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料理通信1月号で「件」へ

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「あれ!と言われたら、これ!」

酒と料理が即、対応するカードを手の内に持つという、学芸大学・(くだん)オーナー料理長の川邊さん。

料理通信』・1月号で取材させてもらいました。

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「件」は10坪正方形という小さなお店。そこに爽やか系からコク系まで、日本酒70種、料理100種がぎっしり勢揃い!

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川邊さん「30歳でぜったい独立を決めていました」

メニューを開けば野菜、魚介、肉、珍味までもが手書きでびっしり9ページ!

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お酒のメニュー。東北の蔵から並べる店が多い「そうすると九州の蔵元は、行きつかなくてかわいそう」と、件では西から紹介しています。

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件の酒の柱は3本

初めの一杯や日本酒初心者向けに選ぶのは、香り系や発泡酒。これらはワイングラスでスッと提供。

そして、おでんに合わせる酒となれば、ふっくらまるいタイプの酒をチロリで温め盃で。

到着点というべき〆の酒(別名、困ったときの1本、または決め技1本!)は、うまみと余韻がある”太ボディ酒”を大きなぐい飲みでドンと出すのが特徴。

「トップ、ミドル、ラストの変化を楽しんでほしいから」

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↑休店日に行われた撮影。詳しくは誌面でどうぞ!

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↑おすすめは毎日違います。

メニューはいっぱいあるけれど、中でも真骨頂は「酒が進む!だし汁自慢のおでん」!!

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↑撮影させてもらった自慢の肴。

川邊さん、日本酒との衝撃の出会いは10年前。

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初めての酒蔵訪問は「丹沢山」

そこで蔵元の露木さんに飲ませてもらった一杯だったという「あの感覚、今でもハッキリ覚えています。今までの日本酒って何だったの〜って?」この感動を皆に伝えたい!その思いから”料理と日本酒どちらも最高の店構想がふくらんだそうです。

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↑王祿酒造「丈径」新ラベルに移行したのでこれが見納め。(右)栽培農家、山田の案山子の皆さん。この犯人みたいな写真も見納め。

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「酒は単体じゃないです。人がいて、料理があって出会いがあるからおいしくなる。器、温度も大事。酒の味はひとつじゃなく、育てるものだと思っています」

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若いと感じた酒は栓を閉めて時間をおく。

燗酒は酒によって温度を変える。秘技「差し水燗」(水を極少量足したお燗)、そして「差し酒燗」(65℃まで上げ、同じ酒を常温で足す)など、家飲みに出来ない味の追求に励むオトコカワベであった。

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渾身の力で選ぶ酒の中には、応援したい同世代の蔵酒もあり。それは利益度外視で出すエコヒイキ酒。どれが何かはお店で発見ください!(書いてありませんよ。写真の酒は無関係)

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冷蔵庫内のお酒。よく見るとラベルにちょこちょこ手書きの文字が。

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喜久醉は定番。1本のお酒を育て方違いで3種類あり。驚きました。

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試飲させてもらった3種類の喜久醉・特別純米。

酒は愛し愛されてこそ。

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川邊さんと奥さん、生まれたばかりのお嬢さん♥

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昔の事故で足がちょっと不自由(障害者手帳を持っている事を初めて知りました)。そんな身体も考えぬいた将来を見据えての店づくり、そして日本酒とそれに合わせるお料理。 工夫に技がそれはいっぱい!「件」一代記で1冊書けそうでした(ね。編集部八木さん)

「酒と料理、最高の店構想」は進行中。やりたいことでまだまだいっぱいの川邊さんです。

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↑日本酒初心者からトコトン飲みたい派、太い酒とびきり燗好きまで、すべてに対応!するラインナップ。懐が深い件であります。

●『料理通信』・1月号


Topics: book, shop, 日本酒 | No Comments »

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