糖なしでつくる古代製法の泡の酒。ミュスカというぶどうのみで作ったアルコール7%という甘口。完熟りんごみたいな甘〜い香りとマイルドな甘み、誰もがおいしい〜を連発。もちろん、二次醗酵を経たきれの良い辛口スパークリングも醸造。すべてぶどう栽培から手がけています。

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アシャールさんに澱の抜き方を教わりました。耳学問で聞いていた内容と違います。やはり自分で確かめねばなりませんね。他にも質問いろいろ。とった澱はその後どうするの? なぜ、垂直に瓶を立てないの? とか。素人でなくちゃ聞けません(笑) 聞くのは一時の恥。

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さて、その澱。今は冷却法でラクになったそうですが、機械ができる前はどうやって抜いていたのか疑問でした。「それは良い質問だ!」と昔の抜き方を丁寧に身振り手振りで説明してくれました〜。瓶の角度をいろいろ変えて見せてくれ、瓶内で泡の移動がゆらゆらする動作を繰り返し、「この泡を見極めて瞬時に抜く」のだとか。親指が肝心要 d(-_☆)

1本1本!? 

気圧との1本勝負!?

「思い出したくない過去だよ」と笑うアシャールさん。人間泡まみれになったことが何回もある模様。とはいえその技術はご自慢でもあるようです。

マヴィさんのHPから
アシャールさんのもうひとつの特徴は、普通のワインはつくらない、「泡職人」であること。普通のというのは、スティルワイン(非発泡性の、赤、白、ロゼワインなど)のことで、スパークリングワイン専門の造り手なのです。スパークリングワインは通常のワインに比べて造るのに手間がかかるのですが、もう生涯それ一本に注力しています。
まさに泡のことなら何から何まで知り尽くした職人。マヴィ訪問時にも、逆さにして瓶口にたまった澱を仮止めのコルクと共に抜き取る「デゴルジュマン」という技を、鮮やかに披露してくれました。お見事!

デゴルジュマン、いつかこの目で見てみたい!ε=(>ε<)

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泡といえばこのシャンパンもすごい!ブリヤール家は、オヴィレ村で代々続いているぶどう農家で、1970年にオーガニック転換したパイオニア。希少なオーガニックシャンパンを醸しています。ドメーヌ名の「ヴァンサン ブリヤール」はご主人の名前。

これを飲んだら某有名泡メーカー「ド」「ブ」にウン万円出しているのがばかばかしくなるかも。三ツ星レストランがレベルの高いオーガニックを扱い始めたとボアソー教授が話してましたが、そうでしょう、そうだろうという品質。とっておきの日に開けたい一本!うちの冷蔵庫にも半年前から冷えてます。冷蔵庫開けるたびにご対面〜ニンマリ。とっておきの日、早くこないかな!!

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ボアソー教授とアルザスのピノノワール

株式会社マヴィさん、この冬、なんと境港に社員旅行(!?)で行ったそうです。その時に「焼き蟹にはアルザスのピノノワールがあう!」と意外な発見があったとか。北の地のピノ。ブルゴーニュとはまた違う繊細な香りと果実味。でも、焼き蟹とねえ。境港でねえ。境港はやまよの生まれ故郷でやんすよ。

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ヤッホーブルーイングの「オーガニックビール信州燦燦」今回見たら、商品パッケージをSUNSUNとマイナーチェンジしてました。Uさんいわく「漢字の燦燦が読んでもらえないので」とか。これなら「サンサンオーガニックビール」と読めますね。モルトもホップもドイツ産。有機麦芽、有機ホップを100%使用。やまよはここの「東京ブラック」も好き!

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Topics: event, 日本酒 | No Comments »

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