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April 6, 2008
リーラズキッチン
環状七号線を歩いていたら、対岸に気になる看板が。
「リーラズ キッチン」。
なに屋さんだろう…と近づいてみると
あ、カレーやさんだ! 野菜カレー、豆カレー、ムティア、ポテトバダ、オニオンバジャ……ベジメニューがいろいろ!
ガラス窓に貼られたメニューをじっくり見ていたら、中からお店の人が出てきてくれました。「テイクアウトもできます!」
せっかくだから今、いただいちゃおうかな。こんにちは、ガラリ。
野菜カレーのセットを注文。豆のスープが出てから、レンティル豆を蒸したものが登場。ふわふわしてスパイスがきいて、へ〜、楽しいびっくり。レンティル豆大好きなので嬉しい。こんなふうに食べたことなかったです。
そして、いよいよ
うわあ、香りがいいし、見た目もキュート!
料理を作るのはディールナ パルマーさん。イギリスで生まれ育ち、5年前に日本に来日。インドにはおばあちゃんや従姉さんがいるので遊びにはいくものの、一度も住んだ事はないそうです。イギリスで育ったとはいえ子供の頃から食べていたのはお母さんリーラさんが作るインド家庭料理。
「日本にきて、私が料理を作ると、みなさん、おいしいおいしい! こんなインド料理知らないと言ってくれます。だからお店をはじめました」とディールナさん。お店のメニューはすべてお母さん直伝のオリジナルレシピ。「美味しくて、新鮮で、栄養たっぷり!」だそうです。ハーブはフレッシュをたっぷり使い、西インドに住むおばあちゃん調合のスパイスで毎朝、手作り。
いただいた野菜カレーは野菜、豆、スパイスがやさしく調和。マスタードシードがアクセントにきいてます。よくあるインド料理にありがちなしつこい油分はみじんもありません。
「豆は味があるので複雑な調理は必要ありませんね」
この日のライスは野菜入り。ふんわり。
かわいい容器、中身はピクルス。
甘いマンゴーのピクルス、辛いドライマンゴーのピクルス、辛い人参のピクルスの3種類。
西インドのなんという地名なんですか? と尋ねると「クジャラートです」と、ディールナさんが本の地図を見せてくれました。パキスタンの川となり。ほんとに西インドですね。
「隣りの町に行くだけで料理は変わります。それくらいインド料理の種類はたくさんありますが、日本のインド料理はほとんどデリーのものですね」
デリーという名前のカレー屋さんもあります。
「デリーだけがインド料理ではありません」
フレッシュ コリアンダーを刻むディールナさん。美人です。
他に誰もお客さんいないので、質問を
やまよ「あのー、以前から思っていたんですけど、インドの映画に出てくる女性はどの人もすごい美人なのに、男性はなんというか、太ってるし、あんまり素敵じゃないように思えるんですけど」
ディールナさん「日本と同じだと思うんです。日本もテレビに出ている女性はみんなかわいいのに、男の人は素敵じゃない人が多いでしょ」
そういわれてみると、有名な男性司会者や、ある男性タレントの顔を思い浮かべるとそうかも。同じといえば同じかも。
いやまてよ
「木村拓哉なんかどうですか?」
「私、好みじゃない(笑)」 わははと二人で大笑い!
チャイのスパイスに使う生姜、カルダモンはフレッシュ、ミックススパイスはおばあちゃんが調合したものとか。
普段、牛乳をとらないやまよですが、興味しんしん〜。「甘いですか?」と聞くと「普通のお店で出されるチャイはスパイスが香らず、甘すぎるものが多いですけど、うちのはあまり甘くないです」。ではお願いします! 人参のデザート「ガジャルハルワ」がついてきました。
チャイに入れるカルダモン。直前に砕くのがおいしさのコツとか。
お店は昨年の12月にOPEN。なぜ今まで気がつかなかったのか??でしたが、すぐに判明。営業時間は月曜日から金曜日の12時から17時まで。ディールナさんがひとりで作るため、朝は仕込の時間。これ以上の時間は難しいそうです。ホームページもあります。
生姜とシナモンで味つけしたじゃがいもをレンズ豆の衣で揚げたポテトバダや、タマネギ料理のオニオンバジャも興味しんしん。次回チャレンジ。っていついけるのだろう。
●リーラズ キッチン
東京都世田谷区代田 4-7-19 メゾン フクダ1階
電話&FAX 03-6659-4338
新代田、世田谷代田駅から徒歩5分。環状7号線沿い。
営業時間 月曜日から金曜日の12時〜17時。
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