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三重 とよや勘兵衛 塩の煮魚

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伊勢島国立公園五カ所湾、礫浦(さざらうら) の高台にある魚が評判の宿「とよや勘兵衛」さん。南伊勢町企画商工観光課の山本誠樹さんイチオシの宿です。

ご主人の羽根豊年さんは漁師であり、またこの地の自然を生かした魚の養殖も手がけています。もちろん「とよや勘兵衛」の料理人もつとめます。郷土料理をことのほか愛しているとか。今日はよろしくお願いします!

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名物のヒラメの薄造りもきれいな味ですこぶる美味。

このほかに舟盛り、サザエの壷焼き、ブリしゃぶなどめくるめく登場。

「1週間分以上の魚をいただきました! 」と合掌していたら、ふすまの戸がガラリと開いて羽根さんが大皿を持って現れました。

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熱気ムンムン、香ばしいにおいがただよってきます〜。

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羽根さんが藁をかるくほぐすと中からタイが!
タイを塩で丸ごと包み、さらに藁で巻いて香ばしく焼いたそうです。藁のスモーク臭とタイのにおいがまじりあってインパクト大!

「なんという料理名なんですか?」
「まだ、名前がありません。明日の朝まで考えておいてください!(笑)」

さばいてみると、なんと内蔵付近からゆで卵(鶏の)が登場。ご主人、お客さんをびっくりさせるのが好きみたい(笑)

タイの味はスモークよりも上品な香ばしさがあり、塩もいい加減!あっさりとついています。なんでもタイは最近、餌に竹炭を混ぜているとか「竹炭を入れてからタイの身が透き通るように白くなりました」だそうです。血管が見えなくなったとか。ほぉ。

 そんな話をしているとご主人が
「じつは、郷土料理も食べてほしいんですわ。ここでしかない塩の煮魚で、隣町でも作っとらんのです」

「えっ塩の煮魚? 塩だけ? みたいですーっ!!」

「じゃ、少しだけ作ってきますぅ」

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シルバー色の煮魚
生まれて初めて見ました!

塩だけの煮魚。作り方は2通りあって、ひとつは内蔵をとったあとの魚に(これは鯵)塩をまぶしてから薄い塩水で煮る方法。もうひとつは新鮮な魚をすぐ食べる時、濃いめの塩水を作ってそこにちゃぽんと入れて煮る方法。

塩だけで煮ると、魚のうまみがよりストレートにわかります。「私たちは醤油じゃなくて、塩煮のほうが好きなんです」とご主人と奥さん。写真は前者の方法で煮た塩の煮魚。

「明日の朝、新鮮な鯵が手に入ったら、直接塩水で煮るのも作りますわ」

カラスかあ〜 で一晩あけて 

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翌朝、お言葉通り。朝食のテーブルには、新鮮な鯵を塩水で煮た塩煮が登場!

ほんとだ夜とはちょっと違う(かんじ)。 

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伊勢といったら「伊勢海老」でしょうと、じゃじゃ〜んとみそ汁で登場!
晩ご飯でお刺身が出て、朝はみそ汁。なんとも贅沢、濃厚な味。

一泊二日でやまよは1ヶ月分の魚をいただきましたとさ。なむ。
みかんをいっぱい食べました。

 

とよや勘兵衛さんは「おとと料理 勘兵衛茶屋」というお店も経営。泊まらずとも食べられます。詳しくはホームページを参照。どちらも魚好きにはたまらない!!


とよや勘兵衛

〒516-01 三重県度会郡南勢町礫浦153番地     

TEL 0599-64-2038 / FAX 0599-64-3333


Topics: ご当地もの | No Comments »

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