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誉富士の田植え

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6月5日土曜日は静岡県焼津「誉富士」の田植えへ。生産者は『焼津酒米研究会』の皆さん。全員エコファーマーの認定を受けています。研究会で酒米を始めて10年。五百万石からスタートし、山田錦を、そして静岡で開発された「誉富士」に気運をかけています。

右から2番目が会長の梅原利浩さん。皆さんとはこの時知合いました→blog 静岡県東部新酒お披露目会

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こちらが「誉富士」の苗↑。晴天に恵まれて絶好の田植え日和。足はMy地下足袋です。今、あらためてみたら上から下までUのつくブランドじゃないか。地下足袋、足が太ったのか履くのにえらい時間がかかりました。地下足袋は縦にずらりと並んだ爪状の金具を糸にひっかけてはくのですが、きつめにしないと動いて具合が悪いため、きつめではあるものの…。うーん。運動不足か。ここで一句。

地下足袋で わかるおのれの 足まわり

てかっ。

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田植え機に「誉富士」をスタンバイ。田植え機を運転させてもらいました。性格同様、一部ゆがんでしまってすんません。

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マシン全景。小回りがきく新車の田植え機「こまき」ちゃんです。価格500万くらいとか坂道も曲がり角もすいすい。苗を植える間隔、本数等、調整自由自在。よく出来ています。マシンは植えた場所をバックするわけにいかないので、あらかじめ頭の中でパズルのように道順を組み立てる必要があります。田んぼの形状は四角ばかりとは限らないのがやっかい。

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「誉富士」開発者の静岡県経済産業部農林業局・茶産農産課・水田農業班の宮田祐二さん。誉富士詳しくはコチラ

●誉富士の特性
1出穂、成熟期は「山田錦」と同等の晩成熟期。
2稈長が「山田錦」より24cm短く、穂長もわずかに短く、穂数はほぼ同じ。
3下位節間が短く、稈質がやや硬いため極めて倒伏しにくい。
4止葉は「山田錦」と同様になびき、穂は穂軸が柔らかくなびきやすい傾向。
5玄米の品質・粒大は「山田錦」と同等で、収量性は「山田錦」より高いと推測。
6「山田錦」と同様にいもち病に弱く、穂発芽しやすいが、脱粒性はやや難に変化。
7たんぱく含有量は「山田錦」並みで低く、優れている。
8心白の発現は「山田錦」よりも多く、玄米断面における心白の形状は線状。
9精米特性は、ほぼ「山田錦」並みで、高度精白にも耐えられる。

山田錦よりかなり短いとあって台風をものともしないのが特徴。「ですが、植えてから台風がきていないのです(笑)」と宮田さん。

研究会チームによると「穂発芽しやすいため、刈り取りの時は天気予報とにらめっこ」というハラハラもの。朝、霧が出るような湿度の多い地域では栽培が難しいそうです。ですが「誰にでも出来る米だと、作りがいがないからね!」

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蔵元さんも多数参加。両端は「正雪」醸造元の神沢川酒造場の望月ブラザーズ。右が兄、左が弟さんです。そして萩錦酒造萩原さん。

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望月弟さんは工場長です。バケツ持参。余った苗をもらってバケツ栽培するのだとか。まだ知られていない「誉富士」、酒販店さんにおいて現物をみてもらう。去年、好評だったので今年も育てるのだそうです。この日も熱心な酒販店さんがいらしていました。

そして

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この数式は!

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目つぶっててゴメン。白隠正宗醸造元の高嶋さん。ご自身でデザインした蔵Tシャツの背中でした。「誉富士」は酒質にあうといい、白隠正宗ではすでに8割方この米を使用。

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顔のわかる農家の米で酒を仕込む蔵元。そんな互いがわかる、互いの結果が如実に現れる緊張感ある関係が、良い結果を生むと感じます。なにより、米・水・人とすべて静岡という ”all静岡の本当の地酒”は飲み手にとっても楽しみ。

「誉富士」を使う蔵元は現在18蔵。少しずつ賛同蔵元が増えているそうです。

誉富士応援ブログ


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